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ツイてない日

そもそもの始まりは、「純情きらり」の最終回を見たことだった。
今まで一度も見たことなかったくせに、原作だけは読んでいたため、「原作と同じ終わり方なのか?」と気になり、ついつい衛星放送で一週間分まとめてやっているのを最後まで見てしまった。
ちなみに、桜子の最後は原作とほぼ同じでした。その他は全然違うけど。
そんで、今日は古本屋に漫画を売りに行こうと思っていたのだが、予定よりも出発時間が遅くなってしまった。
それでもまあいつもに比べて三十分程度の違いなので、大したことはないだろうと思っていたのに、それがすべての予定を狂わせた。
まず、お昼は会社の近所にあるものすごくお気に入りのイタリアンでランチを食べようと思ったのに、満席で入れなかった。いつも土日はガラガラなのに!そのランチを食べるためだけに、わざわざ途中下車したのに!
ショックと空腹を抱えたまま、そもそもの目的地である古本屋へ。ところが「在庫の関係」とかで全然買い取ってもらえない。っとによ~。最近ここらの古本屋はほんとに態度がデカくて頭にくる。
そんで体力的にも限界に達していたので、適当に見つけたファミレスに入ったのだが、ここがまた最悪。たらこスパは全然味がしないし、周り中泣き喚くガキどもで阿鼻叫喚地獄。水とおしぼりはセルフサービスのくせして、全然値段も安くないし。
釈然としないまま、本屋で立ち読みをして、買おうと思っていた新刊を探したのだが、置いていない!新刊なのになぜ…。
帰りはバスに乗ったのだが、途中で気分が悪くなってきた。幸いカバンの底からのど飴が見つかったので、それで吐き気をこらえつつ、なんとか終電まで耐えた。
そんで家に帰ってきたら、またムカつくことが。
母親が今度自分の姉(私の伯母)の家に泊まりに行くことになっていたのだが、その予定日に伯母が町内会の仕事があるというので、留守の間にうちの母親が伯父のお昼を用意してほしいみたいな話になっていたので、「お客で泊まりにいくのに食事の支度させられるんじゃしょうがない」と予定日を変えさせようとしたら、電話で伯母に「娘がそんな風に言うもんだから」とそのまま言ってやがる!
おいおいおい。ちょっと待て。
私は確かにそうは言ったけど、それを本人に言うのはどうよ?
…あ~もう、そこの家に顔向けできんよ。私は。

ということで、ひじょうに疲れる一日だった。

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カウンセリング室にて

「はい、今日はどうされました?」
「す、すみません…。なんかもう仕事が苦痛で苦痛でしょうがないんです」
「ああ~。働く人はいろんなストレスにさらされているからね。いま何が一番辛いですか?」
「前に座っている同僚が…」
「人間関係がうまくいってないんですか?」
「いえ。人間関係は良好なんです」
「ではなにが?」
「はい…。実は、今から一ヶ月前、席替えをしたんです」
「ほう」
「その時、前に座っていた同僚は、プライベートでもわりと仲のいい子だったんですが、どうしても我慢できないことがあったので、正直席替えが嬉しかったんですよ」
「何が我慢できなかったんです?」
「癖です。彼女は前髪をいじる癖があったんです」
「べつに、それくらいいいじゃないかと思いますけどね」
「自分でもそう思うんです。でも一度気になりだすと、もう止まらなくて。そんなささいなことを気にする自分がイヤでイヤでしょうがなくて」
「それで、席替えを喜んだ、と」
「はい…。ところが予想外のことがわかって…」
「予想外のこととは?」
「それは…今度前に座っているのは男性なんですが、彼も…彼も髪の毛をいじる癖があったんです!!!」

「……」
「いえ…いじるというよりも、掻き毟る、と言った方がいいかもしれません」
「……」
「頭が痒いの?それとも手櫛でちょっとは整えようとしてるの?どっちでもいいから、髪の毛バリバリ掻き毟るのはやめろおおお!…と、叫びたくてしょうがないのです」
「…それは…」
「重症…ですよね…。なんでこんなことになってしまったのか…」
「お気の毒です。が、治療法は…」
「ない、ですよね…わかっています…」
「…一つ、方法がなくはないです」
「え!?それは!?」
「彼にブラシをプレゼントすることです!」

つーわけで。
私の頭がおかしいのか、それともめぐり合わせが悪すぎるのか、今度前に座っている人も、髪の毛をえんえんといじる(というか掻き毟る)癖があったんですよ。
それが気になって気になって、仕事が手につかない。
も~ホントにいつかブラシをプレゼントしてしまいそうな自分が怖い。
「頭掻き毟るとハゲるよ。これでブラッシングしたら?」なんて一言を添えて。

そうなったら、マジでこの会社にいられんな。

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熊谷達也「邂逅の森」

最近とみに、読んでいる本のジャンルがばらばらなのだが、それは遠くの図書館まで行く気力がなく、近場の図書館で借りてくるから。
もう発掘しつくして読むものがないよ~!というところから無理やり探してくるので、こういうことになる。
しかし、この本は拾いものだった!

マタギの話と聞いて、正直地味な話なんだろうなあと思っていたのだが、その予想は覆された。
もう、あるわあるわ、いろいろな事件がてんこもり。
マタギの家に生まれ育ちながら、長者の家の娘に手を出したという理由で、炭鉱に追いやられた富治。山を恋しく思う気持ちが押さえきれず、ついに炭鉱を離れて、新たな村でマタギとしてやり直すのだが…。
なんかね。朝の連続テレビ小説青年バージョンという感じ。
次から次へといろいろなことが起こるのだが、主人公が素直で正直なので、ほとんどハラハラせずに読むことができた。後味も悪くない。
マタギの生態といい、言葉遣いや、明治から大正にかけての風俗といい、とてもリアルに描写されていたと思う。
日本人は、やっぱり山とともに生きていくべきだったんじゃないか。そんな気持ちにさせられる本である。

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早く寝よ

いつもは九時にはテレビを見るのをやめて、ネットの海をさまよい、それからお風呂に入って寝ているのだが、今日は珍しく九時からテレビを見始めてしまった。
「バクテン」と「トリビア」。
「トリビア」は最近見ていなかったのだが最終回っぽかったので、「バクテン」は毎週やっていたときには欠かさず見ていたので、二つの番組をザッピング(死語?)しながら見てました。
「目をあけたままくしゃみをする」というのは、母親と二人で大爆笑。
なんかね~。最近そういう単純なことで大笑いすることがなくなってたな。
でもテレビのせいですっかり寝るのが遅くなったので、もう寝ます。

あ、その前にお風呂入んなきゃ。

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中島らも「こどもの一生」「その辺の問題」

中島らも強化月間ということで。
本当に惜しい人を亡くした…。というか、階段から落ちて死ぬなんて、中島らもらしすぎて、なんかすごい。

「こどもの一生」は一応ホラーという触れ込みなのだが、ホラーはホラーでもB級ホラー。
夜眠れなくなる…というほどの怖さではなかった。
催眠術で十歳のこどもに帰った登場人物たちが、威張りくさった一人を仲間はずれにするために、架空の「山田のおじさん」を作り出してその話で盛り上がっているうちに、なぜかその山田のおじさんが本当に現れて…というお話。
でも、こういう体験は私もしたことがある。
大学のときに女子高出身の友人がいたのだが、彼女は私が席を外すと、戻ってきたときに、私の知らない話題で盛り上がっているフリ、というのをよくやっていた。
まあ他愛無い遊びなんだけど、女子ならではの陰湿な感じがして、そのたびにいや~な思いをさせられた。
まあ精神的に大人じゃなかったってことなんだろう。彼女も。

「その辺の問題」は、いしいしんじとの対談集。
けっこう下らない話題で、ずーっと飽きもせず二人で仲良くおしゃべりしているという感じ。
その中で、バロウズが奥さんを「ウイリアム・テル事件」で射殺してしまったときに、文学者仲間がみんなバロウズを擁護したというエピソードが出てきて、中島らもが「俺も何かあったらよろしく」といしいしんじに語っていた。
しかし、実際中島らもに「何か」があったとき(というのは例の麻薬事件だが)、いしいしんじは本当に何かしたんだろうか?
いや、何かするべきだったと本気で思っているわけじゃないし、大体刑事事件で一般人が何かしようがあるとも思えないのだが。
ちょっと気になった。

中島らもは何だかんだ言ってまだ読んでない作品がけっこうあるので、この機会にまとめて読もうかと思う。

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山本一力「峠越え」「はぐれ牡丹」

なんか、ハッピーエンドの時代小説が読みたくなり、今まで読んだことのない山本一力に挑戦してみた。
時代小説って、わりと切ない終わり方が多くて、なかなかハッピーエンドっつーのはない。そこがいいとも言えるのだが、たまには楽しい話も読みたいというのが人情。

先に読んだのは「峠越え」。女衒をやっていた男が、ふとしたことで知り合った女と二人で協力し、一か八かの大博打をする、というお話。
博打と言ってもほんとの博打ではなくて、遠くの寺からご本尊を借りてきて江戸で御開帳し、その参詣客からの収入をあてこむ、というのだが、次から次へと難問が襲い掛かり、それをどうクリアしていくのかというところが見せ場。
後半は、無事賭けに勝った二人が、今度はテキヤの大親分四天王に見込まれて、箱根の関所を越えてお参りに行く道中の世話をすることになる。
四天王に最大限の配慮をしながらも、長い道中でいろいろな事件が起こり、それをまた二人で知恵を絞って乗り越えていく。
「どうやってこの難局を乗り越えるんだろう?」と最後までハラハラさせられ、今まで読んだ時代小説にはないパターンで面白かった。

ところが。
調子に乗って読んだもう一冊の「はぐれ牡丹」。
これ、一応直木賞受賞第一作という触れ込みなんですが…読むに耐えない。
いや、まあ読めることは一応読めるのだが、とにかく登場人物が多くて、しかもその背景をいちいち説明するために過去にさかのぼったり追想したりと忙しく、話が完全にとっちらかってしまった。
主人公も腰が据わっていない感じでいまいち感情移入もしづらいし、終わり方も中途半端なのでなんか読んだ後に虚脱感が残る。
こういう風に大勢を出したいのなら、一話ずつ主人公を変えたオムニバス形式にして、最後に全体の話がつながる、という形にすればよかったのに。
無理やり一つの話にあれもこれも押し込もうとするから、訳がわからなくなるのだ。

う~ん、他の作品も読むべきかどうか迷うな。

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コンクール

今日は、知人が教えている学校の吹奏楽部のコンクールを聞きに行った。
私も中学校時代は一応吹奏楽部員だったので、それなりに聞く耳は持っているつもり。
だが。

納得いかね~!!ぜんっぜん納得いかね~!!!
ぜったい今年こそ、全国大会に行けると思ってたのに!

初めてフォントを大きくしてみました。いかがでしょうか。
とにかくね、結局音楽というのは好みの問題なのだな、と。
「世の中にいい本と悪い本はない。あるのな好きな本と嫌いな本だけだ」というのが私の持論なのだが、音楽にもそれがあてはまり。
知人の学校は、わりと音も大きく、盛り上げ方が派手めだったので、わかりやすく楽しめる音楽だったのだが結局銀賞どまり、今日金賞を獲ったところは、どこもわりと地味目に堅実に演奏するタイプの学校ばっかりだった。そつがないけど、いまいち物足りないというか。
身びいきに思われるかもしれないが、実際ほかの金賞の常連校が同じタイプの演奏をしていたのに、今日は銀賞だったし。
くああ~。所詮審査員の好みの問題ってことなのよ。
納得いかねえなあ。

うくく。

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お彼岸

今日はお彼岸のお中日ということで、親戚の叔父叔母がやってきたので、一緒に車に乗せてもらってお墓参りに行って来た。
いつもなら往復で一時間ほどなのだが、道路が混んでいて思った以上に時間がかかった。
お寺もいつもよりも断然人が多くて、ほとんどのお墓にお花が供えられていた。こういうのを見ると、意外と日本人も信心深いなあと思う。
空腹を抱えて帰宅し、朝から作ってあったお赤飯を食べる。なぜかお彼岸にはいつもお赤飯を炊いている我が家。
しかし今朝はお赤飯がいつもより硬くて、蒸し直す蒸し直さないで、祖母と母親の間でひと悶着があった。
お客さんが来ているときぐらい、仲良くしましょうよ…。

気心の知れた親戚とはいえ、今日は疲れた。

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P・G・ウッドハウス「でかした、ジーヴス!」

電車の中で、本を読みつつあやしい半笑いを浮かべている女がいたら、それは多分私です。
いやあ~期待を裏切らない面白さ!やっぱりウッドハウスは偉大だ!

冷静になってみると、毎回毎回、まあほぼ同じパターンと言っていい話ばかりなのだが。
バーティーが個性豊かな友人たちのトラブルに巻き込まれ、それを解決しようと足りない脳みそをフル回転させ、ジーヴスが止めるのも聞かずに一人で突っ走り、状況がさらに悪化、結局ジーヴスの知恵を借りて万事解決と。
これでジーヴスシリーズのすべてを語っている。
でもね、それがいちいち面白いの。も~いちいち笑わせてくれるのさ。
なんなんだろう。第二次世界大戦前の話だというのに、なんでこんなに面白いんだろう。
日本の大戦前の文学で、ここまで笑わせてくれる話があるだろうか?いやない(反語)。
江戸時代にはそれなりに滑稽小説があったけれども、それを今読んでも、笑えるほど面白くないことは確かだ。
ウッドハウス作品の何がいいって、男性陣だけでなく、女性陣もかなり個性的だということ。
なんとなく、ビクトリア朝とかエドワード朝とかの女性は、優雅で上品なイメージがあったのだが、それが悉く覆される。というか、こんなに女性をけちょんけちょんに描いて、ウッドハウスは大丈夫だったんだろうか?
大丈夫。
面白ければそれでいいのだ。面白いということがすべての免罪符となるのだ。
実際、ウッドハウスはナチスに協力したとか言って(単にドイツのラジオ番組に出ただけらしいが)、戦後みんなに糾弾されたそうだが、ウッドハウスのファンたちがそれを擁護しているじゃないか。
こんなに面白い作品を書いていなかったら、誰も擁護してくれなかったと思う。

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コンビニの知恵

うちの近所のコンビニは、ついこの間まであったまの悪そ~なガキどもがたむろっていた。
邪魔くせーなーと苦々しい思いで横目に見ていたのだが、最近すっかり姿を消してしまった。
なんでなんで?と思っていたら、ついにその理由が判明。
コンビニの店員さんが、しょっちゅう店の前に水を撒いているのだった。
なーいすアイデア。
確かにあいつらジベタリアン(って死語?)は、水に弱そう。地面が濡れているところにわざわざ座ったりはせんだろう。
面と向かって注意せずとも、ガキどもを追っ払える、なかなか良い方法だと感心しきり。

そういえば、前にテレビで、外国で同じような悩みを持つ店が、ガキどもを追い払う手段として、不快な超音波みたいなのを流す、というのをやっていた。
なんでも、その音が聞こえるのは子供だけで、大人には全然聞こえないらしい。実際、スタジオでも実験してたけど、聞こえていたのは十代以下の出演者だけだった。
はあ~そんな不思議なことってあるんだねえ。
ちょっとびっくりした。
しかし、たぶん私には確実に聞こえないだろうな。

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歌野晶午「女王様と私」

正直、前半三分の一くらい読んだところで、オチが読めた。
たぶん、注意深い人ならみんな気付いただろう。
本のつくりのせいだ。というか、気付かせるためにああいう風にしたのだろうか。
よくわからんが。

主人公が全然魅力的ではないわりに、それなりに面白く読めた。
オチはわかっていたけど、途中の展開は全然考えていなかったので、わりと驚いたところもある。
こういう隙だらけの話も悪くないが、しかしこの作家はすっかりこういう叙述トリックが作風になってしまった感じがする。
そろそろまた違った雰囲気の話があってもいいんじゃないだろか。

疲れているので感想ボロボロ…すみません。

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果物の種

残業で疲れてんですよ。
疲れてると、ろくでもない考えが浮かぶことがあって。

なんかプラム系の果物が食べたくなったのだが、プラムは味はいいが皮をむいたりするのがめんどくさい。プラムの皮は薄くてべとべとしているので、むきづらい。
ということをつらつら考えて。
そういえば、柿とかスイカとかは種無しがあるのに、プラムとか桃とかには種無しがないなと気付いた。
むしろ、柿とかスイカの種こそあってもいいじゃん。スイカは、あの種をぷぷぷっとやるところが醍醐味なんだし、柿の種なんて楊枝でつついただけでぽろっと取れるし。
でもプラムとか桃とかの種は真ん中にどでんと居座っていてひじょーに邪魔臭い。
以前、桃の食べ方で「円周上に包丁を入れ、二つに割ればきれいに種が取れる」というのを聞いたことがあって、実際にやってみたのだが、絶対無理!
大体、桃が柔らかすぎると、つかんだだけで指が果肉にめりこんでいってグジャグジャになるし、桃が硬すぎると包丁を入れたぐらいではびくともしない。
そんなに種がイヤなら缶詰を食べろといわれそうだが、果物は旬に食べてナンボですから。
つーわけで、最近はもっぱら梨ばっかり食べている私だった。

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敬老の日

うっかり忘れそうになっていた「敬老の日」だが、わざわざお花と豪華おかゆセットを送ってくれた人がいたので、思い出した。
ちえぞうさん、ありがとうございます。
そんで、おばあちゃんの希望もあって、デイサービスに行くときに使う靴を買いに行ったのだが、これがなかなか難しい。
あんまり高い靴だとおばあちゃんが嫌がるし、かと言って安い靴は重くて履きづらいので、その中間を捜したのだが、所詮自分の靴ではないので同じ店を何回も行ったり来たりして、ようやく決断。
履きやすいようにマジックテープで止める式の軽い靴を購入。色が黒しかなくてちょっと悲しかったが、まあ仕方ないだろう。

夜はせっかくなのでお寿司をとった。
「こんなにお金かけないで~」とおばあちゃんは恐縮していたが、何のことはない、こういうイベントにかこつけて、私と母親がお寿司を食べたいだけなのだった。
でも今日の寿司はわさびが効きすぎてイマイチ。

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くしゃみ鼻水鼻づまり

冬から春、もしくは夏から秋への季節の変わり目には、必ずと言っていいほど鼻炎の発作に襲われる。
一日中鼻水とくしゃみが止まらなくなり、頭がもーっとしてしまうのだ。
最近は薬を飲んでしのいでいるが、この鼻炎が来ると「あ~夏も終わりだな」と実感するのであった。
今日もまた鼻炎に襲われたので、家でずっと寝ていた。
しかし、こんなに寝ていいのだろうか。朝11時まで寝ていて、お昼を食べて、昼過ぎの一時半から五時までずっと寝ていた。
鼻炎にしてはなんだか変なので、熱を計ってみたら、37度だった。
その割には寝て起きたらすっきりしていたので、いつものように母親と一緒に夕飯を作り、アイロンかけをして今に至る。
私だけかもしれないが、熱があるときはずっと寝ているよりも、少し動いた方が熱が下がるような気がする。

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「王と鳥」

まったく見るつもりはなかったのだが、友達が「これがいい!」というので仕方なく。
ということも加味してお読みください。
以下、ネタばれを多数含みます。

まず本編の前に、おまけみたいな短編を上映していた。
「避雷針泥棒」。タイトルからして「何じゃこりゃ?」な感じなのだが、文字通り避雷針泥棒の話。
そもそもなんで避雷針を泥棒するのか、まったく理解できない。
古いアニメだからしょうがないのだが、なんか手塚治虫の最初期のマンガをアニメにして見ているような感じだった。アニメなのにマンガ並みのテンポの遅さ。
それでちょっと怯んでいる間に、今度こそ本編の上映。
宮崎駿が影響を受けた、というのがウリなのだが、ほんと~に影響を受けたというのが丸わかり。つーか、早い話がかなりパクっている。
うざったいようだがあえて羅列すると、
①王がボタンを押すと床が開いて、王が気に入らない人間が落とされる→「カリオストロの城」でそのまんま使われている。
②少年と少女が追いかけられる→二人のたたずまいが「天空の城ラピュタ」を思わせる。
③王が羊飼いの娘を無理やり嫁にする→これも「カリオストロ」。しかもご丁寧に、ウエディングドレスまでそっくりだった。
④城の地下で大型ロボットが暴れまわる→「ラピュタ」にも同じようなロボットが出てくる。
⑤少年が屋根の上を歩いて小鳥を助ける→屋根の形状が「カリオストロ」でルパンが上った屋根にそっくり。あとエレベーターもそっくりだった。
⑥コウモリみたいに空を飛ぶ黒ずくめの変な人間が登場する→「千と千尋の神隠し」の湯バーバそのまんま。

こんな感じでしょうか。
まあ換骨奪胎というか、細かい設定はパクっていても、ストーリーそのものをパクっているわけではないので問題ないのかもしれないが。宮崎駿の方が断然面白いしな。
しかしやっぱり恐ろしくテンポが遅く、眠くなった。
当時のアニメとしてはよく出来ているのかもしれないが(1980年?)、しかしその頃の日本のアニメのレベルを考えたら、やっぱり日本のアニメの方が面白いな。

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外食&映画

年下のお友達と、超有名な人形町の親子丼を食べに行ってきた。
行列ができているのはわかっていたので、開店(11時20分)の三十分前に並んだら、開店と同時に入れた。よかったよかった。
しっかしなあ~。まあそれほど親子丼大好きというわけでもないのだが、あれはあんなに大行列ができるほどの親子丼なのだろうか。食べに行っておいて何だが。
卵はたしかにふわふわとろとろだったけど、肉(軍鶏?)はブロイラーに慣れた私にはちょっと硬かったし、だしの味がかなり濃い目で、東京独特の濃い味が好きじゃない人には辛かっただろう。
空いてたら行ってもいいけど、行列してでも食べたい味ではなかった。たぶん、もう二度と行くことはないと思う。
それにしても、あの独特の入店システムはどうなんだろう。老舗だからなのか、それとも店長のこだわりなのか。
下足番に靴を預ける→窓口のおばさんから食券を購入→店内へ(掘りごたつだった)→出口でまた下足番の人に靴を取ってきてもらう→終了。回転がそんなによさそうでもなかったので、こういうまだるっこしいシステムでも許されているのかもしれないけど、そういう人件費があったらもっと他のことに使ったほうがいいんじゃないかなあ。
そんで、外に出て行列の長さに改めてびっくりした。私たちが並んだときの比ではない。
これから行くつもりの人は、開店前に並んだ方がいいですよ。

そのあと、渋谷まで出て映画を見てきた。
本当は「日本以外全部沈没」が見たかったのだが、レイトショーしかやっていないらしいので、仕方なく友達のリクエストで「王と鳥」を。感想は別枠で。
映画のあとはロイホでお茶をした。しかし、ここで不快な出来事が!
店内がガラガラだったので、待ちリストに名前を書くまでもないかと、そのまま入り口で店員を待っていたら、後から来たカップルが割り込むようにしてリストに名前を書いてきた。
なんじゃそら。私らより先に店内に入りたいんかい!
軽くムカついていたら店員がやってきて、「リストにご記入いただかなくて結構です。ではお先にお待ちの方からどうぞ」と言って、私たちを先に通してくれたので、ざまあみろ!という気分だった。
しかしさらにその後、別の店員に注文をとってもらっていて、友達が一度注文した飲み物を「あ、やっぱり飲み物やめます」と言ったら、その店員にめちゃくちゃ嫌~な顔をされた。
正直言って、こういうチェーン店であそこまで露骨に嫌な顔をされたのは初めて。
やっぱり渋谷はなあ~。いろいろ性根が腐ってんな。

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赤ちゃん

育児休暇中の後輩が、赤ちゃんを連れて会社に遊びに来た。
いつもなら真っ先に駆けつけて、携帯カメラで写真を撮りまくる私なのだが、その後輩とはちょっと感情的にわだかまりがあるので、なんとなく行きそびれていた。
ご飯を食べながら、みんながわいわいやっているのを横目でみていたら、隣に座っている子が、「そろそろ空いてきましたよ!」とか、行かないわけにいかないことを言うので、やっと重い腰を上げて赤ちゃんを拝見しに行ってきたのだった。
別にその後輩とうまくいっていないせいでもないだろうが、いまいち可愛くない赤ちゃんなんだな、これがまた。
可愛くないというとちょっと酷いけど、なんというか「どすこい」という感じ。
とにかくデカい。みんなの第一声が、「でっかいね!」だからな。
私も、表面的には取り繕って「かわいいね~」とか言っておけばいいのに、そういうおためごかしが超苦手なもんで、「おっきいねえ~」「旦那さんにそっくりだね~」としか言えなかったのだった。
ちょっと反省。
しかしひさひとくんは小さいなあ。後輩の子と比較してしまうので、余計に小さく感じる。
大きく育つといいけどね。

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さむい

さむい!めちゃくちゃさむい!
先週は暑さで眠れなかったというのに、今日は寒さで目が覚めた。

朝、電車の中で不快な出来事が。
私はいつも始発を狙っているのだが、今日いつものように席に座ろうとしたら、隣にいた学生が大荷物を抱えてモタモタしていたために、押されてつい反対側に座っているオヤジの上にちょびっと乗っかってしまったのだった。
「しまった」と思いとなりを見たら、そのオヤジが「なにしてんじゃこらころすぞ!」てな視線で睨み付けてきて、その上ちょびっと立ち上がって、仕返しとばかりに私の上に何度も乗っかってきた!
なにすんじゃあ~!
座るときに目測を誤って隣の人にぶつかるなんてこと、よくあることでしょうが。
さすがに私も腹が立って睨み返してやったけど。
あ~気分悪い。

昼は、今さらながらに異動してきた子の歓迎会と、あとしばらく入院していた後輩の退院祝いを兼ねて、近所のレストランで食事をした。
なかなか高級なレストランらしく、メニューはしょうが焼き定食だったというのに、なんか豚肉の並び方が美しい。
味ももちろん美味しかったけど、値段もそこそこなので、今後行くかどうかはわからないが。

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池上永一「シャングリ・ラ」

う~ん。この作者の本を読むのは初めて。
このノリについていける人にはめちゃくちゃ面白いんだろうが、いまいち乗り切れなかった私は、かなり苦痛だった。

近未来、地球温暖化を軽減するために、二酸化炭素を異様に吸収する植物に覆われてしまった東京。その地上に作られた人工の土地アトラスをめぐって、人々が争いを繰り広げる。
舞台設定はまあいいんだけどね。これだけの設定とこれだけの分厚さで、なんでこんなにスケールの小さな話になってしまうのかよくわからん。
「茶番」という表現が一番しっくりくる感じかなあ。そのチープさがいいと言えばいいんだろうけど。
私はSFやファンタジーはもっと土台がしっかりしている話の方が好きだな。
登場人物も軒並みギャグ満載な人たちで。というか、すでに人間じゃない人ばっかり。
そうか。これはSFコメディなのか。
そう考えると納得。

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ニュース所感

犬丸りんが自殺…。かなりショック。ずっと頭の中で、「まった~りまった~りまった~りな~」が流れている。
あれだけ、まったり人生をオススメしていた人なのに、なぜ自殺なんて…。
決して有名ではないのにこれだけニュースになったというのは、やっぱり「おじゃる丸」の世界観とのギャップがすさまじいからだろうか。
ご冥福をお祈りいたします。

男の子の名前が「悠仁」に決定。
これを聞いて、「ゆず」の北川悠仁を思い出したのは私だけではないはず。
それにしても「ひさひと」って言いづらい!言いづらいよ!
もっと言いやすい名前にすればよかったのに…。
字面はいいんだから、「はるひと」とかってどう?
…勝手に命名してみました。
でもさ~、「ひさひとさま」って、早口言葉になりそうな感じじゃん。

斎藤くんが早稲田大学に進学。
やれやれよかったよかった。
これで「メジャーに行きます!」なんていう子だったら、そんなのハンカチ王子じゃない!
どういうのがハンカチ王子かと聞かれても困るが。
でもやっぱり、彼はいきなりプロよりも、ワンクッション置いた方がいいと思う。なんとなく。

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今朝の味噌汁

昨日はほんとに寝苦しくて、よっぽどクーラーをつけようかと思ったのだが、そのために起き上がる気力すらなく、手が届く範囲内にあった扇風機でしのいだ。
しかし、実際今日はたぶん四時間ぐらいしか寝てない。目が覚めたら八時過ぎてて、「遅刻だ!」と焦りながら着替える、という夢まで見た。
そんでフラフラしながらようやく目覚めてみると、なんじゃこりゃあ!この不吉な空の色はなに!?
みなさん、見ました?あの夕焼けのようなオレンジ色の朝焼け。しかも雷がゴロゴロゆってるし。
なんとなく不安な心持ちで台所へ行き、味噌汁を作ろうかと鍋のふたを開けてみたら、昨日残した大量の味噌汁の上にうっすらと白いカビが…!
味噌汁もカビるんだね。この年になって初めて知りました。
もちろん、全部捨てて作り直しましたとさ。
やっぱりこの季節に味噌汁を残すのは危険だな。

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出会い

このままじゃいけん!と一念発起して、行って来ましたよ。お見合いパーティーというやつに。
別にこれが初めてではないのだが、前に行ったのはもう三年ぐらい前の話なので、いろいろ忘れてて、初めてみたいに緊張してしまった。
知り合いに会わないように、わざわざ地元から遠いところのに行ったのだが、電車を一本逃したせいで遅刻したうえ、みんな会場近辺の人ばっかりで、私一人浮いていた。
年齢的にも厳しいものがあったせいか、まあ話が弾んだような、弾まなかったような…。
結果はあえてここでは書きませんが。

こういうところで探すというのに抵抗がないわけじゃないんだが、でも本当に日常生活で探すのは不可能ということがわかってきたので、なんらかの手を打たないとなあ。
でも、めちゃくちゃ疲れた。

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映画語りの続き

映画を見たのは久しぶりなので、もうちょっと語らせてもらいます。

昔は、割と真面目タイプとか主人公タイプが好きだった。「キャプテン翼」だと翼くん、「ルパン三世」だと次元よりも五右衛門。だが、最近は好みが変わって、二枚目半とか三枚目ぐらいがいいな~と思うようになってきた。
そのせいか、昨日の映画でも「時をかける少女」では浩介よりも千昭が気に入った。以前なら絶対浩介派だったのだが。
「スーパーマン」で言うならロイスよりもキティー派。これはちょっと違うか?ロイスってさあ、一応ヒロインなんだけど顔が地味で、性格も可愛げがあんまりないんだよね。それにくらべて悪役ながらもキティーの女心は泣かせます。「アンパンマン」で言うと、バタ子さんよりもドキンちゃんの方がかわいいというのに似ている。

映画館で見る映画の何が好きって、予告編が本編よりも好きなのだが、昨日もかなりいろいろな予告編をやっていて、また映画が見たくなった。
一番驚いたのは、ブルース・ウィリスが老けてたこと。一瞬ミッキー・ロークかと思った。あの二人は案外似ている。
あと「イルマーレ」という、時間を超えて手紙のやりとりをする映画があって、これに似た話を小説で読んだことがあるよな~と思っていたら、乙一の小説の「Calling」だということが判明。今日たまたま図書館に行って、たまたま手にとったらそれだった。恐ろしい偶然。
絶対に見ようと思ったのは「パプリカ」。ああいう、アニメでしかできない表現満載の映画って好きなんだよね。原作もけっこう好きだったのだが、どんな結末だったか忘れた。まあ映画を見るまで思い出さないようにしておこう。
う~ん…「レディ・イン・ザ・ウォーター」というのもちょっと惹かれたけど、あれは原作を読めば十分かも。クリント・イーストウッドが硫黄島を舞台にとった映画もやっていたが、あれは正直どうなんだろう…。現実を知っているだけに、絶対見たくないような。一応、アメリカ側と日本側と両バージョンがあるらしい。公平…なのか?
てな感じで。
映画を見たあとは、「あれもこれも見に行こう」と思うのだが、でもなかなか実際には見に行かないんだよなあ。

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「時をかける少女」「スーパーマンリターンズ」

ネタばれを含みますのでご注意ください。

「時をかける少女」は、よく考えたら元の話をよく知らなかった。まあ、アニメは全然別の話みたいだったので問題なかったけど。
前評判があんまりいいので、どんなにすごい感動作かと思ったが、予想したほどではなかったかな。と言いつつ、最後泣いてしまったけど。
これはたぶん、現在進行形で青春時代を送っている人よりも、青春が過去のものになっている人の方が面白いかも。なんというのか…「失った時間や失った言葉は二度と取り戻せない」というのが、じんわりと沁みてくる感じ。
あと見終わってから気付いたが、文字通り、「時を駆ける少女」だったんだな。主人公がとにかく、走って飛んで走って飛んで、元気がいい。個人的には、ああいう直情径行な主人公はあんまり好きではないのだが、あまりに元気がいいので憎めなかった。
しかし、タイムリープするたびに、いちいち頭をぶつけるのはどうだろう。外傷性脳出血とかになるんじゃないか?
あと、これは私の勝手な想像なのだが、美術館に勤務している叔母?らしき女性は、もしかして初代「時をかける少女」のその後の姿なのだろうか。なんか、タイムリープに対する理解の仕方や、「好きだった人が戻ってくると言っていた」というセリフなんか、それっぽかったような気がするが。
見終わったあと、観客の中で「未来っていうのは、そんなに近い未来じゃないよね。「すぐに行く」っていうのはヘンだよね」と言っている人がいた。これも私の解釈なのだが、「待ち合わせしていても自分から走って迎えに行く」という主人公の性格から考えて、自分でタイムリープする機械を発明して、未来へ会いに行くということなんじゃないかなあ。「やりたいことが見つかった」というのも、そういうことだと思う。
とにかく、見終わったあとにちょっぴり切なく、かつ清々しい気持ちになれるアニメだった。

「スーパーマンリターンズ」は全然見る気はなかったんだが、いっちょ映像が派手な映画が見たくなり、それならこれだろうということで。
とにかく、主人公のスーパーマン役の人がかっこいい!めちゃくちゃかっこいい!もうそれだけですべて許せる。映像的にもそれを意識してか、やたらとアップが多かったし。
あんなにかっこいいのに、眼鏡かけたぐらいで別人になれるかあ~?いい加減みんな気付けよ~。
まあいろいろツッコミどころはあるのだが、この映画はとにかく、子供が見ることを意識して作っているなと感じた。
第一、死人が一度も映らない。一応悪人が死んだりするのだが、死体は画面に映さなかった。もちろん、一般人はことごとくスーパーマンが助けちゃうので、絶対死なないし。
あとラブシーンも、「こんなのキスと言えるかあっ!」とテーブルをひっくり返したくなるような、うっすーいキスが一回だけ。
大人が見るにはやや物足りないが、子供が楽しめる映画ということでは、これが限界かも。
でもやっぱり、一番面白かったのは、飛行機を助けるところだね。スタジアムに降り立ったときは、私も思わず拍手しそうになったもん。

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有給休暇

ほんとーに、久しぶりに有休をとった。
朝ちょっと早起きして(休日にしては)、新宿まで映画を見に行ってきた。
直前まで何を見るか悩んでいたのだが、いろいろ前評判が高かったので「時をかける少女」を。感想は別枠で。
それからカフェコムサでランチ。ついにここのスタンプが10個たまったので、ケーキ1カットサービス!心置きなく、一番高いケーキを食べることができた。
そのあと、新しい時計を買いたくて、伊勢丹や丸井をうろうろしたのだが、伊勢丹の時計売り場は、一般人が入ってはいけないところだった。
予算三万円前後で考えていたのだが、桁が一桁どころか、二桁違うのがほとんど。なんとなく、店員と目を合わせないようにして、足早に立ち去る私だった。
丸井はわりと手ごろ価格だったが、デザインが気に入ったのがなくてあきらめた。
その後、今度はなぜか「スーパーマンリターンズ」を見てしまった。一本映画見たら、もう一本見たくなっちゃって。
昔は二本立てとかよく見ていたが、やっぱり今は体力的にきつい。
今も足がダルくて辛いよう。

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沢木耕太郎「凍」

図書館から借りてきたものの、いまいち読む気が失せていたのだが、講談社のノンフィクション賞かなにかをとったらしいので、一念発起して読んでみた。

私は何が嫌いって、山登りとマラソンほど嫌いなものはないというのに、時々こういう登山ものを読んでしまう。
なぜだろう。一種の怖いもの見たさかも。
遭難ものと言えば、真っ先に思い出すのは「生徒諸君!」の沖田くん。山で雪崩にあって、遭難して死んでしまいました。
少女マンガにおいて、主要な登場人物がよりによって遭難死するというの多分初めてで、それだけにかなり話題になったような記憶がある。
当時は、岩崎くんの方が好みだったのだが、今にして思えば、沖田くんの方が数倍かっこよかったな。
でもそれがトラウマとなり、登山=遭難死、という図式が私の頭の中にインプットされてしまったのだった。
この本は、山野井泰史・妙子夫妻が、エベレストの隣にある山に登頂し、命からがら生還するまでの記録となっている。
この間テレビで野口健も言っていたけど、登山というのは行きよりも帰りの方がはるかに難しいのだな。上っているときは、「登頂する」という確かな目的があるから、困難があっても気力を振り絞れるが、帰りはただ帰るだけ。しかも、登頂のあとで体力がなくなっているから、本当に命がけなのだった。
帰りにテントを張るようなスペースがどこにもなく、仕方がないのでロープを張ってそこにブランコのように腰掛けて体を休めた…って、一瞬アルプスの少女ハイジのオープニングを思い出してしまうが、下が断崖絶壁だということを考えると、めちゃくちゃ恐ろしい。
なんでそこまでして山に登りたいんだろう。
「そこに山があるから」という有名な言葉は、どうやら新聞記者の脚色だったらしいが、たぶん登山家本人にも理由などわかっていないんじゃないだろうか。
凍傷で手足の指を切断されても、やっぱり登山することしか頭にない山野井夫妻。
もう、すごい人なんだか何なんだか、よくわからん。

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怪しい男

朝、いつも公園の脇の道を通って駅に行くのだが、そこにときどき不審な男がいる。
業務用らしい、屋根のついたスクーターみたいなの(ピザ屋さんが乗るようなやつ)に乗ったまま、ずーっと何するでもなく路駐しているのだ。
それも、一回や二回じゃない。けっこう頻繁に見かける。
なんなのなんなの?
…まさか、ストーカー?
しかし、私の方をちらりとも見ないので、少なくとも私のストーカーではあるまい。
とにかく、自動販売機があるわけでもなく、コンビニが近いわけでもなく、ほんとーにただの公園脇の道なので、何のためにいるのかさっぱりわからん。
念のために、ナンバーを記憶している私。
記憶力の無駄遣いのような気がしないでもないが。

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雫井修介「クローズド・ノート」

男性作家が女性の一人称で小説を書くのって、けっこう微妙だと思っていたのだが、この作品は本当の意味で真に迫っていたので、違和感がなかった。
まあ、北村薫も女だと確信していた私なので、あんまり説得力がないが。
以下、ネタバレ含みますのでご注意ください。

私は大抵、「全米が泣いた!」とか「涙で字が読めません」とかいう触れ込みだと、かえって警戒心を持つのであんまり泣かないのだが、これは電車の中で読んでいて思いっきり泣いてしまった。
結末のところで泣き、あとがきを読んでまた泣いた。
ある女子大生が、アパートの前の住人だった小学校の女性教師の残したノートを見つけ、それを読んで励まされるのだが…というお話。
正直オチは見えていたし、全然どんでん返しでも何でもない内容だったのだが、それでも最後泣けるところがすごい。
これはやはり、女性教師の造形が非常にリアルで魅力的だったからだと思う。
不登校児の母親とのやりとりや学級通信の内容など、本当によく書けているなあ…と感心していたのだが、作者自身の姉がモデルになっていると聞いて納得した。
主人公が片思いするイラストレーターが、逆に魅力的すぎないところも結果的にはよかった。あんまりかっこいいと、片思いしている主人公がかわいそうになってしまうし、それだと最後の部分が説得力を持たなくなってしまう。
この天然少女の主人公と私はある共通点があったので、個人的には主人公の方にわりと感情移入して読んでいたのだが、それでもこの結末はすんなり受け入れられた。
がちがちのミステリを書いている人が、急に「泣ける話」を書くと大抵失敗するのだが(というか、新堂冬樹が失敗しているだけかもしれないが)、この作家は非常にうまく書けていると思う。

ところで、業務連絡~業務連絡~。
ちえぞうさん、未読だったらぜひ読んでみてください。

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殺意

弟ブログの書き込みは削除されなかったが、重大な秘密が暴露されていた。
コロスコロスコロスコロス…。
しかし、それにさらにツッコミを入れると、墓穴を掘ることになりかねないので、無視しておこう。

男の子が生まれましたね。
うちの母親が、誰の受け売りかは知らないが、「一人じゃ不安だから、男の子がもう一人必要なんだって」「外務省でバリバリ働いて、いまこんなことになっている雅子さんがかわいそう」とかうるさい。
とりあえず、五体満足で健康な赤ちゃんが生まれたんだから、素直に祝ってやればいいじゃん。
私はべつに皇室大好きではないし、もしまた女の子だったら、皇室典範を改正したりしないで、このまま皇室をフェイドアウトさせちゃえばいいのにと思っていたぐらいなのだが、やっぱり新たな命の誕生はめでたいですよ。
しかし、男の子って実際弱っちいからなあ。
あのアホ弟もそうだったが、やたらと病気がちなんだよね。私の友達も、みんな男兄弟は弱っちかったと言っていた。
無事に成長するといいですね。

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伊坂幸太郎「陽気なギャングの日常と襲撃」

映画化もされて、すっかりメジャーになった伊坂幸太郎。
前作は、伊坂幸太郎作品の中で、私が一番面白いと思っている作品なので、かなり期待していたのだが、前作に比べるとやや地味だったかも。

とにかく、何がいいって、成瀬のキャラクターでしょう。
そもそも、伊坂作品の特徴は個性的な登場人物にあるのだが、その中でも特に私好みのキャラクターが、この成瀬。
好みというか、むしろ目標に近いかも。明日横浜市が沈むと言われても、冷静でいられそうなほど、常にニュートラル。
「日常と襲撃」とタイトルにあるだけあって、前半はギャングたちの日常生活、後半は強盗じゃなくてなりゆきで始めてしまった襲撃事件を追いかけているのだが、個人的に興味深かったのは、やっぱり成瀬の日常生活なのだった。
成瀬はバツイチという設定なのだが、ほんとにいたら結婚して欲しい。切に願う。
まあ現実には無理でも、作品の中で雪子とくっついてもいいと思ったのだが、そこまで話が進まなかった。
この「陽気なギャング」は、このままずるずるとシリーズ化してほしいものだ。

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こうの史代「さんさん録」

これって二冊で終わりなんですね。もっと続いているかと思っていたので、二冊だけなら買ってもよかったかも。

年老いてから妻を交通事故で亡くしたさんさん(参平さん)が、妻の残した記録「さんさん録」を助けに、息子夫婦との同居生活を送っていく、という話。
お話の中にさりげなく「日常豆知識」が織り込まれていて、二度おいしい内容になっている。
こうの作品の魅力は、地味な日常描写の中に、思わず「ブハッ」と噴きだしてしまうようなユーモアがあるところだろう。
さんさんのキャラもいいが、孫娘の「虫好き」というキャラクター設定が笑えるのだ。

こうの史代って、手塚治虫賞を受賞しなかったら、かなりマイナーな漫画家だったと思う。絵柄も古いし、決して派手なストーリーではないし。
有名になったことが、今後作風にどう影響するのか、ちょっと心配。
ぜひこの作風を維持していってもらいたいものだ。

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弟ブログに書き込む

弟ブログには口を出さないようにしてきたのだが、どうしても看過できない誤りがあったので、訂正がてら、コメントつけておいた。
速攻で削除されてたら、ちょっと悲しいな。

会社の席替えをしたのはいいのだが、窓際のせいか、やたらと暑い!
私はどちらかというと暑さには強い方で、今年の夏も自分の部屋のクーラーは一度もつけていないほどなのだが、やっぱり仕事中はもうちょっと涼しい環境がいいかも。冬は冬で寒そうだしな。
でも窓際にもいいところはある。目が疲れたら休められるし、雨が降ってもすぐにわかるし。
ま、利点はそんだけですが…。

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マンガの貸し借り

ネット書店で、川原泉と並んで買おうか買うまいか悩んだのは、こうの史代の「長い道」だった。
ところが!今日、後輩の女の子から「さんさん録」と「こっこさん」もまとめて貸してもらった!ありがとう、Iさん!
これからじっくり読みまする。

しかし、会社でマンガの貸し借りってなあ…女子中学生か…。

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果樹園

お隣のうちは、なぜか果樹園なみにいろいろな果実がなっていて、今はブドウとイチジクが鈴生りになっている。
しかし、うちはすぐ隣だから知っているのだが、全然手を入れていないんだよね。世話をしているところを見たことがない。なのに、毎年大豊作なので、なんか不思議。
うちの敷地にまではみ出してくるほどの勢いなので、一応毎年おすそ分けをもらうのだが、私はイチジクはあんまり好きでないので、もっぱらおばあちゃんが食べている。
ブドウも、もうちょっと間引きをすれば美味しくなると思うのだが、「かわいそうだから」という訳のわからない理由で、まったく手を入れず。だから、大量に収穫できるのだが、いまいち甘味が足りない。
ま、よそのうちの果物に文句をつけるのはアレだけれども。

うちも一応、今は柿とミカンがなっている。ミカンは量は多いけれど、まだ葉っぱと同じ色なので、今後どうなるかはわからない。
柿はね~。すんごく虫がつくのだ。おそろしいくらいに。
そんで柿の木は家の裏側にあるので、裏の家にまで、柿についている虫が侵入しているっぽい。
どうしようもないので、気付かないフリしてるけど、裏の家にはバレてるかも。

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川原泉「レナード現象には理由がある」

そんで、悩みに悩んだ挙句、入江亜季のマンガと一緒に購入したのが、この本。

川原泉は、昔は大好きで、セリフの一言一句まで覚えるほど読み込んだものだが、最近はちょっと離れていた。
画風が変わったというのもあるし、内容も、一時期のお気楽な話とはちょっと雰囲気が変わってしまったからというのもある。
なので、新刊が出ているのは知っていても、買うのを躊躇していたのだが。でもこの「レナード~」は、久々に川原泉の昔の作風に戻った感じのするマンガだった。
同じ高校を舞台に、さまざまなカップルが繰り広げるいろいろな事件という感じで、お気楽天然少女と気難しいタイプの青年の組み合わせというのは、川原マンガの王道だろう。
私が特に好きだったのは表題作。一番わかりやすく面白かった。
「笑う大天使」が映画化されて、少しは川原泉もメジャーになるかと思ったのだが、映画の評判もイマイチみたいだし、どうなんだろう。
でも映画化されるということは、私が思っていたよりもメジャーな漫画家だったということなのだろうか。
川原泉のマンガは、男性にも十分楽しめると思うので、少女マンガと思わずにいろいろな人に読んでもらいたいものだ。
ちなみに、私が一番すきなのは「美貌の果実」に収録の「架空の森」。あれのエピローグがいいよね。

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入江亜季「群青学舎」「コダマの谷」

ネットで買った本が今日届いた。
やあ~正直、この作家の作品をちゃんと読むのは初めてだったのだが、買ってよかった!私の目に狂いはなかった!

昔は、少女マンガのキスシーンなんかでいちいちドキドキして、そこのシーンだけ折り癖がつくほど繰り返し読んだりしたものだが、最近ではマンガでそういうトキメキを感じることはめっきり減ってしまった。
強いて言えば「エマ」を読んだときはそのドキドキ感を味わえたのだが、わりと現実的な着地の仕方をしてしまったので、ちょっとがっかりしてしまったのだった。
しかし、この「群青学舎」を読んで、久々に胸のトキメキを感じた!
内容が短編集なので、一話ごとにストーリーも登場人物も全然違っているのだが、特に私が好きだったのは「白い火」と「アルベルティーナ」。あと「とりこの姫」もよかった。
すなわち、全部ラブストーリーばっかりなんだけど。
本来、私はラブストーリーはそんなに好きな方ではない。特に現実にありそうなラブストーリーは拒絶反応が激しいのだが、この作家のラブストーリーは現実にあるかどうかという以前に、「物語」という感じがしてすごく好きなのだ。
最近のマンガは、話の展開というものはあるが、「物語」というのが希薄な気がする。作者の中にある、「こういうものを描くんだ」という、確固とした信念みたいなものがあまり感じられない。
しかし、この作品は、決して派手ではないし、驚くような展開とかどんでん返しとかがあるわけでもないのだが、胸にストンと落ちてくるような、なんというか「腑に落ちる」感じがある。
う~ん…思い入れがあればあるほど、うまく説明できないのだが。とにかく、読んでいる間、この「物語」を楽しめることは間違いない。
絵柄も、一時期の萩尾望都のような、昔の少女マンガを思わせるちょっと懐かしい感じのする絵で。最近流行のシャープな線とは程遠いのだが、それだけに画力の高さがよくわかる。
「コダマの谷」は同人誌に発表したものをまとめたらしく、「群青学舎」に比べるとやや完成度が落ちるが、独特の世界観は読んでいて楽しい。
同時収録の「ぱふ」に載っていたシリーズは、連載当時から好きでよく読んでいた。父と子が旅をする、ほんの数ページずつのシリーズなのだが、これを読んで私はこの作家の存在を知ったのだった。
まだまだ無名に近い作家なので、これからがすごく楽しみだ。

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九月一日

せっかく書いた日記を、いま消してしまった…。
これ書くの二度目。

朝の電車でやけに学生が多いな~と思ったら、今日は九月一日なんだった。
新学期かあ。
会社でも、九月一日付けで異動があり、昨日送別会をやった子は異動していくのだが、うちの部署に異動してくる子もいる。
その子はすでにこちらの業務に入ってもらっているので、実質的には席替えをしただけなんだけど、机の関係で私もいっしょに席替えをすることになった。
自分まで席替えをすることになるとは思わなかったので、それを知ったとき、思わず神に感謝した。
というのは、実は向かいの席にいる子に悩まされていたから。
性格はふつうにいい子だし、プライベートで一緒に飲みに行ったりもする仲なのだが、ある時ふと、彼女の癖に気付いてしまった。
彼女は、とにかく、ずーっとずーっとずーーーーっと、自分の前髪をいじくっている。
実害はないのだからそれぐらいいいじゃん、と思われるだろうが、とにかくずっとずっとずーーーーっといじくってるんだもん。
両手でパソコンを操作しているとき以外はいじくっている。
なんでそれに気付いてしまったのかと自分を呪ったが、あとのまつり。
ふと顔を上げると、とにかく彼女が前髪をいじくっているので「またか…」とげんなりすることの繰り返し。
毎日毎日、彼女の方を見ないようにするのが精一杯なのだった。
しかし、これで晴れて背筋を伸ばして生きていける。
あ~よかったよかった。

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