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飛浩隆「ラギッドガール」

すごい!すごいけど、難解だ…!

SFっていうのは、大雑把にわけて二種類あると思う。
一つは、そのまま「サイエンスフィクション」で、なんか未来とか宇宙とかを題材にした小説。
もう一つは、そういう題材がどうとかいうのを超越して、「なんでこんなの思いつくの?」と、ただただ驚愕するしかない小説。
この「ラギッドガール」は完全に後者。
「数値海岸」という、仮想現実世界のリゾート地をめぐって起きる、さまざまな出来事を描くシリーズで、前作の「グラン・ヴァカンス」は、「夏の区画」と呼ばれる仮想現実の世界に、いきなり破滅が忍び寄り、その世界で生きるAIたちが力を合わせてそれを乗り越えようとする話だった。
今回の「ラギッドガール」は、その前日譚。
なぜ「数値海岸」が作られたのか、そしてそこに人間たちが訪れなくなったのはなぜなのか、という真相が語られる。
私はもっと悲惨な背景を思い描いていたので、意外と現実的な真相にちょっと驚いた。
そうは言っても、激しくSFではあるのだが。
今までの感覚で考えていた「仮想現実」というのは、ゴーグル嵌めたり、グローブ嵌めたりして、あたかもその世界にいるような気分になれる、というようなものでしかなかったのだが、ここで描かれる仮想現実は根本から違う。
私なりに解釈すると、「夢」みたいなものなのじゃないかと。
実際に自分の目で見たり、耳で聞いたり、手で触ったりしているわけではないのに、その世界ではそうしているように感じるという。
その世界の自分は自分ではないけど、でもやっぱり自分には違いないわけで。
あ~考えると段々わけがわからなくなってくる。
よくもまあ、こういうことを思いつくよ。
作者自身が表題作の「ラギッドガール」を最高傑作と自画自賛しているが、結構後味の悪い話。
どれもこれも後味の悪さはあるのだが、やはり「数値海岸」世界の話の方が私は好きかも。

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冠婚葬祭

人が死んだり、結婚式があったり、昇進したりと、この数日でいろいろあった。
最初、スポーツ新聞で見たとき、「ZARDの松岡が自殺」に見えたので、「え?ZARDってもう一人いたの?その人が自殺したの?」と思ってしまった。
普通なら、ZARDだけでもかなりな事件だが、やはり世間的には松岡農相の自殺の方が扱いが大きいんだな。
でも、いままで散々「ナントカ還元水ってなんだよ!」とツッコんでいた人が、急に殊勝な態度になるのもヘンなもんだ。

結婚式は、DVDに録画してしまった。
まあどうしても見たい!というほどのものではなかったんだけど、大体披露宴って序盤に見所がたくさんあって、段々ダレてくるというのが定番なので、最初のところだけが見たかった。
案の定、帰宅してから見た部分は、いきなりムーディーが歌っていた。
「左へ受け流す~」だってさ。
まあいいけど。
あと陣内の歌のくだりは、満場一致で(というか母親と私しかいなかったけど)チャンネルを変えさせていただいた。
直視できん…。
これだけ派手に披露宴をやっちゃあ、ちょっとやそっとじゃ離婚できないね。
とは言っても、離婚するときは離婚するんだけど。

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アルテイシア「59番目のプロポーズ」

日曜日にドラマの再放送をやっていたが、これを読んだのはほんとに偶然。
藤原紀香と陣内はこのドラマが出会いだったんだね。
全然知らなかったよ。

最近よく、「俺の彼女はオタク!」みたいな本を見かけるが、なんというか、あの手の話には「そんなオタクな彼女ともちゃんと付き合ってあげているオレ」みたいなのが透けて見えて、あんまりいい気持ちはしない。
その点、この本は「私の彼はオタク」と言いつつも、彼のオタクなところよりももっと根源的な部分でわかりあっていく過程が丁寧に綴られているので、なんかすごくすんなり受け入れられた。
59番目、というだけあって、この作者の男性遍歴はものすごいものがあるわけだが、その背景にはそれなりのトラウマがあったりして、そこらへんも同情を引こうという下心なしに書かれているので、好感が持てる。
その点、ドラマは原作が台無しというか。
陣内が完全に「電車男」になっちゃってて、紀香はそのオタクと付き合ってあげているキャリア女子、という役どころで、なんか全然深みがない。
確かに、原作通りにやってしまうと案外地味な話なので、それなりに脚色は必要だったんだろうけど、それにしてもひどい。
あと森泉の演技が最高潮下手。セリフ棒読み。
あんなんでよくドラマに出せたな。逆に感心するよ。

それにしても、こうしてオタク&普通彼女という組み合わせを見ると、いかに電車男の記述がうそ臭いか、よくわかる。
この作者も文中で書いているが、エルメスみたいな女が存在するとはとうてい思えないんだよね。
いるとしたら、男の妄想の中だけだろう。
電車男は実在するのかもしれないけど、エルメスは実在しないに百円。

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早く帰れた

久しぶりに、残業一時間で帰れたよ。
いつもは二時間ぐらい残業してるんだけどね。
その頃には玄関が閉まってしまうので、裏口から帰ることになるのだが、今日はちゃんと玄関から帰れた。
こ、こんなことで喜んでいる私って…。
すっかり残業が身についてしまった自分が悲しい。

先週パートさんの面接をして、よさそうな人だったので来てもらうことになった。
チーフはもうちょっと上を目指していたようだが、正直言って、変にスキルがある人よりも、素直でまっさらな若い女の子の方がいい。
絶対そういう子の方が使いやすい。
も~。例のパートさんの中の問題児は、細かいことチクチク私に言ってくるくせに、肝心なことを言わないで自分で勝手に結末つけるのでほんと困る。
どっかよその部署の人とトレードしたい…。
はああ。
パートさんはもう一人増やす予定なので、まだ面接は続く。
しかも次は男。それも新卒。
新卒でパートってさあ…もうちょっと何か展望はないのか。
と正直思ってしまっているので、面接は気が重い。
面接って、される方が大変だと思ってたけど、する方も結構大変なのよ。

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修理係

テレビの調子がずっと悪くて。
なんかチャンネルによって砂嵐になってたりして、アンテナ線をぐりぐり動かして調整していたのだが、いよいよ「これはダメだ!」という状態に。
やっぱ電気屋を呼ばないとダメか…と思いきや、アンテナ線が途中で切れそうになっているのを発見!
原因はこれか!
たまたまいた親父に「電気会社に勤めてたんでしょ。これ何とかしてよ」と言ったら、「俺営業だもん」という返事。
あっそ。期待してなかったけど。
んで、結局私が自力で線をカットし、あらたにつなぎ直して、無事きれいな画面を取り戻すことができたのでした。
しかし、娘にこんなことやらす父親ってどうよ。ほんっと使えねーなー。

その後。
部屋でネットをつらつら見ていたら、階下からかすかに私を呼ぶ声が聞こえてきた。
祖母に何かあったのか!?と焦って階段を駆け下りたら、祖母が縁側から半分ずり落ちそうになっていた。
「どうしたの!?」と聞いたら、「扇風機出そうと思って…」。
健康そのものでもアンテナ一つつなげない父親と、半分寝たきりにも関わらず、自分で扇風機を物置から出そうとする祖母。
この二人、ホントに血がつながってんのかしら。
とにかく「そんなの言ってくれればやるから!」と怒り、扇風機を出して組み立てなおし、ついでにカバーが壊れてはまらなかったので、針金で落ちないように固定しておいた。
はああ。
私って、我が家の修理係かなんかか…?

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合コンもどき

昨日は、会社の後輩の女の子の紹介で、合コンみたいなものがあった。
「みたいなもの」というのはなぜかというと、女性陣が四人、男性陣が二人という、超アンバランスな組み合わせだったから。
向こうの人数がなかなかそろわなかったらしい。
そんで、合コンというよりも単なる飲み会に。
まあそれはそれで、新鮮だったけど。
あんまりガツガツしないで、普通に食べて飲んでおしゃべりして、という感じだった。
その先の展開があるかというと、まったくそんな雰囲気ではなかったのだが。
はっ、それとも私にそのアプローチがなかっただけで、他の人はそれなりにあったのか?
まあいいけど。
どちらにしても、多分私よりも五歳ぐらい年下の二人だったので、完全に私の守備範囲ではないのだった。
向こうもそうだろうけど。
飲んだお店は、雰囲気はよかったんだが、店員の対応が悪くてイマイチだった。

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ディーン・クーンツ「サイレント・アイズ」

なぜ今さら、ディーン・クーンツ。
図書館に行ったら読みたいものが全然なくて、目についたのを借りてきたのだった。

心優しい母アグネスのもとに生まれた、神童とも言うべき才能を持つバーソロミュー。
そして、レイプされてできた子供であるエンジェル。
そのレイプ犯であり、悪魔のような殺人鬼でもあるジュニア。
出会うはずのなかったこの三人が、不思議な運命に引き寄せられていく。
前半はすごく面白かったのだが。
バーソロミューの天才ぶりだとか、あとジュニアがなぜか「バーソロミュー」というのを、自分がレイプして出来た子供のことだと思い込み、それに関係する人間たちを次々と惨殺していくのが、ハラハラさせられる。
だが、後半は完全にオカルト。
うーん…。そういえば、この作者はオカルト好きだった。
なんというか、いわゆるパラレルワールド?「平行世界と行き来ができる」というのが、話の焦点になってきちゃって、ミステリとは違う方向に突っ走ってしまった感じ。
そんで、エピローグが語りすぎるのも気になった。
「ウォッチャーズ」はすごく好きな話だったんだが、あれも読者サービス的なエピローグが結構邪魔だった。
エピローグはさあ…多少読者に想像させるぐらいでちょうどいいんじゃないの?
そこまで親切に語らなくても…と思うのだが。

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玉木宏ラヴv

いやあ~、今まであんまり自覚していなかったけど、私は玉木宏が好きだ!
テレビに出ていると、ついつい見てしまう。
「のだめカンタービレ」は見てなかったけど。
「のだめ」は、原作でも千秋先輩が好きだったので、逆にのだめが憎たらしくてあんまりちゃんと読んでいないのだった。
ともあれ、玉木宏ですよ。
もちろん顔もかっこいいし、ガタイもいいんだけど、一番いいのは、そのてらいのなさ!
今日の「食わず嫌い」だって、「家がビンボーだったんで」とか「金がなくてあんまり食べなかったら自然に痩せた」とか言ってるし。
それが、不幸自慢とかでも何でもなく、自然体なのがいい。
うーん。あの外見のよさだから自然体でいられるのかな。
イケていない(死語?)男ほど、不自然な挙動が多いもんな。
やたらと自慢したり、説教したり、薀蓄たれたりさ。
あ~玉木宏みたいな人がいないかなあ。
顔はあそこまで良くなくてもいいから。

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声が似てる

私はどうやら母親と声が似ているらしい。
電話ではしょっちゅう、母親と間違えられる。
さっきもいきなり、「わたしよ、わたし~。なによ~わかんないの~?」ってな感じで一方的にしゃべりまくられ、「あ、あの、あの」と訂正するのが大変だった。
まあ大体はとちゅうで、「あっ、もしかしてお嬢さん?」と気付いてもらえるのだが。

それにしても、そんなに声似てるかなあ。
自分では全然似てないと思うんだけど。
でも私って、自分ではもっと「キリリ」とした声のつもりなのに、意外と「ほにゃらん」としていて、なんかイヤなんだよなあ。

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宮部みゆき「ドリームバスター 3」

最新刊の4ではなく、3である。
正直、失敗だった。
1と2の話をすっかり忘れていた上、話が思いっきり4に続くになっている。

なんというか…いろんな意味でぬるいSFだ。
大体、登場人物のしゃべり口調が鬱陶しい。
「~ですじゃ」とか「~だべ」とか。
なんだそら。ギャグを通り越して、差別じゃね?
夢の中に出てきて、いろんな敵と戦う話だったのだが、段々主人公シェンの世界の話ばっかりになってきて、ついていけない。
むしろ、ストーリー的にはここからが佳境なのかもしれないけど。
普通に、悪夢の助っ人シェン&マエストロ!みたいな話の方が面白かったんじゃないだろうか。

夢と現実との奇妙なつながり、という話では佐々木淳子の「ダークグリーン」という名作漫画があるな。
私はあれが大好きだった。
しかし、すでに手放してしまって、細かいストーリーを忘れてしまった…。
なんか、女戦士みたいなのが登場して、彼女がめちゃくちゃかっこいいんだよ。
で、夢の中で死ぬと現実でも死んでしまうのだが、彼女に殺されると現実世界でも生きていられる、という設定だった。
今思うと、結構残酷。その人を生かすために、殺さないといけないなんて。
あと佐々木淳子の漫画には「那由他」というのもあって。
これがまた、すごい終わり方なんだ。
読んでいて、めちゃくちゃ衝撃を受けた。子供にはショックが大きすぎ。
昔のSFマンガって、よくできていたよな。

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寿への道 7

なんつーか、一歩進んで二歩下がる、というような状況ですが。
一時期いろいろいっしょに出かけたりしていたものの、いまいちその気になれず「お友達として」のお付き合いになってた人と、先週いっしょに出かけたのだが。
正直、失敗でしたああああ。
ちえぞうさんの言う通り、相手に期待を持たせちゃったらしいよおおお。
いや、でも、私はメールで言ったよね?
「お友達としか見られない」的なことを。
あまりにも回りくどく言ったので、「ちょっと意味がわからなかったのですが」って返事が来ちゃったけど。
…やっぱり通じてなかったのか?

あ~あ~どうしよ。
もう一度、決定打を打つしかないのか。
「もういっしょに出かけません!」とはっきり言うしかないのか。
会わないのは別にいい…というか、むしろ会いたくないのだが、こういうことを切り出したときの、あの気まずさと言ったらあんた…。
それを回避するためだけに、付き合ってしまいそうなほどですよ。

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トマス・ハリス「ハンニバル」

いま「ハンニバル・ライジング」を図書館で予約しているので、復習のための読んでみた。
しっかし、トマス・ハリスの頭の中はどうなってんだろ。

あらすじは今さらなので省略。
映画の方も見たのだが、やっぱりクラリスはジョディ・フォスターじゃないとダメだ!
「ハンニバル」でクラリス役をやったのが誰だったか忘れたけど、ああいうイメージじゃないんだよ。確かに美人だったけど、もうちょっと甘さがなくちゃダメなんだ!
というわけで、読みながらもクラリスはジョディ・フォスターに脳内で変換していた。
逆にハンニバルはアンソニー・ホプキンスではちょっと私のイメージと違う。
あれはあれですごくいい配役だとは思うが、原作の描写からすると、むしろクロフォード(クラリスの上司)役をやった人の方が近い気がする。
細身で鼻が高くてちょっと冷徹な感じが。
映画と原作の一番の違いは、結末の部分なのだが、これは映画の方がよかったかもしれない。
原作はちょっと唐突すぎというか、「ハンニバルも所詮男かあ~」とちょっとガッカリしないでもない。
「ハンニバル・ライジング」の映画版を見てもいいのだが、どうだろう。グズグズしていると上映が終わってしまいそうな気がする。
というか、最近映画の上映期間が短すぎない?
新作はたくさんの映画館で一斉にやって、ある時期になると一斉に終わるって、あんまりじゃない?
映画館の数が少なくても、数ヶ月間は確実に上映しておいて欲しいものだが。

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古本を売りに

いい加減たまりまくっていた本を売りに行ってきた。
いつも行っている店は査定が厳しく、「状態の関係で買取できません!」と言われると、マジで凹むので、今回は別の店に行ってみた。
そしたら、買取カウンターにいたのが男の人で、査定が甘い甘い。
んで、「秋葉原から移ってきたばかりで、よくわからなくて…時間がかかりますがすみません!でもちゃんと見ますから!」とやけに好青年風。
見かけは間違いなくアキバ系だったけども。
そんで、「在庫の関係」以外は無事引き取ってもらえた。
やれやれ。今度からこっちにするか。

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美容院へ

今日は久しぶりに美容院に行ってきた。
半年振りくらいかなあ。
なんかいろいろめんどくさくて、つい後回しになっていた。
予約しないで行ったのだが、店内はガラガラで、なんと店長自らカットしてくれた。
私は「3センチぐらいカットで…」と言ったのだが、店長のすばらしいカッティング技術が披露されて、結局5センチくらい切られた。
まあ、それを見越して3センチと言ったんだけどね。
夏に向けて、ちょっとスッキリした。

しかしなあ。
もう仕事&私生活でストレス死寸前だよ。
どうしてくれよう。
今日なんて、以前勤めていたパートさんが戻ってきてくれる夢を見た。
正直、そのパートさんはあんまり好きじゃなかったんだが、めちゃくちゃ仕事の早い人だったので、深層心理で「あの人がいまいれば助かるのに!」と思っていたんだろう。
なんて健気な私。
私生活では、母親が最高潮鬱陶しい。
原因は「らくらくホン」ですよ。
ほんっとに、いらん買い物したわ。
昨日、「二度と説明しないから、念入りに聞くように!」と言って、懇切丁寧に解説したんだが、今日になったらすべてを忘れていて、さすがの私もキレた。
あの説明でわからんようじゃ、もう何度教えても無駄。
一ヶ月経って習得できないようなら、一度「アドレス変わりました」とメールを送ってしまったのだが、「やっぱりメール使えないので送らないでください」というメールを送りなおすことにする。
意味ないもん。

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アクセス解析

ブログにはアクセス解析つーもんがついていて、このブログを見に来た人が、どんなキーワードでたどり着いたのかがわかるようになっている。
私が実際に書いている内容と全然違う目的で来る人も多い。
それはまあ仕方のないことなのだが。
最近「弟ブログ」というキーワードで辿り着く人がやたらといて、何だか不気味。
だって、全然メジャーな言葉じゃないじゃん。
つか、私の造語なんだけど。(造語ってほどのもんでもないが)
誰かの弟が、すっごいブログを書いているのだろうか。
謎だ。
しかし、そう考えると、検索で他のブログに行くのって、結構気恥ずかしいものがあるなあ。
「こんなキーワードで検索してんの?なんで?」みたいに思われやしないかと。
そういう心配をするってことは、実際私がそう思っているからに他ならないんだけども。
ま、キーワードはばれても、素性が知れることは絶対にないんだけどさ。

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ぱそくら?

今、ここのブログを開こうとしたら、いきなり画面が真っ暗になって、超びびった。
結局、再起動したら直ってたけど。
何の前触れもなく起こるから、怖いよなあ。ぱそくらは。(注:パソコンクラッシュのこと)
とりあえず、あとでバックアップをとっておこうと思った。

今日は会社で研修があった。
この研修ってやつがくせ者で。
なんと、三ヵ年計画で、うちの部署全員に研修を行うらしい。
三年ってさあ…やめるヤツもいれば、異動するヤツもいるし、三年後には意味がなくなるんじゃないか?
いっくらなんでも、せいぜい二年が限度だろ。
まあ内容は知らないよりは知ってた方がいいことだけど、実際今までだって知らなくても何とかなったんだから、そこまで力を入れてやることか~?と思うんだけど。
その時ついでに出た話で、「残業を減らせ!」と言われて内心ムカっときた。
私だって残業したくてやってんじゃないよ。
なのに、いろいろいろいろ面倒くさい仕事を押し付けておいて、「残業するな」って、あんまり勝手すぎないか?
帰っていいならホントに帰っちゃうぞ。

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乙一「銃とチョコレート」

ミステリーランドの一冊。
子供向けだな…たしかに子供向けだな…。

なんというか、何かの教訓を含んでいるようではあるんだが、それが何の教訓なのかよくわからない、というような小説だった。
あらすじ。
亡くなった父が買ってくれた聖書には、怪盗ゴディバが残すカードに描かれているのと同じ、風車の絵が描かれていた。
少年は、探偵ロイズにそのことを知らせ、ともに怪盗ゴディバを探し出そうとするのだが、実は探偵だと思っていたロイズこそ、ゴディバよりもひどい悪党だった。
文章が、めちゃくちゃつたない。
もともと、この作家の文章って、こなれていないというか、ぎこちなさのある文章ではあるのだが、児童書のせいかそれに拍車がかかってる。
読みにくくもあるが、まあ仕方なしか。
民族問題とか、善と悪についてとか、いろいろ問題提議はされているのだが、それが教訓となるのか微妙な感じ。
全体にどす黒いというか。
そこが持ち味なんだが。

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皆川博子「伯林蝋人形館」

幻想小説を書かせたら、右に出る者はいないと思う。
最近の作品しか読んでいないのだが、ドイツが舞台の話が多い。
今回もドイツ。

構成がすごく変わっていて、あらすじを説明するのがむずかしい。
まず小説スタイルで1920年代にドイツで起こる一連の出来事を、六人の視点から描き出す。
そして、それぞれの視点のあとに、その人物の人生を作者略歴として紹介するという。
六人の作家による六編の小説という風にも読めるのだが、最後に全体のからくりが見えてくるという仕掛け。
よくこういうのを思いつくなあ。感心するよ。
どの話も虚実入り混じっているので、読んでいて混乱する。
作者略歴を読むと、そちらの方が現実っぽいのでさらに混乱する。
非常に難解なつくりになってはいるのだが、全体を覆う耽美な雰囲気がなんとも言えずいい。
装丁も美しい。

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小川一水「天涯の砦」

この作者は、確実に腕を上げてきていると思う。
SF的描写は以前から上手かったが、人物を描くという部分でも、ものすごく成長を感じる。

軌道ステーション「望天」で起きた大事故。奇跡的に生き残った人々は、何とかして生きる道を模索するのだが…。
壁一枚向こう側は「真空」という極限状態で、ギリギリの精神状態になった人々の描写がうまい。
こういうパニックものって、大体生き残った人たちが協力して「生き残ろう」という風になるのだが、この話はそう一筋縄ではいかない。
まず第一に、それぞれの居場所が隔離されてしまっていて、物理的に協力できない状態にあるということ。
たまたま同じ場所に居合わせたとしても、性格上の理由から反目しあってしまう。
後半では、「犯人」と思しき人物が現れて、ミステリ的要素を醸しだしている。
なかなかの力作だと思う。
ただ、エピローグがちょっと生ぬるかったかなあ。
思ったよりも清々しい終わり方だったので、もうちょっと残酷でもよかったような。
でも後味悪い終わり方よりかはマシか。

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腰痛

あ~腰が痛い。
最近は、自力で発明した「腰痛体操」のおかげで、それほど痛みを感じていなかったのだが。
サボリ気味だったのがいけなかったのだろうか?
それともヤバい病気か?
とにかく、腰が痛い…。
腰痛持ちの人って、みんなこんな痛みなんだろうか?
なんつーか、背中からお腹側にかけてが痛いというか、内臓が痛いというか。
ギックリ腰系の痛みじゃないんだよね。
こわ。

せっかく高い違約金を払ってまで買った携帯電話だが、もう母親は持て余しているらしい。
つーかね、「らくらくホン」ですら使えないなら、もうメールはやめた方がいいんだよ。
私は何十回もそう言ってるのに、「あんたがちゃんと教えてくれないから」と私のせいにする。
だってよ~今回の携帯は説明がいらないくらい簡単なんだよ?
でも、そもそもカーソルを動かす原理が根本からわかってないので、いつも適当なボタンを押して、「よくわからない画面が出てきた」と言って、私を煩わす。
私だって仕事帰りで疲れてんだよ…勘弁してよ…。
早くも、携帯電話を買ったことを後悔。

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番号ポータビリティ

母の日っつーことで、CMでやってる「らくらくホン」を買うことにした。
元はsoftbankだったのだが、docomoに乗り換え。
しっかし、この番号ポータビリティというやつが、想像以上にめんどくさかった…。
まず、元のsoftbankyの窓口で、解約手続き+違う機種に乗り換えるための番号を発行してもらう。
ところが、ついこの間、母の携帯はホワイトプランに変えたばかりだった。
プランを変更したときに聞いたのか聞かなかったのか忘れたが、とにかくホワイトプランは六ヶ月契約なので、今やめると違約金を支払わないといけなくなると言われた。
それが結構ばかにならない金額で。
でももう毎日毎日「携帯買い換えて!」とうるさく言われているので、さらに契約期間が終わるまで待っていられず、違約金を支払うことに。
そんで今度はdocomoに行って、新しい携帯を購入し、契約手続きを。
「ファミリー割引」なら、六十歳以上は1500円でいいというのを知り、「そういやうちの父親はdocomoだったはず」と思い出して、その場で父に電話して確認し、そんで安いプランで契約できた。
で、実際に使えるようになるまで一時間ほど待たされるので、本屋とかで時間をつぶして指定時間に行ってみたら、「まだ終わっていないのであと十分待って下さい」と言われ、それからまた行ってみたら「まだなので、終わったら連絡しますから、ちょっと待ってください」といわれて、さらに十分待たされた。
どういうこと!?
も~ほんとに待ちくたびれたよ…。
そんで買って帰ってきたら、「サルでもできる」レベルの携帯だったにも関わらず、母親は全然使いこなせそうにないし…。
違約金をドブに捨てたようなもんだわ…。

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寿への道 6

いや特に進展はないんだけど。
一時、お見合いサイトで知り合って、その後本格的に付き合う気にはなれずに、メル友に戻っていた人がいて。
で、「友達としてしか考えられない」ということを回りくどく言ったら、「友達でもいい」というので、「じゃあそのうち遊びに行きましょうか」てなことになり。
で、社交辞令をそのまま放置しておくのもしのびなく、明日本当に遊びに行くことになってしまった。
…よかったんだろうか…。
でも相手は午後に用事があるとかで、昼過ぎまでしか会わないんだけど。
そんぐらいなら別の日にすりゃあいいじゃん!と思わなくもないが、こちらとしても一日中というのはちょっとキツいので、それぐらいが丁度いいかも。
ま、正直憂鬱。

今週のケロロ軍曹
今日のネタは、漫画で読んだやつだった。桃華ちゃんのお母さんの話。
桃華ちゃんのお母さんは、まあいかにも西澤ファミリーっぽい感じ。
いわゆるツンデレ?
一つ気になったのが、お父さんの「梅男(ばいお)」の発音。
「イオ」にアクセントがくるのか、「バ」にアクセントがくるのか。どっちなんだ。
どっちでもいいけど。
でもやっぱタママは面白いわあ。
エンディングのタママも一人「ふんぬ!」という感じで面白い。
よく見てると、エンディングのギロロはちょっとヤバいくらいかわいい。

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ローレン・ワイズバーガー「プラダを着た悪魔」

この間映画化されたものの原作。
例によって、映画を見ないで原作で見た気持ちになろうと。

「ランウェイ」という超一流ファッション雑誌の編集長・ミランダのアシスタントとなったアンドレア。しかし、ミランダの人使いの荒さは筆舌に尽くしがたいものがあった…。
作者が「ヴォーク」の編集長のアシスタント経験があるということで、実体験を元にしたんじゃないかというもっぱらの噂だが、確かにこの編集長の「ワガママ」はありえなさすぎて、かえってリアル。
コーヒーは冷めるたびに買い直しに行かされるし、自分のお眼鏡に叶う服装をしていないと当然のようにこき下ろされ、海外旅行に行く前に娘のパスポートの期限が切れているのはどういうことだと怒る。
これも、超一流編集長だから許されることなのだろうか。
私ならさっさと辞めているところだが。
この編集長に比べると、うちのチーフなんてかわいいもんだわ。
なんか、原作を読んでいたら映画の方も見たくなった。
アンドレアはともかく、ミランダがどんな風なのか気になる。

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手塚治虫賞って

朝日新聞に、手塚治虫賞が発表されてたけど、「舞姫(テレプシコーラ)」かあ…。
いや、別にこれがダメだというんじゃないけど、山岸涼子って今さらって感じがしないか?
そんで「のだめカンタービレ」が受賞を辞退したというのが驚き。
え?なんでなんで?
理由が知りたい。
単なる謙遜とかじゃあない気がする。

つーかさー。賞をあげるのは、完結した漫画に限った方がよくね?
だって、この先話がどう展開するかわからないんだし、結末によっては「読むんじゃなかった…」という漫画だってなくはないし。
私はてっきり「DEATH NOTE」が受賞するんじゃないかと思ってたけど、全然評価が低くて可哀想なくらい。
よしながふみの「大奥」は雑誌で読んでいるのだが、あまりな展開に暗い気持ちになるのだった。なので、これも評価は完結してからでいいよ。
個人的に好きな「皇国の守護者」は最下位だった。原作付きだし、仕方ないか。でもあの絵はたぶん、候補者の中で一番いいと思う。
森下裕美の「大阪ハムレット」って、ふつうのストーリー漫画だったんだね。てっきり4コマかと思ってた。「アシベ」のイメージが強くて。「アシベ」も後半、「ヘンな登場人物の展覧会」みたいなことになってて、けっこう痛かったよな。
あとは~「神聖喜劇」か。これは一応原作を読んだことがあるのだが、脱線が多くて、ほとんど飛ばし読み。記憶力だけで軍隊という特殊な世界を渡り歩く主人公が、妙に面白い。もうちょっと短い話なら良かったのにね。

来年は、候補が上がった段階で予想を立ててみよう。

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ニャン太は負けた

最近、「はっちゃん日記」を見るようになった。
知る人ぞ知る、猫ブログ。
この「はっちゃん」という猫が、んもう最高潮にかわいい!
ニャン太は完全に負けとるな。
なんというかね~、白と黒とピンクでできている生物なのよ。
うちのニャン太は灰色と茶色と黒で出来ている。
この時点でもう負けてる。
でも性格的な可愛いさなら、負けてない…か?
はっちゃんの性格は知らないけどさ。
でも、猫って犬よりも個体差が少ない気がする。
個性がない…と言ってはなんだけど、基本的な動作とか習性とかに大きな違いはない感じ。
だからって、他の猫とニャン太を取り替える気にはならないけどな。

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大槻ケンヂ「縫製人間ヌイグルマー」

大槻ケンヂの本読むのなんて、何年ぶりだろ。
最近テレビでも見ないけど、どうしてんだろ。

宇宙の綿状生物が、地球のぬいぐるみに寄生して誕生した、ぬいるぐみのブースケ。
持ち主である少女・姫子を守り、地球の平和を守るために、ブースケは「ヌイグルマー」となって戦う。
なんというか、まあ御伽噺だよね。
けっこうグロいけど。
ブースケよりも、むしろ敵方になる片腕ロリータとか赤ちゃん人間ハジメとかが強烈で面白い。強烈なだけじゃなくて、悲哀も感じさせる。
全体的にメロドラマというか、ベタな設定まるだしなんだけど、大槻ケンヂならではのセンス(?)のおかげか、わりとそこがツボにはまるかも。
そんで、思いっきり続編予告をしているけど、本当に出すつもりなんだろうか。
それはまあ、多分読まないと思う。

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沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」

この作家は正直すごい。
怖い。

「九月が永遠に続けば」を読んで、そのあまりの生々しさに吐き気を催したのだが、反面その筆力に驚かされもした。
絶対作者は女性だろうなと思っていたのだが、やっぱりそうだった。
とにかく、女性の心理描写がいちいち生々しい。
で、もちろん読んでいていやな気持ちになるのだが、それと同じくらい共感もできてしまう。
そのあたりの加減がうまいのだ。
何年も前にひどい振られ方をしていながらまだその男のことをひきずっている主人公と、何のとりえもなくひたすら主人公に媚びるしか能のない男。
惰性のように続いていた二人の関係は、女が再び別の男に惹かれはじめてから、変わっていってしまう。
嫉妬にかられた男の異常性を目の当たりにした女は、かつての恋人の失踪にこの男が関わっているのではないかという疑いを抱くようになるのだが…。
嫌悪感しか持っていないのに、そんな男と離れられない女の心の動きが絶妙。
振り回される男がけっこう気の毒なんだが、実際こういう男がそばにいたら鬱陶しいだろうな~と思う。
結末には結構驚かされる。決して後味のいい終わり方ではないのだが、最後の一行でほろっときた。

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さっそくやらかした

今日から私の、中間管理職(ただし給料は変わらない)としての生活が始まったわけだが。
早速やらかしてしまった。
仕事の段取りで一つ、すっかり忘れていたことがあって、パートさんたちは私からの指示がなかったという理由で、その仕事に今日一日手をつけていなかったという。
まあ私が悪いんだけど。
でも、パートさんたちにとっては仕事内容が変わったわけじゃないんだから、誰か指摘してくれてもよさそうなもんだが。
その分明日忙しくなるのは、パートさん自身なのにね。
あ~いろいろめんどくさ。
なんか、私ばっかり貧乏くじ引かされている感じがあるんだよなあ。
チーフは「この仕事やって」って言うだけで、実際にやるのは私だしさあ。
そんでうまく軌道にのったら、パートさんたちのおかげになっちゃうんだろうしなあ。
報われなーい。

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西加奈子「通天閣」

今まで読んだ西加奈子の作品の中で、これが一番よかった。

恋人が海外に行ってしまい、スナックで働きながらただひたすら恋人の帰りを待っている女と、四十をすぎて誰とも接触を持とうとせず孤独に日々を送っている中年男。それぞれの生活を交互に描いている。
ありきたりな小説なら、最後二人が出会って…というような展開になるのだが、そうではなかった。
まあ二人にはそれなりに因縁があって、それが通天閣から男が自殺しようとする場面に行きあって、二人の関係がわかるという仕組みになっているのだが。
それがすごく無理がなくて、わざとらしさもなくて、なんか良かった。
最後ちょっといい話系になっているのはしょうがないとして、「さくら」みたいな悲劇とか、「きいろいゾウ」みたいな別れとかはなくて、かなり淡々と日常の出来事を綴っている。
「さくら」を読んだとき、こういう「何も起こらない話」を書いたほうが絶対にいいと思ってたのだが、やっぱりその通りだった。
でも、地味すぎて好き嫌いが分かれるかもしれないが。

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顔合わせ

昨日は、某所にて弟の結婚相手のご家族との初顔合わせがあった。
我が家では「初」ということもあって、かなり緊張して臨んだのだが、予想外に終始和やかなムードだった。
相手方のお父さんというのが、たぶん会社の偉い人だったんじゃないかと思うのだが、いろいろとお話好きな人で、ざっくばらんに自分のヒストリーを語っていた。
で、一つ忘れられないエピソードが。
なんでも、奥さんとの新婚旅行がグアムだったそうで、当時のグアムっつったらかなりなものだと思うんだけど、せっかく準備した荷物をすべて家に忘れてきて、持ってきたのは中身が空のスーツケース一個だけだったという。
信じられん!
私、実はよくそういう悪夢を見るんだよね。
「海外旅行に行くのに、荷物が全然準備してない!」という夢。
最近では知恵がついてきたので、「お金さえあれば現地で調達できる」と、夢の中の自分を納得させているのだが、でも現実にそれをやっている人がいたとは驚き。
すげえなあ~すげえなあ~。
他にも「武勇伝」をいろいろ語っていたのだが、そのエピソードだけで、いかに大らかに生きてきたかがよくわかった。
ああいう舅さんでよかったな。弟よ。

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まんきつ

昨日の買い物の収穫が思ったよりも少なく、欲求不満が溜まっていたので、今日は本屋に行き、古本屋に行き、そして漫画喫茶に行ってきた。
漫画喫茶では「団地ともお」を読んだんだけど、これが結構面白かった。癖になる面白さだわ。
あと本屋で立ち読みした、吉田秋生の「蝉時雨のやむ頃」も面白かった。
吉田秋生は「BANANA FISH」以来読んでないんだけど、これは全然イメージが違う。
十五年前にいなくなった父親が死んで、その葬式に参列することになった三姉妹が、そこで血のつながらない妹と出会い、彼女を自分たちの家へと呼び寄せる、という話。
これも描きようによってはドロドロした話になってしまうのだが、三姉妹があっけらかんと明るくて、父親の死にも「正直悲しくない」とあっさり切り捨て。妹に対しても、わりとニュートラルな態度で接しているので、読んでいる方も余計な身構えをしなくていいのでラク。
これは多分、シリーズとして話が続いていくんじゃないかと思うけど、この調子で重くなりすぎずに続けて欲しい。重い題材をダークに描くのはよくあるけど、あえてあっさり日常として描く方が私は好きだ。

それにしても、漫画喫茶の中がえらく寒くて参った。
寒さに耐え切れず、思わず毛布を借りてしまったが、それが微妙にタバコくさくてイヤだった。背に腹は変えられないから我慢したけど。
でもその後見てみたら、置いてある毛布が結構減っていたので、みんな寒かったんだろう。
あの寒さは、客を追い出すための意図的なものなのか?

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中島京子「FUTON」「均ちゃんの失踪」

ちょっと感想がたまってしまったので、二冊いっぺんに。

先に読んだのは「均ちゃん」だったのだが、これが予想外に面白かった。
均ちゃん、という中年男が失踪し、たまたま彼の家に泥棒が入ったために呼び出された、イマカノ、元妻、そしてパートタイム恋人。
三人のその後と均ちゃんの行方を、連作形式で描いている。
ふつうなら、こういう一人の男をめぐって女性が集うと、たいていドロドロした話になるのだが、これは全然そういうことはなく、むしろあっけらかんとしたユーモアに満ちた作品になっている。
というか、中島京子の作品全体に、意図しているのかしていないのかよくわからないが、何気ないユーモアが漂っているのだ。
特に、均ちゃんに置いていかれたという格好になっている三人の女性が、最終的には均ちゃんを見捨てていく(それも自然体で)、というのがいい。
一人未練がましい均ちゃんに、「ざまあみろ」という気になる。

「FUTON」の方はもうちょっと複雑で、日本文学の研究者であるマッコーリー教授と、彼の教え子の日系アメリカ人の女の子、そして日本で蕎麦屋からサンドイッチ屋に転身したおじいさんの話が、田山花袋の「蒲団」に絡めて描かれている。
作中作で「蒲団の打ち直し」と題して、マッコーリー教授が「蒲団」を主人公の妻の視点から書き直しているのが面白い。
実は「蒲団」は読んだことがないのだが(国文学科なのに…)、もう読んだような気になってしまった。
知らない人のために説明しておくと、自分の家に下宿している教え子(女性)に懸想した作家先生が、彼女の恋愛(その作家とではなくて他の若い男との)を表面上は倫理面から反対し、実際は嫉妬心から反対して、結局彼女を実家に連れ戻させることにしたあと、彼女が使っていた蒲団の匂いを嗅ぐ、というような話(たぶん)。
「FUTON」の教授と日系人の教え子との関係が、「蒲団」のそれと重ねあわされているのは確かだが、それよりもサンドイッチ屋絡みのサイドストーリーが結構面白い。
題材だけとってみると、なんだか小難しい話になりそうだが、全然そんなことはなく、肩の力が抜けたユニークな試みの本になっていると思う。

これからの作品が結構楽しみな作家だ。

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がっかり…

今日は有明方面へ買い物に行ってきた。
で、その後汐留でお昼ご飯。
ネットで見つけたお店なんだけど、ものすごく高級感あふれているわりには、ランチの値段も手ごろでとても良かった。
また来よう!と友人と誓い合ったのだった。

あ~しかし、一つがっかりしたことが…。
まだ先の話なんだけどさあ~。
今年の夏休みは、恒例の買い物→ホテル一泊を予定していたというのに、買い物予定の日が、なんと夏休みの最後の日に当たってしまった!
そんなあ~そんなあ~。
夏休み明けの初日は猛烈に仕事が忙しいので、とてもじゃないけど休めない。
したがって、ホテルに泊りに行けない、つーことで。
まあ別の日に泊ってもいいんだけどさ、買い物帰りというのが重要なんであって。
くそ~ここ数年上手い具合に、夏休みの初日と買い物の日が当たっていたというのに…なんで今年はうまくいかないの…?
このぐらいのことで、こんなにショックを受けている私も私だが、他に楽しみがないんだよね…。

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だから飲み会ですよ

昨日は例によって飲み会だったわけだが。
昨日から大々的な大異動があり、うちの部署も一人が他の部署へ異動して、そして二人が他の部署から異動してきたのだった。
そんで、歓送迎会。
まあそこそこ盛り上がったんではないでしょうか。
食後に、ご飯もので締めるか、デザートで締めるかでもめた挙句、私がメニューから「おはぎ」を発見したので、みんなおはぎを選択。
ご飯もの兼デザートという、これ以上ないチョイスにみんな満足したのだった。
美味しかったよ。

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