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旧交を温める

私には同期がもともと五人いたのだが、そのうち女性は二人とも退職してしまい、私一人だった。
二人とも比較的仲良くしていたのに、それっきり年賀状ぐらいしかやりとりがなくて、寂しい思いをしていたのだが。
今日、そのうちの一人が転職した先の仕事の関係で、うちの会社にやってきた。
元々「来る」という話は聞いていたので楽しみにしていたのだが、かれこれ6~7年ぶり?になるのに全然変わってない!
相変わらずかわいい人だった。
一応向こうはお客様なので、どう対応すべきか一瞬悩んだが、向こうが以前と同じように話しかけてきてくれたので、こっちも昔モードで。
それにしても、彼女はもう二人も子どもがいて、上の子は来年小学校だという。
あ~…いろんな意味で差がつくわ…。
でも、久しぶりに会えて、本当によかったよかった。
しかしこれでプライベートでまた…という話になるかどうかは微妙。
子ども二人じゃあなあ…なかなか出て来れないよなあ…。

それとは関係ないが、今日はチーフに小言を言われて、ちょっとムっとした。
最近仕事が少ないので、パートさんにやらせる仕事を探すのに苦労していたのだが、チーフが「こっちにはまだいろいろ仕事があるのに、なんで遊ばせているの?」みたいなことを言ってきた。
あのなあ。他に仕事があるなら、そう言ってくれよ。
知らないから、あちこち御用聞きに回ったりしちゃったんじゃないかよ。
ほんっとーに、このチーフは一人で仕事を抱える傾向があるので困る。
もうちょっと分散させろよ。
最近では、細かい決定事項もこのチーフを通すと話がややこしくなる…というか、独断で決めてしまって今までのやり方と180度違うことを言い出したりするので、あとあとバレないようなことは内密にことを進めたりしている。
ほんとーにさあ…私だって、この会社に勤めてもう12年ですよ。
ちょっとは信用して仕事を任せてよ。

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支倉凍砂「狼と香辛料 1~3」

弟が絶賛していたので、基本ライトノベルは読まないのだが読んでみた。

これってラノベの王道からは外れてるんじゃないかなあという気がする。
だって、全く恋愛的要素がないんだもん。
ライトノベルって、「女の子に全くモテないけど人一倍優しい“ボク”が、いきなりあらわれた美少女(宇宙人もしくは女神もしくは天使もしくはロボットもしくは超能力者もしくは未来から来た)に一方的にモテまくる」という話ばっかりだと思ってたけど。
偏見?
これはファンタジー設定のコンゲーム。純粋に「いかにして商業で成功するか」というのがテーマなのだった。
それはそれでよくできているし、なかなか後半への盛り上げ方もうまいので感心するのだが。
このホロってどうよ?
弟は「ホロ萌え~」とか言ってたけど。
豊穣をつかさどる狼の神。少女の姿をしているが、狼にも変身できる。
なんでか知らんが遊郭語。「わっちゃあ」とか「ありんす」とか。
百歩譲って、遊郭語もアリだとしよう。ラムちゃんだって「だっちゃ語」使ってるし。
でもなあ~。正直言って、このホロと主人公のロレンスがちょっときわどい会話すると、私は無意識のうちにそこを読み飛ばしているのだった。
なんでか知らんが。
たぶん、この二人の不釣合いさが気になるんだろうなあ。
ロレンスの不器用さと、ホロの神らしからぬ生々しさが、かみ合ってないというか。
まあ逆に言えば、その関係がどうなっていくのかが見所だともいえるんだろうけど。
続きが気にならないでもないけど、一番最後にどうなったかだけわかればいいかも。

むしろ、この作者はライトノベルを卒業して、純粋にミステリーっぽい話を書いた方がいいいと思う。
それだけの構想力はあるんだから。

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小ネタ

母親に「にしおかすみこ」を説明しようとして、
「だからあ~、にしおかあ~あ、すみこだよ~、って言う人だよ」
とマネしてみたら、予想外に似ていた。
ネタ知らんのに。
飲み会の宴会芸として使えるかもしらんな。
賞味期限は年内って感じだけど。

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締め出し

寒くなってくると、ニャン太は外に出たがらず、したがっていつも外でしているトイレを家の中でやらかしたりする。
集中的にやられているのは、親父の布団なんだけど。

昨日は早々と床についたにも関わらず、母親がいきなり私の部屋にものを取りにきたために目が覚めてしまって、それからまったく眠れなかった。
そしたら、夜中に誰かが起きて玄関を開けて、また閉めたような気配がした。
親父がどっかに出かけたのかな~と、それほど気にもとめていなかったのだが、翌朝、家中がニャン太の鳴き声で目覚めた。
なんと、ニャン太は一晩中外に締め出されていたのだった。
私の推理によると、夜に玄関を開けたときにニャン太が出てしまったか、もしくは意図的に外に追い出したのか、どちらかだ。
どちらにせよ、犯人は…(ビシッ)親父さん…あんただね。

それにしても、昨日は比較的暖かかったからよかったようなものの、ホントに冷え切っている晩だったらニャン太が凍え死ぬぞ!
布団の恨みがあるからって…締め出すなよなあ…。

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おにぎり

今日は家でダラダラしてようかと思ったのだが、昨日雨ですっかりダラダラしまくってしまったので、出かけてみた。
どーしても、デパ地下のおにぎりが食べたくて、おにぎり三つとお饅頭を買い、いつもの漫画喫茶へ。
「よつばと!」を全巻読破しながら食べた。
ここのおにぎりはホントに美味しいんだよね。コンビニのとはもちろん比べ物にならないけど、他のデパ地下で買ったおにぎりよりも美味しい。
なんでだろ。
「よつばと!」は弟ブログでなんだかんだとごちゃごちゃ言ってたけど、別にいいじゃん。「面白い」の一言で。
あいつはやたらと「天才的!」とか連発してるけど、こういう漫画を描く人を天才とは言わないんじゃないの?
別にけなしているわけじゃなく。
「すごくいい漫画を描く人」でいいと思う。
私が好きなのは、よつばが泣くところ。あの泣きかたを見ると、なんでかきゅ~んとしてしまう。
「よつばと!」は買ってもいいなあ。
ちえぞうさん、もし手放すなら私にちょーだい。

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岸本佐知子「ねにもつタイプ」

本業は翻訳者だが、エッセイもいい味出している。
この人が翻訳しているのがどんな作品なのかいまいちわからんのだが。

いわゆる不思議ちゃん系のエッセイ。
と言っても、さすがに文章力があるので、「なんだかヘン」なエッセイも、むしろ幻想的な挿話みたいな感じになっている。
下手すればあざとい感じになりそうだが、意外とあけすけな文章もあって、けっこうツボに入ると笑える。
こういう人は、作家になっても面白いものが書けそうだけど。
ところどころに入っているイラストが、また内容とマッチしていてセンスがよい。

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こんな夢を見た

この間、すごく変な夢を見た。
まあ夢ってのは変に決まってるんだけどさ。

私は小学4年生で、クラス替えがあったので私はどうやら10組になったらしい。
小学校のときは3クラスまでしかなかったけど、中学は10クラスだったので、そこらへんが混同してるっぽい。
で、クラス分けは紙に貼りだされていたんだけど、そこに私が学級委員だというようなことが書いてあって、「またか…」と思いつつも、「でも私一ヶ月学校に通ってなかったのに、いいのかな」と疑問に思っていた。
夢の中ではすでに六月ぐらいになっているらしく、私はその日が初登校だった。
で、とりあえずあわてて教室に行ったら、担任の先生は中学時代の数学の先生だった。
な、なぜ…?
はっきり言って、この先生のことなんて、ここ十数年一度も思い出したこともないのに!
別に好きでも嫌いでもない、「数学の先生」だったんだが。
なぜ夢の中で担任になっていたのか…。
まあそれはそれとして、いきなり数学の問題を出された。
「正方形の中に適当に中心点を打ち、そこから放射状に正方形内に線を引っ張ってできる三角形がすべて同じ面積になることを証明せよ」
うむむ…三角形の内角の和があ~だから…などと頭を捻っているうちに、眼が覚めた。
つか、面積同じにならねーよ!
…どういう夢なんだ…。

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原武史「滝山コミューン一九七四」

これは…なんか、自分自身の学生時代の思い出が怒涛のように流れ出てくるなあ。

タイトルはかなり学術っぽいが、内容は作者が卒業した小学校で形成されていた、日教組の教員による独自の教育方針がまかり通っていた理不尽な状況を振り返るというもの。
元々の意図は当時の教育体制への疑問なんだろうが、半分以上は自分の体験談なので、普通に読み物として楽しめる。楽しい話じゃないけど…。
1974年というと、学園紛争の名残が色濃く残っている日教組全盛の時代だったらしい。
彼らが良かれと思って推進していた教育方法というものが、実際には洗脳や差別と変わりなかったという指摘をこの本ではしていて、実際、ここで記された思い出の数々というのは、ちょっと生々しいほどに歪な教育の姿である。
例えば、班ごとに点数を競わせ、最下位の班は「ボロ班」として他の生徒たちに糾弾されたりとか、日教組の担任が自分のクラスの生徒によって児童会を支配させようとしたりとか。
今の教育からはとても考えられないことが、むしろPTAや保護者の支持を得ていたというのが、なんだかすごく不思議な気がする。
教育って所詮不変のものじゃなく、そのときどきの社会体制にたやすく影響されてしまうものなのだな。
作者自身は当事者で、かつ四谷大塚に通って私立中学(しかも慶応)を受験してしまうというほどの、いわば「秀才」の生徒だったために、在校中からすでにその体勢を疑問視していたらしい。
だからこそ視点が偏っていないとは言えないが、作者自身もそれをすごく意識していて、「私自身の「物語」に回収してしまう」ことへの懸念を頻繁に表明している。
事実、同窓会で当時のことを同級生に聞いて回ったら、ほとんどの生徒が覚えてなかったというから。まあ小学校の思い出なんてそんなもんだろうなあ…。
でも、自身の体験を踏まえつつも、あくまで客観的に分析しようとしている姿勢は評価できる。

なんかこれを読むと、本当に自分の学校時代の思い出とかが蘇ってくるんだよなあ。
書くと長くなるから割愛しますが。
この間、高校の同窓会報みたいなのが送られてきたのだが、ものすごくショックを受けた。
私の母校は学園紛争の煽りをもろに受けて、制服なし校則なし定期テストなし(テストはあったけど)という、革新的な学校だったのだが、会報を見たら…制服ができてる!
私服だというのが生徒のアイデンティティだったのに!
あ~…あの学校ももう終わりだな…。
私らの時代は、「日の丸・君が代」を卒業式でやるかどうかで全校集会が開かれて、無理強いしようとした校長を全生徒が糾弾したりしたのに、そんな気概はもうないんだね…。
というか、多分「制服の方がいいじゃん~」ぐらいに思ってるんだろうね。
高校生って制服を着てナンボだもんね。
あ~…なんかホントにがっくりした。

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奥田英朗「町長選挙」

伊良部シリーズ、この巻が出ているのをすっかり忘れていた…。

「ガール」でも思ったけど、この人はホントにきれいな終わり方が好きだなあ。
いや、それでも全然いいんだけど。
ものすごく後味がいいよね。
最近のいわゆるJ文学というのは、わりとバッドエンドこそ文学だ!みたいな傾向があって、私自身はいかがなものかと思っていたので、こういう作家はありがたい。
さて、今回も伊良部が絶好調。
海堂尊の「チーム・バチスタの栄光」にも似たようなキャラが出てきたが、あっちはどうしても癇に障るのに、伊良部は愛すべき人物に思えるのはなぜだろう。
う~ん…悪意の有無なのかなあ。
伊良部は全面的に悪意のない人物だけど、海堂尊の方は悪意ありまくりだしなあ。でも、それでも売れているらしいのでいいのか。
今回の話では、表題作はすごくいい。一応東京都だけどものすごい離島で町長選挙が行われ、町民が真っ二つになって争うという話。
途中まではまあ、いつもの調子なのだが、最後「棒倒し」で決着をつけるというオチには驚いた。というかむしろ新鮮。
もちろん現実にはありえないんだけど、「恨みっこなし」ということでは最上の決着のつけ方なんではないだろうか。世の中、こんな風に白黒つけたいものだ。
それにしても、ナベツネとかホリエモンとか黒木瞳とか、実在の人物がわかりまくりなのは大丈夫なんだろうか。

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お香典の疑惑

ケチくさい話題ですまんが。
この間、直接の上司ではなくてもっとはるか上の上司のお父様が亡くなられたということで、社員でお香典を集めたことがあった。
正直、上司とは言え直属ではないし、お香典は必要ないと思っていたのだが、うちのチーフが「みなさん、お香典のことを気にしていると思いますので、集めます」と。
いや、別に気にしちゃいないんだけど…。まあみんなが出すならいいかと思ったのだが。
なんと、一人千円だと!
せ、千円?
ちょっと相場がよくわからないのだが、お通夜に行くわけでもなく、お香典だけを出すという場合、一人千円も集めるか?
だって、うちの部だけでも五十人くらいいるんだぞ!
納得いかないまま、自分だけ出さないわけにもいかず、千円出したんだけど。

そしたらこの間、香典返しがやってきた。
まあ一人千円だから、タオルの一枚もくれるのかなと思いきや。
クッキー一枚。
つまり、クッキーの缶が回ってきて、一人一つずつ。
…なんだかな~。
別に香典返しに期待していたわけじゃないけど、なんかいろいろ納得がいかん…。

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せきしろ「去年ルノアールで」

なんかで紹介されてたのを見て読んでみた。
せきしろって…だれ?

でも面白い。
あ~ナンセンス系の面白さ。
ナンセンスだけど、文体にあざとさがないので、すんなり読める。
ナンセンス系エッセイでは、宮沢章夫とかも書いているわけだが、この人はすんごくあざとくて、正直読むのが辛かった。
「そんなの当たり前だろ!」ということにわざわざ疑問を呈したりして、結構やり口がミエミエなんだもん。
でも、せきしろという人は、それがないな。
まあずーっと、ルノアールを舞台にひたすら人間観察した結果を書いているに過ぎなので、後半ネタがなくなってきている感じはあったけど。
でも、本当にルノアールって、結構特殊な環境なんだよな。
大学時代に、家庭教師のバイトまで時間があったので、暇つぶしに入ってみたことがあったんだけど、あのソファが沈みすぎて、思わず半笑いになった思い出が。
ちょっと大人な喫茶店だとばかり思っていたのだが、もっとゆるい空間だった…。
ルノアール…二度と行くことはあるまい。

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吉田修一「初恋温泉」

ほんっとに読むものがなくて…仕方なく手にした一冊。

吉田修一は、正直もういいよ。
う~ん…決して下手ではないと思うのだが、ウマが合わないというか。
「悪人」も評価が高いらしいけど、はっきり言って読む気がしない。
というか、新聞連載時には読んでたんだよ。そんで、あまりの救いのなさに読む気が失せた…。
今回は、タイトルはポップだが、内容はいまいち暗い。
日本全国の実在有名温泉を舞台に、いろんな男と女の群像を描き出す、みたいな。
ほとんどがアンハッピーエンド…というか、短い話なのでちゃんと決着をつけずに、うやむやのまま終わっているパターンが多い。
それはそれでもいいけどさ。
…なんか、暗い話の温泉はあんまり行く気もしなくなるので、正直宣伝にもならないよなあ。
これ、旅館の人が読んだら結構ガッカリすんじゃないかなあ。

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スチュアート・ヒル「アイスマーク」

ヤングアダルト系のファンタジー。
ミステリは日本のものもかなりレベルが高いけど、ファンタジーはやっぱり欧米には適わないわ…。

北の雪国である「アイスマーク」国の姫が、南から侵攻してきた敵に王である父を殺され、国を守るために、辺境の地に住むウェアウルフ(人狼)とかヴァンパイアとかユキヒョウ(人語を話す)とかに助けを求める、という話。
要するに、そういう人間とは違う種族との共存というのが裏テーマとしてある。
ヤングアダルト系ファンタジーとはいえ、ひたすら戦争、戦争、戦争の話。
これ、ちょっと雰囲気が入江亜季の「北の十剣」に似ているんだよね。勝気な姫君が国を守るために奮闘するというとことか。舞台設定も近いし。
主人公の姫君が、とにかく大人で差別の心がないという魅力的な性格なので、わりと終盤の展開は読めてもそれなりに楽しめた。
これ、下手すると「世間知らずのお姫様が世間にもまれて人並みになっていく」という話になりがちだからね。最初からきちんとそこらへんの常識を兼ね備えているのでほっとした。
あと、やっぱり味方になってくれる人外キャラがいい味を出している。特に、ユキヒョウはビジュアル的にもかなりいい感じ。
読んでいる途中で確信したが、やっぱりこれって映画化されるらしい。
いまファンタジーブームだからなあ。
しかし、原作は続編があるというのを知ってちょっとがっかり。
しかも、二十年後だって。そうやって子孫に受け継がれていく系の話はちょっとなあ…。

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寿への道 17

先週会った人と、また会ってきた。
そんなに悪い印象はなかったし、とりあえず付き合ってみないとわからないから。
今回は夕飯をいっしょに食べただけなんだけど。
う~んう~ん…まあ文句はいろいろとあるんだよ。
例えば、これまでその相談所経由で会った人たちの話をしすぎることとか、あとレストランでの振舞いがスマートじゃないとか、三十分遅刻してきたとか。
レストランでの振舞いつーのは、テーブル会計なんだから、私が食後にトイレに立ったときに会計を済ませてくれりゃあいいのに、戻ってきてから払ってたこととか、あとバターがちゃんと二人分あるというのに、私の使いかけのバターをそのまま使ってたこととかな。
チェックが細かすぎ?
遅刻はまあ、仕事のせいだったので別にいいんだけど。
でも相談所で会った人の話はなあ~…。正直ちょっとどうかと思うんだよね。
まあ向こうが言いたいのは、「これまで会った人に比べて、ロザリーさんはすごく気が合う感じがする」ということらしいのだが。
でも、それを言うために今まで会ってきた人のことを持ち出すのはなあ…。

とりあえず、私も相談所に入ったばっかりということもあるので、様子見でしばらくお友だちから始めることにした。
もちろん相談所は続けます。
どうなることやら…。

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後悔先に立たず

痛恨…自分の愚かさにはほんっとーに腹立つわ…。

この間、古本屋に持っていって、千円しか値がつかなくて持って帰ってきた本が、どうしても納得がいかないので、めったに行かない別の古本屋に持っていった。
そこは一応、同じチェーン店なのだけど、久しぶりに行ったらえらい空いていた。
査定もあっという間。この間は三十分以上待たされたのに…。
そしたら。
なんと、例の古本が「八千円」ですよ!「八千円」!
はあ?どういうこと?
向こうが恐ろしく淡々としていたので、私も普通にリアクションしてしまったが、冷静に考えるとものすごい値段だ。
だって、私はその本を同じ古本屋で600円ぐらいで買ったんだから。
しかも完全にジャケ買いで。
自分の先見の明には空恐ろしさすら感じるよ…。

しかし、それにしても悔やまれてならないのは、もう一冊の方を二千五百円で手放してしまったということ。
くう~。最初からこっちに持っていけば、八千円だったはずなのに!
後悔先に立たずという言葉が、身にしみる…。
まあ、もう一冊を千円で売らなかったということに、今は満足していよう…。

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コミック化

三浦しをんの「風が強く吹いている」が漫画化されるらしい。
車内広告で知った。
なんだかなあ…。
まあ漫画化しやすいストーリーではあるけど、私は納得いかん!
だって、「ヤンジャン」だよ?どうせ、本編には登場しない、都合よくかわいい女の子とかが出てくるに決まってる。
それから、車内広告に出ていた走が、私のイメージと違いすぎる。
あんなに華奢じゃないんだよ。もうちょっとがっしりしてないと。
あとなあ。

走は黒髪じゃねえ!白頭だあっ!

はあはあはあ…。
漫画における、髪の色がベタ(黒)か白かというのは、結構重要なんですよ。
で、私の中では走は絶対に白頭なんだよ!
太刀掛秀子という、かつて有名だった少女マンガ家の作品で、主人公の男の子の頭が、「りぼん」掲載時はベタだったのに、単行本収録時には白頭になっていたのが私は忘れられない。
それについての作者のコメントが、「私の中では絶対に白頭だったので、変えてしまいました!」というものだった。(白と黒、逆だったかもしんない)
そんで、「そういうこともあるのかあ!」とものすごく納得した私だった。
なんというか、白は「明朗活発」、黒は「沈思黙考」というイメージなのよ。
だから、走は白頭だし、灰次は絶対に黒なのだ。
…わかるかなあ。

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方波見大志「削除ボーイズ0326」

ポプラ社の新人賞で2000万円もらった作品。
に、2000万…。正直100万くらいな感じだけど…。

フリマで知らないおじさんからもらったデジカメは、実は過去が消せる機械だった。
落としてしまったせいで、3分26秒の記憶しか消せないのだが、それを使って死んだウサギを生き返らせたり、友だちの父親が株で損をするのを防いだりしているうち、ひきこもっていた兄が突然自殺を図り…。
この「過去を削除」という発想がキモなんだけど、こういう時間ファンタジー系は、よっぽど設定をうまくやらないと絶対にどこかで破綻をきたすんだよね。「タイムパラドックス」みたいなのができてしまう。
今回はまあタイムスリップとは違うのでもうちょっと単純だけど、それでも後半ちょっと無理やりな感じがあった。
あと、なんで主人公が小学生なのかが納得できない。
小学生が「然り」なんてこと言うか?どう見ても中学生レベル。
主人公の兄も高校生以上にしか思えないし、この年齢設定は本当に謎。
ポプラ社だから?
それからもう一つ気になったのは、プロローグとエピローグがつながってないこと。
姫野カオルコの「ハルカ・エイティ」でも気になったけど、なんでプロローグが「後日談」的なのに、エピローグはプロローグよりも手前で終わっちゃうの?
理解に苦しむ。
たぶん、エンディングは最初から決めてあったんだろうな…。そういう余韻を残す終わり方になってはいるんだけど、そういう終わり方にするなら、プロローグいらないじゃん。と思う。
まあ全体的にはよく練られた話だし、最後の方の展開にはいろいろ感動エピソードも盛り込まれているのだが…にせんまんえん…そんなにあげちゃっていいの…?

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辻村深月「子供たちは夜と遊ぶ」

今まで読んだこの作者の作品の中で、一番ミステリっぽかったかも。

しかし、読んですぐにネタがわかってしまった。
結構ありがちなオチなんだもん…。双子という設定だと、こういう展開はよくあるよくある。
そんでも、その肝心なオチ以外の、人間関係の秘密は読み取れなかったので、そこは結構面白いと思った。
それにしても、上巻は相変わらず自意識の強い登場人物ばっかりで、読んでて疲れた…。
なんというか、もうちょっと清々しい人物はいないのか?
あ、一人いる。
この人の作品では、大体いつもメガネくんタイプの人間がいて、その人が唯一の常識人みたいな設定なので、メガネくんが出てくると安心できる。
ホントにメガネかけているかはわからんが。
けど、あんまり出来すぎな登場人物なので、逆に「裏切られるんじゃないか…?」と疑心暗鬼にもなってしまうのだった。
メガネくんは永遠にメガネくんでいてほしい。
…そういえば、浦賀和宏の作品ではメガネくんが恐ろしい寝返り技を見せちゃって、それ以来私は彼の作品を読まなくなったのだった…。
そんなにメガネくんが好きか、私…。

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さるかめ

なんかね~。最近2ちゃんに釘付けなのですよ。
なんでかっていうと、それはもちろん、「さるがおのかめ」の事件が気になるから…。

肝心の試合は見てないのにね。というか、家にはいたんだけど、もしチャンピオンが負けたら…と思うと恐ろしくて見られなかったのだった。
まあ無事に勝ってよかったけど。
そんでその後ああいうことがいろいろ発覚して、それで事情がよくわからんかったので2ちゃんで確認しようとしたら、もう「かめまつり」の真っ最中。
最初はかめ一家をこき下ろしていたのだが、次にTBS批判になって、それから今度は「サンジャポ」の子持ちロッカー非難になっていった過程を、逐一私は目撃していた。
「サンジャポ」は私も見てて、「それってどうよ…」と思ったので同情の余地はないのだが。
それにしても、チャンピオンは面白いなあ。
つか、ボクシング関係の人って、天然で面白い人が多いよね。
その天然をいつまでも失わないでください…。

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古川日出男「ハル、ハル、ハル」

うちの弟が猛プッシュ。
「ベルカ、吠えないのか」しか読んだことがなかったので、もう一冊選んでみた。

うーん…まあ、弟がハマるわけがわかるわ。
独特のスピード感、疾走感というのいか、そういうのがあって、若い読者のハートをがっちり鷲づかみ!てな感じ。
私も嫌いではないというか、けっして悪い印象は持たなかったのだが、なんというか…やっぱりちょっとその個性が鼻につかないでもないんだよね。
表題作はけっこう中途半端な終わり方。これは意図的だろう。
あえて結末をつけない終わり方にして、「エンドレス」みたいな余韻を残している。
「スローモーション」は個人的にはかなり感情移入して読んだ。
始まりから結末まで全然予想がつかない展開なので、最後のところ思わず読み返してしまった。
あと一作は…ちょっと忘れました。すまん。
なんか犬の話。
まあそれぞれの話はいいんだけども。奥付のページに作者の決意みたいなのが書いてあって、「あ~これいらないよな~」とすごく思った。
あとがきならあとがきにすればいいのに、そうでもない短文。
「自分の作風はここから変わりました」みたいな。
うんうん。それは読めばわかるから。
わざわざ書かなくてもだいじょぶだよ?

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寿への道 16

今日は例の、結婚相談所関係の人と会ってきた。
う~ん…どうなんだろ。
でも背が高いので、それだけでけっこうポイント高し。
187センチもあるんだよ。
まあ顔は……だけども。
先週の人も結構背は高かったけど(182ぐらい?)、それでもやっぱりイマイチだったので、身長だけではないんだと思うけど。
話もそこそこ合った。趣味関係があんまり合わないのが気にはなったけど。
そんで、この相談所のノウハウなんかをいろいろ聞いて勉強になった。
私はお見合いサイト系には慣れているけど、こういう相談所はまったくの初心者だったため、いろいろと他の人とは違うやり方をしてしまっていたらしい。
だって、申し込みがあったら即、顔を合わせるというんだけど、やっぱ不安じゃない?
いくら身分が保障されているとは言っても。
だから、メールなんかでダラダラやりとりをしてから交渉に入ったのだが、それは普通じゃないらしかった。
そうなのか…。
まあそれが新鮮だったと言われたけど。褒めているのかどうかはよくわからんが。
あと、今後どうするかを、私は大体メールで連絡してきたわけだが、いきなりその場で言われたので驚いた。
まあ私も一回きりでは決断できない感じだったので、もう一回会うのにやぶさかでなかったけど。
そういうのも全部メールでやるのかと思ってたので、ちょっとビビった。
あんまり慣れたくはないけど、今回もうまくいかなかったら、ちょっと学習していかねばならんな。

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びよういんへ

病院ではなく美容院へ。
いつもの店に行ったら、待っている人がいるぐらい混んでいた。
そういえばここ予約制なんだった、と思い出し、「待ちますか?」と聞いたら、いきなり「パーマですか?」と聞き返され、「はい」と答えると、「ではこちらにお名前をお書きください」って有無を言わさず順番待ちに入れられた。そんでそのあとようやく、「今お二人お待ちですので、その後になりますがよろしいですか」って、それ聞く順序がおかしいだろ。
しょうがなく「はい」っつって、待ってたんだけど。
あ~別の店にすりゃあよかった!というぐらい時間がかかった。
始まるまでに三十分くらい待たされ、切り始めてからもたびたび中断。
しかも、やっている担当がいまいちでなあ…。なんというか、微妙に仕事が粗いのよ。
カッティングの技術がどうとかじゃなくて、髪を巻くときにいちいち痛いとか、頭に巻いたタオルがずり落ちそうになっているのに気付かないとか、読んでいた雑誌を読み終わっちゃって手持ち無沙汰なのに新しい雑誌持ってきてくれないとか、腰に巻いている道具が私の肩の辺りにずーっとあたっているのに気付かないとか、後ろ姿を鏡で見せてくれようとして微妙に鏡の位置が悪くてよく見えないとか。
まあ髪型にはそんなに不満はないんだけどね。
そんなこんなで、一時半に店に入ったのに、帰ったのは五時半だった…。
そりゃ疲れるわ…。
後半、あからさまに私がぶすっとしていたのでフォローしようとしてか、「パーマ、ステキですね」とか、「パーマでムースつけている人、ぼく好きなんですよ」とか訳のわからんことを言う。
パーマかけてて、いつもムースで整えるって、普通じゃね?
リアクションに困る褒め方するなよ。
そろそろ店変えるか…。

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死者と死者

打海文三が死んじゃった!
ええ~どうするどうするどうするよ!
私は「愚者と愚者」の感想で、誰が死んで誰が生き残るかを予想したわけだが、

まさか作者が死ぬとは。

ちょっと驚きをフォントで表現してみました。
どうやらシリーズの最終巻は「覇者と覇者」というタイトルだったらしい。
てっきり「死者と死者」かと思ってたけど。でもそれじゃあホントに洒落にならない。
執筆途中で心筋梗塞で亡くなったということなので、途中までの原稿はあるはずだが、それって刊行するんだろうか。
時々あるよね、思いっきり未完の状態で刊行される本が。
そもそもこのシリーズは上巻が孤児部隊、下巻がパンプキンガールズの話なので、とりあえず上巻分だけでも書き終わってたらそれはそれでいいのだが。


そういえば昔、「宇宙皇子」にハマってたとき、全五十巻というのを知って、「完結する前に作者が死んだらどうしよう」と真剣に悩んだものだったが、完結する前に私が飽きてしまったのだった。
このままだと「グイン・サーガ」もあぶないぞ。全然終わる気配ないもん。
「宇宙英雄ローダン・シリーズ」は作者が複数の人になっていまだに続いているけど。
「覇者と覇者」も誰かが遺志をついで、書き続けたりは…しないよな。

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小池真理子「愛するということ」

実験的恋愛小説と銘打っているが、そんなに実験的な感じはない。

とある女性が、一人の男と出会い、愛し合い、やがて男に別の女ができたために別れて、その別れの悲しみから抜け出すまで、という「恋愛」の一つの過程を丹念に描いている。
要するに、男の心変わりに苦しむという話なので、途中で読んだのを後悔したけど、最後は決して後味が悪くない。
しかしなあ。
この相手の男との出会いっていうのが、婦人科の診察でだよ。
不正出血があったので診察を受けにいって、そこで内診した医者と一年後くらいに偶然再会して、それで恋に落ちるという設定。
そんなことってあるかなあ。
まあリアリズムは求めてないけど、女性の生理から考えて、男の医者の内診に耐えられるというのは、その医者が赤の他人だからなんだよな。
たとえ高名な医者だったとしても、それが親戚の叔父さんだったりしたら、とてもじゃないが診察されたくはない。
そんな出会いでも恋愛できるというのが私には理解しがたいのだが。
あと、最近女の方が年上というパターンが多いのも気になる。
今回の主人公は男よりも年下だけど、その男が心変わりした相手というのが、男よりも十歳年上。もちろん、美人で年齢を超越した美しさを兼ね備えているという設定だけど。
これって「虹の彼方に」でもあったよなあ。
理由はよくわからないのだが、私は男が年下の恋人を捨てて年上の女性に走る、というシチュエーションがどうしても生理的にダメなんだよね。
自分でも不思議だが。
なので、この男には非常に腹が立った。主人公は許しても、私は許さんぞ!

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池澤夏樹「きみのためのバラ」

池澤夏樹はやっぱうまいわ~。

ものすごい事件があるわけではないのだが、淡々としている中にもドラマ性がある。
しかし、一つ間違うとオカルト方面に突っ走りかねない雰囲気があるかも…。
一番良かったのは「レギャンの花嫁」。「花を運ぶ妹」の番外編? 哀しい短編なんだけど、哀しいだけじゃ終わらなくて、なんというか人間が生きていくうえでの「避けがたいもの」がきちんと描かれている。
「ヘルシンキ」もよかった。とある男性が、離婚したせいで別れて暮らしている娘と旅行中の父親と出会うという、それだけのエピソードなんだけど、言葉というものの持つ重みが伝わってくる。
「レシタションのはじまり」は、オカルトとの境界ギリギリと言う感じ。「連夜」もそういう雰囲気があるが。
現実と幻想のあわいに遊んでいるような作風は嫌いじゃないが、あんまり幻想に傾きすぎるのはどうかと思うので、今のところでとどまっていて欲しい。

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道尾秀介「片眼の猿」

ん~…私は知らなかったけど、これってケータイ小説なんですか?
正直、それで納得…という感じ。

設定というか、発想は面白いと思う。
探偵事務所に勤める男は、どんな音でも聞き逃さないという特技を持っている。ある日、ほんの偶然から知り合った女性に声をかけて、探偵としてスカウトするのだが、彼女にはある秘密があって…。
なんかなあ…自分で思いついた発想がうれしくてしょうがなくて、ちらちらそのヒントを出しては面白がっている、というのがいかにも幼稚で…。
あまりにも思わせぶりなその書き方には食傷気味。
最後に仕掛けが判明しても、「あっそ」と言いたくなってしまう。
とにかく、あまりにも文章が稚拙すぎる。導入がものすごく唐突なので、登場人物の性格が全然伝わってこないし。
アイデア一発の話にしか私には思えない。
この発想力が持続されれば、文章力は書いてるうちにアップしていくだろうから、ものになるかもしれないけど。
とりあえず、別の作品を読む気にはなれないなあ。

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スコット・リンチ「ロック・ラモーラの優雅なたくらみ」

いや~。海外のファンタジーって、ときどきものすごく上手なのがあるよな。
今回も、これが処女作という話だが、ものすごく上手い。

架空の世界だけどちょっとイタリアのヴェネツィアあたりっぽい設定で、ロック・ラモーラという天才詐欺師と彼の仲間たちが織り成す痛快な冒険譚…と言いたいところだが、表紙の絵からは想像もつかない、結構厳しい展開の物語だった。
ロックは「悪党騎士団」を名乗って、町の名士たちを言葉巧みに騙してお金をかすめとっていたのだが、ある時同じような仕事をしている仲間たちが「灰色王」を名乗る男に次々と殺されていく。ロックたちはそれに立ち向かうことにするのだが…。
私はてっきり、この悪党騎士団が灰色王をやっつけるのだとばかり思っていたのだが、そんな単純な話ではなかった。
正直言って、悪党騎士団が登場するのは、この一作のみである。
もうそれがショックで、この後ロック・ラモーラのシリーズを7作予定しているということなんだが、読むかどうかはわからないよ…。
ロックはすごく魅力的な人物なんだけどね…。
ただ一つ不満なのが、ロックが振られた相手として名前だけが登場するサビータの存在。
ロックたちに負けず劣らずの凄腕詐欺師らしいのだが、こういう女を思わせぶりに出すのはやめましょうよ。
きっとこれからのシリーズでキーパーソンとして登場したりするんだよ。
もし、この作者がこのままサビータを登場させなかったら、拍手喝采を送るけど。
でも大体そういう誘惑に勝てる作家はいないんだよなあ。

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久々に飲んだ

久しぶりにちえぞうさんと飲みました。
何ヶ月ぶりだろ。
意外と話のネタが新鮮だったので、ずいぶん飲んだなかったらしい。
ゆっくり休んでくださいよ。

今日は他に書こうと思ってたネタがあったのだが、別のところで使ってしまった。
というのは、会社でブログを立ち上げていて、社員が持ち回りで原稿を書いているのだけど、今週は私の番だったのをすっかり忘れていて、というかまだまだ先だと思い込んでいて、全然準備してなかったので、急遽こっちで使おうと思っていたネタを書いてしまったのだった。
五分で書いたので、けっこういい加減だけど…。ま、社員以外はほとんど見る人のないブログなのでいいか。

あーっと、ついでにブログのデザインも変えました。
なんだか季節が合わなくなってきたので。
たぶん今年いっぱいはこれで。

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寿への道 15.5

というわけでですね。
向こうからは申し込みのメールが来たのだが、「お友だちとしてしか見られません」とかいうあんまり説得力のない言い訳でお断り。
それっきり返事はきませんでしたとさ…。

でもね。
私もワガママだが、向こうも大概だと思う。
だって、1500円のランチを割り勘だよ?
いや、端数はおごってくれたけど。つまり1000円だけ渡したってことだけど。
私だってそんなにケチじゃないんだから、ランチをおごってもらったら、お茶代は私が出します、ぐらいの気持ちはある。
でもその後入ったあんみつ屋では、私が二人分払った。
向こうからは「払おうか?」ともなんともコメントなし。
まあたかだか二人で1000円くらいだからいいんだけどさ。
こういう金のことでグチグチ言うことがすでにケチか。

あとタバコの件があって。
私自身は吸わないので、できれば吸わない人の方がいいわけだけど、喫煙者は絶対NGとはわざわざプロフィールでは言ってないわけですよ。
そしたら向こうが、「タバコ吸う人がダメって女性が多くて、OKな人を探すのに苦労しました」とか言ってるの。
…いや…私もOKとは一言も言ってませんが…。

そんなこんなで。
うまくいかなかったということです。

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寿への道 15

今日は、某相談所の方ではなくて、惰性で続けているネットお見合いサイトの方で知り合った人に会ってきた。
会うにあたって、向こうが自分の写真を送ってきたんだけど…きたんだけど…。
私の経験上、事前に写真を送ってくる人で、「ステキv」という人はいない…のはなぜだろう。
それで、ちょっとテンション下がったのだが、「やっぱ会うのやめます」というわけにもいかず、そのまま会うことになったのだった。

しかし、待ち合わせから失敗。
いや、私が待ち合わせ場所を間違えたというか、思っていた場所と違っていたのでたどり着けなかったというだけなんだけど。
しかし、なんであんなややこしい場所にしたの…?というところで。
普通ならわかりやすい中央の改札にするもんだと思うのだが、私の路線からだと一回外にでてぐるっと回らなくてはいけないという。駅の全然反対側だったので、構内の地図見ても載っていなかった。
まあそれでも今は携帯という便利なものがあるので、なんとか会えたけど。それでさらにテンションが下がる。
で、とりあえずご飯を食べることになっていたので、「どこがいいですか?」と聞いたら、「好き嫌いないのでどこでもいいですよ」と丸投げ。
え?
確かに、私はここの場所はけっこう詳しいみたいなことを言ってしまったけど、多少は下調べするもんじゃないのか?
とりあえず、私がネットで調べてあったイタリアンレストランへ。そこはまあ、雰囲気も値段も味も悪くなかった。
そこでぽつぽつお互いのことを喋ったあと、近くの公園を散歩。
天気もよかったので気持ちはよかったけど、なんだかやたら「ずいぶん広い公園だね」を連発。
正直、そんなに感心するほど広くはない。というか、「けっこう歩いたね」といわれるほどの距離は全然ない。
私は歩くのが苦手なタイプなのだが、私が歩いてもそんなに大した距離ではなかったというのに。
どんだけ運動してない人なんだ?とちょっと疑問に思った。
そんで大道芸を見たり、ホームレスの人がいる隣のベンチで休んだりしたあと、お茶をするために再び公園を出た。
しかし、やっぱりノープランな人なので、私が「有名なあんみつ屋があるからそこにしますか?」と聞いたら、「そうしましょう」ということに。
混んではいたけど並んで入って、しかも相席だったもんだからろくに話もできずにひたすらあんみつを食べた。
そして「これからどうします?」と言われたけど、「………母親に夕飯の買い物頼まれてたので帰ります」と答えて帰ってきたのだった。
この言い訳、次回にも使えるな。

まあそんな感じで。
話は合わなくもなかったけど、これまでに会った人とタイプが似ているというか、「人柄は悪くないんだけどね~」で済んでしまう感じ。
プラスアルファがない。
あと、なんで男の人ってウンチク語りたがるんだろう。
正直言って、私より学歴の高い人はめったにいない。
しかし、絶対に自分の方が物知りだ、という風に語り始めるんだよね。
たいがいの場合、「そんなこと知ってるっつーの」と言いたくなる。
もうそういう「ウンチク」で自分の価値を高めようとするのはやめましょうよ。

はああ。
こんなことばっかり言っているから、いつまで経っても相手が出来ないんだろうなあ。
でも来週もまた違う人に会います。
同じ展開になる予感がしないでもない。

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納得いかん!

今日は、古本屋に本を持っていった。
けっこう大量で、掌が痛くなったけど、今回は「目玉商品」があったのでその痛みにも耐えた。
「目玉商品」は、なんと古本屋で一万五千円も値がついていた本なのだ。
買ったときは六百円だったのにね。
私の先読みの才能はけっこう大したものなのだよ。
で、買ったもののそれほど読み直してもいないし、こんな値段で買い取ってもらえるなら、と持ってきたのだった。
しかし、そこで欲をかいたのが間違いだった。
その高値をつけている古本屋に持っていったら、当然本が二冊になるわけで、価値が半減する。
だったら、別の古本屋に持っていったほうがいいんじゃないか?
と考えた挙句、結局そこではないところに持っていったらば。
「状態の関係で二千五百円になります~」
二千五百円?
通常だったら飛び上がって喜ぶ額だけど、ちょっと待て。
一万五千円で売ってたのに、買取は二千五百円って、いくらなんでもおかしくない?
せいぜい五千円ぐらいつけてくれるのが普通じゃない?
納得いかなくて一瞬引っ込めようかとも思ったが、その時点ですでに買取のために一時間以上待たされていたので、「…………じゃあその金額で」と折り合いをつけた。
しかし!
実は「目玉商品」はもう一冊あって、そっちはなんと千円!しかつけてくれなかった。
それはど~しても納得がいかなかったので、「それは戻してください」と言って返してもらった。

あ~欲をかいたのがいけなかったのかしら。
最初からあっちの古本屋に持っていけばよかったのかしら。
いろいろ納得がいかんわあ。

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二転三転

今日、本当はうちの母親が芝居を見に行く予定だった。
で、夜に出かけるので、祖母の夕飯をどうするのかでもめた。
私は「おすしでも買っておけばいいじゃん。私は外で食べてくるから」と言ったのだが、「こんなに寒いのにおすしってわけにいかないでしょ!」と言い張って、なんと勝手に叔母さんに来てもらうことにしてしまった。
味噌汁あたためるためだけに。
この叔母さんはほんとーに優しい人で。
私はいまだかつてこんなにいい人に出会ったことがないよ!というぐらいなんだけど、そうしたら仕事の日にちを変更して来てくれるという。
で、私は激怒。
「おばあちゃんだってそこまでして欲しいわけないに決まってるでしょ!真冬じゃないんだから、一回ぐらい味噌汁なしのおすしだけでも死にゃあしないよ!」
で、結局叔母さんにはお断りをしたのだが、心配だから仕事のあとにうちに様子を見に来てくれるという。
ほんとにいい人だ…。
そしたら。
この間母親が出かけたとき、階段で転んだらしく、足首を捻挫していたのだが、それが治らないくて、「歩けないからやっぱり芝居いくのやめる」だと。

…あそう。
この二転三転に付きあわされる身にもなってくれ…。

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豊崎由美 大森望「文学賞メッタ斬り! 受賞作はありません編」

最初はすんごく画期的な試みだと思ったわけよ。
文学の価値を「文学賞」という視点からばっさり斬っているんだから。
しかしなあ…。

なんなんだろう。この中原昌也との馴れ合いは。
「中原昌也の小説の価値がわからないようじゃ、もうダメ」みたいな感じで、彼の小説に対して否定的な作家を次々切り捨て。
う~~~~ん…。
実際、中原昌也が本当に稀有な作家で、しかもそれがまったく文学的に認められていないというんなら、それぐらい躍起になるのもわからないでないけど。
正直、そんなに持ち上げるほどの才能か?
はっきり言って、「名もなき孤児たちの墓」の内容をすでにすっかり忘れてしまってるんだけど。
どうやら2ちゃんでも、この3人組が「仲良し文壇ごっこ」と揶揄されたらしく、本文中で「文壇のパロディなのにさあ」みたいなツッコミを入れている。
だけどさ。一応それで金もらっているプロの小説家と、一応それで金もらっているプロの評論家が集まったら、そこはもう立派に文壇じゃないのか。
「私ら、そんな大層なものじゃないですから」という逃げ腰の姿勢のくせに、遠くから文壇を皮肉っているというのは、客観的には結構見苦しいものがある。
もし私が文学評論家だとしたら、絶対に特定の作家と仲良くなったりしないけどな。
町田康とか、三浦しをんとか、仲良くなりたい作家はいっぱいいる!
だけど、本当に評論家として生きるなら、仲良くはできない。
だって、そういうしがらみができちゃうと、冷静にその人の作品を評価できなくなるから。
そういうのが怖くないんだろうか、この人たちは。
中原昌也に「10年見守ります」とか励ましているんだけど…。
これだけ小説を読んでいて、気付かないんだろうか。
どんな作家だって、すべての作品が完全にすばらしいなんてことはありえないってことに。
どんな天才だって、いい作品もあれば悪い作品もある。
それなのに、ここまで全肯定してしまうという、その姿勢に私は激しく疑問を抱く。

まあ、いろいろ言いましたが…。
結局、私が個人的にあんまり中原昌也が好きじゃないからかもしれない。
この人もなあ…、「オレの小説を映画みたいとか音楽みたいとか言いやがって!田舎もんが!」と息巻いている。
わかったわかった。
君はもう、自分の小説をわかっている人にだけ向けて小説を書きなさい。
小説が読まれるというのは、誤解も含めてその人の解釈にゆだねられるということだという覚悟がないなら、同人誌にしておきなさい。

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カール・ハイアセン「復讐はお好き?」

なぜかちえぞうさんから送られてきた漫画といっしょに入っていた本。
なぜこれを買ったのか、ちょっとなぞ…。

けっこう長い話なのだが、わりと最後まで飽きずに読めた。
いきなり船の上から夫に海に突き落とされたジョーイ。なんとか岸に泳ぎ着き、助けてくれた元警官のミックとともに、夫に復讐しようとする。
この夫が、小悪党というのか、何度も殺人に手を染めようとするのだが、基本はヘタレなのでまったくうまくいかず、そのとんちんかんぶりが結構笑える。
主人公はジョーイというよりも、この夫だと言っても過言ではない。
それなりにうるっとくるエピソードなんかも盛り込んであって、非常に後味よくまとまっている。
血なまぐさいミステリに飽きた人にはオススメかも。
まあ、ほんとになんてことのない話なんだけどね。

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休みあけってやつは

ほんとになあ~。
私は滅多に有休をとらない女として社内では有名なのだが、その理由は他でもない、「休むと会社に行きたくなくなるから」なのだ。
休みが長ければ長いほど、行きたくなくなる発作は重症になる。
「あ~も~会社辞めるか」という気持ちになる。
人によっては、休みを取ると「リフレッシュしたわ!さあ明日から仕事がんばるぞ!」てな感じになるのかもしらんが、私はそうではない。
何も考えずに惰性で会社に行ってたほうが、精神的にはラク。

そういうわけで、今日一日なんだか凡ミスも多くてボケてた。
あと、「ロッカーでマッパ事件」が何度も脳裏をよぎり、その度に「うあああ~」と身もだえしていたのだった。
はああ。

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「スキヤキウエスタン ジャンゴ」

これと「めがね」とどっちにするか悩んだのだが、時間的な問題でこっちにした。
個人的には結構面白かったけど、これPG12じゃ甘すぎないか?
もっと年齢制限を引き上げるべきだろ。
以下、ネタバレ(登場人物の生き死にについて)を含みます。

まず、キャストが無駄に豪華。
香取慎吾をああいう使い方するとはなあ…もったいないというか贅沢というか。
あとクエンティン・タランティーノにする理由がよくわからなかったが、まあ映画通の人がそれを見てほくそ笑む、というのを狙ったのかな。彼が日本マニアだというのは、けっこう有名だしなあ。
え~と…登場人物を一人ひとり羅列すると長くなるので、ざっと「美味しい人」「気の毒な人」に大別したいと思います。
まず美味しい人、は何と言っても伊勢谷友介。美形を生かした「義経」役がハマってた。日本語だと演技があんまり上手い人じゃないんだが、英語だからごまかせてた。
あと伊藤英明だよね。こいつも演技は上手い部類ではないと思うけど、「寡黙」というマカロニ・ウエスタンのヒーローのデフォルト設定で救われた。ところで、この人の名前ジャンゴだっけ?それともただの用心棒?
それから忘れちゃいけない桃井かおり。終盤の主人公は桃井かおりだったといっても過言ではない。桃井かおりの勇姿に、客席から「すげえ…」という声が上がっていた。でもなあ~生き残ると思ってたのにい~。結構死に方あっさりしていてショック。
あと佐藤浩市も、残虐だしイヤな役なんだけど、やたらと出番が多くて面白いところ持って行ってた。
香川照之も美味しい部類だろうなあ。二重人格の変人がハマってたし。
気の毒な人の筆頭は木村佳乃。なんでこんなに…報われない人生…。英語が上手くてこの役に抜擢されたんじゃないかという気がするが…がんばってたよ…踊りもよかったし…でもあんな死に方。今まで見た女性の死に様の中でも五本の指に入る気の毒な死に方だった。
あと安藤政信な。顔立ちはけっこういいのに、変な入れ歯させられて、めちゃくちゃイヤな役どころさせられてた。あの役を引き受けたところに、安藤政信の男気を感じるけど。
堺雅人も、せっかく「新選組」でおっとり知的のイメージができたというのに、アホまるだし。死に方がものすごくアホ面さらしていて、堺雅人好きな私は見てて辛かった。
石橋貴明は…ある意味美味しいかもな…。ま、コメディアンだから、あれぐらいの逸脱はOKかな。

というわけで、ストーリーはまるっきりベタだし、予定調和的でもあるんだけど、そこがB級路線を狙ってて面白かった。
でも英語で字幕というのは実際どうなんだろうね。一部の人を除き、みんな英語のせいで演技が下手に見えた。
下手な芝居でも十分成り立つ話なんだけどさ。
まあアカデミー賞は無理だけど、話のネタとしては語り継がれる一作になるかも。

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「トランスフォーマー」

まあ千円で見るなら見てもいいかなと。
こういう「映像だけはすごいから!」という映画に実は結構弱くて、ストーリーはかなりグダグダだけど、トランスフォーマーが変身するのの面白さで許してあげよう。
日本のアニメが元だという話だけど、私のうろ覚えの記憶では、もっとロボットが主人公ぽかったというか、人間の主人公をロボットが助けるという話ではなかった気がする。
そこはこの映画のオリジナルなんだろうけど、こんな陳腐なドラマだったらいっそばっさり切ったほうが良かったんじゃないの?という気がすごくする。
主人公の少年がいかにも「モテたい!けどモテない!」体現しているヘタレ男で、彼が片思いしている女の子も、アメリカ映画にはよくある「かわいいだけだと思ったら、火傷するわよ!」な感じ。
ぐあー。二人が接近するシーンになるたび、体が痒くなりました。
一方、トランスフォーマーたちは正義あふれててかっこいいし、面白かった。
黄色い車のマブルーニー(とかそんな感じの名前)が健気でなあ。ああいうの上手いよなあ。
話せないぶん、目で演技しちゃって、無機物なのに、妙に人間臭いとことか。
あといろいろツッコみどころは満載だった。
終わり方が結構唐突というか、「なんでその解決方法に最初から気付かなかったのか?」てな終わり方なとことか。
トランスフォーマーたちが庭に隠れているシーンは笑えるけど長すぎるとことか。
どっちが敵でどっちが味方かすぐにわからなくなるとことか。(人間を安易につぶすかつぶさないかで判断してた)
でもまあ、小中学生ぐらいの子どもにはいいんじゃないでしょうか。

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ホテルはサービスが重要です

というわけで、昨日は前にも一度泊った、四季ホテルに泊ってまいりました。
友人と買い物をして池袋で別れたあと、雨も降っていたのでタクシーでホテルまで乗り付けるという贅沢をしたのだが。
地図で見たときワンメーターか、せいぜい千円以内で行けるだろうと踏んでいたのに、1300円もかかった。
納得いかない…どうも遠回りされたんじゃないかという疑惑が。
まあそれはさておき。
ここのホテルは、ちゃんと前に泊ったときの情報を蓄積しているので、「二度目のご利用ありがとうございます」とか「以前新聞は○○でしたが、今回もそれでよろしいですか」とか、細かい。
さすが…最高級のホスピタリティ…。
まあ今回は他人に持たせたくない荷物も多かったので、自力で部屋まで行った。
禁煙フロアでは最上階といわれた通り、庭には面していなかったものの、景色は前回よりもよかった。
レディースプランということで、五千円クレジットというのがついており、館内で使う分には五千円以内は無料という。
宿泊料が朝食なしで二万五千円だったので、これはかなりお得。
下手に最近出来てる高級ホテルとかに泊るよりもいいと思う。
昨日の夕飯は買ってきたおにぎりとビールを、「からくりTV」を見ながら食した。
「からくり」の龍之介のギターは上手くなったなあ…。歌も上手かった。
テレビ見ながら一人拍手。…さみしい?
翌日は試しにスパに行ってみた。
と言っても、マッサージとかには興味ないし、水着も持ってなかったので、温泉に。
しかし、私はロッカールームの仕組みがよくわかっておらず、すぐ目の前に温泉の入り口があったもんだから、ロッカーでマッパになってしまった。
あああ~!!よく見たら、温泉の入り口の脇に脱衣所があったああ!
すっげーハズい!今思いかえしても、身もだえしてしまうわ。
というわけで、温泉は十分くらいでそそくさと上がり、その後クレジットでアメリカンブレックファーストをいただき、五千円だとそれでも余るので、いつもは高すぎて手が出ない備え付けのスナック類をいただいてきた。
ここは、ほんとーに交通の便が悪いというのが一番の難点なんだよなあ…。
それ以外は文句ないのになあ…。

で、タクシーには懲りたので、帰りは徒歩で駅まで歩き、銀座で映画を見てきた。
映画の日なので、二本も立てつづけに見てしまいました。
いやあ~。最近ほんとに映画ばかり見てるなあ。
感想は別枠で。

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