« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

ゲスト出演

うちの会社でPRビデオみたいなのを作成した。
私の所属する部署から、それぞれの作業工程で各一名ずつ出演して、「こんな感じで仕事してます」と紹介するのだが。
私はべつに出演する予定もなく、撮影隊が来ても「あ、やってるやってる」つーぐらいの関心度しかなかったのだが、撮影の担当をしていた上司がいきなり、「ちょっとワンシーン増やしたいから、ロザリーさん来て!」と私を呼ぶので、急遽出演することに。
そんなことなら、もっといい服着てくるんだった~と後悔しつつも、顔は出さないという話だったので、いつも通り仕事している場面を撮った。
で、今日はいよいよそれが完成したというので、上映会。
見たくもなかったのだが一応出演者として見てみたら、か、顔がばっちり出てるじゃん!
なんだそら!
他の人は、後ろからとか斜めからとか、はっきり顔が出ないようになっているのに、私はなぜかエンディングのときに意味なく顔丸出し。
ま、ほんの一瞬だけど。知っている人にはバレる程度。
かえすがえすも、ダサい服装をしていたのが悔やまれる…。

| | コメント (0)

最相葉月「あのころの未来」

これはこれで面白かったのだが。
やはり伝記のあとに読んでしまうと、ちと物足りない。
星新一が描いた未来の世界に、現在の科学技術が追いつきつつあるという考察なんだけれども。
確かにいろいろ類似点が見つかり、「すげえなあ~」と素直に感心できる部分もあるのだが、ややこじつけっぽいところもある。
最相葉月自身がわりと主張のある人なので、その主張に沿うように、無理やり解釈している部分がちょっと気になった。
そういう意味では、この手のエッセイもどきには向いていない人なのかも。
やっぱり、地道な取材の上に成り立っているノンフィクションが真骨頂なんだろうなあ。

| | コメント (0)

心配かけるけど

わざわざ心配させるようなことをあえて書く。
おばあちゃんの具合があんましよくない。
なんでも、この間簡易トイレを使おうとして、転んでしまったらしく、腰が痛くてどうしようもないという。
湿布を貼るのを手伝ったときには、見た目は腫れているようでもないし、赤くなってもいないし、まあ大丈夫だろうと思ったのだが。
あれから何日経っても痛みが治まらないらしい。
明日病院に行くことになったけど。
もしかしたらこのまま寝たきりになっちゃうかも。
そんぐらい具合が悪いのよ。
心配だけど、私も今仕事がいっぱいいっぱいで、いろいろ考える余裕もなく。
あ~辛い。

| | コメント (2)

わたしの傘が

もうかれこれ十年くらい前、折りたたみの傘を買った。
小豆色っぽい地に花模様の、なかなか洒落たデザインの傘で、私は非常に気に入ってずーっと使っていたのだった。
が。
今朝、その折りたたみ傘を探していたら、母親が「あれ、捨てたよ」。
な、なぬう~!?
「だって壊れてたから」
壊れてねーっつの!
ちょっとあちこち糸がほどけてたけど、ちゃんと使えるっつーの!
あああ…ずっと大事に使っていたのに。
思えばこの間、マリメッコの店で折りたたみ傘を新しくしようかな~となやんだバチが当たったのかもしれない。
結局その傘は、重いし値段もそれなりだったのでやめたんだけど。
買っとけばよかったのか…?

| | コメント (0)

弘也英明「厭犬伝」

ファンタジー大賞受賞作。
がんばってはいる…のだが…。

少女のような風貌をした厭太郎は、あるとき拾った仏を合(あわせ)に使ってしまったことで、その仏を穢してしまう。
それを知った仏のもともとの所有者たちが、犬千代という、仏を持っていた男の娘を引き合いに出し、厭太郎と合で勝負させ、負けたほうの命をとるというのだが…。
なんだかよくわからんあらすじだ。
合(あわせ)っていうのは、人の死体から出てきた木で作った人形を戦わせること。
操るのは人間だけど、人形との息が合わないとなかなか勝てない。
いろいろ理由はくっついてくるのだが、まあ要するにファンタジー設定のロボコンみたいなもんだろう。
むかし、「プラレス三四郎」というアニメがあったけど、たぶんあんな感じ。
その勝負の描き方が、ものすごい緻密というかなんというか、力が入っているのだけど、全体の設定がいまいち生かしきれていない感じ。
自分でつくった世界観にここまで熱中できてしまうのも、ある種の才能には違いないが、終盤はとにかく合の話に終始してしまって、それ以外の伏線なんかが結構いい加減になってしまった印象がある。
虫とか動物とかいろいろオリジナルな面白い生き物を作ったんだから、それももっと活用すればよかったのになあ…。

| | コメント (0)

最相葉月「星新一 1001話をつくった人」

分厚くて読むの大変だった…。
でも読んだ甲斐があった。

実は「あのころの未来」と間違って借りてきたんだよね。
しかし、これはこれで正解だった。
星新一といえば、いわずと知れたショートショートの王様だが、その波乱に満ちた人生が、ものすごく緻密な取材によって浮かび上がってくる。
星新一は、もともと星製薬という、戦前では知らない人がいないほど有名な製薬会社の社長の長男だったんだけど、父親が亡くなってその膨大な借金を返済するあてもなく、さらに会社の権利を奪おうとする有象無象の輩によって、結局倒産に追い込まれたのだった。
新一は弱冠24歳で会社を継ぐことになり、あっという間に会社をつぶしてしまったことになる。
でも新一に責任があるとするのはあまりにも気の毒なわけで。
ともあれ、御曹司としてそれまで生きてきた人生を一度捨て、今度は作家として新たな人生を歩み始めることになる。
一度すべてを失っているからこそ、作家としての矜持が誰よりも高かったのかもしれない。それがたとえ本人の寿命を縮めたとしても、それ以外の道は歩めなかったんだろう。
作家になるまでは、ほぼ日本の昭和史を辿るのと同じようなスケールの大きさで、作家になった以降は日本のSFの黎明期を克明に描いている。
どちらをとっても、すごく濃い内容なのだった。
とにかく、この父親の星一という人がすごい。元首相の広田弘毅とか、満映の甘粕とかと知り合いだったりするんだから。
ものすごくバイタリティあふれるカリスマで、何度失敗してもさらに打開する策を思いつき、実行してしまう。
しかしそのカリスマ性に頼っていたがゆえに、彼が亡くなってしまうと、たちまち会社は求心力を失ってしまったのだった。
星一の人生だけでもものすごいことになっている。
その後の星新一のSF作家としての歩みも、小松左京やら手塚治虫やら筒井康隆やらが登場して、いかにSFを根付かせることが困難だったかが克明に描かれている。
私は日本のSF作家は懐が深いと思っていたのだが、こういう過程を経てこそ、その境地に至っているのだね。

私の星新一との出会いは小学生のころにさかのぼる。
忘れもしない、近所のルーテル教会のバザーで何気なく買ったのが、星新一のショートショートだった。
それからかなりのめりこみ、いろいろ読みまくったのだが。
驚いたことに、その話を全然全く覚えていないのだった。
最相葉月もあとがきで同じことを書いているのだが。
すんなり読める代わりに、ものすごく衝撃的な印象を残すという小説でもないというのが、星新一の小説の特徴ということになるのだろうか。
でも、子供たちが小説になじむそのきっかけとしては、星新一のショートショートに勝るものはないと思う。
これからも読みつがれていってほしい。

| | コメント (0)

うらの畑の進捗状況

もはや畑じゃないんだけど…。
相変わらず、工事が続いている。すっかり掘り返されて、見るかげもない。
今日は裏の工事の担当の人が来て、裏との間にフェンスをつくるけどどうするか?という相談。
いままでは単なる塀(しかも向こう側に傾いていた)だったのだが、フェンス(柵?)にするのだという。
プライバシーの問題云々があるので、こちらの意向も確認したいということだったらしい。
正直、家の裏側にあたるので、どんなフェンスになろうとあんまり関係ない。
ので、「別に色なんかはそちらで勝手に決めていいですよ」と言ったのだが。
よく考えたら、塀じゃなくてフェンスだと、向こうの人が見たくないものまで見えてしまうということもあるのだった。
うちの裏側、結構汚いからなあ。使ってない洗濯機とか、さびて開かない物置とか、夏場はうじがわいちゃって大変だったしなあ…。
ま、風通しの悪さもその一因だったので、フェンスにして風通しがよくなれば、改善されるかも?

| | コメント (0)

病気がち

疲れたよ…。
いつもなら、一月二月はヒマで、五時にさっさと帰れたというのに、今年は残業が当たり前。
五時台に帰れたことなんて、数えるほどしかない。
それもこれも、人数が減ったせいなんだけどさ。
社員は一人、パートさんは二人減っている。
パートさんは今までがやや多かったともいえるのだが、しかし二名減はかなり痛い。
その上、なんでか知らんがみんな病気がち。
しょっちゅう病欠する。
なんで?なんで?
私なんて、病欠したことほとんどないというのに。
あ、二日酔いで早退したことはあったけど。
必ず誰かかしらが病気で休むので、全員がそろった試しがない。
「休むな!」と言ってどうなる性質のものでもないので、本気で人を増やすことを検討しないといけないかもしれない。
あ~あ…。

| | コメント (0)

わたくしのまんが道 1

いま、星新一の伝記を読んでいるんだが、私もいつの日か有名人となったあかつきには、きっと私を知る資料として役立つと思い、ここに私の「まんが遍歴」を書き残しておくことにする。
まあ、ブログのネタがないだけなんだけどさ…。

私がはじめて、意識的に読んだまんがは他でもない、「キャンディ・キャンディ」である。
私と同世代の女子で、これを読んだことのない人間がいるだろうか、いやいない(反語)。
ところがいたんだな。これが。
今は退職してしまったが、かつての私の同期で読んでないやつがいた。信じられん。
うちにはいまだに、当時買った本がそのまま残っているので、「それ貸して」と言われたけど、貸さなかった。
落書きがものすごいことになってたので。特にニールとイライザはたいへんなことになっている。
「キャンディ・キャンディ」は、今考えてもよく出来た話だと思う。
当時は気付かなかったが、第一次世界大戦のころの話なんだよね。で、きちんとその頃の風俗を描いている。
死人が多いというのも、けっこうすごい。
アンソニーが落馬して死んでしまうのを皮切りに、キャンディが初めて看護婦として接したおじいさんも死に、ステアに至っては戦死。
しかも、戦死する瞬間までご丁寧に描いているんだから…。あれはけっこう衝撃だった。
私はテリーが結構好きだったんだけど(当時は「不良」の意味がわからんかったけど。あ、あとスザナが足を「切断」するというのも意味がわからんかった)、キャンディとくっつかないというのも衝撃だった。
ふつーくっつくだろ!キスまでしたんだから!
でも今考えてみると、キャンディの相手は、丘の上の王子さまと、最初から決まってたんだよね。小さい頃にはそこらへんの機微が理解できなかったけど。
あと、ニールの役回りの面白さというのも大人になってわかった。
小さい頃はキャンディをいじめぬいていたのに、大人になったらキャンディを好きになってしまい、押し倒そうとしたり。こういうヤツいるよなあ。
個人的に好きなのは、パティとステア。地味で堅実なのが好みです。
反対に嫌いなのはアニーとアーチー。アニーは最低です。アーチーはちょっとキザすぎ。
ステアのフルネームはアリステア、アーチーはアーチーボルト、あとアンソニーと、三人ともAではじまる名前だったんだなあ。今さら気付いたけど。
アードレーというのも、けっこう珍しい名前だ。
舞台がアメリカとイギリスの両国にわたっているというのも、大人になってからわかった。
生まれはアメリカだけど、イギリスの寄宿学校に通うんだよね。アードレー家の本家はイギリスにあるという設定で。そこらへんも細かい。
全9巻というのは、当時にしてみれば大長編だけど、今にしてみるとちょうどいい長さ。
9巻に綴じ込みのカラーポスターがついていたというのも珍しかった。今でこそ、最初にカラーページが入っているまんがも珍しくないけど。
9巻を手にしたときのことを、私は今でもはっきり覚えているのだった。

というわけで、まんが道というよりも「キャンディ・キャンディ」論になってしまったけど。
つづく。

| | コメント (0)

上橋菜穂子「夢の守り人」

守り人シリーズ第三弾。

今回は、前2作に比べると、やや完成度が劣るかも。
バルサの幼馴染の呪術師タンダが、眠りから覚めない姪を救おうとして、体を魔物にのっとられ、魂だけが夢の世界に捕らわれてしまう。
その夢の世界は、多くの人々の見る夢によって成立していて、その場所をつかさどる花が散るまでに人々が目覚めないと、大変なことになるという。
一作目でバルサたちと別れて、王になる道を進まなくてはならなくなったチャグムもまた、夢にとらわれた一人だった…。
タンダとバルサは、ちょっといい雰囲気で、あらすじだと「タンダの大切な人が夢の世界にとらわれ~」みたいなことになっていたので、「バ、バルサとうまくいかないから、他の女に乗り換えたのか!?」と焦った。
姪だったのかよ。紛らわしいよ!
まあ今回は、今後のチャグムの冒険への布石という感じだった。
どんな冒険かはまだ読んでないけど…。
チャグムはなんだか、宮崎アニメの男の子みたいなイメージ。健気なんだよ、これが。
そして、シリーズはまだまだ続く…。

| | コメント (0)

上橋菜穂子「闇の守り人」

守り人シリーズ第2弾。相変わらずよく出来た話だ。

女用心棒バルサが、自分のルーツを辿るべく、何十年かぶりに故郷に戻る。
しかし、故郷ではバルサの師が、重罪人として扱われていることを知る。
おりしも、数十年に一度という重要な儀式が行われることになり、その儀式に便乗した陰謀を阻止するべく、バルサは戦うことに…。
なんというか、しみじみと心にしみる結末だった。
思わず涙が。
強いテーマ性があるんだけど、説教くさくなくて、それでいて人間の真実を語っている。
子ども向けだからといって、「勧善懲悪」のようなわかりやすい世界を描いていないところに好感がもてる。
ゲド戦記がもてはやされているけど、日本にはこの守り人シリーズがあるじゃないか!
なんら遜色ないと思うけど。
いや、ゲド戦記読んでないんだけどさ…。

| | コメント (0)

ネビル・シュート「パイド・パイパー」

あまりにも面白すぎて、夜に読んだら興奮して眠れなかった…。

ネビル・シュートって、聞いたことある名前だと思ったら、「渚にて」の作者だった。
「渚にて」は一応SFで、核戦争後に静かに終末を待つ人々の姿を描いた秀作なんだけど、今回はもっと現実味のある話。
「パイド・パイパー」というのは、「ハーメルンの笛吹き男」のことで、七十歳の老人が成り行きから子供たちとともに、フランスからイギリスまで移動する、という話。
ちょっとあらすじが簡単すぎ?
息子を戦争で亡くして意気消沈したハワードは、フランスへ釣りを楽しむためにやって来る。ところが、戦争は確実にフランスにも及びつつあり、たまたま現地で知り合ったイギリス人夫婦に、自分たちの子ども(男の子と女の子)をいっしょにイギリスに連れて行ってほしいと頼まれる。
断りきれずにハワードはパリを目指すが、途中で子どもが病気になったり、列車が戦争で止まってしまったりと、思うように進めない。その上、空襲で両親を失った子どもや、フランス語を話せないために差別されていた子ども、ユダヤ人の子どもなどを次々と連れて行く羽目になる。
子供たちを、手作りの笛で慰めながら進むハワードは、しかしとうとう、ドイツ軍の兵隊に見つかってしまう…。
ことさらに「戦争はひどい!」とか「子供たちがかわいそう!」とか声高に叫ぶことはしないのだが、行間から滲み出てくるものがある。
はからずも、最近戦争ものを立てつづけに読んでいるのだが、この作品が一番面白い。
子供たちのふるまいや、どんなときでも紳士的な態度を崩さないハワードの姿なんかが、とても面白いのだ。
これは間違いなく傑作。
他の作品も読みたいところだが、邦訳が案外少ないらしい。
ウッドハウスみたいにブレイクすることもあるんだから、ケチケチしないで翻訳しましょうよ。

それにしても、私はつくづくイギリス人作家と相性がいいらしい。
オースティンもウッドハウスもイギリス人だしなあ。

| | コメント (0)

寿への道 24

最近全然「寿への道」を更新していなかったわけだが、まあ相変わらずの状態で続いてはいた。
しかしなあ~。そろそろ腹をくくらなくちゃいけないと思いつつも、まだ思い切れない。
「この人と生活をともにできるのか?」
いや、まだそんな決断を迫られたわけじゃないだけどさ。
みんな、よく「この人となら一生いっしょに暮らしていける」と決心できるなあ。
あひるんるんあひるんるん、ぼくたーちはー、いっしょういっしょさ、あひるんるんるんるん。
ってなわけでね。
悪いところがあるわけじゃないんだけど、私の心が恐ろしいくらいに平静なんだもん。
こんな冷静なまま決断してもいいのか?
というか、考えれば考えるほど、一人で暮らしたい!という思いが募るね。
一人で自由気ままに暮らしてさあ、老後のためにそれなりに貯蓄しとけば、それでいいじゃん、という思いも激しくする。
でも人間として、子孫を残すのは当然の使命じゃないの?と思う自分もいるわけで。
ええ!それじゃあ義務で結婚するのか?私は!
あああ決められない、決められないよう。

今の人に対する不満は、外見だけなんだよね…。
それってひどい…?
背が高いのはいいんだけど、身なりにあまり構わないというか。
歯はきちんと磨いてほしい。あと鼻毛の処理も気をつけてほしい。髪はもっと短くしてムースかなにかで軽く整えてほしい。
私の願いはこんだけなんですけどね。

| | コメント (4)

見逃した…

日本アカデミー賞、昨日だったんだね…。
全然気付かなかったよ…。
つか、年々地味になってないか?
前宣伝もほとんどなかったし…。
毎年文句をつけながらも見ていたので、見逃したという事実にちょっとショック。
見たからどうというわけではないけどさ。
ナレーションとかがどうだったのかがちょっと気になる。
日本アカデミー賞が一番ダメなところって、あの放送の仕方にあると思うので。
もうちょっと、高級感あるつくりにすりゃあいいのにさ。安っぽいんだよ。
それにしても、作品賞が「東京タワー」かあ…。しかし主演男優賞はオダギリジョーじゃないあたりがみそ。
個人的には「キサラギ」が良かったんだけど、やっぱ制作者サイドの事情で、扱いが小さいよね。話題賞がとれただけでもよしとしないとな。
邦画がそれなりに人気だという話だけど、やっぱり本場のアカデミー賞に比べるとあまりにも小粒だよなあ。
以前はそれでも、もう少しスケールの大きな映画が一本や二本はあったのに。

| | コメント (0)

面談

この間、会社で面談があった。
まあいわゆる査定のための面談だったんだけど、私は特に申告するようなこともなく、とにかく今受け持っているパートさんのことで頭がいっぱいだったので、それについて相談するつもりだったのだが。
なぜか、他の同僚から私に対して苦情があるらしく。
なんでも「私が一人で仕事をしすぎる」んだと。
はあ?
あのなあ…君らの仕事があまりにも遅いからでしょうが!
特に、向かいに座っている子はなあ…まあ個人的にウマが合わないというのもあるんだけど、仕事のしてなさは目に余る。
見ると、しょっちゅうメールばっかり書いている。
あとレポート書いたり、回覧見たり。
通常業務を一体どれくらいやっているのか、はなはだ疑問。
それを棚に上げて私に苦情を言われるのは心外だったので、正直にチーフに名指しで、「彼女の仕事が遅すぎるんですよ」と言っちゃったけど。
そしたらチーフは「そうなのか~」と頭を抱えていた。
まあ要するに、それぞれの視点から別のことを言われたので混乱してしまったんだろう。
「あくまで私の主観なので、客観的にデータを調べてみたらどうですか?」とフォロー(になってない?)しといたけどさ。
なんか、周りに気を遣って必死で仕事していた自分がバカみたいだよ。
これからは適当に手を抜いて…なんてことができないんだよなあ、これが。
とにかくせっかちだから。仕事が滞っていると、気になるんだよ。
肉体的にはハードでも、精神的には自分でちゃちゃっとやった方がラク。
つーことで、今後も大して仕事内容に変わりはなさそうだ。

| | コメント (0)

古処誠二「メフェナーボウンのつどう道」

正直、肩透かしをくらった感じ…。
もっと陰惨で悲惨な話かと覚悟してたのに。

太平洋戦争中のビルマで、日赤の看護婦として働く静子。
病院をそのまま放棄しての移動命令、実際は撤退が行われることになり、静子ら看護婦と傷病者は陸路をひたすら歩く。
だが、途中で見捨てられた兵士を置いていけないと引き返してしまった看護婦を追いかけて、静子は集団から外れてしまう。
静子と、その傷ついた兵士、彼を見捨てられなかった看護婦・美津、そしてビルマ人の看護婦だったマイチャン、彼女たちを統率する軍曹、この奇妙な五人での行軍が始まった…。
私はてっきり、最後は思いっきり残酷な結末になると思っていたのだよ。
う~ん、ちょっとカタルシスが足りないな。
戦争ものだからといって、必ずしも悲惨な結末にしなくちゃいけないわけじゃないけど、終わり方が物足りない。
メフェナーボウンというのは「仮面」のこと。
要するに、相手のことを思うがゆえに、相手を傷つける別の仮面をかぶらなくてはいけない、というのがテーマだろうか。
古処誠二もいつもいいところまでは行っているんだけどねえ。
たまたま、昨日の「贖罪」と同じく戦争と看護婦が登場したわけだが、やはり戦場のリアルさでいうと、「贖罪」には遠く及ばない。
私にリアルがわかるというわけではないんだけれども。
登場人物の心情に重点を置くあまりに、それ以外の背景がちょっと現代的すぎる感じがする。
当時の感性ではなく、あくまでも現代の感性で見てしまっているような感じ。
でも、この人にはこのまま「戦争もの」を極めてほしい気がする。

ちなみに、鳥を買って放してやることで功徳を得る、というエピソードは、ビルマ特有のものではないと思うが。
杉浦日向子の「百日紅」にも同じのが出てきたぞ。日本でもわりとメジャーな習慣だったんでは?

| | コメント (0)

アブちゃんのバレンタイン

ぎゃー。恥ずかしい。
現実では、「こんなところで何ですが」と、タリーズコーヒーでお茶しながら素っ気なくチョコレートをあげた私だったが、今日の「はねトビ」のアブちゃんの告白を見て、ものすっごく興奮してしまった。
何やってんだ、私は…。
もともと虻川は好きだったんだけど、あの告白の相手といい、告白のしかたといい、ものすごいリアルだったんだもん。
よくある芸能人のやらせ的なものを感じなかったんだもん。
あのバーのマスターは確かにかっこいいなあ。
顔は別に好みじゃないけど、「ぜんぜんぜんぜん!」とアブちゃんを否定しない態度は大人だよね。
なかなかこういう大人な男の人っていなんだよなあ、これが。
それにしてもアブちゃんはえらいよ。
いまどき、こんな正攻法な告白をする人はいないでしょう。
それにしても、告白している間じゅう、のたうちまわっていたので疲れた…。

| | コメント (0)

イアン・マキューアン「贖罪」

映画「つぐない」の原作。
グローブ賞(だっけ?)かなんかで紹介されていたのを見て、読んでみる気になった。
映画の前にハッピーエンドかどうか知りたい人のために、あえてネタバレします。
ご注意ください。

13歳のブライオニーは、姉セシーリアと幼馴染として育った使用人の息子ロビーが抱き合っているのを目撃してしまう。
早熟だったブライオニーは、二人の関係にふしだらなものを感じ、その後従姉妹ローラを襲った強姦事件の犯人を、よく見もしないでロビーだと証言してしまう。
そして数年後、刑務所から出てきたロビーはドイツ軍と戦うためにフランスにいた。ひたすら退却を続けるのだが…。
全体として4部構成になっていて、1部はブライオニーが少女時代に犯してしまった罪のこと、2部はロビーの戦地での経験、そして3部は看護婦となったブライオニーが姉とロビーに謝罪するまで、そして4部で、実は3部までの話がすべてブライオニーによって書かれた話だということがわかる仕掛けになっている。
自分の罪を暴露し、姉とロビーに幸せな結末を与える、それこそが小説家となった彼女なりの贖罪の方法なのだった。
途中まではドキドキしながら読んで、3部で「よかったよかった」とホッとして、そして4部で現実はそんなに甘いものではないと思い知らされる。
セシーリアとロビーは実際には再会することなく、戦時中に亡くなっているのだから。
考えようによっては結構厳しい話ではあるが、しかしブライオニーの「脚色」によって救いがもたらされている。
これは映画化するのが結構難しいと思うのだがどうだろう。
原作を読んだ今となっては映画を見るかどうか微妙なところだが。
私なら、2部で一回切って、4部に持っていくな。それから改めて、創作だということがわかるように3部を撮る。
3部の結末部分、セシーリアとロビーにどこか空虚な謝罪をして、許されないまでも、2人との絆を感じるブライオニーと、1999年に生きるブライオニーが二重写しになる…なんて演出はどうだろうか。
勝手な想像です。
でもこれ、結末はどうあれ名作だと思う。

| | コメント (0)

森博嗣「ZOKUDAM」

字面から想像した通りのお話。

地球征服(?)をたくらむTAIGONと、それを阻止するために生み出された戦闘ロボット。
果たしてその戦いの結末やいかに!
まあ、某アニメのパロディなんだけど。
その「某アニメ」が何を指すのかというと、実は「ガンダム」ではなくて「ヤッターマン」だとしか思えない。
正義の味方のはずのロミ品川は、どう見てもドロンジョ様としか思えない。
拾ってきた犬の名前もブラッキィだしさ。ボヤッキーのパクリだろ。
まあ話はほんとにおふざけというか、アニメを知らない人が読んだら何のことやらさっぱりな話なわけだが。
個人的にはロミ品川に肩入れして読んでしまうのだった。
三十過ぎて、何をやっているのかよくわからん会社で、いきなり「戦闘ロボットの操縦者になれ」とか言われて、会社の命令だからいやいややっているけど、いっしょに操縦者に選ばれたケン十河は、十歳以上も若くてちょっといいなと思ったら、よりによって敵方の小娘にぼーっとなっているし、その小娘には「おばさん」扱いされるし…。やってらんないわよ、もう。
はああ。ロミ品川がんばれよ。
つか、この前作の「ZOKU」の内容を忘れていたので、どっちが正義かも忘れていたのだった。
普通に読んだら正義と悪が逆だよなあ。

| | コメント (0)

白石一文「心に龍をちりばめて」

う~ん…なんつーか、惜しい!の一言に尽きる。

中学生の頃、川に流された弟を救ってくれた恩人・優司と偶然再会した美帆。
だが優司はどこから見てもヤクザそのものだった。
美帆にはすでに婚約同然の恋人がいたのだが、一度裏切られた過去があり、どうしても心を許すことができずにいる。
優司と再会したことで、恋人との関係に揺らぎはじめた美帆だが…。
まあぶっちゃけ、やくざものですよ。
でもこの優司がさ~、かっこよすぎ。
「お前のためなら死ねる」とか言っちゃうんだよ!
言われてみてえよ!!
そういえば、「愛と誠」という劇画マンガに同じようなセリフがあったけども…。
で、何が惜しいかというと、この美帆と優司が再会したあと、くっつきそうでくっつかんのよ、これが。
かつてそんな言葉を言ったとは思えないほど、優司が優しすぎるというか、もはや実の兄みたいな雰囲気をかもし出しちゃって。
それが惜しいよなあ…。もっとこう、情熱的な一幕があってもよかったんじゃないかという気がするが。
でもそうなったら、ただのハーレクインか。

| | コメント (0)

マンガ喫茶へ

今日は、古本屋へマンガを売りに行き、そのままマンガ喫茶へ。
古本は大した金額にはならなかった。半分以上買い取ってもらえず…。
でも、いつも行っているところは30分くらい待たされるので、それに比べると全然待たずに済んで、ストレスは少ない。
今度から売りに来るのはここにしよっかなあ。
マンガ喫茶へは、おにぎりとおやつを持ち込んだのだが、サービスでコロッケとレーズンパンをもらってしまい、それも食べたらおやつが入らなくなった。
そういえば、昨日は昨日でバイキングでお昼を食べたので、二日間でちょっと食べ過ぎた…。
ここんとこ、体重を気にして節制気味だったので、リバウンドかも。
でもさあ、マンガ読みながらおやつを食べるというのが至福のときなのよ。

| | コメント (0)

「陰日向に咲く」

本当は「潜水服は蝶の夢を見る」を見たかったのだが、満席だったのでやむなくこちらに。

原作も読んでいなし、大して期待はしていなかったのだが、予想外に泣けた。
というか、泣けるように話を作ってあるのだな。
むしろ、原作読んでないほうが予備知識がない分、泣けるのかもしれない。
バスの運転手をしているシンヤは、パチンコがやめられずにサラ金に借金をしている。
ある日、偶然出会った女性が、母親が漫才をしていた頃の相方を探しているのを見て、手助けすることを約束するのだが…。
いろいろなエピソードが同時進行的に進み、お互いに連鎖しあうという構成。
あ、アイドル歌手を追いかける塚本高史のエピソードは独立しているけど。
あまりにも都合よくつながっているので、そこにちょっと出来すぎ感が漂うが、まあよしとしよう。
なんつっても泣かせるのは、オレオレ詐欺に手を染めようとしたシンヤが、電話の相手の息子になりすますというエピソード。わかってても泣ける。ずるい。
まあこの「泣かせ」がいろいろと物議を醸しそうだけど、「ALWAYS」よりかは泣けたなあ。

| | コメント (0)

小池真理子「望みは何と訊かれたら」

連合赤軍とかああいう話…だが実はそれがメインテーマではなかった。

軽い気持ちから、革命派の集まりに参加し、成り行きでテロ活動にまで加担してしまった沙織。
だが、山中での共同生活で、まるで連合赤軍のようなリンチによる殺人が行われてしまい、恐ろしくなった沙織はその場から逃げ出す。
行くあてもなく公園で行き倒れているところを、通りすがりの青年が自分のアパートへとかくまってくれたのだが…。
普通なら、革命サークルに傾倒していくという部分をメインにもってきそうなものだが、小池真理子はそうはしない。
あくまでメインは、この見ず知らずの青年との奇妙な共同生活にあるのだった。
最初が行き倒れということもあり、沙織は青年に完全依存の状態にあるんだけど、それが互いを束縛するようになってしまう。
ここらへんの描写が、他の作品に比べると生々しいというか、ちょっと泥臭い感じで面白かった。
ともすればハーレクインもどきになりがちなんだけど、今回はその共依存状態が徐々に崩壊していく過程がみっちり描かれていて、あまりパターンにはまっていなかった。
まあ再会したあとはいつもどおりなんだけどさ。

| | コメント (0)

蜂谷涼「へび女房」

初めて読む作家。
時代小説の伝統をおさえつつも、新鮮味のある一冊だった。

いずれも、明治維新によって運命が大きく変わってしまった女たちが、したたかに、健気に、生き抜く姿を描いている。
表題作は、夜な夜なへびに変身して男を食べる女房…という話では全然なく、明治のご一新で腑抜けになってしまった夫の代わりに、へびの黒焼きを売って家族を養った女房のお話。
他にも、「らしゃめん」と謗られながらも、外国人の妻となった娘の数奇な運命を描いた話や、黒田清隆の後妻に入ることを決意した娘、ドイツ人医者の妻となった女性が、不義の混血児を産んでしまった友人のために奔走する話など。
創作は創作なんだろうけど、ところどころに森有礼とか榎本武揚とか実在の人物が混ざってくるので、それが面白い。
黒田清隆なんて、思わずヤフーで調べてしまったよ。前妻が病死したとき、酒乱が高じて殺してしまったのではないかという噂が立ったというのは本当だったんだな…。
時代小説ではあるんだけど、どの女性も生き生きと描かれているので、湿っぽさがない。
清々しい本だった。

| | コメント (0)

ネズミーシー Part2

昨日は有休を使ってネズミーシーに行ってきた。
しっかし、わざわざ平日を狙って行ったというのに、高校生がやたらと多い!
全然空いてないよ!
どうやら、学校が入試休みか何かで、ヒマな高校生が学割使ってなだれこんできたらしい。
完全にタイミングを誤った…。
まあそれなりに満喫したけど。
それにしても、なぜかファストパスを全然発行してなくて、結局センター・オブ・ジ・アースには乗れなかった。最短でも60分待ちじゃあ乗る気にならんわ。
なんでファストパス発行しなかったんだろ。
なんで?なんで?
あとは大体一回ずつは乗れた。
お昼は、一度行ってみたかった、船の中のレストランへ。
なんかルーズベルトなんたらというお店で、内装も立派だが値段も立派だった。
あと、いつもはショーなんかほとんど見ないのだが、ビッグバンドビートというのを見たら、これが意外に上質なショーでほんとに良かった。
ブロードウェイぽかった。見たことないけど。
外国人のかっこいいお兄さんお姉さんたちが、わりとスタンダードなナンバーにのせて、歌い踊る。バンドもかなりハイレベル。
ネズミもドラム叩くわ、タップダンス踊るわで、なかなか芸達者なところを見せていたのだった。

それにしても、チケットを私がネズミーショップで買っておいたんだけど、料金を払ってもらってないんだよね…。
これって、お昼おごってもらったのでチャラってこと?
う~ん…でもこっちからは言い出せず…。

| | コメント (0)

上橋菜穂子「精霊の守り人」

「狐笛のかなた」がツボにはまったので、いよいよ守り人シリーズへ。

いや~期待を裏切らない面白さだった。
つくづく、児童書にしておくのには惜しい。
アニメ化もされたんだけど、見ておけばよかったかも。
女用心棒のバルサが、偶然助けた少年は、国の第二皇子チャグムだった。
皇子の母親に頼まれて、バルサはなにかにとりつかれているというチャグムを、暗殺者たちの手から逃がそうとする。
ところが、追っ手は暗殺者だけではなく、チャグムの中にある「卵」を狙った、得体の知れない存在もいて…。
とにかく、バルサがかっこいい!バルサさいこ~!
女用心棒ですよ、あんた。どうやったらこういう発想が出てくるのか。
バルサがクールで強くて、そのくせ情に厚いのがいい。
大体こういうキャラって、無愛想で冷たくなりがちなので。
あとチャグムも健気でかわいい。
大体こういうキャラって、生意気になりがちなので。
伏線の張り方といい、最後のオチのつけ方といい、文句なしの一作ですな。
これはシリーズを全部読まないといかんなあ。

| | コメント (0)

雪の節分

今日は雪のせいでいろいろ予定が狂った。
友人の家に遊びに行くはずだったのだが、電車が止まる恐れがあったのでキャンセル。
子どもと遊ぶのを楽しみにしてたのに…。
しっかし、雪ってなんでか休日に降るようになっているよね。
この間は平日だったけど、休日の方が多いような気がする。
一応気をつかってるのかしら。

節分なので、豆をまいた。年女だし。
でも昔は本気で家中にまきまくっていたけど、今は掃除が面倒というのが頭にあり、控えめに。
外へは小声で「おには~そと」と、豆を思いっきり投げ、家の中は玄関のあたりだけ、「ふくは~うち」と。
そういえば、巻き寿司は食べなかった。

| | コメント (0)

うーらのはったけで

昨日は素でブログ忘れてた。脳みそがとうとうヤヴァい。

今日家でダラダラしてたら、何か振動がする。
すわ、地震!?と思いきや、工事による振動だった。
うちの裏には畑があって、小さいころはそこでザリガニとったり、夏になるとカエルの大合唱がうるさかったりしたのだが、とうとうそこが宅地として売却されることになったらしい。
今はもう見る影もないほどに、土を掘り起こされてしまっている。
ニャン太の遊び場にもなってたのに…。
時の流れって残酷だな…。
畑がなくなるのもショックだけど、裏になにができるのか全然わからないというのも怖い。
一応、畑の所有者から、境界のことで説明があったんだけど、もちろん土地を買うのが誰かはその時点でわかってないので、どういう使われ方をするのかも不明だった。
しかし、一軒家をならべるには道路に面していないので不便だし、かといってマンションにはちと狭いという、中途半端な土地なんだよね。
でもマンションよりは一軒家にしてほしい。
マンションだと、だれが入るんだかわからないじゃん。
今までは畑しかなかったので、裏に面した窓から家の中が丸見えなんだよ。
それが不安。
あ~あ…。

| | コメント (0)

« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »