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仕事がない

ゴールデン・ウィークに入ってから、全然仕事がないよ…。
あれほどチーフにうるさく言って人員を増やしてもらった手前、「仕事がありません」とはいえない…。
しかたなく、今日は勉強会をやった。
まあ前からやろうと思って準備はしてあったんだけどね。
自分のやっている仕事だけでなくて、もっと広い視野でものごとを見よう!という感じで。
とりあえず、9人いるうちの4人を相手に講義。
わりと素直で真面目なメンバーだったので、やりやすかった。
「なにか、ふだんの仕事とかでもいいから質問ありませんか」と聞いたら、案の定苦情が…。
パートさんの中のただ一人の男性パートについての苦情が続出。
ん~。悪い子じゃないんだけどねえ。
みなさんのご指摘だと、「面倒くさい仕事を避けている」ということらしい。
前も同じ苦情があって、直接個人的に「それはダメ」と指導したんだけど。わたしの見えないところでやってたらしい。
子どもじゃないんだからさ~。管理者の見てないところで手を抜くなよ~。
まいったわあ。

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何もしない日

今日は何にもしなかった。
あ、風呂掃除した。
おばあちゃんが、いつもは入浴サービスを使っているのだが、「頭がかゆいからお風呂にどうしても入りたい」というので、入浴を手伝ったのだった。
う~ん…でもかなり無理やりな感じ。
でも目を離すと一人で入ろうとしそうで怖い。
とりあえず、おばあちゃんの入浴の介助をしたあと、ついでにお風呂掃除も。
いつもは親父がやってるんだけどさ、なんかヌメヌメがきちんととれてないというか。
「ほんとにちゃんと掃除してんのか?」という感じなので、久々にちょっとゴシゴシこすってみた。
ほんとーにあの親父は、やることなすこと小学生並みっつーか。「ちゃんと掃除してよ!」とか言うと「文句言うならもうやんね~」とか、本気で言うからね。
反抗期の子どもか!
来週は、またホテルに泊まりに行く予定。それを楽しみに今週乗り切ろう…。

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森見登美彦「きつねのはなし」

「太陽の塔」の次に「きつねのはなし」って、順番的にどうなんだろ…。
ま、いっか。
連作のようなそうでないような。きつねのような不思議な「ケモノ」と、あやしげなモノを扱う骨董店をめぐる短編集。
なんか、これを読むと太宰治とか芥川龍之介とか内田百閒とか、そういう作風を思い出すんだよなあ。
レトロで陰鬱で、でもどこか乾いている感じ。
どの話も「怪異譚」の域を出てはいないんだけど、ホラー小説書けるんじゃないかというぐらい、雰囲気作りはうまい。
「きつね憑き」とか、わりと使い古された題材ではあるんだけど、それがあまりにも自然な語り口なので、話に信憑性があるというのか。
とにかく、居心地は悪くない世界観だった。
他の作品も読みたいんだけどな~、旬な作家の本はなかなか借りられない。

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森薫「エマ 10」

あ~あ~あ~終わっちゃった~終わっちゃった~。
これで終わりなんて寂しすぎる~。
本編の最終話では、「この二人の前途は多難だなあ。なんか、日陰者の二人って感じだなあ」という印象だったのだが。
10巻じゃラブラブじゃん!つか、大団円すぎ!
まあこれを狙って、今まであえてエマとウィリアムの露出を控えめにしてたんだろうけど。
エマが綺麗になった…というか奥様然としちゃったのも、うれしいようなさびしいような。
最初の自転車の話で、最後にエマが一生懸命自転車の掃除をするのだが、それを見て「わたしはエマが働いているところが好きなんだ」と自覚した。
メイドのままでいい…という意味ではないのだが、エマは無心に働いている姿が、一番綺麗だと思うんだよ。
あと、結婚式ではメガネを外してほしかった…っ!
メガネがエマのアイデンティティみたいな部分は確かにあるけど、ここぞという大切な場面ではしなくてもいいんじゃないか?
うむむむ…。
でも、なんというか、ヴィクトリア朝からエドワード朝への時代の流れとともに、それまで超えられなかった「身分の差」という障壁がすこし低くなったというのは、わりと納得できる終わり方だったかもしれない。
ただの大団円じゃなしに、「時代が二人を祝福した」みたいなね。
まあどっちかってーと、わたしはヴィクトリア朝の方のセンスが好きだけども。
しかし、他にももっとやってほしかったエピソードがあったのに…アンケートを出せばよかったのか?
絶対読みたかったのは、グレイスの話。どこで婚約者と出会ったのか知りたかったよ…。
あとハンスの話も読みたかった~。
これから、また番外編出してくれてもよくってよ?

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北大路公子「最後のおでん」

とりあえず、続きも読んだ。
いいんだけどさ…これ、前の本とずいぶん厚みが違わないか?…いいんだけどさ。
それにしても、日記だからしょうがないんだろうけど、めちゃくちゃ中途半端な終わり方だな!
コイビトの「ヤギ」とは一体どうなったのよ!それっきりでおしまいですか?
なんか、すっごい思わせぶりな終わり方じゃん…。
あと猫の斉藤くんが死んじゃったところでは、我が家のニャン太に思いを馳せて、思わずホロリときた。
最近、猫が死ぬ話はだめだ。

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またマンガ喫茶へ

「おい、ピータン!」の続きを読むために、またマンガ喫茶へ行ったわたし。
今回はお昼を買っていって、読みながら食べたのだが、あまりにもお腹が空きすぎていて、血糖値が下がるのがわかるぐらいだったので、せっかっくのおいしいおにぎりを味わう余裕もなかった…。
そして、お菓子も食いすぎた…。
「ピータン」はおもしろかったなあ。買うほどじゃないけど。
しかし、これを読み終わったら、他に読むものがなくて困った。
とりあえず、東村あきこの「ひまわりっ」の新刊を読んだけど。これはすげえ面白いよ…つか、わたしのツボだよ…。タイトルで損してる。
他になにかないかなあ~と本棚の周りをうろうろしていたら、あからさまに他の客に邪魔者扱いされた。
そりゃそーだ。ついつい本屋の感覚で、その場で立ち読みとかしてしまう。
ブースに持ってって読めばいいだけの話なんだけどさ。
また読みたい本ができたら、マンガ喫茶に通うか…。

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アキハバラ~

早く仕事が終わったので、秋葉原に新しくできたビルに行ってみた。
「無印良品」があって、そこで散々悩んだあげく、化粧品の小分け用容器とカット綿だけ買ってきた。
誘惑が多すぎるのよ…。特にお菓子関係が…。
それにしても、秋葉原の発展はものすごいことになってるなあ。
大学時代に、秋葉原を「アキバ」と略している同級生がいて、「な~に気取ってんだよ!」と思ったものだが、今やその名称は当たり前。
ヨドバシカメラも「アキバ店」と名乗っているしな。
当時からしてみると、隔世の感があるなあ。
便利は便利だけど、なんとなく「秋葉原」とは違う町になっていってるような。
まあいろいろ店ができるのはいいんだけど、オタク的なディープさを失わないでね。

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わたくしのまんが道 2

ええ、また書くことがないんです。
というわけで、「わたくしのまんが道」第二弾です。

<前回のあらすじ>
ロザリーは「キャンディ・キャンディ」のことを懐かしく思い出しながら、あらためて偉大なマンガだという認識を新たにするのだった。

いがらしゆみこには、当時しばらくハマっていて、というか他のマンガ家を知らなかったので、いがらしゆみこの「おちゃめなマーメイド(?)」というようなタイトルの、けっこうきわどいマンガを読んだりしていた。
どこがきわどいって、表題作も人魚のかっこうした女の子がブラなくしたりとかそういうシーンもあったが、それより同時収録の「Oh!四畳半(?)」←ほんとにこんなタイトルってあるか…?
父親の上司の息子がいきなり中学生女子の部屋(四畳半)に同居することになり…というような話。中学生で同じ部屋はいくらなんでもまずいだろ!まあ別にキスシーンもないようなマンガだったけどさ…。
そういう過程を経て、ようやく「なかよし」を卒業したわたくしは、「りぼん」の愛読者となるのだった。

世の中にいろんなマンガ評があるが、私が大いに不満なのは、「なぜだれも「ときめきトゥナイト」を批評しないの?」ってことだ。
なんというか、「論外」みたいな扱いになってる。
でもさあ、この本の読者数といったら、大島弓子やら岡崎京子なんてメじゃないと思うんだけど。それなのに「論外」にしちゃうのって、おかしくないか?
「ときめきトゥナイト」のどこがすごいって、とことん「ラブコメ」を追求しているところだと思う。ここまでパーフェクトな「ラブコメ」はなかなかない。
少女マンガというと、イコール「ラブコメ」みたいなイメージがあるけど、改めて考えてみるに、これこそ「ラブコメ」ってマンガ、そんなにあるか?
「ラブ」だけというマンガなら星の数ほどあるけど、「コメ」もちゃんとやってます、という少女マンガがないことに、みんななぜ気付かない?
そう考えると、その「ラブコメ」を極めた池野恋のすごさを、改めて思い知るのだった。
私が現役で読んでいたのは「蘭世」世代だけだったけどさ。真壁くんがかっこよかったよな~。なんつーか寡黙でクールでさ。
蘭世は実はそんなに好きでもなかったんだけど、この二人は前世から恋人同士で、その前世のエピソードがかなり好きだった。
あと神谷曜子の没落ぶりがものすごくて、今思い出しても笑える。だって後半のエピソードは、確かほとんど「ヨーコ犬」だったし。恋のライバルから犬に転落って…。
それにしても、蘭世のあとあんなに長くこのマンガが続くと誰が予想しただろうか、いや誰もしない(反語)。
少女マンガでここまで長編化するのも珍しい。そこも評価してあげたいポイントだ。

ところで、あまり関係ないが、当時わたしはどうしても「トゥナイト」が発音できなかった。
「トゥ」の部分がさ。「とうーないと」とか「とないと」とか言ってた。
今思うとはずかしい。

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北大路公子「枕もとに靴」

ちえぞうさんから送られてきた本の中にあったもの。
初めて読んだ。
いわゆる、「自虐系エッセイ」な。
面白かったけど…ちょっと自虐と暴走が過ぎて、後半になると段々飽きてきてしまったよ…。
あと「春洗い」とか「夏送り」とか「過去読み」とか、それっぽい妄想の出来事も混じっているのだが、それももうちょっと控えめだと面白かったのに。
いや、たぶんブログ掲載時にはほどほどの量だったんだろうけど、こうやって抜粋した形にすると、ややその部分が多くて、あざとい印象。
でも全体的には面白かったよ?
というか、妹のツッコミがかなり笑える。
一番笑ったのが、「三年あれば、米なら三回とれてるよ!」というやつ。
すげえ。

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怖い家

今日会社で見かけた本で、「自分の住んでいる家が怖かった」という話が載ってた。
なんでも、二階は封鎖して一階だけで住んでいたのだが、ある日二階を改装して使うことになり、初めて足を踏み入れたら、明らかに以前誰かが住んでいた痕跡が生々しく残っていたという…。
こわ!
それで思い出したのが、夢の家のこと。
夢の家っつっても、「もしも~わたしが~家を~建てたなら~」というような家のことじゃなくて、夢の中に出てくる家。
なぜか、母方の祖父母が住んでいた家(今は三階建てに改装しているが)が、夢の中でよく出てくるのだ。
で、なぜか夢の中では、平屋のはずのその家に二階が隠されているのだった。
床の間の脇っちょに階段があって、そこから二階に行けることになってる。
あんまり何回もこの夢を見たので、「本当に二階があったんじゃないか」と思っていた時期もあったぐらい。
何なの、この夢は。何かの暗示か?
平屋に二階が隠されているのって、なんだか怖いんだよなあ。
「となりのトトロ」だと、なんか楽しそうな感じだったけどさあ…。

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一人の週末

今週と来週は、デートなし。
なんか仕事があるらしい。
…これで「一人で好きなことができる!」とちょっと喜んでしまうのは間違ってるよな…。

昨日は天気が悪かったし、家でだらだら。
今日は久しぶりに会社の近所のイタリアンでランチ。おいしい…。
そのあとは本屋→マンガ喫茶へ。
伊藤理佐の「おい、ピータン!」を読んだ。面白かった。
これはなんつーか、身につまされる話が結構あったりして。
来週もまた来て、続きを読むぞ!

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「幸せのレシピ」

今日の昼までに返却しなくちゃいけなかったので、昨日の夜に早送りしながらあわてて見た。

フレンチレストランのシェフのケイトは、腕は一流だがプライドの高さからなかなか他人を寄せ付けない。
ある日、姉と姪のゾーイが事故に遭い、姉が死んでゾーイを引き取ることになる。
突然幼い姪を育てることに戸惑っているさなか、レストランで新しくニックという男が雇われることになる。
イタリアン出身でちゃらんぽらんな印象のあるニックに、ケイトは反発するのだが…。
ケイト役は、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ。「シカゴ」で色っぽい役をやっていた印象が強くて、ちょっと同一人物だとは思えなかった。
でも今回のような役どころの方が全然いい。つか私の好み。
DVDの最後に、おまけのメイキングが入っていたのだが、そこでは化粧が濃くてびっくり。映画の中ぐらい薄化粧で十分美人だよ!化粧が濃いと老けてみえるぞ!
ニック役の俳優も、悪くはないんだけど、顔がいまいち好みじゃないというか…。アゴ割れすぎ。
一番良かったのは、姪のゾーイ役の子。健気でかわいい。ちょっと日本人ぽいシャイな雰囲気のある子でよかった。
まあベタなラブストーリーなんだけどさ。後味もよくて、なかなかいい映画だった。

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五條瑛「J」

「青年がとあるミステリアスな女性テロリストに惹かれて…」みたいなあらすじを見て、ちょっと読む気を失ったのが、読んでみると予想外に面白かった。

まあ上記のあらすじも間違ってはいないのだが、もっと違う展開だった。
なんとなく日々を過ごしていた秋生は、テロが起きた現場でJという女とたびたび出会う。
一時は彼女に引き込まれそうになるのだが、たまたま「キックボクシング」に興味を持ったことから、生きることに対する意欲を持てるようになる。
一方、妻に浮気をなじられ続け、なげやりになっていた時津という男は、誘われるままに東南アジアにある「島」へと逃亡する。そこは、他に居場所がない人間たちが集う、ある意味「ユートピア」のような場所だったのだが、実際はテロリストたちの温床だった…。
ほんのちょっとしたことで、まっとうな道を歩むことになる秋生と、一気に転落していってしまう時津が対照化されている。
この作者って、テロリストの話がすごく多い…というか、テロの話ばっかりなんだけど、最近はやや肩透かしをくらい気味で、仕掛けは大掛りなのに結局何も起きないというエンディングが多かったのに、今回はちゃんとカタルシスもあり、それでいてバッドエンドではないという、なかなかいい終わり方になっていた。
久しぶりに、素直に面白いと思った。
しかし、毎度毎度、キャラが濃いというのか、めっちゃ登場人物のキャラが立っているので、「続編があるんじゃないか」と勘ぐってしまう。
そんで、不思議と続編が出ないんだよなあ。これが。
革命シリーズも10年以上かかりそうな雰囲気だし…。鉱石シリーズも中途半端なままだし…。
もし、今までの作品の登場人物が一堂に会する話が出てきたら面白いだろうなあ。

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お風呂デリバリー

おばあちゃんも退院して元気になったとはいえ、さすがにお風呂に自力で入るのは無理なので、今日は入浴サービスを頼んだ。
以前、なくなったおじいちゃんがよく利用していたらしいが、私は目撃した記憶がない。
今日も私はもちろん仕事だったので、どんな具合だったのか見てないのだが、おばあちゃんが「みんなで丁寧に洗ってくれた」と喜んでいた。
よかったよかった。
これからは週1で頼む予定。
それにしても、おばあちゃんはいいとして、母親がなあ…。
入浴サービスなんて、担当の人に任せてこっちは見ているだけでいいはずなのに、なんでか「疲れた疲れた」と言っている。
おばあちゃんの薬も、4種類あるのを忘れて1種類しか出してなかったらしい。
私が帰宅したときにおばあちゃんは自分で薬を飲もうとして取り出せず、はさみで一生懸命切り出そうとしていた。
ダメだ…母親は一切頼りにならない…。
今日は叔母さんが会社のない日だったということで、うちに来てくれたのだが、それも負担らしい。
なんかね~。自分ではできないのに、人にやってもらうとプライドが傷つくらしいよ。
面倒くせ~な~。
素直に好意を受け取れよ。
いくら叔母さんが実の娘でも、こう毎日毎日世話に来てくれて、ありがたいと思わなきゃウソだろ。

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上橋菜穂子「獣の奏者」

うおお~。激しくアニメ化希望!
これは萌えるわ…。

「守り人シリーズ」と「狐笛のかなた」のエッセンスがミックスされたような雰囲気なのだが、決してマンネリとかではなく、これはこれで非常に完成された物語になっていた。
闘蛇と呼ばれる獣の世話をしていたエリンの母が、闘蛇を病気で死なせてしまったために処刑されてしまう。
その処刑場で、母はエリンを救うために闘蛇を操る不思議な術を使う。
あやうく生き延びたエリンは、養蜂をしていたジョウンに拾われ育てられる。
幸せな日々もつかの間、元々教師だったというジョウンが息子のもとに帰ることになり、エリンは王獣と呼ばれる獣を育てる寄宿舎に入ることになる。
そこで、エリンはまだ幼い王獣を手なずける術を偶然身につけてしまうのだが…。
闘蛇と王獣という二種類の獣と、その獣をつかって権力を手にしようとする輩、その陰謀に否応なく飲み込まれてしまうエリン。
その三者の葛藤が、非常にうまく描かれている。
上橋菜穂子の作品のどこが好きかって、主人公がいつもストイックなところなんだよなあ。
子供向けの小説って、教育的な配慮からか「慢心した子どもがしっぺ返しをくらい、それによって成長する」みたいな話が多いのだが、この作者は「真面目で健気な子どもが、否応なく周囲の思惑に巻き込まれる」というパターンなので、安心して読んでいられる。
正直言って、「慢心」パターンはもうイヤだ。イライラする。
エリンとちょっといい雰囲気になる、イアルという戦士もストイックでいい感じ。
この二人がこの先どうなるのか…というのを全然匂わせてくれない終わり方なので、もどかしい!
この話の終わり方は、これはこれで感動的だし、実際電車の中でウルウルした私だが、もうちょっとサービスして欲しかったという気持ちもあり。
だからこそアニメ化!アニメ化!
ストーリー自体はこの話と同じ時点で終わりにしていいから、最後にエンドロールのバックでその後をちらっと見せてくれ~。
じゃないと、私が勝手に創作しちゃうぞ。

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浅田次郎「お腹召しませ」

あんまり好きじゃない作家…。
なんつーか、あざといんだよなあ、いろいろ…。
でもこの短編集はまあまあ面白かった。
作者が聞きかじった江戸時代のエピソードを、いろいろつなげて小説に仕立てました、という話。
つまり、地の文(というか作者の視点)が小説のプロローグとエピローグに入っている。
こういうのもアリかなと思うけど、ヘタするとせっかくの江戸の世界観が台無しになってしまう。
そうならないギリギリのところでうまくやっているけど。
いずれも、侍でありながら侍になりきれない、侍である前に「人間」なんだなあ…という話だった。
そこらへんの描き方は、わりとリアルで面白かった。
確かに、切腹とかって、私たちにしてみれば、江戸時代には日常茶飯事だったんじゃないかと思い込みがちだが、平和な世が何百年も続いた時代に、そうそう切腹申し付けられる事態があったとは思えない。
そういう目の付け所は面白かった。

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桜庭一樹「ブルースカイ」

今や、直木賞作家として有名になった桜庭一樹のSF長編。
しかし…。
中世ドイツで祖母と細々と生活している少女マリー。静かだった村で、突然魔女狩りがはじまり、祖母も連れて行かれてしまう。
そこで、祖母の持つ重大な秘密を知ってしまったマリーは、突然納屋に落ちてきた奇妙な少女といっしょに逃亡することになるのだが…。
そして時が変わって、近未来のシンガポール。男性よりも女性の方がたくましいこの時代、架空現実の世界を作るプログラマの青年のもとに、やはり奇妙な姿をした少女が落ちてくる。
彼女は自分を「ブルースカイ」だと名乗るのだが…。
なんというか、いろいろ消化不良。
特に前半のマリーの出生の秘密とか、けっこう中途半端なまま放っておかれてしまう。
後半はいまいち退屈だし。
そして、全体を通しておきている「タイムスリップ」は、わりと使い古された設定なんだよね。
むかーしうちにあったマンガ雑誌の「ヒロシミアン」とかなんとか、そういう設定の話があったし、あと高橋留美子にも同じ設定の話があった。
この本の苦い結末はありきたりじゃなかったけど…。
ただ途中まで、このタイムスリップの少女が、あくまでも「他人」として描かれているために、いまいち感情移入できない。
設定自体は面白いんだけどなあ。

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おばあちゃんの帰還

いろいろ心配していたわけですよ。
「おむつの交換はどうしよう」とか、「歩けなくなってたら、デイサービスにもいけないかも」とか。
ところが!
今日、早めに仕事を切り上げて帰ってきたら、おばあちゃんと母親が喧々諤々と早くもやりあっている…。
おばあちゃんは元気そうにベッドに座って、「ポットに水入れておいてくれる?」とか「寒いから毛布一枚足してもらおうかね」とか言ってる。
び、病院でのあの衰え具合は何だったんだ!
誰か、無責任な看護婦が「ボケは家に帰れば治る」と言っていたが、本当だった…。
まあ、以前よりかは多少記憶が心もとない感じだけど、体調はもう何も悪いところなしだし、まあこれで一安心(?)だろう。
というか、母親の方が先にヤバそうだよ。
おばあちゃんのことを放っておけばいいのに、あれこれいらない口をはさんで、それで疲労してる。
うむむむ…。
とりあえず、落ち着いたらショートステイしてもらわないと、別の意味で神経がもたないかもね。

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「モンゴル」

これはDVDじゃないよ。
映画で見てきました。

噂の浅野忠信主演の映画。
予想ではもっと地味目な作品かと思っていたのに、かなりスケールの大きい娯楽大作という感じだった。
言わずとしれた、チンギス・ハーンの半生。
半生なのでモンゴルを統一するハーンになるまで、で終わってる。
続編作るって本気かなあ。このまま終わりでよさそうなのに。
浅野忠信は、冷静に見るとモンゴル系の顔立ちではないんだが、雰囲気がそれっぽいのであまり違和感を感じなかった。
正直言って、奥さんが「美人」という設定になってるほうが違和感があった…。
いや、純モンゴル系の顔立ちなんだけどね。日本の基準だとちょっと…。
でもいい奥さんだよ。旦那(チンギス・ハーン)がしょっちゅう捕まったり行方不明になったり戦争に行ったりしても、かならずじっと待っている。
待っているだけじゃなくて、ちゃんと夫のためにいろいろ努力しているし。
ハーンになれたのは内助の功のおかげとしか思えない。
というか、これどこまで史実に忠実なんだろ。
こんなに不遇の時代が長かったとは知らなかったので、ちょっと意外だった。
映画向きに脚色してるのは確かだろうけど。
映画としては面白かったんだけど、ちょっと血が多いのが難かな。
斬ったり殺したりがリアルで、時々直視できない。
でもそれ以外はよく出来てると思う。

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「パプリカ」

借りてきた3本のうちの2本目。
そうです。アニメ好きです。

これは筒井康隆の原作が好きで見たいと思っていたやつだった。
原作も面白いが、映像化するとやっぱりすごいなあ。
「夢」の世界独特の誇張や妄想が再現されてて、見ごたえがあった。
ストーリーが原作とちょっと違うような…?忘れているだけか?
パプリカと敦子の対比がすごくいい。
外見的な対比もいいんだけど、性格も対照的というのが面白い。
あと声もきちんと演じ分けられていてよかった。やっぱプロだね。
マッドハウスというアニメ制作会社の作品なんだけど、正直言ってこういうタイプのアニメ好きです。
映像がすかっとクリアで、ストーリーも比較的わかりやすいの。
「千年女優」というアニメも気になるところだ。
「レミー」と比べるのも何だが、アメリカと日本のアニメに対する考え方の違いを改めて感じた。
アメリカはやっぱり子どものものなんだよね、アニメが。
でも日本は大人向けのアニメと子ども向けのアニメが、きっちり線引きされている。
もちろん、「パプリカ」は大人向けのアニメ。
アニメという技法は映像の世界にとって一つの可能性なんだから、子どもだけに見させることはないと思うんだけどね。私は。

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いきなり退院

今日、おばあちゃんの検査の結果がわかるということだったので、叔母さんといっしょに病院へ行ってきた。
ちょっと待たされたあと、先生の話を聞いたら、血便の原因は胃の糜爛によるもので、薬で治るのでもう退院していいということだった。
「今日でもいいし、月曜でもいいよ」などと、いきなり言うもんだから、こっちもパニック。
とりあえず、今日は何の準備もしていないので、月曜日にしてもらった。
やれやれ…。
正直言って、これからが大変だ。
入院中はずっとおむつだったし、歩いてもいないし…。
ケアマネに相談しつつ、今後のことを考えていくしかないだろうな。
入院していた病院は看護婦の態度が最悪だったけど、訪問診療に来てくれて、しかも何かあったときには満床でも入院させてくれるという話だったので、今後はここに往診をお願いすることにした。
近所のI医院はもう信用ならん。
小さい頃からかかりつけにしてきた病院だけどさあ、おばあちゃんが心不全だということすら診断できなかったんだから。
往診に来てもらっても何の意味もない。近いという利点しかないよな。

そんで、月曜日からは休む暇もなくなるだろうというので、今日は母親を焼肉に連れて行った。
焼肉久しぶりだなあ。やっぱ肉は上じゃなくちゃダメだな。
まんぞくまんぞく。

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「レミーのおいしいレストラン」

たまたま帰りにツタヤに寄ったら半額だったので、3本借りてきた。
そのうちの1本。
う~ん…これはやっぱり、映画館で見るべきだったなあ。
ネズミが主人公のわりに、画面が大きいというか、大画面を意識して作ってるので。
ストーリーは大体知っていたので、特に感動はないが。
リングイニが思っていた以上に「ヘタレ」で、それがちょっとイヤだった。
コレットがどうしてリングイニを好きになるのか理解できない。
好きになれる要素ないじゃん。優柔不断なだけで。あと背が高いぐらいで。
レミーも途中でちょっと堕落してしまうので、それもなんだかなあという感じ。
ま、それがあってこその大団円なんだけどね。
評論家の最後の長台詞はすごく良かった。
つか、これを言いたいがためにこの映画を作ったんだろうね。
ピクサーの人たちの心の叫びって感じがした。
原題は「ラタトゥイユ」で、そのまま日本でも使えばよかったのにと思うが、まあ子どもには発音しづらいから却下されたんだろうなあ。
実は私はこの語感がすごく好きなので、このタイトルはセンスがいいと思ったんだけど、ただなぜ最後のメニューが「ラタトゥイユ」なのかの必然性がいまいちわからなかった。
なにか伏線を見逃してた?
あ、あとなぜか吹き替え+字幕で見ていたんだけど、リングイニの吹き替えはひどいな。
佐藤隆太だよ。
いい加減、ネームバリューで適当な俳優に声優をやらすのやめようぜ。
ほんと、一発で素人かどうかってわかるもん。

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「恋愛小説ふいんき語り」

「ふんいき」ではなく「ふいんき」です。
なにやらゲーム作家たちが、有名な恋愛小説を読んで、お互いに語り合うという本。
コンセプトだけなら「文学賞メッタ斬り」みたいだが、はっきり言ってこの本の方が面白かった!
めちゃくちゃ笑った!
う~ん…何がいいかって、やっぱり読み手が素人なところなんだろうな。
素人というと失礼かもしれないけど、いわゆる本職の評論家とかではないので、わからないことははっきり「わからん」と言うし、自分の好き嫌いを相手に押し付けたりもしない。
ノリとしては、学校の宿題で「この本を読んで三人でレポート書いてこい」と言われて、仕方なく本を読んできた三人が集まって、あーでもないこーでもないとやってる感じ?
やはりゲーム作家というだけあって、それぞれの恋愛小説のゲーム化なんてことも考えたりする。
どのゲームも大して面白そうじゃないけどさ。
あと、あらすじ1ページマンガというのがついているんだけど、これがすごい。
どんな長い話も1ページ。
とりあえず、私の知っている話だけでも、ちゃんと要点をつかまえていた。
しかも面白いのだった。
ほかにも「日本文学」バージョンとかもあるらしいので読んでみよう。

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新しいパートさん

昨日から新しいパートさんが入った。
ね、念願の…!
この一人を増やすために、どれだけチーフとやりあったことか…。
しかし、思っていた以上に優秀な人でよかったあああ。
いきなり即戦力になってるもん。
ありがたやありがたや…。
願わくば、このまま控えめな人物でいてほしい。
優秀な人というのは、えてしてでしゃばってくる傾向があるからな…。

ここ数ヶ月、ずーっと残業続きだったのだが、今日は久しぶりにノー残業デー。
新しいパートさんのおかげもあるが、他の部署も手が空いているので、仕事を求めてうちの部署の手伝いにやってきたり。
ふっ…あんなに「手伝って!」とお願いしたときには来やしなかったのに、「もう大丈夫」というときになると、お手伝いが増えるんだな…。
まあ仕事がラクなのも今週のみ。来週からは再び修羅場に戻るので、せめて今週はのびのびしてよう。

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C・S・ルイス「ライオンと魔女」

いわゆる「ナルニア国物語」というやつですな。
「そういえば読んでなかった」と思い、借りてきた。
う~ん…良くも悪くも子ども向け。
このシリーズに影響を受けた人は結構いるみたいで、実際この本を小学校低学年ぐらいで読んでいたら、影響を受けたかもしんない。
タンスの中に入ってみたりとかね。
でもこの年齢になって読む本じゃないなあ。
キリスト教的な教訓が強いらしいのだが、確かに「勧善懲悪」のにおいがプンプンするのだった。
シリーズを最後まで読み通したら、また違った見方ができるのかもしれないけど。
今のところ続きを読むきはしない。
なんで楽しめなかったのかなあ…。
四人きょうだいの中から裏切り者が出るというのが腹立たしいというのもあるし、アスラン(ライオン)が復活するというのも出来すぎ感があるし…。
翻訳も古かったなあ。なんか、巨人に「八郎」とかなんとか、えらい名前をつけていた。
それでいいのか?

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高田崇史「クリスマス緊急指令」

う~ん…ノンシリーズの短編集なんだけど…。
正直、読んで損したというか。
面白いところあんまりなかったなあ。
特に、父親が書いたミステリと言う設定の、なんだか訳のわからん話があって、それなりにコメディーを目指したんだろうけど、ベタすぎて笑えない。
つかつまらん。
かろうじて読めたのは、バーを舞台にした話なんだけど、それも探偵の背景とかが全然見えてこないので、いまいち感情移入できない。
この人は、ほんっとに歴史もの以外は駄目なんだろうか…?

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同じ轍を踏む

ま~た母親がやらかしたよ。未遂だけど。
「○○くん(弟)からさっき電話があってね、明日話があるんだって」
は?
なぜ電話をかけてきた時点で話さない?
もしかして、奥さんが妊娠したとか…?
といろいろ考えていたら、
「あ、それから携帯の番号が変更になったんだって」

ありえねえ!!!

今時、携帯が変わっても番号を変えるやつは滅多にいない。
「それさあ、おかしいでしょ」
「え?何が?」
「だから、また詐欺に引っかかってんでしょ」
「そんなことないよ!○○くん?って聞いたらそうだって言ってたもん」

だ~か~ら~!
自分から名乗らなかったら、それは別人だってことなんだっつーの!
あ~も~。
念のため弟に電話したら「それは俺じゃない!携帯の番号変えることは絶対にねえ!!」
と断言していた。
そらそうだ。
まったく…油断も隙もありゃしないよ。
向こうが教えてきた携帯の番号は通報すべきなんだろうか。
どこに?

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寿への道 26

あーあーあー難しい!どうすりゃいいんだ!
今日はS公園までお花見に行ってきたんだけど。
桜は散りはじめてたけど、それ以外にも水仙とかチューリップとか菜の花とかポピーとか、いろんな花が咲いてて、ほんとーにキレイだった。
S公園は広いなあ。
相当の人数がいたと思うけど、人口密度が低い低い。
ちょっと遠くなるけど、新宿御苑とか上野公園とかで花見するよりよっぽどくつろげるのでオススメ。

ってお花見はいいんだけどよ~。
この間の件のことを「考えてくれた?」と聞かれ。
覚悟はしてたんだけど、今の心境が説明しづらい!
まあ結局正直に言ったけど。
「友だち以上の気持ちにはまだなれてない」と。
この間会った友達には、「とりあえずもう少し先まで進めてみたら?」とアドバイスされて、私もそうしようかと思ってたんだけど。
実際顔を合わせると、「あ、ムリかもしんない」と思ってしまった。
私が…やっぱダメなんだろうなあ。
カマトトぶってるわけじゃないけど。
なんつーか、やっぱり本質的なところで男の人がそんなに好きじゃないんだよなあ。
だから妥協できないというか。
性格的にはそれほど文句はないんだけど、やっぱ歯がすごく汚いとか髪形がダッサいとか年齢相応に老けているというか、そういう外見的な部分がどーしてもクリアできない!
私は別に面食いじゃないと思うんだけど…。面食いか?
向こうはかなりその気になってくれて、それなりに投資もしてくれたわけだけど…私もクリスマスに高額投資したんだからトントンか。
しかし、まだ解決してないのよ、これが。
「今月中にちゃんと答えます」って、またもや先延ばし。
でも自分の中では結論が出ちゃっているんだけど。
また一からやり直しかあ。
後悔するような気もするけど、清々しているのも確かなんだよねえ。

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おばあちゃん’s HISTORY

今日もお見舞いに行ってきた。
大部屋に移ったので、話がしづらいのだが、まあ今日は昼間に行ったので、いろいろと一時間ぐらいおしゃべり。
そこで判明したおばちゃんの半生。
多少固有名詞が出るけど、五十年以上昔の話なのでいいよね。

おばあちゃんのお父さんと言う人は、戦争(時代的に日露戦争とかか?)で亡くなった軍人さんだったらしい。
で、亡くなったあと、その弟とお母さんが再婚したそうな。
そのお父さんという人は、やっぱり軍人さんで、立派な髭を生やした怖い人だったので、おばあちゃんはすっかり大人しい性格になってしまったのだった。
でも軍人さんというイメージとそぐわないんだけど、酒飲みの人で、恩給(一年で365円と言ってたけど定かではない)が出ると、真っ先に飲みに行ってしまったらしい。
おばあちゃんが、お母さんに頼まれて探しに行くと、「女がこんなところに来るんじゃない」と怒鳴られたそうだ。
その後、おばあちゃんは木原山(?)というところへ奉公に出て、ずいぶん長いこと勤めていたらしい。
奉公というのになんか時代を感じるけど。
そんでちょっと時間が飛んで、おじいちゃんと結婚した経緯というのは、お隣に住んでいたおばさんが仲介してくれたからで、26歳という当時ではわりと晩婚だった。
おじいちゃんが昔、置屋(とは違うのか?)の芸者さんの送り迎えをしていたというのは聞いたことがあったけど、その後魚屋さんで働いていたらしい。
そういえば、お正月にはよくお刺身をさばいてくれたよね。懐かしい。
それからまた時間が飛んで、戦後(?)は住んでいた向島がすっかり焼けてしまったので、石田肥料という肥料をつくる工場みたいなところに住み込みで、おじいちゃんは事務的なことをやり、おばあちゃんは肥料をつくる仕事をしていた。
「骨を蒸したり、皮をきざんだり…」と形容してたけど、何の骨かはわからず…。
そうやって少しずつお金を貯めて、いよいよ自分の家を探そうということになり、柏やらなにやらあちこち探して歩いて、結局いまいる場所が抽選の倍率が低くて(張り紙に書いてあった正の字が少なかったという)、申し込んだら当選したと。
そういう経緯のある土地なんですよ、ここは。

この間おばさんとかと話したときには、「この土地を売って借金を完済して、残ったお金でマンションでも何でも買えばいい」と言われたんだけど。
みんなドライすぎるよ~。
おばあちゃんの話を聞いたら、余計にこの土地を手放せないよ~。

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柄刀一「密室キングダム」

まさにキングダムというのにふさわしい一冊だった…。
読むのが早い私が、四日もかかったよ…。

普通これだけ分厚いと、エンジンがかかるのが遅いとか、中だるみがあるとかするのだが、最初から最後までテンション高いままというのがすごい。
あらすじは途方もなく長くなるので割愛しますが。
探偵役の南美希風くんがすごくよい。
ほかにもいくつか作品に登場してはいるのだが、今回は心臓病を患っている真っ最中という設定で、ますます愛おしい。
ふつう、本格ミステリの探偵役ってキャラが濃いというか、偏屈というか、クールというか、ちょっと人情味が薄いのが多いんだけど、かつてないほどにナイーブな探偵だった。
そこが私のツボなんだけど。
マジシャンの館で起きた、不可解な連続密室殺人事件をひとつひとつ、確実に解決していき、それでいて自分の解決に決して満足しない。
謙虚な子だよ。
もちろん、これらの密室を考えているのも解答しているのも作者なわけで、作者を褒めなくちゃいけないんだけど。
いくつか私にも予想がついた部分もあるのだが、ほとんどは「ほえ~」と感心するしかない。
よくもまあ、こんなにいろいろ発想が出てくるよ。
それが現実的かどうかはおいといて、まずはそれだけでも評価できると思う。
密室を出し惜しみしない、まさにキングダム状態だった。
この先、密室のアイデアが枯渇しないといいんだけど…。

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ほろ酔い

母親は無事に伯母宅に着いたのだろうか。
よくわからんが、便りのないのは元気な証拠ってことで。
今日はなんとか仕事を早めに終わらせて、病院に行ってきた。
「○○子(叔母)が五時に来てみんなにお弁当を配ってくれたよ」と言うので、「また錯乱が!?」と焦ったが、何のことはない、夕飯どきに来て、配膳を手伝ってくれたということらしい。
ちょっと疑いすぎか…。
心不全の方は問題ないようだが、なんと血便が出ているらしい。
今度はそっちの検査もすることになった。
「癌か潰瘍か…」などと怖いことを医者は言ってたみたいだが、私の予想では座薬の使いすぎではないかと。
痛み止めとか便秘とかでしょっちゅう座薬を使ってたし、効かないと二錠使ったりもしてたみたいだから。
まあ今さらそんな重病だったとしても、手術できるわけではないし、どうしようもないんだけど…。
でも本人はいたって元気なので安心してください。
お見舞いに行くたび「すぐに帰してもらうから」と言うので、「あんまり期待しない方がいいいよ。裏切られたらショックでしょ」と言ってしまった。
まあ本人もわかってるみたい。そんなにすぐには帰れないことは。
でも、どういう病気だとしても、病院に入れておくよりは家にいた方が精神衛生上よいみたいなので、帰ってくることは間違いない。
ヘルパーさんとかの手配をどうするか考えないと…。

まあそんなこんなで、帰りにスーパーでカリフォルニア巻きを買ってきて、ビールといっしょに食した。
賞味期限ぎりぎりで安売りしていたやつだが、うまかった。
たまにはひとりっていうのもいいねえ。
しかし、母親がいないのでニャン太が激しく挙動不審。
かわいそうに…。

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母のいぬ間に

明日から、母親が親戚の伯母の家に二泊三日で泊まりに行く。
おばあちゃんが退院したら、ゆっくりする間もなくなると思い、私が勧めたのだった。
おかげさまで、私も母親がいない間ゆっくりできるぞ!
もちろん、ごはんなんか作らん。
ビールとつまみで終了だ!
本当なら外で食べてきたいぐらいなのだが、ニャン太がいるのでそれもままならず。
まあ一食ぐらい抜いたって死にはしないだろうけどさ、猫って一日食を抜くと、1kgぐらい平気で減るから。
効率悪すぎ。
あとおばあちゃんの様子も見ないといけないしね。
本当は、一日漫画喫茶で過ごしたいぐらいなんだけど…。

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泥ぬま

仕事が…仕事が終わらん…。
昨日一瞬仕事が少なくなり、「とうとう山場を越えた…?」と思いきや、今日になったら元の木阿弥。
あれは幻だったの…?
エイプリルフールってやつ?
とにかく、パートさんも働いてくれる人は働いてくれるのだが、そうじゃない人はそうじゃない。
ちょっと仕事に差別化をはかろうかどうしようか、悩み中。
わりとベテランなのに、仕事の量が明らかに他の人に比べて少ない人がいるので、仕事をはずそうかと。
でもなあ…あんまりあからさまにやると、モチベーションが下がりそうだし。
ぬああ~人を使うって難しいよ!
とりあえず、来週から新しいパートさんが入る。
この人は、普通に会社員として勤めていた経験があり、子どもが出来たのでパートとして仕事を探していたという人。
電話での受け答えもまったくそつがなく、今後が楽しみだ。

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穂村弘「もしもし、運命の人ですか」

穂村弘が確信犯だということを、再認識。
こいつ…やっぱ結構モテるんじゃないか…。
いかにも「恋愛に縁がなく生きてきました」みたいな口ぶりだけど、エピソードの一つ一つには、過去の恋愛遍歴が透けてみえる。
いやらしい!
なんつーか、モテてる人が「オレって結構モテるんだよ」というのもいやらしいが、モテてる人が「全然モテない…おれって」みたいに自虐的になるのって、もっといやらしいよなあ。
まあどっちにしろ「モテ」はいやらしさにつながるというわけだが。
この人が作る短歌というのがまたリリカルで…。
別にいいんだけどさ、一歩間違えると自己陶酔になりそうなところを、かろうじて踏みとどまっている感じ。
俵万智は向こうがわへ行ってしまった人だけど。
…などと文句を言いつつ、「運命の人ですか?」とたずねたくなる気持ちはわからんでもないのだった。
私も確認したいよ…。

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