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森薫「エマ 10」

あ~あ~あ~終わっちゃった~終わっちゃった~。
これで終わりなんて寂しすぎる~。
本編の最終話では、「この二人の前途は多難だなあ。なんか、日陰者の二人って感じだなあ」という印象だったのだが。
10巻じゃラブラブじゃん!つか、大団円すぎ!
まあこれを狙って、今まであえてエマとウィリアムの露出を控えめにしてたんだろうけど。
エマが綺麗になった…というか奥様然としちゃったのも、うれしいようなさびしいような。
最初の自転車の話で、最後にエマが一生懸命自転車の掃除をするのだが、それを見て「わたしはエマが働いているところが好きなんだ」と自覚した。
メイドのままでいい…という意味ではないのだが、エマは無心に働いている姿が、一番綺麗だと思うんだよ。
あと、結婚式ではメガネを外してほしかった…っ!
メガネがエマのアイデンティティみたいな部分は確かにあるけど、ここぞという大切な場面ではしなくてもいいんじゃないか?
うむむむ…。
でも、なんというか、ヴィクトリア朝からエドワード朝への時代の流れとともに、それまで超えられなかった「身分の差」という障壁がすこし低くなったというのは、わりと納得できる終わり方だったかもしれない。
ただの大団円じゃなしに、「時代が二人を祝福した」みたいなね。
まあどっちかってーと、わたしはヴィクトリア朝の方のセンスが好きだけども。
しかし、他にももっとやってほしかったエピソードがあったのに…アンケートを出せばよかったのか?
絶対読みたかったのは、グレイスの話。どこで婚約者と出会ったのか知りたかったよ…。
あとハンスの話も読みたかった~。
これから、また番外編出してくれてもよくってよ?

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