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お誕生日祝い

年下のお友達のお誕生日祝いをすることになっていた。
のだが、朝からケアマネとちょっと相談することがあり、遅刻してしまった…。申し訳ない。
そんで、タクシーで(昨日から使いすぎ…?)恵比寿の駅からちょっとはなれたイタリアンのお店へ。
いろいろ前評判とかを本やネットで調べて吟味したお店なんだけど。
店内は本当に小さくて、テーブルが6つぐらいしかない。でも雰囲気やサービスは悪くなかった。
ランチは3500円のコースだけなんだけど、内容が選べるようになっている。
わたしはアスパラガスと牛レバーのパテと、牛肉のパスタ、ホロホロ鳥のソテー、パンナコッタにした。
3500円という値段を考えると、かなりお徳な中身だと思う。
味も良かったし。「感動!」というほどではないけれども、「うんうん美味しいv」という感じ。
イタリアンって、美味しいんだけど「感動」にはなかなか至らないんだよなあ。
フレンチは結構感動する美味しさにめぐりあったりもするんだけど。なぜだろう。
そのあと、お友だちオススメのお店でたい焼きを食べ、それから彼女がどうしても行きたい!というので、「井上雄彦最後のマンガ展」へ。
ところが、入場すらできなかった!全部予約制だって!
…いやあ~。美術展で行列が出来ているのはよく見かけるけど、完全に入場ストップされているのは初めて見た。そんなすごい人気だとは…。
やっぱ「最後」というのが効いているのか。
そんで仕方なく、次回に持ち越すことにして、近くのぴあでチケットだけを購入。
同じく入場できなかった人たちがみんなそこのチケットぴあに流れてきているらしく、井上雄彦の展覧会のためだけの、購入申込書のサンプルがおいてあった。
そのサンプルの名前のところが「桜木花道」だったり「三井寿」だったりして、ちょっとウケた。
そんで友だちを別れたあと、わたしは一人水道橋へ。
なんと、今朝待ち合わせに遅れそうで慌てていたら、コンタクトレンズをパキッと割ってしまったのだった…。トホホ。
どっちみちそろそろ交換の時期だったので、コンタクトレンズ屋さんに行き、視力なんかもはかりなおしてもらった。
たまたまあたった人がものすごく丁寧な女の人で、検査するたびに、いちいちその意味を教えてくれるのだった。
なんか感心した。一人ひとりにそんなに丁寧に対応してくれるとは。
それにしても、今日はさすがに疲れた…。

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「相棒」

実は、わたしは全然ドラマを見たことがなく、思いがけず母親がこのドラマを毎回見ているということが判明したので、「じゃ、見に行ってみる?」となったのだった。
一応、水谷豊と寺脇が相棒だというぐらいの基礎知識はあったけど、それ以外の役柄が全然わからない。
映画は完全にドラマの視聴者向けに作ってあるので、細かい人間関係がわからないと、面白さも半減かも。
脚本も丁寧に作ってはあるんだけどね、いかんせん安っぽいというか…。
いろんなところで詰めが甘いんだよね。
そもそも、犯人が殺人を犯すのに使っていた「死刑ファイル」とかも、これを見つけた経緯が都合よすぎるし。
被害者に直前に面会に来た女の子がいるって、その女の子は何の目的で被害者のところに行ったのかよくわからないし。
なんでチェスを使ったのかとか、「Sファイル」のSの意味がこじつけすぎとか。
ほんっとにいろいろつっこみどころはあるんだけど。
要するにこれって、「右京さん」ファンのための映画なんだなあ。
寺脇もそれなりに見せ場はあるものの、あくまでも「右京さん」あっての亀山くんみたいな感じで。
やたらと右京さんのアップも多かったし。
でも、これって一応実際にあった事件(中東で人質になった日本人が殺された事件)が下敷きになっているので、そういう意味では真面目に作ってあるなと思った。
ただ、後半に時間をかけすぎて、前半がものすごく駆け足になってしまったのが難だけど。

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隣の駅の映画館

昨日からいろいろあったので、とりあえず一件ずつアップします。

昨日は、会社帰りに母親と待ち合わせて、映画を見に行ってきた。
隣の駅にシネコンができたので、そこで「相棒」を見たのだった。
感想は別枠で。
シネコンだけじゃなくて、ショッピングモールも出来ていたので、そこでパスタとピザの夕食を食べる。
しかし、金曜の夜だというのに、驚くほど人がいない。
休日じゃないから?
それとも、軽食コーナーはそれなりに人が入っているんだろうか?
とにかく、なんというか閑散としているんだよね。
まあ時間が遅かったせいもあるだろうけども。
ここが駅から5分くらいと、ちょっと離れているのもよくないんだと思う。
マンションなんかを駅のそばに建てるぐらいなら、こっちをもっと駅のそばにするべきだったんじゃ?
夕食を食べたあと、ぶらぶら一回りして、いよいよ映画館へ。
新しいシネコンだけあって、なかなか快適。
ナイトショーだったのでさすがに観客は少なかったけど、おかげですごくいい席で見られた。
終わったら11時。そこから駅に戻ってまた電車に乗って…というのが激しく面倒くさくなり、タクシーで帰ってきてしまった。
ワンメーターの距離だけど、深夜料金を忘れてたよ…。
でもまあ、母親の気晴らしになればな。

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あさのあつこ「ぬばたま」

ホラーです。
この人は最近、いろいろなジャンルに手を出しているので、それなりに心構えをしておかないと、けっこう戸惑う。
どういうスタンスで読んだらいいのか。
内容としては、ホラーのわりにあんまり怖くないというか。
「夜叉桜」のときも思ったが、とにかく「きれいすぎ」。
情景描写が先に来て、ストーリーは後からという感じ。
なので、映像化したらきれいかもしれないけれども、小説としては食い足りない。
全然面白くない、というほどはないのだが、たぶん、速攻で話を忘れる。

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よしながふみ「あのひととここだけのおしゃべり」

ん~まあ読者を選ぶ対談集だな、と。
わたしはものすごくよくわかったけど、全然わからん人もいると思う。

それにしても、よしながふみはよくしゃべる。対談集で、ホストとゲストでこれだけしゃべる分量に差があるというのも珍しい。
普通はゲストの方がしゃべるものなんだけどね。たぶん、実際はもっとしゃべってたんだろうなあ。
なんとなく、三浦しをんとよしながふみはずっと以前から知り合いだったんじゃないかという気がしていたのだが、そういうわけでもなかったらしい。でも感性が似てるんだよね。話が合うはずだよ。
この二人は、「やおい」が社会的に認知されることをものすごく願っていて、自分が「やおい」好きだというのを公言してはばからない。それはそれで意味があることだと思う。
「やおい」で一括りにされている中には、すごい駄作もあるけれど、かなりな名作もあるわけで、それを批評という土俵にも上げさせてもらえないというのは、以前から納得がいっていなかったので。
でも、だからといって市民権が欲しいわけじゃないんだよなあ。そっとしておいて欲しいという部分も確かにある。フクザツ。
萩尾望都は、前にもどこかで書いたけど、ほとんど読んだことがないんだよね…。「ポーの一族」と「トーマの心臓」くらい?
読めば面白いんだろうけど、なんとなく敷居が高くてね…。
他のゲストとは対等にわたりあっていたよしながふみが、萩尾望都相手だとかなり気を遣っている風だったのが面白かった。
あと羽海野チカ。この人は天然というかカマトトというか…。
悪い人ではないんだが、多分わたしがこの人と喋っても会話が成立しないと思う。
でも「ハチミツとクローバー」の1巻が出たときに、これがブレイクすると予言したのはわたしです。ここまでブレイクするとは思わなかったけど。
弟なんかさあ、「安野モヨコの亜流だろ」とか言って、全然相手にしてなかったけど。
安野モヨコとは対極の世界じゃねえか。絵も似てないし。
知ったかぶりはやめろ!
…はあはあはあ。
まあ弟はいろいろ先見の明がないということですよ。
わたしが「これ面白いよ」と言ったマンガはことごとくブレイクしているというのに、あいつは全然信用してくれない。
あいつは、マンガの面白さを理屈で説明しようとしている時点で、すでに間違ってる。
マンガって感性で読むものでしょうが。理屈は後付けですよ。
その感性が、弟にはいまいち欠けている。というか、メジャー路線の感性は持ち合わせていないと思う。
…って、弟批評になっちゃったけども。
よしながふみを、今さら「天才だ!」とか言っている弟が恥ずかしくてなあ。
わたしなんて、デビュー2作目を雑誌で読んだときからチェックしてたぜ。
それから某古本屋で、まだコーナー(有名になると作家のコーナーができる)がなかった時代から、棚を一冊ずつ探して同人誌をかき集めたものだった…。
それを今さら大発見したかのように言うんじゃないってーの。

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おばあちゃんのその後

退院した直後は、入院前よりも元気になったかにみえたおばあちゃんだが、やっぱり少しずつ衰弱してきてる。
もうほとんど歩くことができなくて、ごはんも自分のベッドに座って食べている状態。
トイレだけはかろうじて、ポータブルトイレを使っているけど、それも今後はどうなるか…。
デイサービスには行きたいと言ってて、でも玄関まで歩くのも難しいので、いろいろ相談したところ、デイサービスの職員の人が、部屋の前まで車椅子で運んでくれることになった。
親切なことだ。
でもやっぱり気力がおぼつかないらしくて、再開は六月の予定なんだけど、今からもう「やっぱり無理」と言っている。
う~ん…行ってくれれば、ボケ防止にもなるし、お風呂にも入れてもらえるし、お母さんもちょっとラクになるしで、ありがたいんだけどなあ。
でもいよいよお母さんも限界になってる。
病気になるまえだったら何とかなったかもしれないけど、気力体力ともに消耗している感じ。
そんでおばさんが見るに見かねたらしく、ケアマネに相談して施設の手続きをしてくれるという。
もちろん、手続きをしても空きがなければ入れないので、すぐにどうこうということはないんだけど。
それに施設はどこもいっぱいらしくて、1~2年待ちは当たり前だという話。
でもまあ、そういう予定があるというだけで、お母さんの気持ちが少し楽になるかも。
おばあちゃんには気の毒だけども…。このままだとお母さんの方が早死にしかねない。

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車の事故

わたしの後ろの席に、おじさん(上司ではないが、ほとんど上司なみにベテランの人)が座ってて、今日一日中なんだか電話をしているので、ついつい聞いてしまった。
うちの部署では普段電話なんて使わないので気になっちゃって。
で、どういう話だったかというと。
どうも車を運転中に事故ってしまい、警察とか保険会社とかからいろいろ事情を聞かれていたらしい。
すごく穏やかなタイプの人なので、ちょっとびっくりしたんだけど、よくよく話を(盗み)聞いてみると、どうやらそのおじさんは優先道路を通行中に、いきなり脇から出てきた車にぶつけられてしまったということらしい。
車は修理中で時間もお金もかかる(と言っていた)ので、結構な事故だったんでは。
ま、客観的に見ても、優先道路に脇から車が飛び出してきたら、そっちの車が全面的に悪いのだが、向こうは向こうで「何割かはそっちが悪い」と言い張っているらしい。
う~ん…まあ、わたしだったら優先道路走っていても、脇から車が来たらついつい止まりそうになっちゃうぐらいビビリだけど。
でもそうやって急ブレーキかけちゃうと結局、うしろからきた車にぶつかる危険があるということで、よくないことだよね。
保険的には何対何ぐらいになるんだろ。
でも話を聞いているだけで、保険がどーたらとか示談がどーたらとか代車がどーたらとか、かなり面倒くさそうな展開。
車の事故だけは起こしたくないもんだね。

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まんががない~

今日はまた漫画喫茶へ。
前回途中まで読んでた「きせかえユカちゃん」の続きがどうしても読みたくて、わざわざ電車に乗って出かけたのだった。
ところが!
本棚のどこを探しても見つからない!この間はあったのに!
これを読むためだけに来たのに…ショック…。
誰かが読んでいる最中だったという可能性もあるけど、棚のつまり具合から、存在しなくなっているような気がする。
つまり、誰かがこっそり持っていっちゃったんじゃないかと。
店内はわりと綺麗なんだけど、ちょっと風紀の悪いエリアにある店なので、そういうヤツがいそうな感じ。
あ~ショック。
おかげで代わりに何を読めばいいのか、完全に見失った。
仕方なく東村アキコの「ひまわりっ」を読み返したり。
二度目でも面白かったのでまあいいけどさ。
それにしても、次にまた行ってまたなかったらショックだし、別の店に変えようかなあ。

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産婦人科でのふいうち

いつも飲んでいる痛み止めの薬がなくなってしまったので、病院に行ってきた。
市販の薬でもいいんだけど、ここでもらう薬がめちゃくちゃ効くうえに、眠くなったり頭がぼーっとしたりしないので、やめられない。
前回は症状を訴えただけで薬をもらえたので、今回もそのつもりで出かけた。
いっつも混んでいて一時間以上待たされるので、わざわざ予約してみたのだが、午後だったせいかガラガラ。
予約しなくても大丈夫だったかも…。
で、診察してくれたのは前回とも前々回とも違う先生だった。
「生理痛がひどいんですが…」
と訴えたところ、
「あ、そう。何か病気かもしれないから診察してみましょう。じゃ六番の部屋へ」
え?え?
えええ~!?
有無を言わさず内診された…。
心と体の準備が全然できてなかったというのに…。
そんでその検査のための椅子が進化していたのでちょっと驚いた。
初めて内診されたときは、おっぴろげ状態(失礼)で待たされたのだが、今回は一見普通の椅子で、腰を下ろすと足の部分がぐいーんと広がり、自分の意思ではなくて自動的におっぴろげ状態に!
う~ん…産婦人科もいろいろ考えるんだね。
まあやるこた同じなんだけどさ。
男の先生だったけど、わりと感じのいい先生だったのでそれほど抵抗もなかった。
採血までされて、もう一回検査の結果を聞きに行かないといけない羽目に…。
ま、そろそろ婦人科系の病気も心配なお年頃なので、いっか。
この間の腰痛の記憶もまだ生々しいしな。

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岡田桃子「白い番犬チルー」

時間つぶしにはちょうどいい本かと思い。
超ほのぼの犬バナ。
とある神社で飼われている、ちょっと「わや」な犬チルーの日々。
特別にかわいいわけでも、ものすっごくアホなわけでもない、ごくごく普通の犬。
それで一冊本が書けるというのはすごい。
犬はまあ、それでも行動がいろいろあるからね。
散歩とか犬小屋とかコレクションとか。
猫はな~。ほんっとに行動が寝てるか食ってるかしかないから。←しつこい。
でも、猫も犬も雑種がいちばんかわいいと思う。

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戸梶圭太「下流少年サクタロウ」

松ちゃんがラジオで、硫化水素自殺で不穏なことを言ったとかで、バッシングされていたけど、戸梶圭太にくらべたら全然生ぬるいだろ。
なぜ戸梶圭太は許されるのか?
答え、誰も読んでないから…。
そこそこ知名度あると思うんだけど…。メジャーには程遠い。

今回はずばり、教育界に切り込む!
というと聞こえはいいが、要するに、今の学校がどれだけ腐っているかを延々と描写。
食事時には読んではいけない場面がばんばん出てくるのだが、これが完全なフィクションじゃないところが怖い。
一つ一つのエピソードは、現実に起こってることだからなあ。
集合体になると相当えぐいけど。
例えば、赤ちゃんポストに捨てられた五歳児とか。(小説内では一つしか目がない子どもが捨てられて、サクタロウが育てることになる。すぐに死んじゃうけど)
創木学会の会員で、他の生徒たちを洗脳しようとする生徒とか。これもギリギリだよな~。
給食費が払えず、払っている親の抗議で、給食が四分の一に減らされたり。これは現実ではまだないか。なってもおかしくないけど。
あとまっすぐ歩けない子どもとか、ボタンがはめられない子どもとかね。でも携帯だけは操作できる。
とにかく、これでもかこれでもかというぐらい、下層社会の実態が暴露されているわけだが。
こういう「安い」世界を書かせたら、右に出るものはいないよな。
褒め言葉なのかどうかわからんが。

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あさのあつこ「夜叉桜」

「弥勒の月」の続編。
これも読んでいたはずなのだが、ストーリーをすっかり忘れ…。
正直、これは「弥勒の月」の完全な続きなので、前作を読んでいないと人間関係の把握がむずかしい。
もうちょっとそこらへんの説明をしてくれてもよさそうなものなのだが、あまり説明しすぎると前作のネタばれになってしまうし。
むずかしいところだ。
そんで、これも全然話が終わってなくて、あからさまに「続く」なのだった…。
時代小説としては、いろいろ勉強しているし、言葉遣いもきちんと当時にあわせているんだけど、どうにぬぐえない違和感がある。
たぶん、「きれいすぎ」るんだろう。
なんというか、描写が観念的すぎて、あんまり生活観がないというか。
時代小説ですぐに想像するような、ある種の泥くささがない。
まあそれも個性なんだろうけれども。
面白くないわけじゃないんだけど、印象が薄いんだよね。

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ニャン太の近況

最近、ニャン太の話題が出てなかったな。
ペットブログなんて、みんななんであんなに話題があるんだか。
うちの猫は寝てるか食べてるか、どっちかしかないぞ。
まあ、声と見た目がかわいいから許す。
ニャン太はニャン太なりにマイブームがあるらしく、少しずつ寝場所が移動している。
この間までは古いソファの上だった。
誰も使ってないソファなので、それはそれでよかったのだが、一瞬どこにいるのかわからず、探してしまうのが難だった。
で、今はわたしが使っている座椅子の上。
正直、邪魔です。
パソコンを使いたいときにここに座ってられると、邪魔で邪魔でしょうがない。
でも、人間は猫に勝てないので、座椅子ごと移動させて、地面に直接座ってパソコンを打つのだった。
ニャン太も7歳かあ。
人間で言えば立派に中年だけど、まだまだ子どもだよなあ。行動が。
つか、声がかわいすぎ。
「にやあ~ん」とか言ってるんだもん。
カマトト?

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ネビル・シュート「渚にて」

「パイド・パイパー」が思いのほか良くて、前に一度読んだけれども、もう一度読み返したくなって読んだ。
タイトルがいいよね。
ストーリーは前にも書いたが、核戦争後のオーストラリアで、じわじわと迫りつつある放射能に怯えながらも、つとめていつもどおりに日常を過ごそうとする人たちの姿を描いている。
淡々としすぎてて、リアルじゃないと思う向きもあろうが、でもこういう最期もありうるんじゃないかと思う。
今となってはどうかわからないが、少なくともこの本が執筆された当時には、こういう人間としての尊厳を保ったままの最期というのもありえた気がした。
筒井康隆の「霊長類南へ」は、まったく同じシチュエーションなんだけど、対極の世界だったなあ。
とにかく、みんなが我先にと南へ逃げ出そうとして、パニックになり、全員圧死みたいな。
これもまあ、ある意味リアルだけれども、こういう風にはなりたくないものだ。
前に一回読んだとはいえ、ストーリーをかなり忘れていたので、新鮮な気持ちで読めた。
思っていたより長い話だったんだね。
でも最後まで飽きさせない。
登場人物に思い入れができてしまうので、エンディングがわかっていても、ついつい涙してしまったのだった。

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わたくしのまんが道 3

<前回までのあらすじ>
ロザリーは「キャンディ・キャンディ」でまんがに目覚め、「ときめきトゥナイト」の再評価をのぞむのだった。

あらすじになってない。
いいけど。
そんで今回は『りぼん』時代の続きから。
『りぼん』時代は結構長く、思えばこの時代から「早く次の号(巻)が出ないかな」と待ち望む傾向がはじまったのだった。
あの頃の一ヶ月の長かったことと言ったら!
年取ると、一ヶ月なんてあっという間だなあ。
そんで、わたしが当時めちゃくちゃ胸を打たれ、大学時代にわざわざ買いなおしたまんががある。
浦川まさるの「赤い風の伝説」。
これがさ~、今思い出してもめちゃくちゃわたしのツボなのよ。
疾風と不知火という、日本史を裏で操ってきた二つの超能力者集団があった。その疾風の血を引く優紀は、両親を失ってから養父母に育てられ、自分が疾風の正当な後継者だということを知らないまま育つ。
しかし、彼女のもとに不知火の魔の手が忍び寄る。危ないところを救ってくれたのは、優紀の同級生の不動という少年だった。
不動は、幼いときから優紀のことを見守ってきた、疾風の一族の少年だった…。
ぎょええ~。なんじゃこら!
わたしのツボそのまんまじゃん!
自覚のないまま重要な使命を帯びた主人公と、それを陰から見守る少年。
この不動がさ~。無口でクールでかっこいいんだよ!
「俺はずっと、お前の成長を見守ってきた…」みたいなこと言っちゃって。
優紀も、今でいう姫カットでちょっと古風な美少女だったし。
お似合いの二人なんですよ。
で、ネタばれしてしまうと、当時の少女マンガとしてはひっじょーに珍しく、最後に二人のキスシーンがあるんだよね!
最近の少女マンガは、キスどころか最後までいっちゃっているようなのが多いけれども、そんなのお母さんは認めません!
少女マンガでOKなのはキスまで!体にも触っちゃいけません!
はあはあはあ…。
ともかく。
これ、まだうちにあるかなあ…。また読み返したくなってきた。

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立ち読み特集

最近立ち読んだ本&マンガの感想など。

池澤夏樹の「光の指で触れよ」、これって前作がものすごく幸せな一家のお話だっただけに、旦那が不倫して奥さんが家を出て外国へ行ってしまう、という設定がどうしても納得できず、読む気にはならなかったものの、なんとなく気になって図書館で立ち読み。
う~むむむ…。この旦那がなあ~。はっきり言ってムカつく。
不倫したことを「まったく後悔しない」と言い切りながら、「おれといっしょに日本に帰ろう」とか奥さんを説得する。
奥さんは「後悔してないわけね」と冷静に考えつつも、結局旦那が嫌いなわけではないし、まだ幼い娘もいるしで、よりを戻していくんだろうな…という感じ。
そこに至るまでの過程が丁寧に描かれているんだろうけど、個人的に不倫はどーしても!納得できないので、やっぱり読む気にはなれないのだった…。
不倫てさ~。「自分ではどうしようもない恋に落ちてしまった」とか言うけどさ~。自制心が足りないだけだと思うんだよね。
つか、「不倫をするような人間」というだけで、もう人間としての価値が下がるというか。
いろいろ納得できない。

東村あきこ「きせかえユカちゃん」、これは漫画喫茶で。
「ひまわりっ」が想像以上にツボにはまったので、こっちも読んでみた。
前半こそ、わりと正統派の少女マンガっぽさがあるものの、3巻あたりから全開。とくにユカの母親がいいキャラしている。
なぜかユカたちの児童劇の演出をするんだけど、ものすごく前衛的な解釈の「桃太郎」。
「つかこうへい劇団に入れるぞ!」という台詞でめちゃくちゃ笑った。
あ~早く続きが読みたい。

宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」
今日たまたま「FEELヤング」を立ち読みしたら、なんだか第二部とかいって、りんが高校生になってた…。ショック。
これってさ~、実は叔母と甥なのに、父と娘のように暮らしている二人という設定が面白かったのに、娘が思春期に入っちゃったら面白さ半減だよ。というか、生臭さが倍増というか。
別にこの二人が恋愛関係に…というような話ではなさそうだけど。
思春期を迎えたりんが、幼馴染を相手に恋に悩むというようなストーリーの予感。
雑誌が雑誌だけに、恋愛に絡ませないわけにはいかなかったのか。
あ~あ。

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十ウン年ぶりの再会

高校時代の友達と、十何年かぶりで会った。
いっつも年賀状だけで、「今年こそは会いたいね」などとやっていたのだが、彼女から手紙が来たのがきっかけで、たまにメールのやりとりをするようになり、その流れで会うことに。
たまたま、共通の友人が「デザイン・フェスタ」というのに参加しているので、いっしょに見に行くことにした。
あまりにも久しぶりすぎて、会ったときにわかるかな~という不安はあったのだが、ちゃんとわかってよかった…。
全然変わらない…というのは言いすぎだが、話しているうちに、「あ~そういえばこんな人だった」というのを思い出してきた。
そんでお昼をいっしょに食べて、ビッグサイトへ。
思っていた以上に混んでいた…。入場券買うのにも行列が出来ているくらい。
中に入ると、混んでいるところとそうでないところの差が激しい感じ。
どのブースもみんな、手作りのものにあふれていて、面白かった。
友人のブースもなかなか繁盛しているみたいでよかった。
そんで二人でとりあえず一周してみたのだが、パフォーマンスあり、映画あり、わけのわからない扮装(ヒーロー?)あり、特殊メイクありと、ものすごい濃さ。
友人のところでも一応買い物はしたのだが、そのすぐ二つとなりのブースに、めちゃくちゃ心惹かれるウサギのグッズがあったので、友人のところよりも大枚はたいて買ってしまった…。
バッグと文庫カバー…。いっぱい買ったので、おまけしてくれた。ラッキー。
そんなこんなで、二人でいろいろおしゃべりしながら帰ってきたのだった。
「また会おうね」とは言ったものの、次に会うのはいつになることやら。
でもやっぱり、この年齢で昔の友人に会うというのは面白い。
今回はけっこう仲のいい友人だったが、わりと仲が悪かった友人でも、いま会ったら違う印象かもしれないと思った。

しっかし、今日は腰痛がひどくて参った…。
途中でリタイアしそうになったぐらい。でもせっかく久しぶりの友人といっしょなので我慢したけど。
病院へ行くべきか?

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酒井順子「黒いマナー」

まあいつもの調子で、「悪口」「お受験」などいろいろなテーマの「裏マナー」を解説。
酒井順子は、この「ですます調」が曲者なんだよね。
ですます調で言われると、けっこう辛らつな内容でも、ほのぼのな感じになる。
辛酸なめ子もそういう傾向があるけれど。
身にしみたのは、恋愛で相手を振るとき、女は余韻を残さずばっさり断ち切るべきで、男は余韻を残しつつ別れるべき、というところ。
そうかあ~そういうもんかあ~。
今ちょっと私生活でいろいろありまして、酒井順子の言によると、わたしはちょっと失敗したかもしんない。
ばっさり…かあ。

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あさましい

帰りに本屋に寄ろうとしたら、マックの店の前で店員がコーヒーを配っていた。
「ただいま無料でお配りしていま~す」
なぬ!?無料!?
ふだんコーヒーなんて一切飲まないくせに、咄嗟に手を出してしまったわたし。
しかも、ほぼ同時に立ち止まった人がいて、その人と一瞬取り合いのようになった挙句、わたしが競り勝ってしまった…。
あさましい…。
大体、本屋に行くつもりなのに、コーヒー(しかもミルクと砂糖とストロー付き)なんてもらってどうする。
仕方なく、そばの公園ともいえないような小さなスペースで、タバコを吸うおっさんにまじって飲み干した。
コーヒー好きでもないのになあ…。

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マイクル・クライトン「NEXT」

映画の「NEXT」とは何の関係もないみたいだが。

この人は、本当に勉強するのが大好きなんだね。
今回もものすごい資料を読み込んでいる感じ。
しかし、それでストーリーが面白いかというと…。
あらすじも説明しづらい話なんだが、要するに遺伝子をめぐる問題が同時多発的に発生する、という未来予測モノ。
遺伝子を題材にしているあたり、「ジュラシック・パーク」を彷彿とさせるけれども、当時よりも確実に遺伝子関係の研究が発達していることを考えると、あながち夢物語ではないところが怖い。
たとえば、ヒトの遺伝子を組み込まれた人語を解する(しゃべるだけではない)ヨウムとか。ヒトとチンパンジーのあいの子とか(もちろん人工授精)。企業のロゴマークが光るようになっている亀とか。
なんとなくドリトル先生を思い出したのだが、あちらは人間が動物の言葉を理解するようになる、という話だったのに対して、こちらは動物が人間の言葉を理解するようになる、という設定。
ドリトル先生でも、最初に動物とのコミュニケーションの架け橋になったのは、オウムだった。オウムとかヨウムとかって、類人猿とは比べ物にならないほど語彙が豊富らしい。
あと人間の遺伝子がらみの問題ももちろん出てくる。これは現実の話らしいんだけど、治療の目的で採取された人間の組織は、本人のものではなくて病院のものになってしまうという話とか。
それを拡大解釈した研究者たちが、「遺伝子が病院のもの=遺伝子を持っている患者も病院のもの=遺伝子を受け継いでいる患者の子孫も病院のもの」と決め付けて、患者の娘と孫を追い回したりとか。
まあこれはある意味荒唐無稽ではあるんだけど、アメリカならそういう訴訟が起こりかねないところが怖い。
小説としてはメッセージ性が強すぎて、決してオススメはできないけどね。

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すとれす?

なんでか知らんが、まぶたのピクピクが止まらんのよ。
今までは、目の下がピクピクしたりしてたんだけど、今回はまぶた。
仕事中も邪魔くさくてしょうがなかった。
やっぱストレス?

昨日メールのときに、言おうかな~と思ったのだが、時間が遅くなってしまい、それから修羅場になるのはイヤだったので適当にお茶を濁してしまったのだった。
週末の予定を聞かれて、「ちょっと保留にしておいてください」と返事したら、「どうして?」というメールが。
ちょうど読んでた本が佳境だったので、十分ほど放置しておいたら、「どうして返事くれないの?遅くなってもいいから返事ください」と催促のメールが。
不穏な雰囲気を感じ取ったのかしら。
でもな~。正直鬱陶しいよ。
つか、鬱陶しいと思った時点でダメだよな。
あ~これがストレスの原因だよ…。

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駐車場

車を仮死(バッテリー上がり)状態のまま、駐車場で放置していたのだが、いきなりピンチが。
なんでも車止めが、今まで単なる丸太みたいなのがどかんとおいてあるだけだったのを、きちんと作り直すらしく、今おいてある車を少し前方に移動させてくれという。
なぜ、このタイミングで…。
仮死状態なので、もちろん車は動かせない。
この際、下取りに出すか?といろいろ相談したりしたものの、いまいち決心がつかず。
しかも、ディーラーに電話したら定休日だった…。
どっちにしろ、2、3日で決断できるような話でもないので、一時的に車を移動できないかと思い、近所に住む親戚の叔父さん(機械にくわしい)に電話した。
そしたら叔父さんはすでに寝ていた…。
しかしそこでハッと思い出し、「Kくんは?」と従兄弟の名前を出したら、Kくんはご在宅だった。
Kくんと会話するのなんて、正月以来なんだが、図々しく「車を動かしたいんだけど!」と相談したら、「あ~それなら、キーを半分までさしこんで、サイドブレーキおろして、ギアをニュートラルに入れて、二人で押せば動くよ」と即答。
そ、そうだったのか!
早速母親を連れて駐車場に直行し、言われたとおりにしたら…動いた!
あ~よかったよかった。これでまた問題を先送りにできる。
しっかし、今回ほどKくんがかっこよく思えたことはないよ。
なんというか、男の人にそういうことを聞くと、必要以上に「教えてやる」姿勢が鬱陶しかったりするのだが、彼はちょ~淡々としていた。
まだ若いんだから(と言っても私の一つ年上だが)、もうちょっとガツガツしてもいいんじゃないか…?
と、感謝しつつも余計な心配をしてしまうのだった。
というか、こういうときに相談する相手として、彼じゃなくて従兄弟になるあたり…やっぱり深層心理があらわれているよなあ。

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「日本文学ふいんき語り」

「恋愛小説ふいんき語り」よりも先に出た本。
やっぱ面白い。
この本は前半がいわゆる「文豪」による超有名な日本文学、後半が今時流行りの日本文学を扱っている。
文豪もけちょんけちょんにやっつけているので、一部のファンからは非難ごうごうだったらしいけど。
三島由紀夫が苦手というのはよくわかるなあ。
わたしもほとんど読んだことがないんだけど、友人が熱烈にすすめるので「禁色」を読んだんだが、ちっとわたしの趣味には合わなかった。
というか、三島由紀夫でいきなり「禁色」はおかしいだろ。
「山椒魚」が予想以上に不評だったのは意外。けっこう昔これで感想文書いていた人が多かったような気がするのだが。
あと「こころ」ね。あれ、ほんとに中学生が読む話じゃないよ。結局三角関係のドロドロだもんな。
現代バージョンでは、村上春樹が苦手なのがわたしだけではないとわかって、ちょっとホッとした。
あの独特のレトリックがね~鼻につくんだよね~。
というか、一人称「僕」をいまだに使っているというのがね~生理的に受け付けないんだよね~。
若い作家ならいいよ?でもいい年だろ、きみももう。
例によって、それぞれの作品のゲーム化も考えているのだが、たまごっちならぬ「三島っち」はちょっと欲しいかも。

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寿への道 27

昨日は、昼間は仕事だということなので、夕方から会うことになった。
「言うならこのチャンスだ!」と思ってたんだけどね…。
ちょっと時間があったので、先に母の日の買い物をして、それからゲーセンで遊んでた。
しかしゲーセンで思っていた以上に時間をとってしまい、店の予約をしていた時間を過ぎそうになってしまったのだった。
で、雨の中を駅の反対側まで小走りで急ぐ羽目に…。
そういう状況になったことと、あとこれから言わなくちゃいけないことでテンションが下がるわたし。
そしたら「疲れた?ロザリーちゃんて、疲れると無口になるよね」と。
疲れて饒舌になる人はあんまりいないと思う。
つか、飲むだけなんだから、わざわざ予約してくれなくてもよかったのに…。
よりによって、夜景のきれいなお店だったり。
そんなムードの中で、あなたは別れを切り出せますか!?
っつー話ですよ。

結局、言えなかったんだけどさ…。
タイミングをはかっているうちに、デザートも食べ終わってしまい、わたしは食べすぎでなんだか腹具合もおかしくなってきたので、「…じゃ、そろそろ行きますか」。
敗北です。
そんで、雨が降っているのにさ~、無理やり肩を抱いてくるわけですよ。
二人とも傘さしてるのに。
正直、無理ありすぎだろと思って、「別に寒くないから大丈夫ですよ!」と何気なく拒絶しようとしたのだが、「いいからいいから」と空気を読んでくれない…。
結局駅で別れるまでそのまんま。
非常にテンションの低い状態で別れたということに、向こうは気付いたのだろうか?
とりあえず、向こうも言いにくいことをメールで言ってきたりしたこともあったんだから、わたしもその手でいかせていただきます。
次の予定を聞かれたら、「ちょっと距離を置きませんか?」的なことを言わせていただきます。
やっぱね~。恋愛体質じゃないんだね。わたしは。
でも結婚願望はあるんだよ?
…我ながら、面倒くさい女だよ。

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水森サトリ「でかい月だな」

リリカルな設定のわりに、文章がそれほど浮ついていないな…と思ったら、作者はそれほど若くなかった。
なるほどね。
これで著者が十代とかいったらとても読めたもんじゃないが、そこそこ抑制が効いているので、ぶっ飛んだ設定でもそれなりに読めた。

何の前触れもなく、友人に蹴飛ばされてガードレールから転落、足に一生治らない重傷を負わされた少年。
友人に真意を確かめたいと思いつつ日々を過ごしているうち、周囲の人間が妙に「優しく」なっていることに気付く。
いつも眼帯をしているクラスメイトの少女は何かを知っているようなのだが…。
なんつーか、「変人」扱いされている天才肌の友人とか、綾波レイばりの眼帯むすめとか、それっぽいキャラが勢ぞろいな上、後半オカルトになっていて訳がわからない。
でもわからないなりに、少年のセンシティブな感情の機微が丁寧に描かれていて、悪い印象はなかった。
まあ青春小説ってことで。

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花嫁再び

また「余命一ヶ月の花嫁」を見てしまった。
去年一回見て号泣して、今回もまた号泣。
切ねえなあ。
今回は最初から全部見たので、どういう経緯だったのかとか、結婚式の様子とか、全部わかってよかった。
最後に結婚式を挙げて一ヶ月でこの世を去るというのは、幸せか否かで母親とちょっと考え込んでしまった。
まあ、周囲の人たちの優しさに包まれて幸せだったともいえるけど、でも24歳?の若さでこの世を去るなんて、不幸に決まっているともいえるし。
どっちにしろ、お父さんは気の毒だった。奥さんに続けて娘まで。
正直言って、わたしは無心論者なので、死んだ人があの世から見守ってくれているとはあまり信じてないんだけど、あのお父さんのためには信じてあげたい感じ。
恋人の太郎さんも、あれだけ愛情出し尽くしちゃったら、もう他の人と結婚できないんじゃなかろうか。
余計なお世話だけどさ。
とりあえず、わたしは余命一ヶ月だったら告知しないでおいてほしい。
一ヶ月じゃあ、ひたすら自分の死と向き合うしかできないじゃん…。

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三谷幸喜 清水ミチコ「いらつく二人」

本当はこれの前にもう一冊あるはずなんだけど…まあこれだけ読んでも問題なし。
ラジオ番組の書籍化。
なんつーか、それぞれが面白いキャラクターなんだけど、二人そろうとさらに面白い。
清水ミチコが結構舌鋒鋭く三谷幸喜を攻めるのがいい。
三谷幸喜も、防御しつつ釘をさすのを忘れない。
二人とも頭がいいんだなあ。当意即妙、という言葉がぴったりくる。
実際にラジオで聞いてみたい気もするのだが、朝しかラジオは聞かない習慣なので、多分聞くこともないだろう。
そういえば、深夜ラジオとかも聞いたことがない。
みんな「オールナイトニッポン」とかにハマったという話をよく聞くが。
いまのラジオの視聴率(とは違うか)はどれくらいなんだろう。

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川をくだる

ゴールデン・ウィークらしく、川くだりにいってまいりました。
車で二時間弱ぐらいかけて現地に到着。川くだりは40分待ちと言われて、一瞬がっくり来たのだが、まあ射的やら何やらやっているうちに時間は過ぎていった。
そんでいよいよ川くだり。水量が少ないせいで、それほど急流はなく、終始おだやかだった。
船頭さんの話では、昨日は一日で五千人(!)の人出だったらしい。なんと、3時間待ち。40分待ちでぶうぶう言ってた私って…。
船頭さんも朝から晩まで一日中船をこいで、大入り袋は二千円だったそうな。大変な仕事だなあ。
六月は超閑散期で、客二人で貸しきり状態だと船頭さんが言っていた。行くなら六月ですよ。ま、天気が悪そうだけども。
お昼は近くの蕎麦屋に入ったんだけど、「手打ち」が売りらしいんだが、それ以前に店としておかしい店だった。
だって、中に入ってから40分以上も待たされたんだよ。ちなみに席数は大したことない。
山菜そばなんて、麺をゆでてつゆに入れて、上に山菜散らすだけでしょ?そんなに時間がかかる意味がわからん。
みんな大人しくじっと待ってたけど、どう考えても段取り悪すぎ。
やっと来たときには、味わう余裕もなくがっついて食べた。味は案の定大したことなかった。
その後は、芝桜なるものを見に行ってきた。
これも一応名物なので、ものすごい人出。
桜という名前はついているけど、どう見ても桜じゃない。桜草っぽい小さなお花が、地面にびっしり咲いている。それが赤やらピンクやら紫やらでなかなか綺麗だった。
でも、天気が悪くなってきたので、十分ほどで退散。
それから近くにあった温泉にも入ってきたのだが、ここも芋洗い状態。
つか、洗い場の順番待ちで行列が出来ているのを初めて見た。みんな裸で突っ立ってるんだもん。明らかに、収容人数以上の人間が入っている。ちょっと、入場制限とかすればいいのに…。
露天風呂は垢が浮いていたし、そこにどうみても2~3ヶ月の乳児を入れている人がいるし、洗い場では自分が使った後の桶と椅子を洗わない若い女が続出だし、あがったらあがったで、ドライヤーの順番待ちだし…。
温泉に入った意味全然ないよ。つか、衛生面から考えたら入らないほうがよかった。
そんで、渋滞に巻き込まれつつ、夕飯を食べずに帰宅。
相手の人がさ~、うちの家を見たいとか言って、家の前まで車をつけようとするのよ。
正直言ってそれはイヤだったので、「私道の奥で車が入れないから」と言って、手前で降りてきた。
明らかにわたしがイヤがっているのが気付かないのかなあ…。
つか、おとといの友人との話の影響もあるんだろうけど、明らかにわたしのテンションが下がり気味。
何気に肩とか抱かれると、正直硬直してしまう。無意識に拒否反応を示してしまう。
これって、もうダメだよね…?

ちなみに、帰ってきたら夕飯も蕎麦だった…。

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お泊り

恒例のお泊りに行ってまいりました。
その前に、都内某所にて買い物をしてきたのだが、雨の中で一時間も待たされて、いい加減疲れた。
服だけじゃなく、靴の中もぐじょぐじょ。そしてカバンの中身も…。
あ~図書館で借りた本に染み作っちゃったよ!どーしよー。
正直に申告するか、バックレてそのまま返却するか。バックレても、どうせ借りた人を確認すればすぐにわかることだしなあ…。あ~あ。
そんでやっと中に入れたと思ったら、全然買うもんがない!
こんなに買うものがないというのも珍しい。つか初めてじゃん?
がっくりしつつ、友人と近くのバイキングで食事しながら、恋愛関係についていろいろ相談する。
彼女はかなり年下なんだけど、「やめた方がいいんじゃないですか?」とズバっと言われて、ちょっと開眼した…。
なんつーか、「もったいない」という思いで付き合ってきたけど、「会えなくて寂しい」とか「この人のこんなところが好きなんだよね」とかいう部分がないんだよ…。
それを指摘されて、改めて気付いた。
つか、明日いっしょに出かけるんだけど。引導を渡すべきか?

そんなこんなで、宿泊予定のNホテルへ。しっかし、今回は選択を誤った。
近場で選んだのだが、はっきり言って観光地なので、ガキんちょの多いこと多いこと。
お風呂に入っている間、どこからともなく「どんどんどんどんどん!」という音が聞こえてくる。
頭がおかしい人じゃなければ、子どもがふざけてやっているとしか思えない。とほほ。
部屋はそれほど広くもないが、ベランダからの眺めがなかなか良くて快適だった。
ただ、やっぱり観光地のホテルっつーことで、サービスの面がいまいち。期待はしてなかったけど。
朝のビュッフェで、紅茶を頼んだのに、来たのはコーヒーだった。どうせそんなに喉乾いてなかったから、飲まなかったけど。
注文が間違っているというのはさすがに初めて。なんだかなあ。
あと、レディースプランで、なんだかオイルみたいなのをもらったのだが、明らかにラベルをはがして別のラベルを貼りなおした形跡がある。
で、箱に書いてある説明(英語)と、そのラベルの内容が一致していない。大丈夫かよ…。
まだ中身は確認してないけど、英語では「ボディオイル」ってなってるけど、ラベルには「ルームエッセンス」となっている。「ルーム」って部屋以外の意味があるのか?
よくわからんけど、まあボディオイルなんて別に使わないので、どっちでもいいけどさあ。
ホテル選びはホントに難しいよ!

そんで家に帰ってきたら、いきなり母親の愚痴が待っていた。
「ちょっと!おばあちゃんの愚痴聞いてよ!」とかいい始めたので、「愚痴は聞きたくない」と拒否したら逆ギレ。
あ~ホテルでずっと暮らしたいよ…。

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シド・フライシュマン「ゴールドラッシュ!」

児童書なんだけど、「執事」萌えなので読んでみた。

両親を亡くし、叔母に育てられたジャックと、執事として使えてきたプレイズワージィ。
二人は一旗あげるため、ゴールドラッシュで沸き立つサンフランシスコを目指すのだが…。
少年と執事がとんちでいろいろ切り抜けながら、楽しい冒険を繰り広げるというお話。
うむむ…まあよくも悪くも、児童書なんだよな。
きちんと伏線は張ってあるんだけど、あまりにも都合よすぎる展開。
「人生こんなに楽勝なんだ!」と子どもが勘違いするとまずいんじゃないか。そんな気さえする。
ともあれ、執事のプレイズワージィがいい味出している。執事としての分をわきまえつつも、まだ幼いジャックを守り、そんで叔母のことを密かに思っているという。
この設定でもうちょっと大人向けのがあったらなあ。

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筒井康隆「パプリカ」

アニメに触発されて。
うちにあったはずなんだが、本棚を捜索するのが面倒だったので、図書館で借りてきた。

しっかし、これ面白いなあ、やっぱ。
1993年?ぐらいの発行なんだけど、全然古くない。というか、ジャスト今の時代と言う感じ。
ところどころ、アニメとは違うところもあるのだが、おおむね原作の方がいいと思った。
たとえば、夢特有のあいまいさ。アニメだと、あいまいな部分もちゃんと映像化しなくちゃいけないので、結局あいまいさがうまく表現できていなかったのだが、原作はさすがにそこらへんの描写がうまい。
文章自体は決して「うまい」という部類ではないんだけど、なんというかリアルなんだよね。
七瀬シリーズでも、心の中で思っている言葉の表現が非常にうまかったけど、「パプリカ」もそんな感じ。
あとアニメとの一番の相違点は、やはり千葉敦子とパプリカの関係だろう。
読み返すまで忘れていたんだけど、原作ではどちらも同じ人間の変装という設定なんだよね。アニメでは、現実が千葉敦子、夢の中がパプリカということになっていた。
でもこの設定はアニメの方がいいかも。いちいち変装するのはかっこ悪いし。
時田くんも、アニメでは幼稚で純粋というキャラだったけど、原作では「子どもっぽさ」を装った紳士だった。
あと、アニメの方で、小山内と乾の関係がなんかホモっぽいなあと感じて、それはわたしの頭が腐っているせいかと思いきや、原作ではそのまんま同性愛関係という設定だと知り、わたしもまだまだ腐りきってないと安心した。
安心していいのか?
でも、このタイミングでこの本をアニメ化したのは、うまいなあ。

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