五十嵐貴久「TVJ」
実は、結構誘拐ものとかジャックもの(ハイジャックとかね)が好きなわたし。
時間制限があると、否応なく後半に向けて盛り上がるので、ハズレが少ないのだ。
で、今回は「テレビジャック」。
お台場に新社屋を建てたテレビ会社に、突然テロ組織が進入してくる。
偶然犯人の目を逃れることができた由紀子(29歳経理部員)は、人質にされた恋人を救うべく、ダイ・ハードばりの活躍をする。
この由紀子という主人公が、なんというか普通なのでいい。
これが特殊能力があったり、何か特技があったりとかだと、逆に興ざめなんだが、本当に一介の経理部員でしかない彼女が、偶然と強運で窮地を切り抜けるというのが、なかなかうまい。
「わたしでもできるんじゃないか」と思ってしまう。
まあ最後ちょっとうまくいきすぎな感じがなくもないが、それもご愛嬌か。
ちゃんと伏線もあったりして、なかなか面白かった。
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