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ニャン太の受難

母親が、「ニャン太が痔になった」という。
なんだそら。
「猫は痔になんかなるわけないよ。何言ってんの」とバカにしていたら、ニャン太がやってきた。
一応「どれどれ」とおしりを見てみたら。
う、うんちがはさまってる!
(お食事中の方すみません)
痔というか、いわゆる便秘の状態。
そのおしりで布団の上とかにねっころがられると困るので、むりやりほじくりだそうとするのだが、痛いらしくて触ると逃げる。
何度やっても逃げるので、もしかしたら外でなら出るかもしれない…と外に出してみたら。
いきなり「あーーーーーおーーーー!!!」と始まってしまった。
玄関を出たところで野良猫と鉢合わせしてしまったのだった。
あわてて野良猫を追い払ったものの、ニャン太は興奮状態がおさまらず。
かわいそうだけど、おしりは相変わらずの状態なので、せっけん水をすりこんでみたり、楊枝でほじくってみたりしたのだが、全然むり。
これは病院に連れて行くしかないかも…とあきらめかけたその時、ニャン太が自主的にトイレへ!
そんで無事に排出できたのだった。
つかさ。自力で出せるんなら最初からやってくれよ…。
せっかく久しぶりに早く帰宅できたのに、この騒ぎで二時間つぶれた。
まあ一番気の毒なのはニャン太だけども。

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思い出に浸る

二回立てつづけに行った演奏会に影響を受けて、自分のコンクールと演奏会のときのDVDを見直してしまった。
大変不本意な結果に終わったコンクールだが、自分の演奏は「結構うまいじゃん!」。
演奏会はボロボロだが…。
というかね。
今の中学生のショーマンシップに驚く。
私たちの頃からもスタンドプレイぐらいはやっていたんだが、今見直してみたら、ちょー中途半端。
はずかしそうに立ち上がって楽器を振ってみたり、客席に花を投げこもうとして勢いが足らずにそこらへんに落下したり。
とにかく何やるんでも恥ずかしそうにやってる。
まあ大体吹奏楽部に入る子なんて大人しい子が多かったのだが、それにしても昨日おとといの生徒たちに比べると、サービス精神の足らなさに驚くわ。
まあ二十年前の話ですからね。
時代かな。
それにしても、演奏がいちいちトロい。
全部全部遅い。コンクールの演奏は言うに及ばず、演奏会のポップスでもとろとろとろとろ演奏している。
これも時代の違い?それとも単に顧問の先生の修行が足りなかったのか?
なんだかなあ。

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あっなたっのおっなまっえなっんでっしょねっ

今日は母校の演奏会。
中学時代の友人とその子どもと、近所の回転すしでお昼を食べてからいっしょに出かけた。
昨日のことを反省し、開場時間には着くようにするつもりだったのに、お昼をだらだら食べてたら、10分遅刻。
そしたらすでに立ち見が!
なんとかバラバラの席を見つけることはできたけど、子どもを一人で座らせておくのは不可能なので、友人は膝のうえにずっと子ども(8歳)を乗せていた…。
今回はOBバンドをかつての顧問の先生が指揮するということで、わざわざ聞きに行ったわけだが。
思ったよりもOBバンドの出番はちょびっとだけだった…。
でも懐かしい先輩・後輩の顔があって、なかなか面白かった。
しかし、初代顧問の先生は、多分ずーっと指揮を振ってなかったんだろうね。なんか演奏がみょーなことになっていた…。
あ~しかし声かけてもらえたら、私も出てたかなあ。
現実問題として、20年も楽器を吹いてないので、指づかいも忘れているし、もう無理だと思うんだけど。
もう一回吹いてみたかったという気持ちはあるのだった。
他の在校生の演奏はそこそこ。
演奏会って、所詮一番上手い三年生は受験で忙しくて練習に出られないし、1・2年だけだと大して上手じゃないので、そこそこになってしまいがちなんだけどね。
あと寸劇とか歌謡ショーみたいなのがやたら長かったのが気になったけど。
まあ中学生らしいということでいいのか。
最後、卒業生に花を渡すシーンは涙、涙になるはずなのに、現顧問の先生が「そういう内輪のことはさっさと終わらせる!」と言って、あっさり終わってしまった。
それが醍醐味なのにい~。
あと、最後に歌を歌ってたけど、昨日の演奏会と同じ歌だった。
なんか流行っているのかしら。
演奏会のあと、OBバンドのメンバーが集まるというので、わたしも顔を出してみた。
そしたら、後輩の顔が全然わからん…!
向こうも私のことがわからなかったりしているので、お互い様はお互い様なんだけど、なんというか、単に名前を思い出せないだけじゃなくて、あまりにケバくなってて「だれ?」というのも中にはいた。
逆に、中学時代はかわいかったのに…という子も何人かいた。
同学年の友人も何人かいたのだが、一人咄嗟に名前を思い出せなくて、しばらく名前なしでやりとりしていた…。
五分くらい話してようやく思い出せたけど。薄情すぎ?
打ち上げにも誘われたけど、バンドとして参加してないし、何より二日連続で激しく疲れたので、お断りして帰ってきたのだった。

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太鼓の達人

今日は知人の学校の演奏会に行ってきた。
乗り換えの駅でご飯食べたり、本屋に寄ったりしてたら、時間ギリギリになってしまった。
中に入ったら超満員、立見続出でびっくり。
一応招待席だったので前の方の席に座れたけれども。
演奏は年々うまくなってるね。
音響が悪い体育館だというのが気の毒なくらい。
構成も、クラシック→ポップス→マーチングとバランスもよかったし、知っている曲ばっかりだったので楽しめた。
それにしても、中学生ってまだまだ可愛いね。
自分が中学のときはいっぱしの大人だと思ってたけど、まだまだまだまだ。
無邪気なもんです。
最後の曲でいきなり隣の席の母親がうつむいてしまったので、「寝てるの?」と思い、ひじでつついたら、なんと泣いてた。
いや…そんな部外者が泣くようなことは何もないと思うんだけど。
感動が伝染したのか。
今回の主役はパーカッションの男の子だね。
毎年、誰か一人は核となる子というか、ズバ抜けて上手い子が出るものなのだが、今年は彼だったらしい。
ただ太鼓を叩くだけじゃなくて、スティックをくるくるまわしたり、柄の方で叩いてみたりと、技がすげえ。
びっくりした。
いつも地味だと思ってたパーカッションだけど、やりようによってはこんなに派手になるんだね。
感心しました。
しかし、聞いてただけだったのに、異様に疲れた…。
で、明日も母校の演奏会に行くんですよ…。
体力的に自信がないわ…。

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一山越えて

修羅場を何とか乗り越えた…。
ほんっとに、歴史に残る忙しさだった。
ここ一週間の仕事量は過去最高だったらしい。
やっぱりね…。
普段の1.5倍くらの量はあったもん。それが一週間続いたんだから。
パートさんたちを褒めてあげたいです。
よくこの人数で乗り切ったよ…。
ところが。
こんど時給の制度が変わって、パートさんたちの時給は30分刻みから15分刻みに。
残業のときはそのほうがいいかもしれないけど、電車の遅延のときでも、15分以上は認めない方針らしい。
それってあんまりでは…。

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真保裕一「追伸」

出張でギリシャにやってきた男に突然、妻から離婚届が送られてくる。
納得のいかない夫に対し、妻はこまごまと言い訳がましい手紙を送り続けるのだが、妻の祖父が死に、彼が残した手紙が発見されたことで、それまで知らなかった祖父母の真実の姿が明らかになり…。
わりと珍しくもない「書簡体小説」。
しかし、こういう「書簡体」とか「日記体」とかいう小説を読むといつも思うのだが、現実問題としてこんな手紙を書く人間がいるか?
誰かが言った台詞までご丁寧に「 」でくくっちゃったりして。
手紙の中で「 」は使わないだろ、普通。
そんでまたとんでもなく手紙が長いし。
祖父母の過去と、現在の夫婦の関係が重なって、現在の夫婦の悩みというのが、祖父母に比べたらどんなにささいなことか…みたいな感じで、修復へ向かうことを予感させて終わるのだが。
祖父母の手紙も全然リアルじゃないのが気になる。
うちのおばあちゃんは、ひらがなよりもカタカナをよく使ってたし、戦前の人ってそんな感じだと思うんだけど。
ちがうのかなあ。

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宮部みゆき「英雄の書」

個人的には宮部みゆきはあんまり好きじゃないんだけど、この本で「何が嫌いか」がわかってきた。
多分、登場人物が嫌いなんだと思う。感情移入できないから。
「英雄の書」はアンチファンタジーのファンタジー小説というか、「物語」の暗黒面をこれでもか、これでもかと暴いていく。
うむむ…。
突然クラスメイトをナイフで刺し殺し、姿を消してしまった兄・大樹の行方を追って、大叔父が住んでいたという別荘にやってきた友理子。
その書庫にいる本たちによって、友理子は兄を悪の道へとそそのかしたという「英雄=黄衣の王」をさがすことに。
魔法の力を発揮する「印」を戴いたことによって、オルキャスト(印戴者)のユーリとなった友理子は、とある物語の中へ入り込み、アッシュという男とともに黄衣の王を探すのだが…。
後半の話の展開の早さに比べると、ちょっと前置きが長すぎ。上巻が終わった時点でまだ冒険に出てなかったからな。
そんで冒険の旅に出てからも、謎が多すぎるというか、思わせぶりな言動が多すぎて、もどかしい。
すべてが明かされるのは、何もかもが終わったあとなのだが、それがわかっても、納得はしてもカタルシスは感じない。
あえてそういう風にしているのかもしれないけれど。
とにかく、このユーリというのが「小学生の女の子」っぽすぎるのだ。
小学生の女の子なら、こういう風にプライドが高くて、こういう風に現実を直視できなくて、こういう風に怯えてしまう、というそのステレオタイプをまんまなぞっている感じ。
「小学生の女の子」を体現するあまり、ユーリとしての個性が見えてこない。
だから感情移入もできなくて、ひたすらユーリの言動にイライラさせられる。
子どもという枠をとっぱらって、リアルじゃなくてもいいから、もっと個人としてのユーリを前面に出せばよかったのに。
これは子ども向けじゃなくて、大人向けのファンタジーなんだから、余計に「子ども」のリアルは必要なかった気がする。
確かに、強烈なメッセージを持った小説だけども、読んでいて楽しい小説ではなかったなあ…。

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打海文三「覇者と覇者」

「愚者と愚者」を読んだときに、登場人物の行く末を思ってブルーになっていた私だが、よもや「未完」という終わり方をするとは予想だにしなかった…。
ちなみに、私の死人予想。

まず海人は、90%ぐらいの確率で死ぬ。しかも、なんか弟の隆が絡んで死にそうなので怖いよ。そういうどろどろとした血縁関係はやめてほしいところだが。
椿子は、桜子が死んだ今となってはぐっと下がって50%ぐらい。もしも海人が生き残った場合は、椿子が死ぬ確率がぐんと高くなる。
白川少将とイリイチでは、イリイチの方が死にそうな感じ。あと孤児部隊では葉郎が一番あぶない。
パンプキン・ガールズではアイコが多分死ぬな。あともう一人ぐらい。
それ以外では、里里菜は多分死なない。ファンは死ぬかもしれない。
かなりの確率で死なないのは、海人の妹の恵ぐらいかなあ。別にこの人こそ死んだって構わないんだけども。

てな感じだった。(以上「愚者と愚者」の感想より抜粋)
いや~ぜんっぜん予想が当たってなかったことに逆に驚くね。
私の予想は愛情の裏返しというか、「こいつだけは死んでほしくない」と思うキャラだったわけだが、「あれ?これってどんな人?」みたいな感じの人がバンバン死んでいく。
それって、やっぱり作者の人もそれなりに感情移入してしまって、いいキャラは殺したくなかったんじゃないかという気がする。
その代わり、死んでいく人の死に様はひどいもんだが。
あ~ただ一人、上に名前があがっている人で死んでしまった人がいるが、それが誰かは読んで確かめてください。
とにかく「未完」というのが不思議なほど、途中まではいつもの調子でガンガン進んでいく。
「未完」ということは推敲もまだだったはずなのに、全然そんな気がしない。
だから余計に、「あれ?なんでこんなところで終わっちゃってんの?」と不思議でならない。
この続きが読めないということが、なんか納得できない。
でもまあ、そのおかげで最悪の展開だけは免れたのかな。
でも…どういう結末だったとしても最後まで読みたかったのも本当なわけで。
本当に惜しい人を亡くした。

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石持浅海「耳をふさいで夜を走る」

タイトルがいい感じだったので読んでみたのだが…うーーん…。
『問題小説』連載だったらしい。
確かに、これは問題小説だわ…。
いわば後見人としてずっと保護し世話をし続けてきた三人の少女を殺すことを決意した男。
だが、それを阻止しようとする女が現われたことで、事態は急変する。
なんかあらすじも説明しづらいんだけど。
要するに、「殺人を犯す危険性を孕んだ人物を殺していいものか」というのが主題。
「危険性」というのがミソで、文中では「覚醒」という表現を使っていたけど、要するに「殺人に対して何の躊躇もないように精神をコントロールした」ということなんだよね。
で、カウンセリングに立ち会った男が自ら責任を取るべく、殺人を決意するのだが。
とにかく、殺人の描写がリアルで生々しい。
ストーリーの展開がどうのこうのよりも、殺人を犯す殺人者の心理みたいなものを書くためにこの本を書いたみたいな。
実験小説としては「アリ」なんだろうけど、読んでて楽しい話ではなかったな。

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腹がつっぱる

今日は図書館に行くつもりだったのだが、天気が悪いのと、腹がつっぱって痛いのでとりやめ。
家でダラダラネットを見ていた。
しかし、最近ほんとに腹の調子が悪い。
この間「本当は怖い家庭の医学」で、便秘の特集をやっていたのだが、みんな3日お通じがないと「便秘で」というので驚いた。
3日なんて普通じゃないの?
特に苦痛でもないし、4日目には大体あるので、今まで気にしたこともなかったのだが。
しかし週末はちょっと食生活が崩れるととたんに下す。
これって、「便秘と下痢を繰りかえす」ってやつじゃん…。
がーん。
なんかクローン病とか怖い病気だったらどうしようという気がしてきた。
大体、父方の家系は癌よりも消化器関係が弱いんだよね。
あと母方は脳疾患系。
私はどっちかっつーと父方よりか。

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立ち読みが…

自慢じゃないが、立ち読み歴30年。
物心ついたときから、隙あらば本屋で立ち読みをしてきた。
どんなに遠くの本屋だろうと、ビニールカバーがかかっていないと知ると、自転車漕いでどこまでも駆けつけた。
今でも、わざわざ電車に乗って、立ち読みのできる本屋まで通っている。
なのに!
ここ数年使ってた本屋が、急にビニールの帯をかけはじめた!
しかも、居ぬきというのか、本屋は本屋なんだけど、オーナーが変わるらしく、今までのように立ち読みし放題ではなくなる気配…。
あ~ショック。
また新たに開拓しなければならないのか。
つかさあ、基本的にタダでは立ち読みしてないよ?(読み逃げもあるけど)
一応何か一冊は買ってくようにしているし。
帯かけるにしても、漫画だけじゃなくてノベルスにもってやりすぎでしょ!
はああ。

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二日酔いアンド車酔い

昨日は同じ部署の女子で飲み会。
普段はいろいろ思うところもあり、決して仲がいいわけではないので、むしろこういう機会に親睦を深めて、普段の鬱屈を忘れた方がいいのだった。
しかし、修羅場的に忙しい日々の残業後なので、ちょっとぐったり気味。
いまいち懐も寂しいということもあり、イタリアンとかではなく居酒屋で。
しかしここがわりとアットホームな感じの店でよかった。
店長自らおすすめの日本酒を持ってきたり、もつ鍋を頼んだら、店長の奥さんらしきおばさんがわざわざ取り分けてくれたり。
でも締めのラーメンでは「煮立ったら三十秒後に食べてね」と言われたのに、だらだらちょびっとずつつついていたので、ちょっと申し訳なかった。
そんなに麺のコシにはこだわりはないんです…。
話は会社の愚痴が多かったわけだが、恐ろしい話を聞いた。
そろそろ定期代をもらいに行かなくちゃいけないのだが、何人かその領収書を突き返された人がいるらしい。
一番安い経路をその場で検索されて、無理やり変えさせられているとか。
ひえー…。私それでこの間経理のババアともめたのに、またそれやられんのかよ!
定期代もらいに行きたくないよ…。
というか、いまだに振込みじゃなくて手渡しというのが納得いかんよ。
今度また「ルート変えろ」と言われたらどうしよう。
自腹切るしかないかもね。

そんなこんなでダラダラ飲んで、今日はちょっと二日酔い。
しかし親戚が今日お彼岸でお墓参りに行くというので、それに便乗してお寺まで行ってきた。
幸い、向こうに着くころには天気も回復してきて、無事にお墓参りは終了。
しかし二日酔いで車に乗ったので、今度は車酔いが…。
子どもの頃はしょっちゅう車に酔ってたもんだが、最近はご無沙汰だったのに、久しぶりに「車酔い」の感覚を思い出した。
結構辛い。
帰ってきてからも気持ちの悪さがおさまらず、なんだかぐったりした一日だった。

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森見登美彦「有頂天家族」

いや~これ、久々の大ヒット!めちゃくちゃ面白かった!
ちょっと「平成狸合戦ぽんぽこ」を思わせる、たぬき一家の物語なんだけど、ほのぼのユーモアたっぷりで、文句なし。
変化の様が面白いのでぜひ映像化してほしいところだが、素人には「ぽんぽこ」の亜流と思われるだろうな。
個人的には「ぽんぽこ」を超えていると思うんだけど。
狸界の第一人者・偽右衛門の名を受け継ぐ父親が狸鍋にされてしまい、柱を失ってしまった下鴨一家。
三男の矢三郎は、天狗の師匠・赤玉先生の面倒を見たり、赤玉先生の元弟子で向かうところ敵なしの弁天に怯えたりしつつ、日々を送っていた。
ところが、次期・偽右衛門の座をかけて宿敵・夷川一家とついに対決することに…。
真面目で逆境に陥るとパニくる長男、蛙に変化したまま元に戻れず井戸に引きこもる次男、阿呆なことばかりやらかす三男、怯えるとすぐに尻尾を出してしまう四男、そして四兄弟を大きな愛で包み込む母。
この一家の絆が本当にいい。味わい深い。
後半に、父親の死の真相が明らかになったりして、一応カタルシスもあるのだが、そこはたぬきのことなので、前編にわたってユーモアが漂う。
疲れたときに読むと心が和むよね。
弁天の過去とか、矢三郎の元許婚・海星の正体とか、いろいろまだツッコみどころはあるので、続編も不可能ではないと思うのだが…。
というか、純粋にもっと読みたい。

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出産ラッシュ

うちの部にいま出産ラッシュがやってきている。
例の、私の机のそばでおしゃべりしている三人組の一人もそうなんだけど、それ以外にあと2人もいるらしい。
そんなに大所帯の部ではないので、三人が同時に産休に入るのはかなりの痛手。
ということで、四月から大異動が行われることになった。
しかし。
私のいる部署(課にあたるのかな)は、女性が全員独身なのだった。
女性が独身のみというのはうちだけ。
2人いる男性陣は2人とも既婚者なんだけど…。
うむむ…なんでだろー。
別にそんなに奇人変人ばっかりってことはないのになあ。
ごく普通の地味目な人たちなんですよ。
…合コンでもするか?

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佐藤和歌子「悶々ホルモン」

読みたいな、と思ってたところにちえぞうさんからタダでもらったのだが。
なんか想像と違った…。
なんつーか、もっと明るい話かと思ってたんだよな。
女一人でホルモン食ってますけど、ホルモンおいしいよ?みたいな。
いや、確かにそういうエッセイなんだけど、なんだろう…。
行間から作者の人間関係が滲み出てくるというか。
それもなんつーか、距離感の取りかたが難しい人間関係というか。
普通に「気心の知れた友人とホルモン食べました!」というならいいんだが、「恋人じゃない男友達(そのままホテルに行ったけど別になんもない)」とか「ちょっと色々と感情の齟齬があって距離ができてしまった友人」とか。
いくら肉の話だからっつって、生々しすぎなんでは…。
ホルモンは美味しそうなんだけどね。
というか、ホルモン本当は個人的にはそんなに好きじゃないんだけどね。
一回美味しいホルモンを食べてみたいなあと思わせる。

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かふんしょお?

みんなそうだと思うのだが、毎年毎年花粉症の恐怖と戦っている。
今年もまた、「とうとう私も花粉症?」と怯えていたのだが、今日はなんともないあたり、「やっぱりただの鼻炎か…」とも思ったり。
でも今パソコンを打っている最中はまた鼻フガフガ、喉が痒い。
鼻炎というよりも、猫アレルギーのような気もするんだよなあ。
元もと猫アレルギーはあったのだが、ニャン太を飼っているうちに自然に免疫が出来て大丈夫になったはずなのに、毛の生え変わるこの時期はどうもダメみたい。
ニャン太が布団に入ってくると症状が悪化するので、猫アレルギーは間違いない。
ただ、最近会社に行ってもくしゃみが止まらないことが多くて、ほんとにイヤになる。
思考力が低下するし、鬱陶しいし…。
花粉症のせいで作業能率が悪化して物凄い金額の損失があるとか聞いたが、それもむべなるかな。
これ、具体的に何とかしようという動きはないのかね。

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恐怖のできごと

恐怖っていうのは大げさだけども。
週に一回、トイレの掃除をしているのだが。
今日もトイレクイックルで便器周りをゴシゴシやってたら、なんか便器の中に糸みたいなのが落ちてる。
一階のトイレはめったに使わないので、ゴミが落ちるなんておっかしいな~と思いつつ、水で流そうとした瞬間、その糸が動いた!
「ぎゃ」
と叫んで、そのまま台所へ避難し、改めて
「ぎゃーーーーー!!!!」

ミミズ!ミミズだよ!
うっわ、鳥肌が立った!
なんでトイレにミミズが?
理由がまったくわからん。
下水の方からさかのぼってきたとしたら、こんなに恐ろしいことはないわ。
フタはしまっていたし…もしかして貯水槽の中がミミズだらけだったりして…と恐る恐る除いてみたが、何もなかった。
よくわからん…。でも気持ち悪いので、母親に水で流してもらった。
あー…トラウマ。

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雫井脩介「ビター・ブラッド」

祖父や父と同じ刑事の道を歩み始めた夏輝。
離婚とともに疎遠となっていた父とともに、警察の情報屋だった男の殺人事件に取り組むが、その矢先捜査班の刑事の一人が何者かに殺され…。
ストーリー的には最後の詰めがやや甘いというか、話が込み入りすぎて「意外な犯人」と言われても、「そうなのかな…?」という感じになってしまった。
ただキャラクターはゆるいながらもなかなか面白く、刑事になりたての息子と、何とかして息子とコミュニケーションをはかろうと空回りする父親の関係がいい。
大体、親子刑事というと「確執」かもしくは「尊敬」か、どっちかになりがちなのだが、そのどっちでもない関係がユニーク。
そういえば、「親子探偵モノ」ってあんまり見たことがないので、これはこれでシリーズ化してみると面白いかもしれない。

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北村薫「1950年のバックトス」

短編集…というには一編ずつがかなり短い。ショートショートなみ。
前半はホラーっぽい話が多く、後半はウエットな話が多かった。
うん、北村薫はホラーには向いてないな、と思った。
「怖さ」のツボがちょっと違うというか、怖いといえば怖いけど、抽象的すぎてあんまり怖くないというか。
表題作は秀逸。これもどうということのない話なんだけど、前半と後半で視点ががらりと変わって、最後のエピソードでちょっと泣かす、みたいな。
短い話ばっかりなのに、こういう構成の話が多かったな。
前半と後半で視点が入れ替わる、というの。前半で「?」と思わせ、後半で「あ~」と納得させるという。
ミステリっぽい話ならこれでも面白いのだが、ホラーだとちょっと訳がわからなくなる。
最後の話は、「ひとがた流し」に登場した牧子の話。やっぱりこのキャラクターに思い入れがあるんだな。

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余韻

今日は、ホテルの余韻を味わっていたので、仕事に身が入らず。
みんなに「お休みしてすみませんでした」と謝ってまで、ホテルで本を読むことを選ぶ私。
それでいいのか?
いいんです。
そういえばホテルについてあんまり語ってなかったが、泊まったホテルは前にも一度泊まったことのある、目黒の某Mホテル。
ここのサービスは相変わらずあんまりよくない。
なーんか隙がありまくりというか。
部屋に案内されるとき、すでに荷物が満杯のカートを持ってきて、「ここへどうぞ」って言われても、どこに載せればいいの?
仕方なく端の方に無理やり載せたら、そのカートは実は行き先違いだったらしく、もう一度私の荷物だけ拾い上げて、「では」だって。
なんだそら。
部屋はまあまあ。冷水が用意されているのは嬉しい。次の日まで冷たかった。
あとポットのお湯もちゃんと沸いた状態で準備されていたし。
ただお茶の種類がね…緑茶とほうじ茶だけっつーのはちと寂しい。
冷蔵庫も、他のホテルよりは温度が低めだし、ちゃんと他に入れるスペースが確保されていたりしてよかった。
テレビは普通のブラウン管だが、それとは別に音楽を聴けるオーディオがあった。これも珍しい。
あ、体洗う用のタオルは欲しかったな。浴衣じゃなくてパジャマなのはよかったけど。
部屋からの眺めもまあまあ。庭の緑が綺麗だった。
そんな感じで。

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ルームサービス

日曜日に買い物→ホテル入り、だったんだが、お昼に予想以上に時間がかかってしまい、ホテルに着いたのは四時過ぎ。
なんだかちょっと損した気分。
とにかく、何が楽しみって、風呂上りのビール!
家でやったっていいんだけどさ、こう実家から離れて開放感を味わいつつのビールがんまいのよ。
夕飯はデパ地下で買ってきたおにぎり。あとゼリー。
ゼリーがオレンジ丸ごとの中に入っているやつで、めちゃくちゃ美味しかった。
でも思ったよりも量がなくて、皮をひきさき、残っている実まで食いつくした私。
何をやってるのか…。
今回は朝食抜きだったんで、逆に朝はのんびり出来てよかった。
11時ごろに腹が減ってきたので、ルームサービスでしょうが焼き定食を頼んだ。
まあルームサービスだから安くはないんだけど、ホテルで朝食を食べるのと大して変わらない値段だったし、味もよかったのでよしとしよう。
楽しい時間はあっという間に終わっちゃうんだよね…。
次はゴールデン・ウィークかなあ。

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いつものところ

明日から例によってホテルに泊まってきます!
前にも一度泊まったことがあるところなんだけど。
前はいろいろサービスがくっつきすぎてて、食べすぎで気持ち悪くなったので、今回は激安だけど朝食のついていないプランにした。
朝食って結構楽しみのときもあるんだけど、時間が決まっているのでめんどくさいときもあり。
今回は成り行きに任せようかと。
あ~楽しみ!
…だが、ちょうどアレにぶつかっちゃったよ…。
前から計算して「この日はあぶない」とわかってたんだけど、自分の意思ではどうにもできない…。
なんでいつもこういうときに当たるのか?
誰か、薬とか使わず自然にずらせる方法を教えてほしいよ。

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森見登美彦「美女と竹林」

エッセイって、ときおりストーリーと全然関係ないタイトルがつけられていたりするもんだけど。
ほんっとーに「竹林」の話だった。美女は出てこなかったが。
竹林を偏愛する登美彦氏が、知人の竹林をひたすら伐るという、ただそれだけの話。
まあそれ以外にも色々書かれてはいるんだけど、ほとんど「なぜ竹林に行けなかったか」という言い訳でしかない。
とにかく、竹林竹林。
大学時代は「竹」について研究していたというが、本当だろうか。
やっぱ京大生ってなんかヘン。
そういえば、このエッセイの中で、「万城目氏を殴った」という一文があった。なんでも万城目氏が自分のエッセイの中で「殴ってほしい」と書いてあったからだというが。
まあ同窓生としていろいろあるんだろうが。
やっぱ京大生ってヘン。

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朝井まかて「実さえ花さえ」

同じく女性作家による時代小説。
こっちはわりと正統派というか、いわゆる園芸店のようなものを営んでいる夫婦の物語。
夫は男前だがぶっきらぼうで、妻は教養はあるものの、植物についてはわりと無知。
商売上でさまざまな困難にあいながらも、二人で協力して何とか江戸で名を知られる店になっていく、という。
後半やや話が大きくなりすぎな感じがあったけど、全体的には新人とは思えないほどうまかった。
ただ、奥さんの造形がやや浅いというのか、ちょっと魅力が伝わりにくい感じで、旦那の方がかつての主人の娘とちょっと色々あるのだが、その相手の方がなんだか魅力的だったりして。
個人的には不倫は嫌いなので、奥さんにがんばって欲しいところなのに…。
途中から登場する「雀」という子どもが健気でかわいい。

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松井今朝子「吉原手引草」

直木賞作家だが初めて読んだ。
女性作家が書く時代小説って、わりと観念的というか、女性が主人公で市井ものが多いんだけど、全然雰囲気が違ったので驚いた。
とある男(本人は狂言回しというか、まったく登場しない)が吉原を訪れ、突然姿を消したらしい葛城という花魁のことを、吉原で生計を立てるさまざまな人間たちにたずねていく、という構成。
「聞き書き」というスタイルなので、聞いている本人は全く登場しない。
ミステリ仕立てで、葛城の行方を追っていくうちに、彼女の意外な背景が明らかになると同時に、「吉原」という世界も知ることができる、という。
非常に凝った内容で前半はややもたつくが、後半になって俄然面白くなってくる。
吉原については、女性がアイドル的に祭り上げられていた世界、とも捉えられるし、アイドルだろうと何だろうと、所詮水商売は水商売、ということも出来る。
その境界を、内輪から描くことによってうまく表現しているなと思った。
まあ、吉原自体が「虚構の町」だったってことかなあ。

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誉田哲也「武士道セブンティーン」

セブンティーンということは、シックスティーンもあったわけで。
「武士道シックスティーン」は、宮本武蔵に心酔し、剛の剣道で生きる香織と、元は日舞出身の早苗が、互いに「剣道」に切磋琢磨して強くなっていくというお話。
「セブンティーン」はその後の2人。
父親の仕事の都合で九州に引っ越してしまった早苗は、それまでとは全くちがう「スポーツ」としての剣道に戸惑う。
一方香織は、幼馴染の少年から「彼女のフリをしてくれ」と頼まれてしまい…。
前作はあまりにも2人が若すぎて、ちょっと直視しづらいものがあったが、今回は2人とも成長したので、すんなり読めた。
というか、個人的には香織に肩入れしてしまっているので、2人が交互に描写される構成なのだが、早苗のパートは結構いい加減に読んでいる。
だってさあ、早苗はちょっと優柔不断なところがあって。香織は融通がきかなすぎるきらいはあるが、直情径行のタイプの方が私は好きだ。
もちろん、「エイティーン」もあるんだぞ、という終わり方をしているのだが、どうなることやら。

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くしゃみ第二弾

今日もまた鼻炎に襲われた。
この急激な気温の変化がダメなんだよなあ…。
暖かくなったら、また発作を起こしそうな予感。
しかし今日、ちょっと対策を発見した。
発見というか、家でいつもやってるんだけど。
それは「鼻の穴にティッシュを詰め込む」というもの。
さすがに会社では…と思って今までやってなかったのだが、上からマスクをすればバレないことを発見!
つーわけで、今日は一日鼻にティッシュを詰め込んでいた私。
薬は眠くなるばっかりで全然効かないんだもん。
うっかりマスクを外す、という悲劇さえ起きなければ、こっちのが安全かつ簡単。
よかったよかった。

関西に住む友人からメールが。
なんと「子どもが生まれました!」だって!
去年の今頃会ったときには「子どもができない」って悩んでいたというのに。
あんときにはすでにお腹の中にいたんじゃん…。
まあめでたいことだ。
なかなか凛々しい顔の男の子だった。
直に会いたいわあ。

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東京駅で待ち合わせ

金沢に行っていた母親が今日帰ってくるというので、荷物を持ってやろうと、「東京に着くころに電話するから」と言っておいたんだけど。
会社で、そろそろ電話するかな…と思ってたら、いつのまにか携帯にいっぱい留守電が入ってた。
ところが着信が母の携帯からではなかったので、「ま、まさか…どこかでぶっ倒れたんじゃ…」と怯えつつ聞いたところ、
「あのね、携帯の電池が切れちゃったの。それで…えーとえーと…どうするんだっけ(他の人に聞いている)、あ、切れちゃった(「まだ切れてないよ」と別の声)それで…」
ブツッ。ツーツーツー。
二回目の留守電。
「あのね、携帯の電池が切れちゃったの。そんで、迎えにくるときお父さんの携帯に電話してね。じゃ」
…しーん。
それだけのために二回も留守電使うのか?
アーンド、なぜ父親の携帯に電話しないとならんのか?
別にいっしょに行ってるわけじゃないのに。
よくわからんが、とにかく東京駅まで行こうと、会社帰りに東京駅の新幹線乗り場のあたりをうろうろしてたら、またもや携帯に電話。
今度は母親といっしょに出かけた人からで、なんとかそこで合流することができたのだった。
はああ。
母親を一人で旅に出すのは、いっしょに行くのと同じくらい疲れる。

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ネコが…

先週、三日立てつづけに休んだパートさんがいて。
「家族の事情で…」というので、身内が入院でもしたのかと思ったのだが。
今朝また電話してきて「申し訳ないんですが、今日も…うっ…」と言ったきり、受話器の向こうで嗚咽している。
ま、まさか家族に不幸でも!?と思い、
「もしかしてご家族に何か…?」と恐る恐る聞いてみたら、
「いえ、大したことじゃないんです…ネコが…」。
…ネコでしたか。
何でも容態が悪くて毎日点滴を打ってもらいに病院通いを続けている、ということらしい。
たしかに。
私もネコ飼ってるので、気持ちはわからんでもない。
ニャン太が死んだら多分泣く。
でもなあ…ネコの看病で毎日会社休むってどうよ…?
社員だったら絶対許されないぜ。
つか、なぜ電話で泣くのか?
私はおばあちゃんが亡くなったときも、会社への連絡で泣いたりはしなかったけどなあ…。
私が冷めすぎてんのかしら。
とりあえず、パートさんのネコが一日も早く回復することを祈る。
じゃないと、仕事にならんので…。

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真藤順丈「庵堂三兄弟の聖職」

これは読むタイミングが重要。
なんといっても「ホラー大賞」なので、ご飯を食べながら読んではいけません。
とは言え、描写自体はグロテスクでも、あんまり「ホラー」っぽさのない話だった。
庵堂家の長男は「遺工」という、亡くなった人の遺体の一部を身の回りの品(茶漉しとか洗濯ばさみとか孫の手とか)に変えるという仕事を生業としている。
それを手伝う三男は汚言症という、どうしても悪態をつかずにはいられないチックの一種のような症状を抱え、唯一の常識人の次男は都会で営業として働いている。
その三人が父の七回忌に久しぶりに集うというとき、とある暴力団の幹部から特殊な要請を受けることに…。
とにかく、遺体、遺体、遺体のオンパレード。
それがわりとシステマチックに描かれているので、思ったよりも読んでいてダメージは少なかった、のだが…。
後半三男の暴挙にはちょっと…さすがに直視できなかった。
三人のバランスがいいので、話としては虚構もいいところなのだが、ストーリー自体には説得力がある。
なんだかんだ言って、主題は三兄弟の絆、というところにあるので。

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北村薫「ひとがた流し」

これは新聞連載時に途中から読み始めたので、結末を知っているだけに、なかなか全部を読む気がしなかったのだが。
女子アナウンサーとして活躍する千波と、作家の牧子、そしてカメラマンの夫を持つ美々の三人は親友同士。
いつまでもその友情は続くかと思われたが、千波に思わぬ病が発覚して…。
千波にものすごく思い入れしてしまうために、後半が辛くて辛くて…。
この話の上手いところは、一章ずつ語り手が交代するところ。
最初は千波、それから牧子の娘さき、美々の夫、その娘の玲、最後に千波と結ばれる鴨足屋(いちょうや)、そして牧子、という風に。
単に文章の演出としてそうしているんじゃなくて、話の必然としてそうしているのがわかるので、不自然さもあまりなく。
牧子とさきは「月の砂漠をさばさばと」という本にも登場する親子で、作者の思い入れを感じる。
しかし乳癌はやっぱ怖いわ。

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恩田陸「いのちのパレード」

最近ちょっとサボり気味だったので、まとめて。
「不思議」な話ばかりを集めた短編集。
あらためて、恩田陸はなんというか、抽象的な話はイマイチかな…という気がした。
発想自体は面白いのだが、机の上でこね回したような印象が付きまとう。
なぜだろう。
いろいろ頭で考えて捻りだしました、というような。
特に話が抽象的…というか、アイデア一発で起承転結のないようなストーリーだとその傾向が強い。
「不思議」な話でも、登場人物に色をつけたり、ちょっと物語性を持たせると、俄然面白くなるのだが。
だから逆に、ストーリ重視じゃなくて、キャラ重視の話をもっと書いてくれるといいのにな…と思う。
個人的には「光の帝国」とか「ネバーランド」「夜のピクニック」みたいな話が好きなので。

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結婚式の二次会

昨日は、会社の同期(男)の結婚式の二次会に行ってきた。
まっっったく気が進まなかったのだが、まあそれほど居心地が悪かったわけでもなく。
会場ではもう一人の同期(男)と、それまで面識はなかったものの、一応同じ会社の後輩の女の子2人といっしょだったので、なんとか間が持った。
しかし、なんだか主催者側の企画でグループ分けみたいなのがあって、前半はみんなバラバラに。
仕方ないので、同じグループの人たちとちょっとおしゃべりしていたのだが、いきなり「マイケル(仮名)です」「えみえみです」みたいに、みんな本名じゃなくてあだ名みたいなのを名乗る。
内心『は?』と100mぐらい引いたのだが、どうやら新郎(同期ね)がコーチングっつーのをやっていて、その仲間の人が来場者の90%くらいを占めていたらしい。
コーチングって、なんだか知らんけど、そういうあだ名みたいなので呼び合うらしく。
うう~ん…正直そのノリ、ついてけません…。
その後の展開もおおむねコーチングノリで進められ。
事前に新郎に「会場では誰か独身男性をあてがってよ」と冗談半分(本気半分)でメールを送ったので、独身が多いらしいそのグループに放り込まれたっぽかったのだが、こっそり脱け出して会社の人たちと合流。
なんとなく同じ会社の人間四人で固まって、クールに眺めていたのだった。
しっかし、新郎のやに下がり方がものすごくて、直視できなかった…。
新郎の方がラブラブで、新婦はちょっと冷めているというか。
最後に2人が一言ずつ喋ったのだが、新郎が「も~最高に幸せです!みんな祝ってくれてありがとう!」みたいに語っていたのに対し、新婦は「彼が嬉しそうなので善かったです」みたいな。
え?で、あなたは?みたいな。
長続きすることを祈る。

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