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小川一水「風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 」

そんで第三弾。
これは文句なしに面白かった!
「風の邦~」がシムシティだとすると、「導きの星」がシムアースって感じ。
辺境の地に追いやられてきた騎士ルドガーは、泉に住む精霊(実は宇宙人)の助けを借りて、その地に町を作り上げようとする。
ところが、その町が発展するにつれて、君主や近隣諸国の王たちがその利益を狙いはじめる。
ルドガーは弟とともに、機転でそれらの危機を免れようとするのだが…。
「興亡記」とあるので、てっきり何世代にもわたっている話なのかと思いきや、ルドガーを主人公とした一代記だった。
でも個人的にはその方が感情移入しやすくて、よかったかもしれない。
とにかく、飄々としながらも町の人々を支配するのではなく、導いていこうとするルドガーが魅力的。
泉の精レーズも、情緒のない宇宙人から次第に変化していくのがよかった。
SFというよりもファンタジーな話だったけれど、一応史実にのっとっているので、世界観がしっかりしていたと思う。

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