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う、うまれた…

弟に赤ちゃんが産まれた!
いやあ~びっくり。
だって八月だと思ってたから。
何の前触れもなく、いきなりメールで出産を知らされた私。
こ、心の準備が…。
写真もいっしょに送られてきたんだけど、かわいそうなほどに弟の「コアラ鼻」そっくり…。
そこだけは似ないでほしかったのに。
なんでだろ。
女の子って父親に似るよね。
まあとにかく、無事に生まれてよかったよかった。
これでわたしもおばさんかあ。

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荻原規子「RDG 2」

「レッドデータガール」の第二巻。
思ったよりも劇的な展開というのはなくて、今後のストーリーの布石みたいな感じか。
東京の高校に通うことになった泉水子。
寮で同室となった少女・真響やその弟・真夏らと親しくなるのだが、いっしょに入学してきた深行には今ひとつ距離を置かれている。
そんな時、生徒会長候補をめぐって、式神使いの少年と対立することになり…。
真響と真夏という、三つ子のうちの姉弟という登場人物がかなり異色で面白い。
キャラは立っているのだがそんなにイヤな感じでもないので、今後の展開が楽しみだ。
そして待ちに待ったお姫様もちらっと登場。
ここのときだけ深行視点になるのがなんともいえない。
泉水子の消極性がもうちょっと解消されたほうが、ストーリーに動きがでて面白いんじゃないかとも思うのだが、でもあんまり弾けちゃったら、RDGっぽくないしなあ。
微妙なところだ。

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高野秀行「辺境の旅はゾウにかぎる」

一時ハマっていっぱい読んでいたんだけど、ブームが去ってあんまり読まなくなっていた高野秀行。
これは今までの旅のエッセンスを綴った軽めのエッセイ。
相変わらずパワーに溢れた人だ。
この本の収穫は、いろいろ面白そうなノンフィクション本の紹介がされているところ。
普段あんまりノンフィクションは読まないのだが、後学のために読んでおいた方がよさそうな本も結構あり。
メモっとかないと忘れそうだ。

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森見登美彦「恋文の技術」

わりとよくある書簡体小説…なのだが、これが普通と違うのは、常に一方通行だということ。
辺境の地でクラゲの研究にいそしむ守田一郎なる学生が、友人や先輩や妹たちに次々と手紙を送る。
その手紙の内容だけで、彼らの春から秋にかけての出来事がわかるという。
ん~やっぱ好きだわ、この人の文章。
書簡体小説ということでは、この間真保裕一の本を読んだところだが、ストーリーをそれだけで語るとなると、どーしても無理が出てくるんだよね。
本来の手紙には絶対にない「会話」なんかが入ってきたりする。
しかし、この本はそういうズルは全くなし。
一方通行の手紙だけでも、往復の手紙の内容がよく伝わってくる。
そして「恋文」というだけあって、モリタイリローくんの淡い恋心も行間から伝わってくるのだった。
常にイチローくんは蚊帳の外…と思いきや、最後の最後で彼が仕掛けた計画というのがなかなか面白い。
ついつい応援したくなるのだった。

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晩酌

あっぢーなー。
暑さには比較的強い方だと思うんだけど、さすがに今日は参った。
昼間図書館に行ったんだけど、あまりの暑さに途中で行き先変更して近場の図書館へ。
それでもハアハア言いながらだった。
30分以上自転車こいだら死ぬよ。
そういや26時間テレビで三輪車耐久やってたな。
この暑さですっかりマラソンなみに「感動」モノになっててなんだかな~な感じ。
そんで、最近すっかり土日の晩酌が癖になってきているのだった。
ビールは片っ端からオヤジが飲んでしまっているので、私と母親は去年作った梅酒をサイダーで割って飲んでいる。
これがなかなかうまいんだよ!
梅酒だけだとちょっと濃すぎて、あんまり美味ではないんだが、甘さ控えめのサイダーで割るとちょうどいい。
ビールと違って後味が苦くないので、最後まで美味しく飲めるし。
梅酒サイコー!
しかし頻繁に飲んでいるので、早くも残りが気になる。
あんなに大量に作ったはずなのに…。
今年は梅酒じゃなくて梅干にトライしたせいか。
梅干は手間ばっかりかかってうまくいってるんだがいってないんだか、さっぱりわからん。
いまだ漬け込み中なんだけど。
来年はまた梅酒にしようっと。

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ショック…

昨日ちえぞうさんと飲んだ。
会うのはホントに久しぶりで、いろいろ話したいこともあって、すんごく楽しみにしてたんだけど…。
ちえぞうさんが激ヤセしていて、あまりに驚いて全部とんだ。
痩せること自体は別に悪くないと思うんだけど、ちえぞうさんの人生史上最大に痩せていたので、むしろ怖かった。
話をしてても、なんか別の人と話しているみたいで、上の空になっちゃうし。
自分がすでに「痩せすぎている」ということに全く気付いていないちえぞうさんが、ホントに心配。
今まで、年齢よりも全然若く見えている人だったのに、急に老けてしまったし。
なんか皺が目立つようになってしまった。
痩せたからといってキレイになれるわけじゃないんですよ。
適性体重というものもあり。
ちえぞうさん…ホントに心配してるんだから。
今の体重キープしといてください。
これ以上減らしたら、ほんとに死ぬよ。
元々そんなに健康に自信のある人間じゃないんだからさ。
たのんます。

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新幹線騒動

今日から母親が旅行に出かける。
いっしょに行ってくれる人はいるのだが、その人は始発駅から先に新幹線に乗って、母親が途中駅であとからそれに乗り込む、ということになった。
よく考えたら、多少移動があっても出発点を同じにするべきだった…。
ものすごく不安を抱えつつ、新幹線の名前と時間と何号車かを紙に書いて、「わからなかったら駅員さんに聞くこと!」と言い聞かせておいたのだが。
午前中に携帯に電話が入り、いや~な予感がしたら案の定、「新幹線に乗れませんでしたっ!帰ります!」という留守電が。
新幹線に乗り遅れたからって、旅行そのものをやめるか、普通?
すぐに折り返し電話して「切符がもったいないから次の新幹線に、ぜったいぜったいぜったい乗れ!」と厳命。
待ち合わせしていた人にも私から連絡をいれ、なんとか向こうで待っててもらうことに。
それでなんとか、一時間後の新幹線の乗せることができたのだった。
これ、ぜーんぶ仕事中だぜ。
勘弁してくれよ…。
あんまり何度も携帯をもって席を立つので、周りには変に思われただろうなあ。
私が行ったわけじゃないのに、めちゃくちゃ疲れた。

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日食

見られなかった。日食。
まあこんなんじゃないかと思ったんだけど。
11時ごろに、パートさんたちが「行ってみる?」「行ってみる?」とか言いつつ、そっと席を抜け出し、日食を見に行っていた。
まあ一瞬見てくるくらいどうということもないので黙認していたら、「だめだね」「全然見えなかった」と言っていた。
そっか。
天気ばかりはどうしようもない。
それにしても、何十万円も払ってツアーに参加した人は気の毒だった。
でもまあ、次もあるし。
26年後とか?
生きてるかな。

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万城目学「プリンセス・トヨトミ」

どんな話だか想像もつかなかったのだが、想像の範囲を超えたスケールのでっかい話。
ここまででかいとかえって気持ちいいわ。
会計検査院から大阪に派遣されてきた三人の男女。
「OJO」という会社に、もう何十年も検査が入っていないことを知り、その理由を突き止めようととしたとき、大阪という町が秘めたとんでもない秘密が明らかに…。
まあ軽くネタばれしてしまうと、大阪が大阪であるために、父から息子へと引き継がれていった「豊臣秀吉」にまつわる大いなる秘密なんだが。
東京で生まれ育った私には、そのアインデンティティはいまいちピンとこない。
この間飲み会で知り合った男性は大阪出身で「絶対にいつか大阪に帰る。大阪サイコー!」と叫んでいた。
はあ。
大阪城にまつわる歴史も全然知らなかったんだけど、豊臣秀吉って確かにお墓がないよね。初めて気付いた。
徳川家康は東照宮という、ちょっと不必要なほどに立派なお墓があるというのに。
そこからすでに、大阪と東京の隔絶は始まっていたんだね。
そりゃあまあ「プリンセス」を大事にしたがるのもわかるよ。
最後の最後で「男のロマン」が必ずしも男だけのロマンじゃないというのがわかるあたり、さじ加減がうまい。

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真夏の温泉

昨日は都内某温泉へ行ってきた。
真夏に温泉ってどうよ…と思わないでもなかったんだが、かえって空いてるかもと思い、とりあえず行ってみることに。
途中お台場を通過したんだけど、ありえないほどの混雑ぶり。
ホームに人が多すぎて、電車から降りられなくて、ドアに挟まってる!
私ならあの行列を見ただけで、行き先を変更するが。
みんな炎天下、辛抱強くなんたら合衆国の行列に並んでいるのだった。
ある意味尊敬するわ…。
温泉は案の定わりと空いてて、快適だった。
ラクーアに比べると値段も安いし、その割りに温泉もいろいろ種類があって楽しめるし、温泉以外にも屋台村みたいなのがあって、子どもでも楽しめるようになっている。
私が気に入ったのはやっぱり露天。
服を着て外にいると暑いのに、露天だとめちゃくちゃ涼しい。不思議だわ。
一通り試したものの、結局最後は露天でぼんやりして過ごした。
その後、待ちに待ったビール!ビール!
あ~このために生きているといっても過言ではない。
ずっと水分を控えていたので最高でした。(本当はあんまりよくない)
そのあと屋台を回っているうちに、なんだか足先が寒くなってきたので、足湯へ。
ここも川のように広々とした足湯が楽しめてなかなかいい。
みんな、魚がいる水槽に足をつっこみ、角質を食べてもらう、というのをやっていたんだが、あれって正直どうなのか。
1500円も払ってやるほどのことではないような気がするが。
でも全体的にはかなり満喫できた。
お台場方面ではわりと穴場かも。
ただ、ナイターは料金が安くて急に混むので、昼間がおすすめ。

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バーゲン第二弾

もうバーゲンも終わりというときに、リベンジで再び伊勢丹へ。
あまり期待はしていなかったのだが、意外や意外、サイズぴったりで今はやっている感じのスカートと、ひざ丈くらいのショートパンツをゲットできた。
ショートパンツ…というのもおこがましい、まあキュロット的なものなんだが、私の年齢からすると短すぎたかも。
ま、言わなきゃ年齢わかんないんだからいっか。
あと、コムサイズムでやっすいトップスを四枚くらい購入。
ここのTシャツはほんとに安いな。
あと、今度母親が旅行に出かけるというので、キャリーバッグを購入した。
かなり迷ったんだが、ちょっと強度に心配はあるけど安いやつに。
だって高いの買って文句言われたらたまらんからな。
そしたら案の定「大きすぎる!」と文句言われた。
私だってもっと小さいサイズのがよかったけど、ムダに荷物が多いのはあんたでしょうが!
なぜ二泊三日で、パンツを三枚持っていくのか。わからん。

しかし今日は暑かったなあ…。
夜にビールが飲みたくなり、近くの自販機へ母親が買いに行ったら、いつまで経っても戻ってこない。
「まさか車にひかれたんじゃ…」と心配になったころに戻ってきて、
「売ってなかった」と一言。
「そんなはずあるか!この間(といっても一年以上前)あそこでビール買ったよ!」
「でもないんだもん。何回見てもないんだもん!」
なんてことだ。
もう自販機でビールは買えない時代なの?
それともただ、たまたまそこの自販機の方針が変わっただけなのか。
ビール気分になってたのに悔しい。
仕方ないので、去年つくった梅酒をサイダーで割って飲んだ。
ま、これはこれで美味。

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カレーもくさる

今朝、きのうのカレーを温めなおして食べようとしたら、何かヘンな匂いがする!
まさかカレーが腐るとは思わないから、「気のせい」にして、朝からグツグツ煮直して食べた。
うむむ…やっぱジャガイモがちょっとヤバい感じ。
幸いおなかは壊さなかったものの、カレーも腐る暑さに驚いた。
暑い。

直木賞と芥川賞が決まった。
毎度毎度ご苦労なこって。
芥川賞はまったく読んだことがないので感想もいえないが、北村薫はタイムリーだったな。
というか、なんとなく予感がしてたんだけど。
「鷺と雪」が直木賞確実なほどの秀作!というわけではなくて、いい加減この人にとらせてあげなきゃウソだろ、という意味で。
作品としては「ひとがた流し」の方が断然よかった。
「鷺と雪」はよくも悪くもミステリだからな。

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諸田玲子「巣立ち お鳥見女房」

以前は結構読んでたんだが、最近ではほとんどこのシリーズしか時代小説を読んでないな。
時代小説好きなんだけど…「すごく好きな話」と「あまり好きじゃない話」のパターンがあって、なかなか選びにくい。
前者は「市井の薄幸な女が健気に働いて幸運をつかむまで」みたいなので、後者は「義を貫こうとする武士が悲しい結末を迎えてしまう話」かな。
この2パターンは時代小説では非常に多いので油断ならない。
ともあれ。
このシリーズも今回で最後かも。
長男は「鷹姫さま」と呼ばれる勝気な女性と無事に結婚、次男も夫婦養子に入ることになり安泰。
子どもが生まれたり、主人公の珠世が他の男にちょっと惚れられたり…みたいな、シリーズの最初からすると、考えられないような大団円状態。
これが続くわけがない…と思ったら案の定。
最後の最後でしんみりさせられた。
ま、それも人生。

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西加奈子「ミッキーたくまし」

「ミッキーかしまし」に続く第二弾。
いま、素で「ミッキーやかまし」とタイトル書いてしまった。
ま、大して変わらんか。
しかしこの人、小説は結構重苦しいというかどんよりした感じなのに、エッセイはめちゃ面白いな。
久しぶりにエッセイ読んで笑ったよ。
私の心の中のベストエッセイストは、半永久的につかこうへいで、その次が流動的なんだが、これで西加奈子の株が俄然上がってきたかも。
エピソード的にもなんでか普通の人が体験しないような出来事があったりするし、自虐もあるんだが自虐的すぎず、そこもいい。
やっぱ関西人だから?

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R..D.ウィングフィールド「クリスマスのフロスト」

そんで、フロストシリーズの第一作。
やっぱちゃんと一作目から読み直すべきだったかも…!
あとあとにつながる伏線なんかが、ちゃんとここから始まってるから。
でも、最新作でフロストがやけにいい人だと思ったら、一作目からもそんなに悪い人じゃないよね。
ただだらしなくて、セクハラ発言がめちゃくちゃ多いというだけで。
そして舞台はやっぱりイギリスだった…。
いや、イギリスだと思ってたんだよ。マジで。
ただ、何を根拠にイギリスだと思ったのか、自分でも自信がなくて、こういうミステリはやっぱアメリカかと思い込んでいたのだった。
イギリスですよ。
この独特のユーモア感覚は、アメリカ人にはないでしょう。

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わいわい飲み会

昨日は、友人に誘われてとあるカフェ貸切で行われる飲み会に行ってきた。
日曜の夜7時始まりという、かなりかったるい時間帯だったので、ちょっと早めに友人と待ち合わせて、表参道のカフェでお茶しながら時間をつぶした。
しっかしこの店の店員がな~。
自分では美形のつもりなんだろうけどただの童顔で、やたらとかっこつけてる割には、注文を繰りかえして確認したりしないし、ストローとかを置くときも、腰をかがめようとしないので、ぽいっと放り投げるようにする。
アホか。
「表参道のかふぇ~で働くボク」に酔ってんのか知らんが、出直してこいや!
そんでまあ、本番の飲み会の方はというと、こういう言い方もなんだが、微妙に中の下揃いというのか。
30人以上という結構な人数だったので、もちろんおされな人もいるにはいたが、そういう人はそういう人同士で集まり、私はイケてない集まりの方で、なんとなくおしゃべりをしていたのだった。
中でも1人、もっさーとした喋り方をする人がいて、「話しかけたのは失敗だったかも…」と思っていたら、なんとその人は結婚間近の同棲相手といっしょに来ているという。
しかもその相手が、年齢はそこそこいってそうだけど(私よりは年上な感じ)、なかなかの美人で、「なぜこの男を選んだ…?」と疑問に思っていたのだが。
その男が「実は自分はバツイチで…」みたいな話をはじめたら、それまで私たちの輪の中ではなくて、他の人と喋っていたのに、ぎろっとこっちを向いて「ちょっと!余計な話しないでよ!」と怒ったのだった。
多分、彼女もバツイチなんだな。
「い、いや…俺の話してただけだよ?」とオドオドする男。
なるほど。完全に尻に敷ける男を選んだってことなのか…。となんとなく納得。
私自身は全然収穫なかったけど。
あ、たまたまおしゃべりしてた女の人が手相を観れるというので観てもらったのが唯一の収穫か。
「もうすぐ結婚するよ」って言われた!
信じたいわ。

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お盆

新盆はすませたが、今日は親戚がうちにお線香をあげにやってきた。
お土産に持ってきてくれた大福と団子がうまかった。
それ以外にも水羊羹までもってきてくれて。
ここんちはお金に困ってる(はっきり言いすぎ?)のに、いつも気を遣ってくれるので申し訳ない。
そんで、いつもどおり、娘自慢を延々と聞かされる。
やれやれ…。
でもまあ、みんな元気で何よりだ。
そこの家は、宮城に実家があって、少しずつ里帰りしては手を入れているのだという。
今度遊びに行かせて!とは言っているものの、車で片道六時間…。
なら私は新幹線にさせてください…。

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無駄骨

仕事でどうしても必要な本があったのだが、私が図書カードを持っている図書館では在庫がなく、会社の近所の図書館で急遽借りることに。
かつて、入社したての頃に一度だけ行ってみて、あまりの使い勝手の悪さと古さにおののき、以来一度も行ったことのない図書館。
今回で二度目なんだが、記憶にあるよりかは明るい雰囲気だった。
しかし使い勝手の悪さは相変わらず。
カードを作るために、わざわざ二階のヌシみたいなオッサンのいるカウンターまで行かなくてはならず。
そこでカードを作ったものの、なんでかOPACで予約ができない。
仕方ないので図書館にあるというインターネットを使おうとしたら、許可制だという。
なんか書類みたいなのを出されてめんどくさくなり、「あ、やっぱいいです」と断ったら、「名前だけでいいから」と言われて、殴り書きしてインターネットの貸し出し札みたいなのをもらった。
そんでなんとかネット上から予約をして、また取りに来るのが面倒だな…と思いつつも、図書館をあとにしたのだが。
よく考えると、会社名まで書いたのに、私の態度は悪すぎたかも…。
同業といえないこともないので、あとあと問題になったらどうしよう…と今さら不安に。
しかも!
今日会社に行ったら、何やら机の上に本が置いてある。
見ると、私が昨日予約したばっかりの本ではないか!
なんでも、別の部署の人が気を回して借りてきたくれたらしい。
気を回すのはいいんだけどさ、こっちにも一言いってくれりゃあ、あんなに手間かけなくて済んだのに!
昨日のあれやこれやは全部無駄骨だった…。

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北村薫「鷺と雪」

ベッキーさんシリーズ第3弾。
これで完結ってほんと?なんか終わったような終わってないような…。
格式ある実業家の娘として生まれた英子。
いろいろな事情により、女だてらに運転手をしているベッキーさんとともに、日常に潜むさまざまな謎を解き明かす。
まあいわば「私」シリーズの戦前バージョンといったところか。
思えば、「私」シリーズの主人公はあまりにもいい子すぎた。
まだ北村薫が覆面作家だったときに、文章の繊細さから「女性かな」と思っていたのだが、よくよく考えてみると、こんなに「いい子ちゃん」な女主人公を女性作家が登場させるわけがないのだった。
しかし、いい子ちゃんな「私」も、戦前という時代背景の中だと、すごくすんなり収まる。
物質的には十分恵まれていながらも、そうでないものたちへのまなざしを忘れない英子にはなかなか好感が持てる。
というか、純粋にうらやましい。
運転手つきの車でご登校だなんて。
もちろん、ベッキーさんの謎めいたキャラクターも魅力なんだけど、謎めきすぎてイマイチ感情移入できず。
今回はさすがにもうちょっと本性をあらわにするかと思いきや、期待したほどではなかった。
そして思っていた通り、三部作の様々な伏線が「2・26事件」に集約されるのだった。
この先は読んでも楽しくないだろうな…とは思うのだが、もうちょっとベッキーさん&英子のコンビを見ていたかった。

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森絵都「ラン!」

なんとも風変わりな小説。
この作者はわりとヤングアダルト系の話が多いのだが、今回もそういう感じ。
家族を失い天涯孤独の生活を送っていた環。
ある日、友人の自転車屋さんからもらった自転車に乗っていると、知らないうちに「レーン越え」をしてしまう。
レーンを越えた人間は、死者の国に行けるのだった。
そこで家族と再会した環だったが、彼らの居場所と行き来するのに不可欠な自転車を、自転車屋の亡くなった息子に返さなければならなくなり、自分の足で走ってレーン越えをすることを決意する。
しかしその条件は、日没からその日のうちに40キロを走りぬく、という過酷なもの。
ちまちまと走る練習を始めた環は、「ドコロさん」という風変わりな男にランニングサークルに誘われ…。
普通なら最初の「死んだ家族との再会」が一番のクライマックスにきそうなところだが、あえてそれを導入にして、実際は「ランニング小説」なのだった。
とにかく、ひたすら走る話。
サークルの仲間たちとのユーモアあふれる関係も見所なんだけど。
でも、最近この手のスポーツものって結構多いよね。
読むのは好きなんだけど、だからと言って走ろうという気には全然ならんな。

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バーゲン

仕事が早く終わったので、帰りにバーゲンに寄ってみた。
しかし…これが全然収穫ナシ。
もう何度も書いていると思うが、サイズが合わないのよ。
デザインとか好みとかいう以前に、サイズの段階でアウトなのよ。
なぜこんな中途半端な体型か…。
仕方ないので、下着売り場をのぞいてみた。
なぜか下着コーナーには年季の入った店員さんがわんさかいて、「サイズは?」「はい、これお揃いのショーツね」みたいな感じで、本人の意思と関係なく仕切っていく。
私もついついその手に乗ってしまい、わざわざ倉庫から出してもらったりまでしたのだが、よくよく考えるとこの下着は決して私の好みではない…ということに気付き、おばさんが見ていない隙にそっと元に戻し、いつも買っているキッドブルーの下着を買ってきた。
ごめんね、おばさん…。
だってよー、他の下着は着心地が悪いというのか、締め付けられて不快なんだよ。
まあ、そこから体のたるみが始まっていくわけだが。

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R.D.ウィングフィールド「夜のフロスト」

どうしても我慢できず、シリーズ前作を借りてきた。
やっぱ面白い!
久しぶりに読んだけど、新鮮に面白かった。
まあ、ぶっちゃけストーリーを忘れてただけだけど…。
流感が蔓延しているせいで、人手不足の警察署ではフロストが何件もの事件を抱えることに。
行方不明の新聞配達の少女。
老女連続殺人事件。
とある夫婦への度重なる嫌がらせ。
そして、町にはびこる裏ビデオ。
フロストは自分の勘を頼りに(頼りにならないときもしばしばあるが)、事件の解決に向けて走り回るのだが…。
今回はギルモアという、転任してきたばかりの警部も登場するのだが、そういえばこの続編でギルモアって出てきたっけ?
記憶にないなあ。
マレットという、自己保身に走る署長はずっと健在みたいだが。
しつこいようだけど、フロストシリーズの面白さって、「捜査の勘違い、行き違いによるどんでん返し」にあると思う。
他のミステリでは、作者の意図したどんでん返しが用意されているわけだが、フロストは自身の見込み違いとか、思わぬ証拠の出現とかによる、いわば不可抗力のどんでん返し。
それが妙にリアルで面白い。
もちろん、フロストのキャラも面白いけど。
とにかく下ネタ連発。よくもまあこんなに思いつくなってほど。
アメリカにも「浣腸!」ってあるんだね。

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新盆

昨年おばあちゃんが亡くなり、今年のお盆は新盆ということで、母親と父親がお寺に行ってきた。
なんだか人数制限もあるし、あそこの若い住職とは相性が悪いので、私はお留守番。
しかし、今回は若い方じゃなくて父親の方の住職が講話をしてくれたらしい。
「新盆とは…」みたいな。
息子の方はそういうのができないんだよな。
ちっとは父親を見習えよ。

それにしても、まだ昨日の一件を引きずっている私。
私の落ち度じゃないんだし、いい加減忘れろよ!と思うんだけど。
多分、赤の他人に騙されても怒りはするが傷ついたりしないけど、恋人に騙されたらものすっごい傷つくのと同じ感じ。
信じてたのにい…。

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後味悪し

あ~すげ~がっかり~がっかり~。
そして腹立たしい!
今日は、弟夫婦と母親と四人で、私が愛用しているフレンチでランチを食べた。
ここはもう何年も私のご贔屓で、料理には絶対の自信があったし、サービスも心地よくて、私のとっておきの店。
弟の奥さんは臨月で、赤ちゃんが生まれる前に一回食べに来たいと思ってたのだった。
そんで、万障繰り合わせてこの店へ。
案の定、みんな「美味しい!美味しい!」の連発。
ちょっと量が多いので、弟は最後は残し気味だったものの、他はみんな完食。
唯一の不満は、最後にクッキーのサービスがなかったこと。
前はハーブティーといっしょに、デザートとは別のつまみがあったのに。
コースが一番安いのだったせい?
そんな…。
ちょっとひっかかりを覚えながらもお会計。
ところが。
私が思っていたよりも、1.5倍くらいの値段だった。
「飲み物をばらばらにグラスで頼んだせいか」と思って、あんまり気にしなかったのだが。
弟が「それおかしい。明細見せて」という。
カードで払ったときの明細には内訳は書いてないのだが、それとは別に内訳のある明細が折りたたまれてついてて、それを弟に渡したら。
なんと、隣のテーブルで頼んだらしきワインがこっちの会計に入ってる!
なんだそら!!
いや~。明細ってちゃんと確認しないとダメだな。
そんなことが起こると思わないから、全く疑いもしなかったのだが。確かに考えると高すぎた。
そんで店員に言ったら「申し訳ございません」つって、もう一回カードを切りなおしたんだが。
…そんだけ。
その店員が口先で謝っただけ。
それってひどくねえ?
弟が気が付かなきゃ、こっちは本来の1.5倍くらい払わされてたんだよ!?
それなのにお詫びのしるしも何もないわけ!?

あー…なんかすっげえガッカリした。
今までめちゃくちゃ贔屓にしていた店だけに、失望感は倍増。
おそらく、その店員の姉ちゃんは他の人にそれをちゃんと報告してなかったんだろうな。
自分のミスを隠蔽しようとしたんだかなんだか知らんが。
帰り際にいちいちシェフが見送りに来てくれるんだけど、一言も謝罪の言葉がなかったっていうのは、多分その事実を知らなかったせいだと思われ。
いつもなら「美味しかったです!」と言って帰ってくるのだが、さすがにシェフを直視できなかった。
せっかくの美味しい料理も、弟の奥さんと生まれてくる赤ちゃんのための席も台無し。
あ~あ…。
これで、後日お詫びのしるしでも郵送してくれば考え直すけど。
そこまでのホスピタリティーがある店なのかどうか…。
やっぱミシュランに載ってから天狗になってんじゃないかなあ。

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太田忠司「誰が疑問符を付けたか?」

ツンデレ刑事&その年下夫のシリーズ。
この前作を読んだときには、まだ「ツンデレ」という言葉がなかった…気がするのだが、今となってみるとこれ以上ない立派なツンデレ。
周囲から「鉄女」として恐れられている京堂景子。
だが、年下の夫・新太郎の前では甘えたがりの妻。
新太郎は、妻が持ち込む事件をあっという間に解いていくのだった。
つか、あっという間すぎ!
そんなに簡単にわかっていいのか?
いいのか。
まあ、このシリーズの味噌は、トリックがどうのこうのというよりも、この2人の関係性だもんな。
新太郎はいい夫だよ。私もこんな夫が欲しいわ。

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五條瑛「天神のとなり」

タイトルがあんまりよくないな…。
ふとしたことで大学の準教授からヤクザの使いっぱしりになりはててしまった鏑木。
今日も、白樺というヤクザから、組のごたごたをめぐる依頼がきて…。
なんか、他の本ですでに登場したキャラクターなのかと思ってたけど、そうじゃないんだろうか?
設定というか、鏑木の背景に関する情報があまりにも少なすぎて、ヤクザの手先というのが唐突に感じられたもんだから。
そのヤクザとの出会いの話がすでにどっかであったのかと。
それとも、この本の中にちゃんと書いてあるのに読み飛ばしたか。
鏑木自身がどういう男なのかがわかりにくいのが難だが、彼の手伝いをしてくれる青年・京二がいい味だしている。
というか、鏑木に対してちょっと尽くしすぎじゃない?
あやしくない、この2人?
…と、五條瑛の作品はいつもオタク心を惑わせるのだった。

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柄刀一「ペガサスと一角獣薬局 」

私の好きなナイーヴ探偵(ほんとは探偵じゃないけど)、南美希風シリーズ。
様々な伝説的な写真を撮影するために、各地を旅している美希風の前に、不可解な状況の殺人事件が起こる。
なんか、めちゃくちゃさらっと謎解きしてしまうので、むしろ拍子抜けっぽい。
そしてトリックがわかりづらい…。
なんか、図解とかが欲しいところだ。
ところで、今回の本で美希風にこれまで全然恋人がいなかったことが発覚。
(もっと直接的な表現だったが、変な人がこのブログにきそうなのでやめておく)
なんかちょっと嬉しかったり。
そうそう。美希風くんに恋人はいらんのよ。
世話焼きお姉さんがいれば十分でしょ。

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