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長島有「エロマンガ島の三人」

「エロマンガ島でエロマンガを読む」という駄洒落を実現させるためだけに、本当にエロマンガ島へ行ってしまったゲーム雑誌の編集者たち三人。
飛行機の滑走路すらないその島は、人々の暖かさの残る楽園だった…。
エロマンガ島って、子どものころから噂には聞いて気にはなっていた。
この話は一応実体験(作者自身のではなく、知り合いらしいが)に基づいているので、本当に行った人がいるってことなんだよな。
それだけでもすごい。
三人のうちの一人がなんだか謎を抱えていて、途中で行方をくらましたり、というのが事件といえば事件なのだが、それ以外には特になにも起こらない。
その「何もなさ」がなんとも心地よいのだった。
三人がお世話になる家の姉妹がまた、今時日本にはいない純粋でかわいい少女たちで、三人がメロメロになるというエピソードもよい。

表題作以外にも、意味不明なSF短編がいくつか収録されているけど、それはどうってことなかった。
というかSFには向いてないんじゃないだろうか、この人。

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