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米村穂信「春期限定いちごタルト事件」

この作家で最初に読んだのが「インシテミル」だったので、なんかこの爽やかさがかえってイメージ狂う。
本来はこっちの作風なんだろうが。

「小市民」を目指す小鳩くんと、彼と「互恵関係」にある小山内さんのお話。
この「互恵関係」というのになんだか隠微な雰囲気を感じて借りてみたんだが、ちょっと私の脳みそが腐ってたのかもしんない。
全然隠微じゃないね。
しかし「互恵関係」って表現もヘンだと思うけど。
小鳩くんは自分の知識をひけらかし、ついつい日常の謎を華麗に解決してしまいたくなるという性癖があり、小山内さんもまた人に知られたくない本性を隠している。
お互いに「小市民」を目指していっしょに努力していこうとするのだが、否応なく小さな事件が次々と起こり…。
本当にささいな日常の謎系の話なので、「だから?」といいたくなるような話も入ってはいるが、この2人の設定がかなり特殊なのでそれなりに読ませる。
2人の過去に一体何があったのか、それがこのシリーズの肝なんだろうな。
ともあれ表紙の絵がかわいい。

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