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長嶋有「ねたあとに」

新聞連載時に読んでたんだけど、「エロマンガ島」のあと改めて読みたくなったので。
これってストーリーらしいストーリーはまったくと言っていいほどないんだけど、なんでか印象に残る。
とにかく、このオリジナルな「遊び」が面白そうで。
一応著者の自伝っぽいつくりになってて、「オーエ賞」受賞のくだりなんかもあるので、この「遊び」も実際に長嶋家で発生したものなのかもしれなけど。
よくもまあこんなの考えつくなあ。感心するわ。
「ケイバ」というのは、マージャン牌をつかった「7並べ」に似ているゲーム。
あと一番面白そうだったのは「これはなんでしょう」というゲーム。質問の最後の部分だけを言って、その質問を予想して答えを言ってもらい、本当の質問とどれくらいかけ離れているかを楽しむもの。
説明するつまんなそうだな。
例えば「好きですか嫌いですか?」と聞いて、「ふわふわしてて可愛いから好きです」と答えたら、実は「カマドウマは好きですか嫌いですか?」という質問だったりとか。
5~6人で何もすることがないときなどには面白いんじゃなかろうか。
「顔」は、かなり綿密な下準備が必要なので実際にやるのは不可能。
「軍人将棋」もルールが難しそうだ。
そんな感じで。
軽井沢の湿気の多い別荘で、夜遅くにこんな遊びをしている連中を想像すると、なんだか仲間に入りたくなってくるのだった。

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