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海堂尊「ひかりの剣」

バチスタ×ジーンワルツのスピンオフ小説。
一応両方読んでいるので、楽しめるかと思ったのだが(スピンオフ大好き)。
正直、題材が「剣道」になってしまっているせいで、いろいろ中途半端。
最近の剣道モノといえば、まずは「武士道シックスティーン」だけど、あれは剣道+人間的成長というのをうまく絡めているのに対し、こっちはちょっと剣道の成長があまりにも安易。
素振りを百日やったからって、そんなに劇的に名人の域に達しちゃうわけ?
剣道やったことないから知らんけど…。
まあ枚数の制約があって、やや安直に話を進めざるをえなかったんだろうけど、それにしてもなあ。
最後の決着も、途中の思わせぶりな言動から大体予測できてしまうし。
あと「ひかり」という女の子の存在意義がよくわからん。
多少恋愛っぽい雰囲気はあるけど、雰囲気だけだし…。
この子もシリーズのほかの作品に登場するんだっけ?
もっと重要人物かと思いきや、単なるあて馬で終わってしまって肩透かし。
あと、一人称と三人称をまぜている必然性が全然わからない。
読者をどちらかに引き寄せようというテクニックなのか?
だとしたら、私は速見の肩をもつけど、それで正解なの?
そういえば、「ジェネラル・ルージュ」だけはまだ読んでないんだよなあ。

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