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恩田陸「不連続の世界」

日常とほんの少しズレた世界を描いた連作集。
最初の「木守り男」だけはアイデア一発と言う感じで収まりの悪い終わり方だったけど、他の話はミステリらしくきちんとオチが付いていた。
多聞という、これといった個性のない、しかし他人の話を受け入れやすい男が狂言回しとなって、消えた砂丘の謎や、赤い犬の映画の記憶、聞いた者は死ぬという噂のある女性歌手の歌など、さまざまな謎を取り上げるんだけど、一番最後の話で、ちょっと意外などんでん返しが待っている。でも後味は悪くない。
思うに、恩田陸は登場人物がただ雑談しているだけというシチュエーションを書くのがうまいな。
最後の話は、夜行列車の怪談話なんだけど、これもまたオチのついていない話もあるのに、結構読ませる。

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姪っ子

今日は姪っ子に会いに、母親といっしょに弟の家に行ってきた。
姪っ子はぷっくぷくにふくれていて、赤ちゃん的なかわいさには溢れていたが、お母さん(弟の奥さんね)には全然似ないで、なんつーかおたふくそのもの…。
弟に生き写しなんだけれども、弟よりもちえぞうさんに似てるかも。
まあ健康そうで何より。
そんでケーキ食べながらいろいろ雑談。
もっと広い家に引っ越したほうがいいんじゃない?と言ったんだけど、やっぱりママ仲間が近所にいるから離れたくないらしい。
ん~まあいろいろ情緒不安定っぽいところのある人なので、そういうことなら無理して引っ越さないほうがいいかもな。
何より、弟の家の近辺は児童福祉が充実してるし、学校なんかもなかなか上質だし。
うちの近所なんてホント、最悪だんもんな~。
次に会うのは多分お正月かな。

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穂村弘「整形前夜」

裏切られた…と知りつつ、ついついエッセイを読んでしまう。
「モテない男」のふりをしつつ、実は結構モテてた穂村弘。
結婚する前までのエッセイでは、いかにモテないか…というのを切々と書いていたのに、結婚したとなったら、過去の女とホテルに行った話とか、そんなんがボロボロ出てくる。
別にホテル行っててもいいけどさ。
隠すなよ。
そう思うと、短歌までもがなんか「狙ってる」感じがしてくるのだった。
別の人が詠んだ短歌に合わせたエッセイも入っているのだけど、他の人の方が面白かったりして。
でも、年取ったせいか、短歌よりも俳句の方が個人的に好きになってきたような気がする。
短歌って自我が出すぎという感じ。
俳句はすべてを切り捨て、そぎ落とし、だから作者の自我は全然気にならないんだけど。
不思議だな。

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予防注射

今日はインフルエンザの予防注射をしてきた。
が、これが予想外に大事に…。
会社で特別な事情がない限り全員予防注射受けろ!と厳命されて、今まで予防注射はしたことなかったんだけど、いやいや健康保険組合まで足を運んだ。
まずは熱を計りながら診断書みたいなのにいろいろ記入。
そしたらいきなり、なぜか37.1度。
37.5度以上じゃなければ別に問題はなかったらしく、そのまま問診へ。
なんか、鶏肉アレルギーの人とかは予防注射をしちゃいけないらしく、一応「エビカニアレルギーでアナフィラキシーショックを起こしたことがある」と自己申告したら、「ん~そういうアレルギーのある人は、インフルエンザでも起こる危険性があるんですよね」だって!
確かに、なんとなくアレルギー反応が怖くて、いままで予防注射を受けてこなかったというのもあるので、ちょっとビビった。
とりあえず「注射したあと、30分から一時間は安静にして、今日は一日運動は絶対にしないでください。あと入浴もやめといたほうがいいですね。お酒ももちろんだめ」だとさ。
なんでこんな大事に…。
会社の途中で来ているので、30分安静にしたあと、そろそろ歩いて会社に戻った。
別にアレルギー反応はなかったものの、なんとなく怖くて、今日はずーっとそろそろ歩いている私。
夕飯も今日は外食だったんだけど、坦々麺がどうしても食べたくて、でももしかしてちょっと辛いからヤバいか?と怯えつつ、そろそろ食べた。
なんだかなあ。

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しつこくマリオ

いい加減しつこいけどマリオ話。
私は正直言って、スーパーマリオをやったことがなかった。
ただのマリオブラザーズ、しかも初期のファミコンのやつ(画面固定式の)ならやったことあるけど、移動しながら敵を倒すのは、今回のDSが初めてだったわけで。
それなのに、ほとんど攻略法に頼らず、自力で一回目のゴールを果たした。
そんで、今は攻略法見ながら、隠しゴールとかコインとかを探す旅に出ているんだが。

…今までぜんっぜん、マリオを使いこなせてなかった!!

まあ、なんとなく白マリオになったりコウラマリオになったりするなとは思ってたんだけど、その意味を深く考えず、ただひたすらゴール目指して突っ走ってたわけですよ。
しかし隠しゴールは、それらのマリオの裏技を使わないといけないらしく。
全部クリアしてから、初めて説明書を読んだ私。
こ、こんな機能がいろいろあったなんて、全然知らんかった…。
まあ、先に説明書読めって話なんだけどね。
今は、コウラダッシュとかいろいろ楽しみながらやってます。

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能町みね子「くすぶれ!モテない系」

「モテない女子はどうしてモテないのか」を延々と考察する一冊。
まるっきり女子談義なわけだが、それを元男性の人が自らを「モテない女子」として語っているのがすごい。
そして全く違和感がないのがすごい。
性同一性障害というと、はるな愛みたいなのを連想してしまうが、あれよりももっと「女子」的。
休みの日とかはジャージなんかで油断しているし、まあおしゃれだって嫌いなわけじゃないけど、決してピンクの薄手のカーデガンを肩に羽織ったりなんかはしなくて、それでいて文系メガネ男子を見るとキュンキュンしてしまうという。

これは私か?

ほんと、これ読んでいると、自分がまさに「モテない系」ど真ん中だということがよくわかる。
今までだって気付いてなかったわけじゃないが、見て見ぬふりをしてたというか。
「そうは言っても多少はモテるのよ」と思ってたというか。
多少一部男性に好かれたりするものの、恋愛には決して発展しない。
それがモテない系。
年内にどうにかしたいと、今あがいている最中なんだが…。
見通しは暗い。

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マリオジャンキーズ

や、やっとマリオをクリアできた…。
終盤はめちゃくちゃ難しくて、何度も何度も同じ面を繰り返し。
しかし、最終的にはデカマリオであっさりエンド。
こんなんでいいのだろうか…?
今は、やり残した裏ステージを一つずつつぶしているところ。
これはこれでハマるので、当分マリオから離れられそうにない…。
なんか確実に視力下がってるな。

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グローバル石ちゃん

昨日、駅で電車を待っていたら、やけにテンションの高い外人の集団がやってきた。
そんで、いきなりベンチを指差して大笑い。
なにを?
と思ってベンチを見たら、ベンチの背のところに、サカゼンの石ちゃんの広告があった。
その石ちゃんの満面の笑みがツボだったらしい。
ん~太った人を指差して笑うって、どうなんだろ…と思いつつも、まあ石ちゃんの笑顔が海を越えたってことなのかと、プラスに解釈したんだが。
外人たちがそのまま去っていったので、そのベンチに座ろうとしたら、なんと、外人たちがわざわざ戻ってきて、ベンチでその広告と写真を撮ってやがる!
どんだけ~?(死語)
そんな写真に映りこみたくないので、すかさずベンチを立った私。
まあ旅の恥は掻き捨てっていうけどさ。
いい加減にしとけよ。

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辻村深月「名前探しの放課後」

最初、高校生が主役というので、もう今までの作品のパターンを思い浮かべていたのだが、今回はちょっと違った。
突然、自分が三ヶ月後からタイムスリップしてきたことに気付いた「いつか」。
その原因は、同級生の自殺だった。
自殺を止めるべく、タイムスリップしたのだと考えた「いつか」は、読書家の同級生「あすな」に事情を話し、助けを求める。
だが、肝心の自殺者の名前がどうしても思い出せず、いつかとあすな、そして協力してくれることになった友人たちは、その当事者の「名前探し」に奔走する。
そして、いじめにあっているとある男子生徒ではないかと突き止めるのだが…。
最初、文章の視点がコロコロ変わることにすごい違和感を感じた。
小説の出だしはいつかが主人公だったのに、いつのまにかあすなの方の視点が多くなってたし。
そもそも、彼女をとっかえひっかえする、ちょっとアイドル顔の少年というのは、この作者が主人公にするタイプじゃないしな…と引っかかってはいたのだが。
この構成が、一番最後のどんでん返しに生きてくるのだった。
いや~、久しぶりに最後うるっときてしまった。
群像劇というのがこの作者の作風なんだけど、ちょっと登場人物に入れ込みすぎて、青臭さがどうしても抜けきれていなかった。
それが、今回はかなり客観的な立場に徹して描写できていたように感じる。
なんつーか、「作者も大人になったなあ~」というのが実感。
まあ、セイシュンモノなことはセイシュンモノなんだけどね。
高校生ぐらいにはちょうどいい、感動作だと思われます。

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ヘンな夢

今日は一時間おきに目が覚めたりして、眠りが浅かったせいなのか、ヘンな夢を見た。
夢の中はイベント当日なんだけど、私は寝坊してしまって目が覚めたのが12時だった。
「とっくに始まってるし!これから行っても、もう売り切れじゃん!」
と超焦った私。
友人と待ち合わせしているはず…と携帯を見たら、電池が切れていた!
「うああ~どうしよう!」
洗面所にダッシュして歯を磨いた。
急ぎすぎて歯茎から血が出た。
しかし歯を磨きながら、「私がイベントの日に寝坊するなんてことあるか?」と、ふと我に返った。
これ夢かもしれない…と一瞬思ったのだが、洗面所で歯を磨いている自分があまりにも「リアル」だったので、「これが夢なわけない」と思いなおしたのだった。
しかし、それが引き金になったのか、しゅるしゅる~という感じで意識が引き戻され、気が付くと目を覚ましていた。
「あ、ホントに夢だったんだ!」とすごくビックリした。
いまだかつて、あれほど夢の中をリアルに感じたことがあっただろうか、いやない。(反語)
私の特技は、「イヤな夢を見たときに自力で目覚められること」なので、あそこまで夢を現実と思い込むのは多分初めて。
いや~。なんか疲れた。

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KY女

あー!久々にムカついた。
ここんとこ、心穏やかな日々が続いていたのに…。
前に座っている後輩がホントにムカつく。
今週は連休の影響で仕事が忙しくなりそうだったので、その後輩ともう一人にパートさんの仕事のフォローを頼んだのだった。
たまたま社員の仕事は少なかったんだけど、明日以降はドバッと増えることが予想されたので、できるだけ今日のうちに貯金しておきたかったのだが。
その後輩は、手が空いたときに私の頼んだ仕事じゃなくて、別の空き時間にやるべき仕事をやっていて、あまつさえ仕事でテンパっている私に「これってどうすればいいですかあ?」と聞きに来たのだった。
一応教えつつも「でもこれよりも、頼んだ仕事をやってもらいたかったんだけど」と言ったら、「そうですか」とその場は引っ込んだんだけど。
その後、後輩が帰り際に、「あ、ロザリーさんがこんなにフォローしなくちゃいけないほど切羽詰ってると思わなくって。そんなに大変な状況ですかねえ?」とか言いやがる。
ケンカ売ってんのか、コイツ!?
お前、この仕事やっててもういい加減長いんだから、仕事の波を覚えろよ。
連休前後、特に月の真ん中あたりは忙しいだろうがよ!
あげく、「気が付かなくってすみませえん。今度から、これをやってって指示していだければ」だと。
いや、メールで頼んだだろ?口頭でも「この仕事の次はこれ、これの次はこれ」って指示しなくちゃならんわけ?
パートさんなら仕方ないけど、お前仮にも社員だろうが!
あー…ほんと、こいつはいっつもこうなんだよなあ。
とにかく口ばっかり。
仕事の手伝いを頼んでも、とにかくやることが遅いので、手伝いにまで行き着かない。
その癖、「私残業してお手伝いしましょうかあ?」とか、口先では殊勝なことを言いやがる。
はっきり言って、あなたは全然戦力になりませんから。
もー。私と大して変わらない給料をもらっているっていうのが納得いかない。
私、この女の三倍は仕事してんですけど。
…疲れるわ。

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奥泉光 いとうせいこう「世界文学は面白い」

文芸漫談シリーズ第2弾。
漫談というだけあって、本当にどこか観客を入れて公開トークをした内容を本にまとめたものらしい。
奥泉といとうせいこうの掛け合いがほんとにコントっぽくて楽しい!
ちなみに、奥泉がボケでいとうがツッコミね。
それで、いわゆる「世界の名作文学」と呼ばれる作品を次々に俎上に上げて、この作品のどこが面白いのかをわかりやすく教えてくれる。
きちんとあらすじを追ってくれるのが親切。
ただ「面白い」だけじゃ、全然訳がわからんもんな。
こうしてみると、自分がいかに世界文学を読んでいないかよくわかる。
ここに挙げられている本は、なんと一冊も読んだことなかった!
まあゴーゴリとかドストエフスキーはしょうがないにしろ、夏目漱石の「坊っちゃん」も実は読んでないんだよなあ。
なんか「こころ」のイメージがあって夏目漱石はあんまり読む気がしないのだった。
国文学科なのに…。
思えば、大学時代も教授が夏目を専攻していない限り、講義でも扱われる機会ってないんだよね。
だから堀辰雄なんかは興味ないのに読まされたりしたけど、それ以外はさっぱりなのだった。
こうやって漫談形式で取り上げられると、ものすごく面白そうな本なんだけど、本当に面白いのかなあ。

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恩田陸「メガロマニア」

ミステリ作家・恩田陸の紀行エッセイ。
というか、連載当初はもっといろいろな構想があったらしいのだが、長期にわたる連載の挙句、最後は単なるエッセイになっていた。
なんだかなあ。
まあところどころ、小説のエピソードが入っているのが恩田陸らしいと言えばらしいか。
なんで紀行モノとしてイマイチなのかというと、やっぱりこの旅を主観的に捉えてしまっているからだろうなあ。
自分は何を見た、こう思った、というところでとどまってしまっている。
本人も語っていたけど。
本来ならば、主役は作者が巡ってきた遺跡そのものにあるはずなので、その描写をもっと精緻にしてくれてもよかったんじゃないかと思うのだが。
割と遺跡の描写はありきたりなもので、むしろ出会った人とかホテルの出来事とかの方が印象に残ってしまった。
それにしても、私の親戚の叔母さんは、ここまで行ったんだよなあ。
還暦過ぎて、ナスカまで行くのってすげえなあ。

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真梨幸子「孤虫症」

また弟から譲り受けてきた本。
これ、メフィスト賞をとったらしいけど、ホント?
どっちかっていうと、ホラー大賞という感じがするけど。

夫や娘との関係がうまくいかず、別のアパートで曜日ごとに違う男と逢瀬を重ねている麻美。
だが、その浮気相手の一人が、奇病を発症して死んでしまう。
自分もまた体の異常を覚え、次第に正気を失っていくのだが…。
終盤、どんでん返しを目論んで、かなり説明的になってしまった。
全部、会話体で説明しようというのはいくらなんでも無理じゃないか。
やりたかったことはわかるんだが、その表現方法があんまりうまくない。
あと、絶対にご飯時に読んではいけません!
昼休みにお弁当食べながら読んで、気持ち悪くなった。
「孤虫症」って、なんだか抽象的なタイトルっぽいが、早い話が「寄生虫」ですから。
気持ち悪いです。

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寿への道 51

今日は友人と合コンに参加。
いわゆるお見合いパーティー系の合コンだったのだが、5対5という少人数で、本当に合コンぽかった。
場所は和食ダイニングみたいなお店で、5000円とるだけあって味はなかなかよかった。
まあちょっと量が足りない感じだったけれども。
別に自惚れているわけじゃないけど、今日はほんとに女子のレベルが高かった。
ものすごい美人の子が一人で、あともほとんど綺麗系な感じの女子ばかり。
なのに男性陣は…。
デブ・エロハゲ・勘違いビジュアル系・ひきこもり系・印象なし…の五人。
あーあ。
しかしトイレでたまたま女性陣が集まり、「いろいろ情報交換しましょう」ということで、なぜか女子だけで二次会へ。
しかも、玄関で男性陣に二次会に誘われたにも関わらず。
みんなそっちに行く気ゼロだったので、私が代表して(まあ年功序列ということで)「すみませんが、女子だけで反省会やるので」とお断り。
誘われて断るというのもすごいが。でも後悔はなし。
そんで近くのカラオケに陣取り、延々女子トーク。
しっかし、これがすごかった。昼のメロドラマか!?という様相を呈した。
一人は、以前付き合っていた男(歯科医)が別の女の子(14歳年下)を孕まして、仕方なくその女の子と入籍したにも関わらず、まだ彼女と別れたくなくて、シラを切りとおしたという。
彼女の方は別のルートからその事実を知り、別れを切り出したんだが、男は未練タラタラで、いまだに誕生日にメールが送られてくるんだそうだ。
そんでもう一人はもっとすごい。
なんと今年の九月に結婚する予定だった相手と前日にドタキャン。
その理由が「お前がオレの言うとおりにしないから結婚する気がなくなった。お前のせいだからお前がキャンセルしろ」だって。
どんだけ~(死語)。
そんでその子は仕方なく前日に式に来る予定だった人全員にキャンセルの電話を入れたという。
でも男の方は「結婚式はお前のせいでやる気はなくなったけど、結婚はやめない」とかなんとか、めちゃくちゃ勝手なことを言い出し、彼女の方がついていけなくて別れたんだと。
いや~。今女性の結婚詐欺とか話題になってるけど、こういう鬼畜な男もいるんだな。
しかも職業がカウンセラーだって。
今日の結論。
「先生と呼ばれる男とは付き合うな」。
勉強になりました。

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黒川博行「螻蛄 」

建築関係の「サバキ」で稼ぐ二宮と、なぜか腐れ縁のヤクザ桑原の「厄病神」シリーズ。
今回は、ある寺が所蔵する絵伝をめぐり、一攫千金を狙おうと画策するのだが、僧侶たちの罠にまんまとひっかかり…。
設定がめちゃくちゃ細かいというか、ちょっとやそっとじゃ思いつかない展開をしていくので、そこがかえってリアル。
ミステリとしてもよく出来てはいるのだが、なんといっても見所は、二宮と桑原の掛け合い。
くだらない言い合いをしょっちゅうしょっちゅう繰り返しているのだが、それが漫才めいていて面白い。
ストーリーが追いきれなくても、それだけで十分楽しめる内容になっていると思う。

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マリオスプラッターズ

今さらマリオにはまってまして。
思えば、誕生日のプレゼントにDSをもらってから、最初のうちはほとんど遊んでなかった。
週に一回ぐらい、お義理にピコピコやるだけで、ほとんど放置していたんだが。
北海道旅行にDSを持っていってからはまってしまい、いまとうとう最後のワールドに辿り着いたところで足踏み状態。
む、難しすぎて先に進めない…!
いっつも最初からやり直しなので、さすがにイライラしてきて、ムキになって「うりゃっ!うりゃっ!」とやってたら、なんと爪が割れた!
使っているのは親指だけなのに、DSを持つ手に力が入るあまり、なんでか人差し指の爪が割れた…。
ううう。
ゲームはほどほどにしよう…。

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森沢明夫「津軽百年食堂」

表紙のイラストがやけに可愛くて、それだけで読んでみたのだが。
帯に「一週間はほこほことした気分になれます」とか書いてあったのに。
…なんつーうすい話だ…。
百年続く、津軽蕎麦を売り物にしている津軽のとある食堂。
長男は食堂を継ぎたいという思いを持ちながらも、東京で不本意な生活を送っていた。
そんなある日、たまたま知り合った写真家志望の女の子は、おなじ津軽の出身で、2人はすぐに打ち解けるようになる。
恋人同士となってしばらく経った頃、食堂を切り盛りしていた父親が交通事故に遭い、長男は故郷に帰ることに…。
なんか、表紙の絵だと、百年前の夫婦と現在の2人の状況が交錯して、感動的な展開へと続くのかなーと思わせるのだが。
百年前の話はプロローグとエピローグぐらいにしか出てこない。
ぜんっぜん伏線になっとらんじゃないか!
現在の話も、なんか生ぬるい話で、ものすごい葛藤とかすれ違いとかがあるわけでもなく、なんとなくうまくいってしまうのだった。
うすすぎる。
すぐに忘れるな、この話。

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宮部みゆき「楽園」

「模倣犯」に続く前畑滋子シリーズ第二弾。
と言いつつ、「模倣犯」のストーリーをすっかり忘れているわけだが。
あの事件によってよくも悪くも有名になってしまった滋子は、フリーペーパーの編集という地味な仕事についていた。
そんな滋子のもとにある日やってきた中年女性は、「交通事故死した息子の遺した絵が殺人事件の現場に似ている」と言う。
両親が不良の娘を殺害し、庭に埋めたまま時効が成立したものの、火事が原因で死体が発見されたという事件と、その少年との間にどんな関係があったのか。
滋子は調査を進めるうち、殺人事件の裏に潜む秘密に気付くのだが…。
今回はちょっとオカルト。
もっと現実路線で解決するのかと思いきや、少年の能力はあいまいなままになってしまった。
いいのかどうかわからないが、主眼はそこではなくて、あくまでも「親が子を殺す」という事件そのものにある。
宮部みゆきの作品って、本当に救いがないというか、読んでいて気が滅入ってくる展開が多いのだが、今回もややそのパターン。
ただ「模倣犯」に比べると客観性を保っている(時効になっている事件だし、当事者がほとんど登場しない)ので、それほどイヤな気持ちにはならないですんだ。
それでも、終盤は陰惨な事件が明らかになるわけで。
帳尻をあわすためか、最後の最後に救いのある展開にしているのはよかった。
中盤の秘密の勿体つけ方なんかはさすがにうまいし。
でもやっぱり、それほど好きなタイプじゃないんだよなあ。

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命日

今日が本当のおばあちゃんの命日。
一年ってあっという間だね…。
まだおばあちゃんの最後の日のことを思い出すと、ブルーになる。
あああ…。
奇しくも今日、森繁久弥も亡くなったわけで。
まさかナンシー関よりもこんなに森繁が長生きするとは思わなかった。
大往生でしょう。
でも、おばあちゃんだって92歳で大往生といえなくもないけど、やっぱり身内としちゃあ哀しいもんな。

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一周忌

昨日はおばあちゃんの一周忌だった。
早いわ…早すぎるわ…。
おばあちゃんが亡くなってから、もう一年経つなんて。
私の時間では半年ぐらいしか経ってない気がするんだけど。
今年の後半はどこへ行ってしまったんだ?
とにかく、今回はお寺の不手際で直前に時間が変わったりして、いろいろめんどくさかった。
しかし、お経をあげてくれたのが、ドランクドラゴン鈴木の方ではなくて、父親の住職の方だったので、ほんっとーによかった!
やっぱり声も違うし、雰囲気も違うし、あと終わったあとに簡単な法話を聞かせてくれるのがありがたいのよ。
まあ一周忌と大して関係ない法話だったけど。
親戚一同、「やっぱ息子はダメだね」ということで意見の一致をみた。
その後、私がネットで適当に見つけたお店で会食。
しかし、これが意外とあたりだった。
いちいち料理が美味しいんだよ。
一番安いコースにしたにも関わらず、ものすごく量も多くて、最後のご飯はみんなお土産に持って帰れるほどだった。
特にお刺身が美味しかったわ~。めちゃくちゃ脂がのってて。
そこらの飲み屋じゃまず食べられないお味でした。
満足満足。
来年もここにしよっと。
そんで、飲みながらいとこ連中といろいろ情報交換。
公務員のいとこが、職場にいる40歳くらいの人を紹介してくれると言っていた。
ホントかな~と思いつつ、メアド交換。
まあ期待しないで待っていよう。

ところで、法事は今までおばあちゃんがお金を出してくれていて、私らはそれに乗っかっているだけだったので、今回も私はうちから全部出すつもりでいた。
しかし、みんなはちゃんと「御仏前」というかたちでいくらか用意してくれていて、申し訳ないながらも受け取ったのだが。
一家族だけ、「御仏前」どころが塔婆代も忘れているところがあったんだな。
他の家族も出さなければ別に気にはならなかったんだけど、そこだけ出してないとなるとめちゃくちゃ気になる…。
うちも気をつけよう。

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インフル禍

今日はコンクールを聞きにさいたま方面へ。
入場したらいきなり、係りの人に「アルコール消毒させていただきます」と言われて、手にシュッとやられた。
インフルがここまで…。
確かに、出場者も客席も子どもが多くて、インフルウイルスがうようよしていそう。
そんで、私もなんだか具合が…。
帰ってきて熱をはかったら、7度2分あったよ!
まあその後平常に戻ったので、インフルではないと思うが。
たぶん、ニャン太のせい。
休日はみんな起きるのが遅いのだが、いつもどおりの時間にエサを催促されるため、寝巻きのままウロウロする羽目に。
そして、その後ニャン太が私の布団に入り込んできたので、アレルギーで目が腫れた。
10月はいっぱい有休とったので、今年はもう一日も休めない。
でも明日は法事なんだよなあ。
がんばろ。

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三浦しをん「星間商事株式会社社史編纂室」

完全に三浦しをんの趣味に走った小説。
私は非常によく理解できるけど、全然理解できない読者もいるだろうなあ…。
社史編纂室という、ほとんど業務らしい業務のない部署で働き、こっそり同人誌作りに精を出す幸代。
ある日、その同人誌を上司に見つかってしまうのだが、なんとその上司が「俺たちも同人誌を作るぞ!」と言い出して…。
なんというか、ほのぼのとしたお話かと思いきや、途中から会社の黒い過去とかが顕わになったりして、中途半端に話が大きくなってしまった。
ん~。これって連載モノを単行本化したときによく見られるパターンなんだけど。
一回一回に見せ場を作ろうとして、全体としてはなんだかちぐはぐな小説になってしまうという。
小説は書き下ろしがよいよ。
終盤はそれなりに盛り上げようとしているのかもしれないが、シリアスなのか単なるドタバタなのか、よくわからないままに終わってしまった感じ。
ただ、幸代の彼氏はものすごくいいな。
彼女の趣味には一切口を出さず、ほどよく不在になっていて、いっしょにいないときも浮気するでもなく、戻ってきたら結構ベタベタしてくれるという。
理想の彼氏じゃん!満足しとけよ!
はあはあはあ。
あと作中作のBL小説は私の好みじゃありませんでした…。

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安物買いの…

目覚まし時計が壊れた!
つーか、壊した!
ちょっと机の上から落としただけなのに…。
今朝、なんと目覚ましが鳴らなかったのだった。
時計の針は一応動いているんだが、目覚まし機能がやられたらしい。
ニャン太の腹時計のおかげで、奇蹟的に時間通りに目が覚めたけど。
たかが880円の時計を修理に出すのもおこがましいので、大人しく買いなおした。
今年に入って3個目じゃねーか?
安物買いの銭失いを体現してしまったので、今回は奮発して2000円のを!
今まで見た目と安さで選らんでいたが、今回は純粋に「安定感」で決めました。
これが壊れたらさすがに修理に出すわ。

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有効期限

近所のドラッグストアで、せっせとポイントを貯めていた私。
ポイントって、客が思っているほど得にはならない…とはわかっていたんだけど、なんだかんだで買うものはあるし、それならポイントを貯めておいた方がいいかと思って。
そしたら今日、規定のポイントが貯まって、500円券をもらった。
これで3枚目だ!
なんか化粧品とか買おうかなー。
などと思っていたら!
この500円券には有効期限というものがあることに、今日初めて気が付いた!
そんなんアリかよ!
今までの券を慌てて見直したところ、有効期限切れてました…。
ショック…。
今までせっせと、ポイント2倍デーとかを狙って買い物していた私は、一体何だったんだよ…。
もっと安い店で買った方がよっぽどお得だったよ…。
あーくやしい。

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古本バイバイ

あまりにも本が増えすぎたので、古本屋に売りに行ってきた。
わざわざ渋谷まで…。
ここは買取がわりと空いているので、愛用しているのだが。
今回持っていったら、なんと三分の一しか買い取ってもらえなかった!
気持ち的にもおさまらないし、とにかく重いので、仕方なく池袋に移動してさらに別の古本屋へ。
ここでは残っていた分の半分くらいを買い取ってもらえた。
あーその場で処分にしなくてよかったよかった。
合計で4000円ぐらい。
まあ買った時の値段はその3~5倍くらいなわけだが。
値段じゃなくて、もったいないという気持ちだから。
とはいえ、はしっこの方のほんのちょっとの折れ目で「状態が悪い」とか言われると、ぐさっとくる。
読んだら多少は傷むわ!
でもまだまだ本はたくさんあるんだよなあ…。
BOOK OFFなら近くにあるけど、買取価格がめちゃ安なので、行く気がしないんだよなあ…。

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バカリズム「架空升野日記」

「芸人が書いた架空のOLの話」という本があったなあ…と思い、しかし芸人の名前も本のタイトルも全然記憶に残ってなかったので、とうていたどり着けないと思っていたら、たまたま図書館でこの本を発見!
そうそう、バカリズムだったわ。
というわけで読んでみた。
これ、ほんとによく書けてる。
架空のOLなんだけど、その仕事環境とか交友関係とかがよく見えてきて、後半になればなるほど、世界観が広がっていって面白くなる。
そんで内容もかなりリアル。
会社の帰りにみんなでモスに寄っておしゃべりしてたら、いつのまにか上司の愚痴になってた…とか。
会社の後輩とマンガの貸し借りをしてるんだけど、持ち歩くのが重くて大変…とか。
ほんっとーに、ありそうなエピソードばっかり。
ただ、やっぱり架空だな~と思うのは、寄り道が多すぎることか。
こんなに毎日のように、会社の人と会社帰りにどこかに寄ったり、休日のたびに友だちの家に泊まりに行ったり。
そこまで活動的なOLはなかなかいないんじゃないか。
つか、私が活動的じゃなさすぎるだけか?
ん~でも、会社の先輩や後輩と仲がよすぎるというのは、まあいいことだけど、現実にはそんなにないよね。
もっと当たり障りのない付き合いになると思う。
まあそこは架空だからな。
でも、新品のストッキングは履き心地が悪いとか、微妙な女心をついてくるので、逆にこわい。
なんでこんなにわかるの?

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有川浩「空の中」

あーなんかこの人の作風を思い出した。
ちょっと久しぶりに読んだので忘れてた。
なんか妙に読んでてイラっとする部分があることを。
改めて気がついたのだが、多分、「全部を台詞で説明する」というのに違和感を感じてしまううんじゃないかと。
例えば、女性パイロットが差別的な扱いをされることに憤慨するシーンとかも、相手の男性が「これこれこうなんだよな。わかるよ」みたいに全部説明してしまう。
ううん…。
なんというか、「行間を読む」ということをさせてくれない小説。
だからライトノベル風味から脱け出せないんじゃないのか。
とりあえず、短編集で読んで気になっていた女性パイロットと設計技師の出会いのエピソードがわかってすっきりした。

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