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黒川博行「螻蛄 」

建築関係の「サバキ」で稼ぐ二宮と、なぜか腐れ縁のヤクザ桑原の「厄病神」シリーズ。
今回は、ある寺が所蔵する絵伝をめぐり、一攫千金を狙おうと画策するのだが、僧侶たちの罠にまんまとひっかかり…。
設定がめちゃくちゃ細かいというか、ちょっとやそっとじゃ思いつかない展開をしていくので、そこがかえってリアル。
ミステリとしてもよく出来てはいるのだが、なんといっても見所は、二宮と桑原の掛け合い。
くだらない言い合いをしょっちゅうしょっちゅう繰り返しているのだが、それが漫才めいていて面白い。
ストーリーが追いきれなくても、それだけで十分楽しめる内容になっていると思う。

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