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森沢明夫「津軽百年食堂」

表紙のイラストがやけに可愛くて、それだけで読んでみたのだが。
帯に「一週間はほこほことした気分になれます」とか書いてあったのに。
…なんつーうすい話だ…。
百年続く、津軽蕎麦を売り物にしている津軽のとある食堂。
長男は食堂を継ぎたいという思いを持ちながらも、東京で不本意な生活を送っていた。
そんなある日、たまたま知り合った写真家志望の女の子は、おなじ津軽の出身で、2人はすぐに打ち解けるようになる。
恋人同士となってしばらく経った頃、食堂を切り盛りしていた父親が交通事故に遭い、長男は故郷に帰ることに…。
なんか、表紙の絵だと、百年前の夫婦と現在の2人の状況が交錯して、感動的な展開へと続くのかなーと思わせるのだが。
百年前の話はプロローグとエピローグぐらいにしか出てこない。
ぜんっぜん伏線になっとらんじゃないか!
現在の話も、なんか生ぬるい話で、ものすごい葛藤とかすれ違いとかがあるわけでもなく、なんとなくうまくいってしまうのだった。
うすすぎる。
すぐに忘れるな、この話。

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