« 手紙 | トップページ | 審査 »

アルフレッド・ランシング「エンデュアランス号漂流」

今年の読書テーマはずばり、「ノンフィクションも読む!」ということで。
伊坂幸太郎の「モダンタイムス」でもちらっと名前が出てきた、シャクルトンの南極冒険の話が読みたくなって借りてきた。
なんか、「ザ・テラー」を思い出すわ…。

南極横断を目指して出発したシャクルトン以下28名は、予想外の悪天候に見舞われて、船ごと氷に閉ざされてしまう。
やがて氷の圧力によって船が崩壊、シャクルトンたちは自力で南極から脱出するしかなくなる…。
南極横断は実現しなかったので、アムンゼンとかスコットみたいに世界的に名前は残らなかったものの、乗組員全員(!)を生還させたとして英雄扱いされているらしい。
確かに…。
たとえ目的を達成しても死んでしまっては元も子もないからなあ。スコットさんみたく。
28名というのは大所帯とまではいえないけれども、少数ともいえないので、これだけの人数をまとめあげて、なおかつ生還させるのは並大抵のことではない。
シャクルトン自身はそれほど人格者というわけでもなくて、人並みにかんしゃく持ちだったりしたらしいのだが。
でもそういう極限状態でもくじけることなくリーダーシップを発揮できたというのは、それだけでも普通とは違うと思う。
まあいくつかの幸運にも恵まれたせいもあるかと思うが、やはり最後に生命を左右するのはここぞというときの判断力なのかもしれないな。

|

« 手紙 | トップページ | 審査 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 手紙 | トップページ | 審査 »