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穂村弘「どうして書くの?」

穂村弘の対談集。
いろんな媒体での対談の寄せ集めなので、それぞれ相手によってものすごい温度差がある。
それが面白いといえば面白いのだが。時々読んでてちょっと焦る。
高橋源一郎はかなり高尚な話になっていて、長島有とは馴れ合いっぽい雰囲気、中島たい子はちょっと固い感じ、一青ヨウは穂村弘がちょっとしゃがんであげている、竹西寛子は恐ろしいほど噛みあってない、山崎ナオコーラはなんか暗い、川上弘美はわりと楽しげ。
最初に高橋源一郎との対談を読んで、全然理解できなかったのだが、後半はわりと理解できた。
感心するのは、誰に対しても穂村弘のスタンス(テーマに対する考えというのか)が変わらないこと。
竹西寛子に対しても変わらないので、全然かみ合わないわけなんだが。
全体として抽象的すぎる部分もあるのだが、私が共感できたのは「現代短歌はかなりフラット」というところ。
ほとんど日常のつぶやきと変わらないところにまできている。
それが面白いと思っていたんだけど、ある意味フラットすぎてこれ以上どうにかなりようがないところまで来てしまった感じがある。
短歌の未来ということを考えたときに、新機軸か原点回帰かを選択しなければならない時期が来るのかも。

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