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ディーン・クーンツ「オッド・トーマスの霊感」「オッド・トーマスの受難」

最近読んでなかったクーンツ。
一時は著作権の関係で「超訳」されちゃってたので敬遠していたのだが、また戻ってきたみたいね。
というわけで、「オッド・トーマスの霊感」。
タイトルどおり、霊感を持つ(幽霊が見える)青年オッド・トーマスが主人公。
小さな田舎町で彼はダイナーのコックとして働いているのだが、店に悪霊につきまとわれたおかしな男が現われる。
その男の出現と、自分が以前から見ていた悪夢とが重なり、オッドは自分の霊感に突き動かされるまま、町を襲おうとしている悲劇から何とかみんなを救おうとするのだが…。
オッドにつきまとう幽霊が、エルピス・プレスリーだというのはご愛嬌。
それ以外にも、オッドに見える幽霊たちが色々と個性豊かで引き付けられる。
それにしても終盤のカタルシスがすごすぎて、思わずまた最初から読み直しそうになった。
あーこういう展開できましたか…。
解説で瀬名秀明がネタばれしていたが、「霊感」の終わり方がすごすぎて、続編の「受難」はやや物足りない展開。
まあ、これはこれでアリかなとも思うのだが、瀬名のせいで先入観を植え付けられ、いまいち楽しめなかった。
原作はどんどんシリーズが続いているらしいので、早く続編を出してほしい。

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