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石持浅海「ガーディアン」

トンデモ設定のミステリ。
幼い頃に父を亡くした冴は、その時から危険が迫ると何者かに守られるようになる。
父が守ってくれていると信じ、その存在を「ガーディアン」と呼ぶが、ある時、仕事帰りに一緒にいた同僚が階段から真っ逆さまに落ちるという、不可解な死を遂げる。
ガーディアンの仕業だと直感する冴だったが、その理由がわからず…。
ガーディアン自体がトンデモ設定なんだが、それを突き詰めると小説として成立しないので、やや読者を置き去りに話が進む。
要点は、ガーディアンの存在そのものではなく、どういう条件なら発動するのかというところにあるのだった。
なんか「僕のメジャースプーン」を思い出した。
これはこれでアリだと思うが、要点が解決すると、話が唐突に終わるのがなんとも…。

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