« 署名 | トップページ | 松田瓊子「紫苑の園/香澄」 »

恩田陸「六月の昼と夜のあわいに」

この人って、いっつもタイトルはいいんだよなあ。
タイトルがよすぎというか。
中身はわりと脈絡のないファンタジーめいた短編集。
「ぐれめ」の話は面白かった。
幽霊が子供たちが川に落ちないように見張ってくれていたり、ガラクタの寄せ集めのロボットみたいなのが、子供たちとかけっこしたりする世界。
会話は心を通じてできて、森を飛び越えてくることもできる。
そして、川から「ぐれめ」がやって来るのだが…。
普通の世界観とほとんど変わらないようでいて、全然違う世界だというのが面白い。
まさに子供にとってのユートピア。
この世界観で長編を書いたら面白いかもしれない。
あとはまあ、心象小説のような…。
実在の人物を取り上げるとき、イニシャルにするのはどうだろう。
名前だしたって別に、著作権に抵触するわけでもないだろうしさ。

|

« 署名 | トップページ | 松田瓊子「紫苑の園/香澄」 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 署名 | トップページ | 松田瓊子「紫苑の園/香澄」 »