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池上永一「テンペスト」

仲間由紀恵が今度主演やるっつーんで読んでみた。
そう。
私は男装モノが好物。
ん~あらすじは長くなるので省略。
真鶴という女の子が、男装して男として役人になるのだが、いろんな事情で女の身に戻ったり、また男に戻ったりする話。
つーかね。
軽い。
上下巻2段組、読むのに4日間かかったというのに。
軽い!
なんだこの軽さは。
幕末期の沖縄を描いた、まあ一大叙事詩といえなくもないのだが、しかし…なんだか単なるドタバタ劇だったような気もする。
時代と舞台設定は大掛かりなんだけど、ストーリーと登場人物がなあ。
ベタすぎる。深みがない。
だから読みやすいとも言えるんだけど…ここまで大がかりなストーリーにするんだったら、もうちょっと余韻の残る話になってもよかったのに、それがなかったのは残念。
これだけの話なのに、恐ろしく登場人物が少ないんだもん。
同じ人物が何度も繰り返し出てきて、その割りにあっさり死んじゃったり。
複雑な話ならそれでいいというものでもないけど、もうちょっと細かい部分にも気配りしてほしかった。

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