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恩田陸「訪問者」

最近の恩田陸の作品は、きちんと話がオチているので安心。
前はオープンエンディングというのか?なんだか話が終わっているのか終わってないのか解からない話が多かったから。
今回もミステリとして完成している作品。
ただ、綺麗にまとめすぎて恩田陸的な個性があまり感じられなかったかも…。
湖のほとりに暮らす年老いたきょうだいたち。
彼らの元に1人のジャーナリストが訪れる。
彼の目的は、事故死した映画監督の生前の姿を知るため、というのは建前で、実は顧問弁護士として彼の父親が誰かを突き止めるためだった。
しかし、そこへ次々と招かれざる訪問者たちが訪れ…。
途中ちょっと不穏な雰囲気になりつつも、途中のどんでん返しから、やけに明るく反転するのが、まあ読者としては安心だけど逆に物足りないというか。
納得できる理由すぎて、もうちょっとこう、ロマンがあってもいいかなあという気がした。
いろいろ注文が多くてすみません。

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