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梶尾真治「穂足のチカラ」

疲れているときは、こういうヌルい話がいい。
パチンコで借金を抱えている母、リストラ寸前のダメ社員の父、ボケが進行している祖父、そして未婚で子供を産み、売れないブティックの店員をしている長女、引きこもりの生活を送っている長男。
家族全員がなんらかの悩みを抱えている一家で、唯一の救いは孫の穂足の存在だった。
素直で愛らしい穂足だったが、ある日事故で意識を失ってしまう。
穂足のそばに集合した家族たちだったが、意識のない穂足に触れると、なぜか不思議なチカラが目覚め始めて…。
んー。なんとも都合のいいSFもどき。
それぞれの欠点が穂足のチカラによって克服される、というのはまあいいとして、パチンコ狂いの母がバカ勝ちできるようになる、というのは解決方法としてどうよ?
まあ結果としてパチンコから足を洗えるようになったからいいものの。
あと終盤、なんだか妙に宗教がかってきているのは、これは大丈夫なのか?
まるっきりキリストの再来みたいになってるけど。
まあ色々ツッコミどころはあるけれど、穂足が出来すぎな感じじゃないし、ハッピーエンドだからよしとするか。

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