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加納朋子「ぐるぐる猿と歌う鳥」

ずいぶん文章が幼いな…と思ったら、ヤングアダルト向けの本をノベルス化したらしい。
なるほろ。
悪気はないのに、「いじめっ子」の烙印を押されたまま、父親の転勤で引っ越しをした森(シン)。
転校先には、「パック」と呼ばれる不思議な少年がいた。
夜中に町を放浪し、学校に来ることのないパックには、子供たちの間だけで守られている秘密があった…。
森の子供の頃の思い出に関わる伏線とか、ちょっと都合よすぎな展開もなきにしもあらずだけど、そこはヤングアダルトと言うことで大目に見て。
パックという存在が非常にうまい。
最初、子供たちの創造の友だち、みたいなものかと思ったのだがそうではない。
実際、戸籍もなく家族もなく、社会的には幽霊と同じになっている子供って、私たちが思っているよりも大勢いるのかもしれない。

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