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雫井修介「殺気!」

子供の頃に、誘拐されたトラウマが原因で、事件の記憶を失ってしまったましろ。
アルバイト先に強盗が入り、その危機を「殺気」という気配で感じ取ってしまったましろは、その力がなぜ自分にあるのか、失われた記憶を辿ろうとする。
事件を改めて探りはじめたましろだったが、意外な犯人が自首してきて…。
「殺気」というのを題材にしたのは面白いんだけど、それをちょっと活かしきれていないような…。
主人公が女子大生なだけに、口調が軽くて、まあそれがいいともいえるんだろうけど、後半の切迫感がやや足りない感じがした。
あと、ヘンに友情物語を挿入してしまったがために、かえってピントがぶれてしまった気もする。
ん~…まあ幼馴染って特別な存在かもしれないけど、そこまでの絆があったのか?と疑問だし、そのエピソード抜きで「殺気」をメインにした方が面白かったんじゃないだろうか。

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