« ナオミ・ノヴィク「テメレア戦記 3」 | トップページ | 宮部みゆき「おそろし」「あんじゅう」 »

今野敏「同期」

若い刑事が、同期の公安刑事が何の前触れもなく懲戒免職になったことに疑問を抱き、その背後を探ろうとする、というストーリー。
刑事として関わっている事件との絡みなんか、ミステリとしてはまあまあだと思うのだが。
どーしても納得がいかないのが、「そこまで仲のいい同期だったか?」というところ。
主人公はその同期にコンプレックスを抱いてて、それが逆に彼を意識させる原因となって、捜査に駆り立てていくんだけれども。
でも、ストーリーの中では、2人の関係にそこまでの絆が感じられなかった。
だから、主人公がある意味命がけで、友人を探すという設定が、ちょっと無理くりっぽく見えてしまうのだった。
ん~個人的にも、同期って友人っていうより単なるクラスメイトに近いものがあるしな。
ずっと前に従姉妹が就職するにあたって「同期の子と仲良くなりたい」とかなんとか言ってたんだけど、その従姉妹の姉が「同期って友だちとは違うよ」とバッサリ。
ちょっと可哀想な感じもしたが、それが現実だよね~。

|

« ナオミ・ノヴィク「テメレア戦記 3」 | トップページ | 宮部みゆき「おそろし」「あんじゅう」 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ナオミ・ノヴィク「テメレア戦記 3」 | トップページ | 宮部みゆき「おそろし」「あんじゅう」 »