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三浦しをん「木暮荘物語」

新年一冊目はコレ。
三浦しをんの小説で、久しぶりに面白いと思った。
何度も言うようだが、女性主人公の女性視点の話は面白いんだよ。
個性的で魅力的だが、ちゃんと読者が共感できる等身大な部分があって。
ただ!なぜ男性主人公が惚れる女は軒並みズベばっかりなんだ?
ズベって言い方もどうかと思うが…。
なんつーか、ステレオタイプというか、「美人」で「チャキチャキした女性」という設定になってんだけどさ、そんなの女が読んでもちっとも楽しくないんだよ。
改善してほしい。
というわけで、今回は「木暮荘」という築ウン十年の古いアパートの住人たちのオムニバス。
それぞれ少しずつ話がかぶっていて、そこも楽しい。
しかし、「並木」という登場人物って、どっかで読んだような気がするんだけど…。
「ロマンス小説の七日間」にも似たような人が登場しなかったっけ?
腰の落ち着かない男を恋人にしてしまった女の悲哀みたいな。
まあいいけど。
一番好きだったのは「柱の実り」かなあ。ある意味不条理なんだけど、なんだか終わり方にせつなさがあってよかった。

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