« フェルマータ | トップページ | JINの裏事情 »

津原泰水「たまさか人形堂物語」

引退した祖父の後を継いで、たまさか人形堂の主人となった女性が、人形修理師二人とともに、人形にまつわる様々な謎を解くという連作集。
この作家は女性主人公だと、リアルでなかなかいい造形の人物にしてくれる。
わりとサバサバしているけど、ちゃんと生々しい部分も残しているという。
しかし男性主人公だと、えらい殺伐とした話になるんだよね。
なんでだろう。
少女小説出身というのも関係しているんだろうか?
主人公の周囲の男性陣も、一癖あってなかなか面白い。
特に、フィギュア会社の男。辛辣過ぎるほど辛辣なんだけど、そこが逆に魅力になっていたり。

|

« フェルマータ | トップページ | JINの裏事情 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« フェルマータ | トップページ | JINの裏事情 »