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柄刀一「システィーナスカル」

絵画修復師シリーズ。
ちょっと時間を遡り、主人公の若き日々を描いた連作集。
本編ではすでに亡くなっている奥さんとの出会いから現在まで、時系列に事件が起こる。
しかし、事件がどれも有名な絵画の謎と関連しているところがすごい。
特に表題作では、ミケランジェロの最後の審判をテーマにしていて、(ネタバレしてしまうと)あの絵が巨大な頭蓋骨を表しているのではないかという。
ちゃんと写真もついていて、見るとたしかに頭蓋骨に見える!
意図的にミケランジェロがそう描いたとしたら、強烈に皮肉な宗教画ということになるな。

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