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「昭和二十年夏、僕は兵士だった 」

夏になると、戦争ものが読みたくなる。
ということで、これは水木しげる、金子兜太ら、有名人たちが戦争末期の昭和二十年夏に、どのように兵士として戦っていたかというのをテーマにしたインタビュー集。
これ読むと、ほんっとに戦争ってろくでもねえなあーと思う。
太平洋戦争のときには、アジア解放とか天皇のためとか、いろいろと大義名分があったわけだが、それでもこれだけの人たちが戦場で虚無感に襲われたということは、どんな理由があったとしても「やっていい戦争」なんてないってことだよね。
最近、ニートとかの人たちの「希望は戦争」みたいな論調があるけど、ほんとにアホだと思う。
そんなに自分の存在意義を戦争で知りたかったら、傭兵にでもなるがいい。
とにかく、戦争でわかるのは「人間は生きたいというのが本能である」という、ただそれだけ。
そして「戦争で意味のある死など存在しない」ということだけ。
聖なる戦争よりも、くだらない平和の方がどれだけいいか。
みんなもうちょっと理解しましょうよ。

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