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米窪明美「明治天皇の一日」

「明治宮殿のさんざめき」があんまり面白かったので、同じ作者の本を借りてみた。
まあ内容的にはさほど変わらない、「明治宮殿」が一年単位で明治天皇を追いかける本だとすると、こちらは一日単位だということ。
でもやっぱり、一日よりは一年の方が面白かったなあ。
もうちょっと、今度は女官や近侍とかが書いた明治天皇の本も読んでみたくなった。
まあ、そんなに天皇万歳の人間ではないんですよ、わたしは。

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紫野貴季「前夜の航跡」

すべて、戦前の日本海軍が舞台の短編集。
ものすごい腕を持った木彫り職人が狂言回しとなって、海軍の周囲に起こるさまざまな事件を描くというもの。
それぞれ木彫りの何かがキーとなるのだが、全部主人公が違うので、最初ちょっと戸惑った。
だって、第一話の主人公のキャラがめちゃくちゃ立ってたから。
てっきりその後もその主人公が中心になるのかと。
どの話も、ちょっと最後が出来すぎなような感じはあるが、後味が悪くないのでよしとしよう。
特にわたしが好きだったのは、ねずみ除けの木彫りの猫が、転覆した船から持ち主を助けるという話。
猫がなあ…健気でなあ…。
生きているわけじゃないとはいえ、感情移入してしまうのだった。

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たいふうーん

昨日はホントに参ったわ~。
午後三時に、系列会社が台風のために三時で業務終了にする、という話が伝わってきた。
で、うちの会社は?
というのがウヤムヤのまま、結局五時に。
外を見ると台風ど真ん中。
ひいいい!と思いつつも、会社にいてもしょうがないので、思い切って外に出た。
そしたら傘が裏返しに!
漫画かい!
幸い丈夫な傘だったので、また元に戻せたけど。
あっちこっちにビニール傘の死骸が転々と。
そんでなんとか電車に乗り込んだものの、JRは運転見合わせ。
それならってんで、地下鉄に乗り換えたら、途中で止まってしまった。
駅が混雑して危険だから止めたという。
どういう理由!?
しばらく待ってみても復旧の目処が立たないので、そこからバスに乗ってちえぞうさんの家に避難させてもらった。
おくつろぎのところ申し訳なかったね。
一時間ばかり待って、台風もだいぶ過ぎ去っていったので、またバスに乗って(まだ運転再開してなかったから)ちょっと離れた別の駅へ。
状況がよくわからなかったので、わざわざ遠回りして確実なルートをとったら、全然混んでなかった…。
ふつーに帰ればよかったよ…。
結局、家に着いたのは会社を出てから四時間後でしたとさ。
あー震災後にまたこんな目にあうとはなあ。

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萩旅行

母親と二人、萩に行ってまいりました。
まあ「萩津和野」に行くつもりではあったんだが、意外と津和野は遠い!
なぜ萩とワンセットなのか理解に苦しむ。
なので萩メインで。

一日目は山口宇部空港から門司港へ。
レンタカーを借りたんだけど、これがピッカピカの新車。
以後、決して傷がつけられない!というプレッシャーと闘うことになるのだった。
とりあえず、門司港でお昼ご飯を食べることにしていたんだが、めちゃ暑!
日傘を持ってこなかったので、歩くのが辛い…。
焼きカレーが名物だと聞いていたのでそれにするつもりで店も調べていたんだけど、とても歩ける状況じゃないので、近くの博物館のレストランでふく定食を食べた。ふくというのはふぐのこと。
これもまあまあ美味しかったけど。焼きカレー…。
で、観光列車があると聞いていたので、とりあえず乗っておこうかと思ったら、休日のみの運行だと…。
思った以上に観光地ではなかった。
確かにガラガラだな~とは思ってたんだけどさ。
しかしうろうろしているだけでも体力を消耗したので、あちこちドライブしてから宿に向かう予定だったのを、急遽直接宿に向かうことに。
それでも二時間かかったけどな。
宿は追加料金払ってちょっといい宿にしたのが正解だった!
部屋はごく普通の旅館なんだけど、お風呂が男女合わせて14種類もある。
一つ一つは大したことないけど、何がいいって、混雑していてもひろびろと湯船に浸かれるってとこ。
こりゃあいいわー。
夕飯も超豪華。旅館にはありがちな「量が多すぎる」というのはその通りだったんだけど、肉がめちゃうま!刺身もうまい!
甘口のしょうゆというのも意外とイケた。
そんな感じで一日目が終了。

二日目は、萩市内をサイクリングする予定だったのだが。
とりあえず宿で自転車を借りて、萩城跡めざして漕ぎ出したはいいが、途中で雨が降り出した!
仕方なくいろいろ省略して、博物館でみかんソフト食べながら雨宿り。ソフトは美味しかった。
だが食べている途中で雨があがり、あわててソフトをたいらげてまた自転車を漕いで宿に戻ったのだった。
そこで休んでしまうともう身動きが取れそうになかったので、こんどは自動車で仙崎へ。
ガイドブックに載ってた店でハンバーガーを買い、遊覧船に乗りながら食べた。
この遊覧船はちょっとお高めなのだが、一時間半もありかなり充実した内容。
船にはちゃんとトイレもついているので、安心して楽しめたのだった。
客がわたしたち以外には一人しかいなかったせいもあるけど…。
あちこち移動して写真撮り放題。
そのあと、近くにあるという金子みすず記念館へ。
生家に付属してつくってあるもので、正直それほど大した内容ではない。
しかし、ここではとにかく金子みすずがウリなので、なんていうこともないフツーの商店街が「みすずロード」なのだった。
んー。地域振興って大変なんだな。
そんでようやく宿へ。
また風呂に入り、豪華な夕食を食べて、お土産を物色。
ここにはシャトルバスというのがあり、展望台まで連れて行ってくれるという。
しかしここでも客はわたしと母親の二人だけ…。展望台で足湯につかりながら、運転手さんと会話をかわす。
ちと気まずいものがあった。
なんつーか、平日は観光地ではないのだな、と実感。

そして三日目。
昨日の遅れを取り戻すべく、近所のお寺や美術館に行ったのだが、どれもいまいち…。
仕方なく、そのまま秋芳洞へと向かうことにしたのだった。
ここはホントに交通が不便で、駐車場からも結構歩くし、大変だった。
でも秋芳洞はすごかった。想像以上にスケールがでかい!
もっとせせこましいイメージだったんだけど、とんでもない。
ここに置き去りにされたら…と想像するだけで恐ろしい。
しかし、秋芳洞は行ったら帰ってこないといけないのだった。
またもや向こうに着いたときに雨が降ってきて、梨ソフトを食べながら雨がやむのを待ち。
で、結局また秋芳洞の中を通って帰ってきたのだった。
そんなこんなで一時過ぎてしまい、お昼は近くの商店街にあるまったりしたお土産屋兼喫茶店みたいなところで。
とにかく、今回の旅行ではお昼が貧困だったなあ。
それから一路空港へ。
帰りにケチって、有料道路ではなく最短距離優先で帰ってきたら、舗装もされていないような獣道を行かされ、心臓が止まるかと思った。
ひいひい言いながらもなんとか空港に到着。幸い傷はなかった。
そんな感じで旅行は終了。
ほんっとに天気に振り回された旅行だった…。
宿はよかったが、それ以外にはいろいろと悔いが残るわ。
やっぱり、「これ」という名所があるところじゃないと、軸がぶれるな。

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寿への道 77

この間の人と二回目。
あ、二人いたけど後の方の人ね。
一人目は…音信不通。
どうでもいいが、自分からメールしてこないのって何なんだろうな。
そのつもりがなくてメールしないなら理解できるんだけど、こっちの態度待ちみたいなのはちょっとなあ。
男としてどうよ?

そんで今度は夕飯をいっしょにした。
イタリアンの店を予約しておいた、というのでそれなりに期待していったんだけど…。
その店…行ったことがあったんだよなー。
本人にも正直にそう申告したけど。
おともだちがわたしの誕生日のお祝いをそこでやってくれたんだけど、ネット情報はよさげだったのに、行ってみると激しくがっかりな店なんだよ。
とにかく狭い。
そして窓が小さくてダサい、民家にあるようなすりガラス。
前はなかったけど、席の仕切りのためにヘンな布をぶら下げていて、それがまた邪魔でしょうがない。
あと、店員を呼ぶのにも邪魔になってるし。
呼んでもこねえし。
まあ一番ひどかったのは料理だけど。
コース料理じゃなくてアラカルトで頼んだんだけど、シーザーサラダが取り分け用の小さな皿と同じ大きさの皿でやってきた。
な、なんじゃこら!これで700円もとるの!?
そのあとも、みんなちびっとちびっとずつ。
ケチくさ!
駅から近いので、多分場所代でそれなりに取られてるんだろうけど。
それにしてもなあ…。
あんまりひどいので、ちと強引に「デザートは別の店にしましょうよ」とか言って、千疋屋の喫茶店に移動した。
まあ、こっちも多少値がはるけど、それだけのことはある。うまい。
店かえて正解だったよ。

と、店の話ばっかりしてたけど。
向こうの人はお酒が飲めないらしくて(最近、お酒が飲めるタイプの方が珍しい)、ちょっと軽いカクテルだけ飲んでたら、急にいろいろ話しだし。
今までお見合いした相手のことを、聞いてもいないのに勝手にしゃべりだした。
面白かったからいいけど。
んー悪い感じじゃないんだけど、やっぱり真面目すぎってタイプなんだよな。
正直に「わたしは大雑把なので、合わないんじゃないかと…」と言ったら、「いや、見た目はそう見られますけど、マイペースだとよく言われますから」だと。
んー。マイペースと真面目は並立するからなあ。
とりあえず、もう一回ぐらいは会っとこう。

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三浦しをん「神去なあなあ日常」

あんまり小説では見かけたことのない、林業小説。
半ば無理やり林業労働を押し付けられた青年が、山で働く神去の人々と触れ合ううちに、山で生きることの素晴らしさに目覚めていく、という話。
神隠しがあったり、ちょっとオカルト風味。

まあ前から何度もいっているのだが。
「三浦しをんは男性一人称小説はやめとけ!」という話です。
なんで書いちゃうかな。
いっつも同じような主人公になっちゃうのに。
イロイロ文句言いつつも、現状を受け入れてしまう優柔不断タイプ。
たいていちょっとキリっとした女に惚れてしまう。
わかりやすすぎやろ!
あーあ…、女性一人称小説が読みたいよ。
そっちの方が絶対本領が発揮できるのに。

いま、週刊文春でもまほろシリーズの連載やってるんだけど、目も当てられない展開に…。
下村冨美の挿絵だけが目的で見てるけど。
すばらしいなあ、あの挿絵は!
芸術の域に達しているよ。
単行本化したらなくなっちゃうんだろうなあ。
もったいないなあ。
内容は、なんかグダグダだけどな。
あんまり小説の内容に文句つけたくないんだけど、仲がよすぎる男二人出しておいて、主人公はなんか脇っぽい女の人と恋仲になっちゃうって、わたしだけじゃなくて誰が読んでも面白くないと思うんだけど。
でも、三浦しをんが、「まっとうな人生」を主人公に歩ませようとしてやっているんだろうな、というのをひしひしと感じる。
高村薫ぐらい、ぶっとんだっていいのに。

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いろいろ

土曜日は、通信教育の卒業式だった。
嵐の中だってーのに、着物の人が結構いた。
すげえな。
しかし、ほぼ12時間がかりの式だったので、ほんっとーに疲れた。
一晩寝ても体力がモトに戻らない年齢になってきた。
次は、先生になるためのコースが待っている。
正直、いきたくないよー。
でも、「先生たちがロザリーさんを特に推薦していますよ」というお誘いにのっかってしまった…。
後で、他のみんなにも同じことを言っていたことが判明。
ずるいや。

先生になるコースを受けるにあたって、こっそり会社でメールチェックしたいなと思い(旅行会社の件もあるし)、gmailに登録してみた。
ところが!
niftyのアドレスだと、メールを両方で受信するということができないらしいんだな。
これがわかるまでに3日かかった。
そんで、gmailではniftyメールを勝手に受信しないようにして、niftyから自動転送する設定にすることに。
つか、さっきしたばっかなんだけど。
これでうまくいってんのかわからん。
思い切ってgmailだけで管理した方がよっぽどらくだが。
でもそこまでgmailを信用しているわけじゃないしなあ。

あと、うちのニャン太が元気ない。
えさ全然食べない。
心配だー!
猫ってやつは自分で「具合が悪いんです」とか言わないから厄介なのよ。
昨日は野良猫が一晩中「あおーーーあおーーー」ってやってて、それがストレスになった可能性もあるけど。
一瞬うちのニャン太が叫んでいるのかと思って、夜中に飛び起きた。
近所の人はたぶんうちの猫だと思ってんだろうな。

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中島京子「エルニーニョ」

直木賞をとった「ちいさいおうち」はまだ読めてない…。
なんか、大体みんな受賞作品は読むけど、同じ作家のほかの作品は読まないよね。
ごく一部を除いて。(賞をとる前から有名な作家とか)
それってどうだろう。
受賞作だからって飛びつくのはやめましょうよ。

ということで、この本。
付き合っていた彼のDVに耐えかねて、20万をくすねて逃げてきたてる。
とある過疎の村に行き着いたてるは、孤児とおぼしき少年ニノと出会う。
二人で、老婆が経営している砂糖屋さんを手伝ったりして、楽しい日々を過ごすのだが、ニノは「灰色」と呼ぶ謎の男に追われ、二人で逃げることに。
しかし、逃避行がうまく行くはずもなく…。
中島京子の作品の好きなとこって、説教くさくないところだよね。
なんか、最後の終わりかたが教訓めいてなくて、素直な終わり方をしている。
そこがいい。
今回も、いろいろあって微妙エンディングかな…と思わせておいて、大団円が用意されている。
ニノがやっぱり可愛いよね。
大きくなっても変わらないでいてほしいものだわ。

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旅行の予約

毎年、母親とどこかしら旅行に行っている。
去年は沖縄だった。
今年は「知床」というリクエストがあったので、そのつもりだったんだが、予約までぼやぼやしていたら飛行機がとれず…。
日程を変えればいけるか?と思ったのだが、そしたら今度は同じ部署の人と有休がかちあってしまい。
向こうは4日、こっちは2日なんだけど、さすがに二人いないと業務に支障が出るだろうしなあ…。
正直、知ったこっちゃないんだけど、そうも言ってられず。
結局、知床をやめて、萩津和野にすることに。
ツアーもあらためて探しなおし、もう一回予約の手続きをしようとしたら、今度は宿がとれるかわからないという。
とりあえず返事待ちというのが昨日までの状況だったんだが。
今日の昼休みに旅行会社から電話があり、「宿の予約はできましたが、本日の17時までに入金しないとキャンセル扱いになります」だと。
なぬううう~!?
ふっざけんなよ、ビッ○ホリ○ー!
んなの無理に決まってんだろうが!
オンラインでクレジット決済ならともかく、銀行の口座に振り込めってんだから。
ふざけんなふざけんなふざけんな。
しかし、ここでやめたら旅行自体がなくなるので、仕方なく、昼休み残り20分で銀行まで走り入金。
しかも、入金したことを証明するために、振込み明細をファックスで送れだと。
一体どこまで…。
送ったけどさ。
もう二度と○ッグ○リデーは使わん。

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