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三浦しをん「神去なあなあ日常」

あんまり小説では見かけたことのない、林業小説。
半ば無理やり林業労働を押し付けられた青年が、山で働く神去の人々と触れ合ううちに、山で生きることの素晴らしさに目覚めていく、という話。
神隠しがあったり、ちょっとオカルト風味。

まあ前から何度もいっているのだが。
「三浦しをんは男性一人称小説はやめとけ!」という話です。
なんで書いちゃうかな。
いっつも同じような主人公になっちゃうのに。
イロイロ文句言いつつも、現状を受け入れてしまう優柔不断タイプ。
たいていちょっとキリっとした女に惚れてしまう。
わかりやすすぎやろ!
あーあ…、女性一人称小説が読みたいよ。
そっちの方が絶対本領が発揮できるのに。

いま、週刊文春でもまほろシリーズの連載やってるんだけど、目も当てられない展開に…。
下村冨美の挿絵だけが目的で見てるけど。
すばらしいなあ、あの挿絵は!
芸術の域に達しているよ。
単行本化したらなくなっちゃうんだろうなあ。
もったいないなあ。
内容は、なんかグダグダだけどな。
あんまり小説の内容に文句つけたくないんだけど、仲がよすぎる男二人出しておいて、主人公はなんか脇っぽい女の人と恋仲になっちゃうって、わたしだけじゃなくて誰が読んでも面白くないと思うんだけど。
でも、三浦しをんが、「まっとうな人生」を主人公に歩ませようとしてやっているんだろうな、というのをひしひしと感じる。
高村薫ぐらい、ぶっとんだっていいのに。

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