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伊坂幸太郎「バイバイ、ブラックバード」

久しぶりに、伊坂幸太郎らしい小説を読んだ。
理由は定かではないのだが、どこか恐ろしい場所に行かされることになっている主人公の青年が、ものすごい巨体の女に見張られながら、五人の彼女に別れを告げていく、という話。
ひとつひとつの話にも伏線があり、ちゃんとオチがあり、面白く読めるんだが、それよりも、この巨体の女!
繭美という、この女のキャラがすごい。
わたしの中ではマツコ・デラックスに変換されてたけど。
残酷で毒舌で一部の隙もないような怪女なんだけど、妙なところで面白がったりする癖があり、あと「わたしの辞書にその言葉は載っていない」といって、本当に黒く塗りつぶされている辞書を取り出すところとか。
面白い。
終わり方もいいね。
何かが起こるような、起こらないような。

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