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「生き残る判断生き残れない行動」

これを読もうと思ったのは、311の前だったんだけど、もっと早く読んでいれば、いろいろ勉強になることも多かったのになあ。
タイトルは過激だけど、実際には「サバイバルの知恵」的なものではなく、災害や事件に遭遇したときに、生き残れる人と生き残れない人の差を生んだものは何か、というのを地道に取材したもの。
いろいろ理由はあるんだけど、今回の311でも問題になった「正常性バイアス」というのは非常に大きい。
要するに、非常事態でも「そんなことが起きるわけがない」と、日常と同じ状態を続けてしまう、というもの。
同時多発テロのときに、ツインタワーから逃げ遅れた多くの人が、これのせいだったらしい。
でも確かに、311のときに「異常事態だ」とは思っていても、それが自分の生死に直結するとは思えなかったからなあ。
津波の犠牲になった人たちも、同じ気持ちだったんだろうと思う。
まさか自分が死ぬことはないだろう、的な。
でもそれって大間違いなんだな。
やっぱり大切なのは、普段から非常事態にどう行動するか、きちんと決めておくこと。
これに限る。

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