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ヘレン・ダンモア「包囲」

第二次世界大戦の独ソ戦で、ドイツ軍に包囲されたレニングラードの悲劇。
結局、戦地になったが故の悲劇というよりも、完全に食料不足で多くの市民が命を失っていく。
この手の戦争モノはよく読むんだけど、今回の本はちょっと毛色が違った。
単なる悲劇だけじゃなくて、主人公の恋愛と父の不倫が絡んでくるのだ。
主人公の恋愛はともかく、父親の恋愛過去は必要だったかなあ…。もちろん、そのせいでより人間に視点が当たっているのは確かなんだけど、かえってそれでレニングラードの悲劇が薄れてしまったような気も。

それにしても、食べるものがないって、本当に悲劇…。
関係ないけど、日本の食料自給率の低さって、結局これと同じことが起こりうるということなんだよね。
正直、たとえ自衛隊を国防軍とかにして国を守ろうとしても、食料輸入が途切れたらそれだけで日本は終わりだよ。
なんでそれに気づかないんだろうか?

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