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コニー・ウィリス「オールクリア」

あーんあーん読み終わっちゃったよ~。
「ブラックアウト」に続き、全2巻の超大作。
しかし、それだけのことはあった!

タイムトラベルで帰る方法をなくして、途方に暮れたポリー、アイリーン、マイクルの3人。
折しも第二次世界大戦による被害は日々拡大していって、ロンドンは毎日空襲に見舞われる。
ポリーのデッドライン(同じ時代に同一人物が2人いることはできないので、一回タイムトラベルした時代が近接していると今の自分が消滅?)が迫りくる中、事態を察知したダンワージー先生が3人を助けにやってくる。
ところが、先生が使ったタイムトラベル用のルートまで使えなくなってしまう。
4人はこのままこの時代に取り残されてしまうのか…?

「オールクリア」の1巻は、ほとんど何も解決しないので、かなりやきもきさせられるのだが、その分2巻は怒涛の勢いで伏線が開示されていくので、なかなか爽快感がある。
とはいえ、あまりにもいろいろあって、ちょっとほろ苦い終わり方。
大団円!ではないところが、でもコニー・ウィリスらしいかも。

それにしても、ポリーに片思いしている少年のコリン・テンプラーがいい味出してる!
すっかり忘れていたのだが、彼は「ドゥームズデイ・ブック」にも登場していたんだね。
というか、私はポリーの方が「ドゥームズデイ~」の主役だったような気がしていた。
全然違う人物だった。
なんかいろいろ気になるので、もう一回「ドゥームズデイ・ブック」を読み返してみようっと。

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