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雫井修介「途中の一歩」

この作家の作品って、いつもタイトルがイマイチなんだよな。
内容はそこそこなのに、ちょっと地味というか。
今回も、タイトルからは想像もつかない、漫画家の話。

漫画家の覚本は、元は兄弟二人で描いていたのだが、兄が事故でペンを握れなくなり、一人で描くようになったという過去を持つ。
仕事一本ヤリだった彼が、友人や担当編集者に誘われて、合コンに参加することに。
愛想がなくて漫画が第一の覚本は、一向に彼女をゲットできないのだが…。
一方、同じく漫画家の泉は、「おちゃのこさいさい」というギャグ漫画で一世を風靡。その後十年以上にわたって連載を続けている。
しかし、掲載誌が変更になるのをきっかけに、長年不倫関係を続けてきた担当と別れることに…。

登場人物が結構多いので、細かく紹介するとめんどくさいので省略するが、これって漫画界にする必要があったのかなあ…という気がしないでもない。
テーマは漫画と合コンだしなあ。
漫画家と編集者の関係性は、リアルなところもあるし、ちょっと偏見があるんじゃないか?というところもあるし。
「おちゃのこさいさい」は明らかに「ちびまるこちゃん」を意識していると思われる。
あと、身内だけで次々カップルが出来上がっていくのは都合がよすぎだろ。
こんなに関係者がくっつくなんてことあるか?
そんなんなら何も苦労はせんわ!!

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