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椰月美智子「かっこうの親もずの子ども」

う~ん…この人の新刊で読みたい本があったのだが、それが入手できなかったので、違う本を借りてみたのだが。

シングルマザーの統子は、出版社で働きながら男の子を育てている。
実はその子供は、AID(非配偶者間人工受精)で生まれた子供で、不妊症だった夫とはその子供のことが原因で離婚したという経緯があった。
子どもが愛しくてならない反面、仕事の忙しさから、つい邪険にしてしまうことも増えはじめる。
そんな時、雑誌で自分の息子にそっくりな双子の男の子を見つけてしまい…。

統子をはじめ、いろんな母親が登場してきて、要するにこの本が言いたいことは「どんな親子のあり方が正解とかではない」ってことなんだろうな、と思う。
ただ気になったのは、偶然性とかスピリチュアリティとかに頼りすぎな部分。
双子の男の子との出会いもそうだし、前世の記憶とか、胎内記憶とかがふつうに出てくるし…。
そういうエピソードはない方が、リアリティが感じられたんではないだろうか。

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