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池井戸潤「空飛ぶタイヤ」

半沢直樹で一躍有名になった池井戸潤の本を初めて読んだ。
ほおお~今までこの手の企業小説みたいなものを読んだことがなかったんだが、半分はミステリーっぽくて面白かった。
そもそも、この作家のデビューはミステリーだったもんな。

実際にあったトラックのタイヤがいきなり外れて歩行者に激突、死亡させてしまったという事件を基にしている。
どこまで現実に忠実なのかはわからなかったけど、自動車会社の内情などが赤裸々に描かれていて、なかなか興味深かった。
トラックの製造元の苦情処理係りが、いろんな意味でこの事件の鍵を握っているんだけど、こういうキャラってドラマだと難しいかもしれないなあ。
「ルーズヴェルトゲーム」が、役者が半沢直樹の使い回しというのもさることながら、唐沢が善人なのか悪人なのかよくわからないので、観る気を失ったというのもある。
勧善懲悪がいいとは言わないけれど、こういう清濁あわせ飲むタイプは、感情移入しづらいな。
でも全体的にはよくできていて、面白かった。
この本もBSでドラマ化されているんだよね。
そっちも見てみたかったなあ。

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