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森見登美彦「聖なる怠け者の冒険」

朝日新聞で連載しているときにはちゃんと読んでいなかった。
なんか、途中で話がよくわからなくなっちゃって。
で、今回単行本で読んでみたら、やっぱり「全然知らない話だなあ」と。
しかし!実はかなり改稿されていたらしい。
道理で全然見覚えないと思った。

京都で人助けをする正義の味方として名を馳せていた「ぽんぽこ仮面」。
怠けるのが何よりも好きという小和田君は、偶然ぽんぽこ仮面と出会い、なぜか彼に「後継者にならないか」と勧誘されてしまう。
断り続けていた小和田君あったが、ある宵山の日に、ぽんぽこ仮面をめぐる騒動が巻き起こり…。

時間にしてみるとたった一日の話なんだが、いろいろありすぎて、あらすじが説明しづらい。
ぽんぽこ仮面の正体に、もうちょっと含みを持たせてくれてもよかたんじゃないかなーと思うが…。

ストーリーはともかく、相変わらず、登場人物が魅力的。
何より気になったのは、だらしない私立探偵。
これ、有頂天家族の二男じゃない!?
「井の中の蛙」とか言ってたし、弟の話もしてたし。
あの次男がこうやって人間として探偵やっているとしたら嬉しいなあ。

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