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伊坂幸太郎 阿部和重「キャプテンサンダーボルト」

ああ~噂にたがわず面白かった!面白かった!
こういう話大好きだわ。

異色の二人の組み合わせによる合作小説という触れ込みだが、どちらかというと伊坂幸太郎テイストを強く感じた。
終わり方とか、まさに伊坂っぽい。
でも、冒頭の部分は阿部和重じゃないかな?と勝手に予想。
文体があんまり伊坂っぽくなかったから。
…などという風に、どこをどちらが書いたのか想像しながら読むのもまたよし。

どうやら、お互いの文章にお互いに手を加えていたらしいので、厳密にはどこからどこまでとは言えないみたいなんだけど、微妙にどちらのテイストもあって面白い。
たとえば、桃沢瞳という女性。
伊坂幸太郎が描く女性って、大体ちょっと鬱陶しいキャラというか、あんまり感情移入できないのだが、今回はかなり気に入っている。
二人で作ったからこその造形という気がした。

もちろん、主人公二人もいい。
ただ、言うほど二人のキャラの違いが際立ってなかったのが残念。
途中からそれどころじゃなくなって、とにかくストーリー重視になっちゃったからかなあ。
でも最後の連携プレーは感動です。

あーまたこういうの作ってくんないかな。

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