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「哲子の部屋」

Eテレで放送していた哲学番組の書籍化。
テレビの方は見ていなかったのだが、「哲学」というわりにとっつきやすそうなところに興味を持って読んでみた。

なるほどなあ!
いや~これ結構面白いわ。
というのも、ここで語られているのは「哲学の知識」じゃなくて、「哲学をどうやって役立てるか」だから。
最初のお題は「人間は考えるのではなく考えさせられる」ということ。
つまり、ふつうに生きていると、人間というのはいろんな情報を「習慣化」することで、考える手間を省き、ストレスを減らして生きているらしい。
つまり、「考える」というのは強制的に「考えさせられる」事態に陥っているからだ、ということ。
う~ん確かに。
わたしは何もない日常が幸せだと思っていて、でもそれは人間の生き方としてちょっと日和っているんじゃないかと不安に思っていたのだが、人間ってほんらい安定を求める生き物なんだなと思ってちょっと安心した。

このシリーズ、3冊目だけ哲学の先生が違う人なんだが、やっぱり1冊目と2冊目の方がいいな。

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