« 宮部みゆき「ソロモンの偽証」 | トップページ | ロジーナ・ハリソン「おだまり、ローズ」 »

川上未映子「きみは赤ちゃん」

川上未映子と阿部和重が結婚したのは、文学界的にはなかなか衝撃的なニュースだったが、無事に赤ちゃんが生まれたということで、そう簡単には別れたりしないだろうと。
そんな赤ちゃんが生まれるまでのエッセイ。

まあよくある妊娠エッセイと言ってしまえばそれまでなんだけど、きちんと自分の不安とか体調不良とかを言葉にしているのはさすが。
「妊娠中だから」で片づけず、子供を産んだあとにどのように変化したか、妊娠する前はどう感じていたかをきちんと書いている。
だからこそ、妊娠中の不安感がものすごく読む者に迫ってくるという。

一番ヒサンだったのは、無痛分娩を選んだにも関わらず、なかなか子宮口が開かず、結局帝王切開になってしまったというあたり。
それはそれで麻酔で生むということになるんだろうけど、予想と違う展開になることのストレスって半端ないだろうなあ。
わたしの友人も帝王切開だったけど、「みんなにお腹を痛めて産んでないといわれる」とか言ってたな。
そういう物理的な意味なのか…?

|

« 宮部みゆき「ソロモンの偽証」 | トップページ | ロジーナ・ハリソン「おだまり、ローズ」 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 宮部みゆき「ソロモンの偽証」 | トップページ | ロジーナ・ハリソン「おだまり、ローズ」 »