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パトリック・レドモンド「霊応ゲーム」

イギリスの全寮制の学校を舞台にしたミステリーホラー。
ということで、すっかり耽美的な世界を想像していた。
確かにそういう雰囲気もあって、序盤は萩尾望都の「トーマの心臓」によく似ている展開になるのだが、後半は半端じゃなく血なまぐさい。
こんなに人が死んでいいのか…?ということに。

家が裕福でないことからいじめられているジョナサン。
教師から疎まれている彼を救ってくれたのは、孤高の少年のリチャードだった。
二人は次第に固い友情で結ばれていくのだが、リチャードの出自には恐ろしい秘密が隠されていた。
それを知って怯えるジョナサンを、リチャードはついに追い詰めはじめる。

タイトルの「霊応ゲーム」というのは要するにコックリさんのこと。
まあそういうタイトルじゃ全然緊迫感がないのでこのタイトルにしたんだろうけど、いまいちどんなゲームかわからないよね。
最後はこれがゲームじゃなくなっていく…というような展開になるんだけど。
思春期の少年をまとめておくと、ロクなことにならないなという教訓を得たわ。

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