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小野一光「家族喰い」

主犯が自殺したことでうやむやになってしまった、尼崎の連続殺人事件を追ったルポルタージュ。
それにしても、とにかく人間関係が複雑すぎる。
とくにこの本の中では、犯罪に関係ない人を一子とか一男とか仮名にしているので、余計にわかりにくい。

でもその中からでもわかることは、この角田美代子という女が、とにかくかたっぱしから親類縁者を食い物にしてきたという事実。
赤の他人ではなくて、あくまでも何らかのつながりがある親類というところがミソで、家族の問題には警察は民事不介入とかいって口出しできないということをうまく利用していたらしい。

それにしても、警察のだらしなさにはあきれるしかない。
何度も何度も訴えられているにも関わらず、「家族の問題だから」と言って無視。
挙句に主犯にも自殺されちゃうんだから。
警察の無能さにはあきれるばかりですよ。

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