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トム・ロブスミス「チャイルド44」

映画になって興味を持って読んでみたのだが…暗い!暗いよ!

舞台は第二次大戦後、スターリン政権下のソ連。
国家保安省でスパイの摘発にいそしむレオ。
ある日、鉄道で死体となって見つかった同僚の息子の事件に関わるが、目撃者の証言から家族たちは殺人を主張するものの、「犯人がわからない殺人などこの国家で起こってはならない」という建前から、レオは事故死として片づけてしまう。
だが、その後も同様の手口の殺人が続いていることを知り、レオは真犯人を探すべく動き始めるが、その行動によって地位を追われ、命を狙われることになる。

とにかく怖い!ばんばん人が死ぬ。それも本筋と関係ないところで。
つまりは「粛清」ということなんだけど…社会主義ってなんなんだろうね。
もとは、すべての人間が平等な社会を作り上げるという理想があったはずなのに、現実は政府に逆らったら即死刑。
やっぱり、「みんな横並び」というのは人間の本性と合わないんだろうなあ。

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