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野崎まど「死なない生徒殺人事件」

山本弘の「翼をもつ少女」というビブリオバトルの本の中で取り上げられて、絶賛されていた作者なので読んでみた。
正直、これがなければ全然聞いたことがない、ライトノベル系の作家。

とある女子校に勤務することになった伊藤。
幼稚園から高校までそろっているその女子校には、「死なない生徒がいる」という不思議な噂があった。
半信半疑だった伊藤のもとに、識別組子という少女が現れ、「自分がその死なない生徒だ」と告げるのだが、彼女は間もなく何者かに首を切り落とされた死体となって発見される。
死なない生徒のはずなのになぜ殺されたのか。
戸惑う伊藤の前に、識別組子の心を持つ別の生徒が現れて…。

軽くネタバレしてしまうと、エマノンシリーズをちょっと髣髴とさせる感じ。
まあそういう風に死なない方法もあるか!という驚きもあるのだが、一番驚いたのは最後の数ページ。
識別組子と友達になりたいと、ずっと付きまとっていた生徒がいるのだが、彼女の発言でいろいろひっくり返される。
なるほど~。これはSFだわ。

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